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令和2年1月14日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2020年2月13日

ページID:124480

報告事項

  • 消防出初式の感想
  • もの忘れ検診について
  • 第10回木曾三川流域連携シンポジウムについて

会見動画

報告内容

消防出初式の感想

(市長)
 それでは、1月14日ですけど、おはようございます。

 まず出初式か。12日、日曜日ですけど、(消防)出初式をやりまして、消防隊員、消防職員の皆さんと色々書いてありますけど、大変いつも日ごろありがとうございますですけど。市民の皆さんが、今日の、どう言っとったな、あれ。消防長。主催者発表だけど。

(当局)
 1万5,000人。

(市長)
 1万2,000人が1万5,000人だったかな。

(当局)
 そうですね。

(市長)
 普通のときが1万2,000人。普通のときいうか、今まで1万2,000人で、今回1万5,000人と。わしもまあ、主催者発表というのは、半分ギャグですけど。見とるだけで、ほんとにようけ、ものすごいようけおみえになって、ありがたいことだと。市民の皆さんにも感謝をしてかないかんということでございます。

 それから、あそこでよう言っていましたけど、危険な公務というのは大体4つ言われとってですね、自衛隊、警察、消防、刑務官と。刑務官いうのが実はあるんです。これを言うと、「河村さん、さすがようわかっとるな」ということなんですけど。私も、名古屋刑務所の大冤罪事件以来、刑務官とはどえらい親しくしておりまして、刑務官も大変な仕事と。

 その中で、一番実際に本当に危ない仕事というのは、やっぱり消防だ言われとるね、今。だでまあそういうこともあって、日本で、世界で一番尊敬される仕事というのはファイアーファイターということでございまして、それだけ市民の皆さんのためになっていただけるいうことは大変ありがたいことだということでございます。

 ここにありますところによると、第四管区海上保安本部のヘリコプター「かみたか」や名古屋海上保安部の巡視艇「あゆづき」も式典に参加していただきまして、連携がとれていることについても見ていただきました。

 去年は、フランスのノートルダム大聖堂の火災はじめ、京都アニメーションの火災や首里城の火災など、衝撃的な火災事件がありました。これについて、ぜひ、ほんとはジャーナリズムの皆さんも、この違いをやっぱり。私は名古屋城のことについてよう言ってますけど、ノートルダムの場合は、燃えましたけど、木造部分は燃えましたけど、実際外から見る、あれは石なのかね、あれ。これになっとるやつね。あれは残っとります、これは。石の文化というのは。首里城は完全になくなったと。名古屋城も70年前ですけど、完全になくなったということで、木の文化というのはほんとになくなるんですよ。完全に。かといって、なくなるなら、ほんとに文化は終わりなのかという、これは実は大論争があるとこなんであって、西欧型では意外と本物だけを文化視すると、文化財だというのが結構多いんですけど、これ。木の文化はちょっと違うんでねえのかということですわ、言いたいことは。

 伊勢神宮だって20年ごとになくなるじゃないですか、あれ。生まれ変わるじゃないですか。常若といいますわね、んだで。伊勢神宮の思想。春日大社だってそうですよ。あれ国宝ですけど。あれはなくなるんです。それで、つくりかえる、同じものへ。

 だから、文化庁なんかの思想でもありますが、木の文化においては、なくなったら、よう言うんですが、エレベーターの話なんかでも。「河村さん、いろいろ力んどるけど、名古屋城、燃えたじゃないか」と。「そんなら新築建造物だ」と。という言い方をする人がいます。ジャーナリズムでもあります、これは。よく考えてもらわないといかん。ほんじゃあ、伊勢神宮や春日大社はどうなるんだと。人間はどうなるんだと。人間は死んだら終わりなのかと。いうことですよ。だけど、日本の場合は割と、死んでもですね、いろいろ言いまして、魂は残ると、生き続けると、まあ、いうこともあるし。”Art is long, life is short.”なんて言いますわね、外国でも。文化庁も、奈良ドキュメントってありますけど、そこで相当主張しまして。だけど、平成27年なんだな、これ実は、基準をつくったの。で、文化庁は、なくなったとしても、よう言ってますけど、3つの要件って書いてある、僕がまとめた3つですけど。1つは、その現場にもう一回つくると。あった場所に再現すること。それから、もう一個は、いろんな資料等によって、前あったものとほとんど同一と言えるものができると。それから、もう一つある。材質等も、でき得る限りですけど、こういうのもね、前あったものをつくると、いう場合は、これは歴史的建造物の復元という、そのジャンルなんであって、これは、いわゆるオリジナルなんだと。そういうふうに思わないかん。この感性を持てるかどうかが、名古屋城の木造化についてもものすごい違う。

