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監視担当の業務

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このページを印刷する最終更新日:2024年4月1日

ページID:56539

監視担当について

コンピュータ室に設置されている常時監視システムの中央監視局になります。

 監視担当では、常時監視システムを運用し、名古屋市内の大気の汚れや河川の水の汚れの監視を行っています。また、大規模な工場などから排出される、排出ガスの発生源監視も行っています。
 常時監視システムは、各監視項目の測定を行い、測定したデータを伝送する子局と、測定データを収録・処理する中央監視局から構成されています。中央監視局は、環境科学調査センターのコンピュータ室に設置されており、ここから各測定データを監視することができます。

大気環境監視

大気汚染の測定を行っている観測局になります。

 名古屋市内の大気の汚れの状況を常時監視するため、主要な地点・道路沿いに観測局を設置し、自動測定機で窒素酸化物(NOx)、微小粒子状物質(PM2.5)などのいろいろな汚染物質の濃度を連続的に(365日24時間)測定しています。
 測定データは、環境科学調査センターへ自動的に伝送され、環境基準や環境目標値が達成されているか監視しています。また、名古屋市や愛知県、環境省のウェブサイト上で、1時間ごとの速報値を公開しています。

水質環境監視

多項目水質計による水質環境監視の様子です。うきわの中央に見えるのが多項目水質計になります。

 市内河川の水の汚れの状況を把握するため、多項目水質計を使った水質測定を行っています。
 多項目水質計は、小型かつ軽量なため、持ち運んで様々な場所で測定でき、pHや溶存酸素量など全8項目を一度に連続して測定することができます。その測定データは、降雨に伴う水質変化などの調査研究にも活用されています。

発生源監視

 大規模な工場・事業場に対して、遠隔監視システムを整備し、燃料の流量や排出ガス中に含まれる窒素酸化物の濃度、窒素酸化物の排出量等を監視しています。