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ムカデ・ゲジについて

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このページを印刷する最終更新日:2015年11月5日

ページの概要:身の回りで見られる、ムカデ類について

ムカデ類

[学名] Chilopoda
[分類] 唇脚綱(ムカデ綱)

日本からはゲジ目、イシムカデ目、オオムカデ目、ジムカデ目に属する約150種が知られている。

体は扁平あるいは棒状で、頭部と胴部から構成される。頭部の背面は発達した頭板でおおわれ、多くの節からなる1対の触角がある。眼は無い種もあるが、有る場合、ムカデ類では1-40個の単眼が集合しており、ゲジ類では約200個の個眼からなる原始的な複眼を1対備えている。胴部は多くの体節(胴節)で構成される。第1節は顎肢節となり、腹面に1対の顎肢(毒牙)を付属する。各胴節には1対の脚(歩肢)がある。ジムカデ類には191対の脚を有するものもある。脱皮をして成長する。幼体と成体が同数の脚を持っている(整形変態)種と、脱皮をするごとに体節が増えながら成長する(増節変態)種がある。

肉食性で、昆虫などの小動物を捕食する。

ムカデ類のうちオオムカデ目の大型種が、人に対して咬傷を与えることがある。ムカデ咬症は、激しい痛みが特徴である。ムカデ毒の成分は種によって多少異なるが、溶血性毒やヒスタミン様物質を含み、ヒスタミン、セロトニン、蛋白分解酵素などが検出されている。繰り返し咬まれた場合、アレルギー症状が報告された例もある。

名古屋市内に産する重要種としてトビズムカデ、アオズムカデがある。

オオムカデ類(トビズムカデ,アオズムカデ)

[学名] Scolopendra subspinipes Leach
[分類] オオムカデ目,オオムカデ科

日本に産するオオムカデ類のうち、トビズムカデとアオズムカデはオオムカデと同一種で、それぞれが別の亜種として取り扱われている。
近年、アオズムカデを独立種(Sjaponica)とする分類学的研究が報告されている。

トビズムカデ

 トビズムカデは、頭部が茶褐色から赤褐色のいわゆるとび色。
 体長15cmに達する。歩肢は21対。[右画像上]

 アオズムカデは、頭部が暗青色。
 体長10cm前後。歩肢は21対。[右画像下]

名古屋市周辺ではトビズムカデ、アオズムカデともに普通に見られる。

アオズムカデ

春から夏に産卵し、3年を経て成体となる。産卵した雌は、卵を腹の下に抱えて保護する習性がある。雌による保護は、幼体が自分で餌を取り自活できるようになるまで続く。

おもに夜間活動し、昆虫などの小動物を捕食する。昼間は石下などにひそんでいる。

住宅地近くに生息しているものが家屋内に迷入し、咬傷被害が発生することがある。
咬まれると激しい痛みがあり、患部の腫れや発熱があることがある。

ゲジ

[学名] Thereuonema tuberculata (Wood)
[分類] ゲジ目,ゲジ科

ゲジ

成体の体長約3cm。長い脚(歩肢)が特徴。体はムカデのように扁平でなく、棒状。背面はくすんだ黄緑色で、暗色の3条の縦帯がある。

1齢幼体は4対の歩肢があるが、増節変態をするので、脱皮ごとに体節が増え、成体で15対の歩肢を備える。約2年で成体となり、5-6年間生存する。

昆虫などの小動物を捕食し、家屋の周辺にも生息する。カ、ゴキブリなどを捕食するので益虫でもあるが、室内に侵入したりするので嫌われる。俗説で「ゲジが人の頭を這うと禿げる」といわれるが、まったくのぬれぎぬである。ムカデのように咬むこともない。

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