 名古屋城は以上3つの条件に完全に合致しております。多分、世界史上ただ1つのお城だと。ここまで完全に、現場に、そのままつくる。それから、資料はもう他のにはありませんから、こんだけ残ったやつは。それから材料も、どうも今のところ完全に国産の材木で全部やれるだろうと。一番でっかい、もう無理でねえかと言われていた梁でも、あそこの月山松。330年の真っすぐの松ですけどね、こんなのないですよ、ほんとに。ということになりますので。何言っとったか忘れましたけど。

 火災といって一言で言いますけど、その内容というものはやっぱり1つ、そういう人文学というか、形而上学じゃないけど、人類の歴史の中から見てみると、いろんな燃えたものでもいろんな見方ができるよと、まあこういうことでございます。
本市消防局では、京都アニメーション火災を受け、市内一斉にガソリンスタンドに対し緊急の立入検査を行い、同種の火災が発生しないように、未然の防止対策に取り組みました。

 また、先の10月に発生した台風19号の氾濫により、各地に甚大な被害が発生しました。長野県の千曲川の氾濫・決壊したことにより、消防庁長官から緊急、消防援助隊の出動の求めがあり、本市消防局のヘリコプターも救助活動に当たりました。
名古屋市としても、過去の災害から学び、総力を挙げて有事災害に強く、安心・安全に暮らせるまちづくりの実現に向け取り組んでいきたいと考えています。

 これは出初式でも言いましたけど、まあ地震ってこともありますけど、とりあえず考えないといかんのは、議会でも指摘がありましたように、庄内川の氾濫ですわ。これは専門家が言っていましたけど、台風19号がもしこの辺に来とったら庄内川は溢れただろうと。決壊とは言わんだけど、あふれただろうという、相当高い確率だと言っていますけどね。いうことでございますので。当たり前のことでありますけど、相当な対策をとらないかんということで、去年の暮れ、国土交通省にも行ってきまして、この話をしてまいりました。そのとおりだということのようですね、これ。ようですではいかん。そういうことでございます。

もの忘れ検診について

(市長)
 次に、もの忘れ検診についてお知らせします。

 令和2年1月から、認知症を早期に発見して適切な治療につなげることや予防のきっかけとなる、もの忘れ検診を実施しております。
高齢化の進展に伴い認知症高齢者の増加が見込まれており、2025年には認知症高齢者が全国で700万人、名古屋市においても11万2,000人に達すると推計されております。実に高齢者の5人に1人が認知症との推計になります。

 このように、認知症は誰でもがなり得る身近な病気ですか、認知症は早期発見・早期対応することで進行を遅らせる可能性があると言われております。ぜひ定期的に、もの忘れ検診を受診して、認知機能の状態を確認してください。ということで、わしもはや71に、若づくりしとるけど、なりますけどね。まあやっぱり恐怖ですね、これはね。だから早いうちに、息子が来たときに、「あんた誰だったや」と言われるとものすごいショックを、息子も、ゲットするらしいし。ということでございますので、ぜひ皆さんも、あんたら若いでいいけど、70過ぎぐらいになってくると、ほんとに考えますぜ、これ。ということでございます。

 もの忘れ検診は、認知症と診断されていない65歳以上の名古屋市民の方が対象で、年度ごとに1回無料で受けることができます。無料だそうです。検診は、名古屋市内の約400カ所、ということは診療所という、全部ではないか。

(当局)
 はい。

(市長)
 400カ所の協力医療機関で受診することができます。協力医療機関は、名古屋市の公式ウェブサイトに掲載しており、随時更新いたします。受診に当たっては、事前に電話などで予約をとって受診してください。なお、検診の結果、認知機能の低下を認めた場合などは、精密検査の受診をご案内させていただきます。

 もの忘れ検診のみでございまして、認知症などの診断はできないということで、間違えんように、ここんところは。認知症の検診は普通の保険適用になるな、たしか、そうでしょう。ということでございます。

 認知症の検診は、普通の受診となりますけど、その前段階のチェックができるということでございます。認知症の早期発見のためにも、積極的な受診をお待ちしておりますということで、職員のほうからご案内をさせていただきます。

