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中島・下之一色川浪コース

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このページを印刷する最終更新日:2016年12月21日

ページID:1834

ページの概要:中川区史跡散策路中島・下之一色川浪コースのご案内です。

中島・下之一色川浪コース(地図)

松と番割ゆかりの地を訪ねて

コース順路(全長約5.0km)

市バス「東中島」停→(1) 春日神社→(2)空雲寺→(3)白山神社→(4)百曲街道→(5)下之一色魚市場→(6)浅間社→(7)下之一色観音堂(三十三番札所)→(8) 青峯堂跡・下之一色城跡→(9)正雲寺→(10)松蔭公園→市バス「松蔭公園前」停

市バス「松蔭公園前」停時刻表(外部リンク)別ウィンドウ(名古屋市交通局のページ)

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コースガイド

(1)春日神社(かすがじんじゃ)

春日神社の写真

以前は、天照皇大神社として称されていたところであるが、現在は、春日神社として天之児屋根命が祭られている。

(2)空雲寺(くううんじ)

空雲寺の写真

創建は寛文元年(1661年)で、開基は鬼頭景義といい、当地の初期新田開発の功労者であった。春日井郡大溜村(現春日井市)の善源寺が廃寺となったのを景義が譲り受け、その子義知と空雲寺を建立した。現在は、曹洞宗、道龍山と号し、聖観音像、宗祖道元禅師像等の寺宝が保存されている。また、境内には延宝4 年(1676年)建立の景義の墓碑がある。さらに市内最高長の名木クロマツは一見に値する保存樹である。

(3)白山神社(はくさんじんじゃ)

白山神社の写真

社造営はかなり古く、寛永16年(1640年)と伝えられ、当地ゆかりの前田侯が加賀国白山大権現を守護神としたことから、この地にも白山神社が祭られ、村の鎮守としてあがめられてきた。

(4)百曲街道(ひゃくまがりかいどう)

百曲街道の写真

この街道は、現在の古渡橋付近から熱田八番町を経て港区明徳橋に至る道筋で、昔はこの道が海辺を通っていて、曲がりくねっていたところからこの名称が付いた。今は、中川区東起町と港区明正一丁目を分ける境界線約1キロメートルの行程がわずかにその面影を残している。

(5)下之一色魚市場

下之一色魚市場の写真

戦前は、多くの漁船から魚介類が水揚げされ市場も活気にあふれていた。その起源は古く幕末安政の頃と伝えられている。現在は、新川沿いに鮮魚保管のための施設があり、魚商いが活発である。年末には河川敷で朝市が開かれ近在の人々に人気があり、昔を懐かしむ情景がうかがえる。

(6)浅間社(せんげんしゃ)

浅間社の写真

祭神は木花咲耶姫で造営年代は不詳であるが、湯立神事等の伝承があるところから、かなり古くから、この地に鎮座しているものと思われる。大正7年 (1918年)に近くの天王社が合祀され、その頃から川祭りが催され、現在は隔年の7月の第4土曜日に巻わら屋形3基による夜祭りが盛大に行われ往時の隆盛がしのばれる。

(7)下之一色観音堂(三十三番礼所)

下之一色観音堂の写真

百曲街道沿いに新田開発工事の無事完成と領民の安全とを祈願して、当時の海岸に沿って三十三か所に観音堂が建立された。下之一色観音堂は、中ノ切の善吉という人によって設けられ、いわば巡歴の終着点に当り、近くに市の名木に指定された大イチョウがある。

(8-1)青峯堂跡(せいほうどうあと)

昔、ここの漁師が沖で大嵐に遭い、観音様の御加護で助けられ、村人がそのお礼に観音堂を建立し絵心のある人が、観音由来の絵巻物を奉納した。そのお堂を青峯堂と名付け信仰を続けた。昭和34年9月の伊勢湾台風で絵巻物が流失した。その後青峯堂は、堤防工事のため、特別養護老人ホーム「共愛の里」の中庭に移転された。

(8-2)下之一色城跡

お堂に隣接して、その境内に一色城跡の石碑があった。これは前田種定の居城と言伝えられ、天正12年(1584年)小牧の合戦の折、秀吉に味方したため、徳川・織田連合軍に攻められて落城したと、古書に記されている。現在この石碑は正色小学校へ移転された。

(9)正雲寺(しょううんじ)

正雲寺の写真

真宗大谷派、この寺院の建立の年代には諸説があり、天文・天正・文禄のそれぞれの時代が挙げられている。宗旨は浄土真宗で一色山正雲寺と号し、御本尊は阿弥陀如来木像で、恵心僧都の作と伝えられる。

(10)松蔭公園(まつかげこうえん)

松蔭公園の写真

一号線一色大橋北、庄内川左岸(東側)堤防内にクロマツの樹林が残っている。これが昭和12年度に開園された面積0.84ヘクタールの川岸の公園である。区内で最初に開設された公園であるが、近年、庄内川堤防が幹線道路をつなぐ近道となり、大型車両の通行が激しく、クロマツの枯朽が心配されている。

このページの作成担当

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