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平成17年度予算の概要

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このページを印刷する最終更新日:2005年4月9日

ページID:2556

ページの概要:平成17年度予算の概要について

平成17年度予算の概要

平成17年度の名古屋市の当初予算額は、

一般会計 9887億1千7百万円
特別会計 1兆3361億9千余万円
公営企業会計 4907億3千3百余万円
総計 2兆8156億4千百余万円

となりました。

平成17年度の本市財政は、市税収入が企業業績の回復を反映した法人市民税の増収により、4年ぶりに増収に転ずる一方、地方交付税が当初予算比で大幅な減収になる中、懸案となっている「三位一体改革」による影響など、依然として厳しい状況にあります。

こうした財政状況の中にあって、平成17年度当初予算は、「財政健全化計画」に掲げた目標の達成をめざすとともに、「名古屋新世紀計画2010第2次実施計画」の着実な実行を図り、生活、環境、文化、産業のすべての分野で調和のとれた「誇りと愛着の持てるまち・名古屋」の実現をめざすこととしました。そのため、市政の重点テーマとして3つのテーマ、すなわち、「安心・安全をささえあうまち」、「環境と個性のとけあうまち」、「人と産業をはぐくむまち」を設定し、これについて3つの視点-「未来への布石」、「協働」、「緊急性」の視点-から、限られた財源の効率的・重点的な配分に努めることとしました。

財政健全化への取組みとしては、引き続き、中期的な財政収支見通しに基づく財源配分型の予算編成を行うこととし、事務事業の効率化とコスト縮減、行政評価による施策のシフトなどをより一層推し進めるとともに、未利用土地の積極的な売却や財政健全化債の発行などの財源確保を図ることにより、公債償還基金からの借入れを行わない予算を編成しました。

重点テーマの主な取組みとしては、第一のテーマの「安心・安全をささえあうまち」では、病気回復期の児童を一時的に預かる病後児保育モデル事業、安心・安全・快適まちづくり活動補助金の創設、学校施設や公共施設の耐震化の推進などに取り組み、福祉や防災などで市民がお互いに支えあい、安心して暮らせる地域社会をめざすこととしました。

第二の「環境と個性のとけあうまち」では、「なごや環境大学」や自動車依存型の交通体系の改善に向けた「なごや交通戦略」の推進のほか、本丸御殿復元に向けた名古屋城全体整備計画、東山動植物園再生プランの策定などを実施し、環境にやさしい活動と地域個性が融合したまちづくりをめざすこととしました。

第三の「人と産業をはぐくむまち」では、児童生徒の「愛・地球博」見学や小学校2年生での30人学級の実施などにより、子どもから大人まで自分の可能性を伸ばすための挑戦に対する支援を行うとともに、市内への立地企業に対する助成制度の創設や地域密着型ビジネス創業支援施設の整備を予定するなど、新産業の創出、産業の活性化をめざすこととしました。

このように、平成17年度予算では、本市が直面する重要な課題に的確に対応するとともに、新たな種をまき、芽を育てていく事業にも積極的に取り組むこととしました。

※「平成17年度 予算の概要」の全文をPDF形式で提供していますので、下のダウンロード資料をご利用ください。

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