(当局)
 さきの市長の説明のとおりですね、令和2年1月より、認知症を早期に発見して適切な治療につなげることや予防のきっかけとすることを目的とした、もの忘れ検診を実施しております。

 もの忘れ検診は、認知症と診断されていない、受診する年度に65歳以上になる方が対象でして、年度に1回、無料で受けることができます。

 名古屋市では、がん検診や国民健康保険の特定健康診査など、地域の医療機関で様々な検診を受けることができますが、もの忘れ検診もこれらの検診とあわせて受診することができますので、ぜひ年度に1回はお時間をつくっていただき、受診してください。よろしくお願いいたします。私からは以上です。

(市長)
 で、これで、「あんたは認知症の気があるぞ」と言われたらどうなるんだ。

(当局)
 精密検査が実施できる医療機関のほうへ受診を勧奨させていただくことになります。

(市長)
 うん。で、そこで認知症だ言われたらどうなるだ。その後は。

(当局)
 その後は、外来とかで治療を続けていただくと。

(市長)
 治るんかね、これ。

(当局)
 治ることもあると。

(市長)
 治ることもある。

(当局)
 はい。また進行をおくらせることができる。

(市長)
 できると。

(当局)
 はい。

(市長)
 なるほど。何の効果もない、どうしようもならんということではないと。

(当局)
 そうですね、はい。

(市長)
 がんみたいに、ステージ1とか2とか、そういうのはあるのか。

(当局)
 そういうものはございません。

(市長)
 ない。

(当局)
 はい。

(市長)
 というそうでございまして、それはなかなか年食ってくると恐怖でございますので。しかし、一遍ね、ぜひ、もの忘れ検診ですか、皆さん、ぜひ行ったってちょうでゃあということでございます。はい、Thank you very much.

第10回木曽三川流域連携シンポジウムについて

(市長)
 それから、次に、第10回木曽三川流域連携シンポジウムについて説明いたします。

 令和2年1月26日日曜日、13時30分、午後1時30分から、中区役所ホールにて、名古屋市や流域自治体にお住まいの皆様に水環境保全への理解を深めていただけるよう、「第10回木曽三川流域連携シンポジウム」を開催いたします。

 今年のシンポジウムは「水でつながる命」をテーマに、講演や取組紹介、来場者との意見交換を行います。木曽三川流域連携シンポジウムは平成22年度より毎年度開催しておりまして、本年度が10回目の開催となります。ぜひご来場ください。ここで、職員から説明ということになっております。

(当局)
 今年のシンポジウムは、10回目の開催を記念しまして、上下流交流と河川の浄化をテーマにした狂言を上映いたしますとともに、抽選でですね、ご来場の皆様に各自治体からご用意いただいたおそばやドライフルーツなど、特産品をですね、プレゼントします。参加費無料、当日先着400名で、12時30分から開場します。

 多くの方にご来場いただき、木曽三川流域自治体が連携して、豊かな水環境を大切な未来へつなぐことの大切さを知っていただきたいと思います。ぜひご来場ください。

(市長)
 そういうこってございまして、まあぜひ、この木曽川流域という、揖斐川なんかも含めて、ほんとはそう言うんですけど。この水もありがたいし、水道の水もね。それからやっぱ木曽のヒノキというか。鉄骨ができる前は、木曽の木材がこの材料でしたので、大変ありがたいと。この加工技術が進んで、トヨタ自動織機になって、トヨタ自動車があったと。いうことでございますので、大事にしてかなかんということですわね。はい。ということで、本日は、シンポジウムで「リバーポートパーク美濃加茂」についての取組紹介をしていただく美濃加茂市、美濃太田だな、昔の。

(美濃加茂市長)
 そうです、昔の。

(市長)
 美濃太田。大変立派な伊藤市長がお越しいただきましたもんで。ぜひ。ちょっと書いてあるんで読みます。私も9月終わりに、ここで1杯飲んできましたけど、ここでというのは、そのリバーポートパーク美濃加茂と。木曽川のライン下りの乗り場のすぐ横にある立派なアウトドア施設でございまして、なかなかええとこですよ。ほんだで、ぜひ、名古屋の皆さんに行っていただきたいと。

