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ネズミ -家の中でみかけたことはありませんか-

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このページを印刷する最終更新日:2019年10月8日

ページID:11677

ページの概要:ネズミの性質・習性をよく知って効果的な駆除をしましょう。

ネズミの種類

 ネズミには山野に生息する野ネズミと人家に出没するイエネズミといわれるものがあります。

このうちイエネズミには、ビルや一般家屋の天井裏などに営巣しているクマネズミ、家屋周辺の土中や下水管に営巣しているドブネズミ、倉庫や物置に営巣しているハツカネズミの3種類があります。

市内で捕獲されたネズミの約8割はクマネズミでした。繁殖力が旺盛で、条件が良いとクマネズミで年間5回から6回、1回当たり約6匹の仔を生みます。

クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミ

ネズミの一生

ドブネズミ・クマネズミの例

0日          出生

15日         開眼・歩行、摂食行動、離乳

30日

50日から90日   生殖開始

2年          生殖停止

ネズミの習性

  • 警戒心が強い
  • 環境に適応する能力が高い
  • 夜間に活動する
  • 巣を作る
  • 通路が一定している
  • 集団でなわばりを持っている
  • 人の食べるものなら何でも食べる
  • 2cm×2.5cmの穴があれば通り抜ける
  • 門歯が一生伸び続けるので、いつも硬いものをかじる

ネズミの防除方法

1 ネズミの住みにくい環境にする。

ネズミの餌となるものは放置しない

食品類はふた付きの容器に収め、夜間放置しないようにしましょう。生ごみ類は速やかに処理し、ふた付きのごみ容器に入れましょう。

通路をふさぐ

排水口、通気口などは、ネズミが入り込めない構造とし、配管のすき間、壁などにできたネズミ穴はふさぎましょう。

巣を作らせない

巣の材料となる紙や布類などを整理し、潜み場所となりやすい押入れや床下、下水周辺、物置などを定期的に清掃しましょう。

 住宅におけるネズミ防除のポイントは、ネズミの侵入を防ぎ、ネズミにとって居心地を悪くすることです。ネズミを寄せ付けない、住みつかせない住宅作りの工夫をしてみましょう。

- 現代のネズミ返し- ネズミ防除対策

2 ネズミを捕獲する。

カゴによる方法

ネズミが食べなれているものを餌として使い、ネズミの通路の近くの物かげなどに3日以上続けてしかけます。

粘着シートなどによる方法

ネズミの通路などに、カゴと同様、連続して3日以上しかけます。

3 毒餌により駆除する。

ネズミが好む餌に殺そ剤を混ぜて、食べさせます。

主な殺そ剤は次のとおりです。

クマリン系殺そ剤

血液凝固阻止作用を持つ薬剤で、4から8日間連続して食べさせると致死効果があります。

急性殺そ剤

 一度に致死量を食べさせると効果があります。

なお、駆除の際は、次の点に注意しましょう。

  1. 毒餌は子供やペットが誤って食べないように、保管に注意しましょう。
  2. 駆除した後は、死体の発見に努めましょう。夏期は死んだネズミが腐りやすいので、避けた方が良いでしょう。

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相談窓口

 ネズミ・害虫に関するご相談は、千種・中村・中・南保健センター環境薬務室へ。なお、その他の保健センターにおいても、窓口に来られた方からの相談を受け付けていますが、現場調査を行う場合などは、千種・中村・中・南保健センターに引き継ぐことがあります。

名古屋市保健所 各保健センター環境薬務室

このページの作成担当

健康福祉局健康部環境薬務課環境衛生係

電話番号

:052-972-2644

ファックス番号

:052-972-4153

電子メールアドレス

a2644@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

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