(美濃加茂市長)
 ありがとうございます。

(市長)
 美濃太田の、何だ、名鉄。

(美濃加茂市長)
 名鉄からもありますし、美濃太田駅からも近いですから。

(市長)
 名鉄は美濃加茂だなしに。

(美濃加茂市長)
 あれは日本ライン今渡駅というんですけどね。

(市長)
 日本ライン今渡駅というとこまで名鉄で行っていただいて、ちょこっと。何分ぐらい。

(美濃加茂市長)
 10分ぐらいです、歩いて。

(市長)
 10分ぐらいのところに、木曽川が、飛騨川と木曽川が合流したすぐ、すぐ下のとこでございます。そこにええとこがありますんで、一杯飲んで、うまいもの食ってということだわね。いいところでございます。ぜひ行ったってちょうだいということで。ではここで大伊藤市長、プレゼンテーションをお願いします。

(美濃加茂市長)
 皆さん、おはようございます。美濃加茂市の伊藤でございます。

 まずは、今日このような機会をいただいて、ほんとに市長さん、ありがとうございました。

(市長)
 いやいやどうも。

(美濃加茂市長)
 まず、美濃加茂ですけども、岐阜県の一番南にありまして、木曽川を挟んで、ちょうど愛知県の県境あたりになります。名古屋市さんからですと、国道41号という高山へ向かう道路なんですけど、そこで1時間弱ぐらいで着きます。昔から木曽川と共に生きてきた町なんですけど、中山道の太田宿というのがありましてね、そこで木曽川を渡し舟で渡ってたもんですから、昔から木曽川と共に生きてきた、それで木曽川と共に発展してきたような町です。

 やっぱり川のそばだもんですから、ちょうどもうここ30年ぐらい前になりますけど、大災害、大水害に見舞われましてね、市街地の3分の1ぐらいに被害をこうむったこともありました。ただ、そういったことを乗り越えて、今があります。そういった意味では、木曽川の恐ろしさも知りながら、すばらしさも知って、今も来ているということです。

 河村市長さんとはですね、上下水道局、ほんとに一生懸命やっていただきまして、木曽三川の流域の自治体のサミット、こういったものでお付き合いをさせていただいてます。

 去年、第9回目を、先ほど市長さんが言われた、この木曽川沿いにありますリバーポートパーク美濃加茂というんですけど、リバーポート、川の港というんですけど、そこでやっていただいて、夜大分飲まさせていただきまして、いろいろな話をさせていただきました。「おまえ、ちょっとここでPRせえ」と言われましたので、今日、こういう機会を得ました。ありがとうございました。

 これからもですね、今度1月26日にシンポジウムありますんで、私も参加しようと思っていますけど、そういったことで、ぜひまたこの連携を。

 今も上下水道局のところ、名古屋の木曽川の水を使って、名水といって、これ名水、名古屋の水の略なんですかね。うちも今度、美濃加茂の水の、美水というやつをつくろうかと思っていますので。美しい水。

(市長)
 なるほど。

(美濃加茂市長)
 名水、美水。あんまり大したことねえかな。でもまあ、そういうものをちょっと作りたいと思っていますので。ほんと、やっぱ、川の大切さをね、皆さん方に伝えるために努力してまいりたいと。

 ぜひ、リバーポートパーク、いろいろバーベキューとかもありますし、冬、こたつのバーベキューやりますので、ぜひ来てください。ご案内しますんで。これまたいいですわ。そういうことで、またよろしくお願いします。

(市長)
 こたつの何かこう、あれですか、テントかビニールかの下で。

(美濃加茂市長)
 ああ、そうです。周りに防水のがこうあって、中にこたつを置いて、鍋です。楽しいですから。1時間弱で来れますんで。ご負担はしてもらわないかんですけど、来てください。ぜひ。木曽川沿いにあるんで。

(市長)
 ああ、タダではないということ。

(美濃加茂市長)
 あっ、タダではないです。

(市長)
 そうだわね。

(美濃加茂市長)
 ええ。しっかり飲んでいただいて、鍋でも頼んでいただければ。やりたいと思います。

(市長)
 タダでないといくらぐらいだね。

(美濃加茂市長)
 どうだ、3,500円ぐらいか。

(美濃加茂市 当局)
 1人3,000円ちょっとです。

(美濃加茂市長)
 3,000円にまけときますので。

(市長)
 3,000円かね。安いなあ、しかし。

(美濃加茂市長)
 まけとってはあかんのかな。大体正規の料金いただきます。

(市長)
 正規のか。3,000円は安いじゃん、ほんとに。

(美濃加茂市長)
 安いでしょう。

(市長)
 ああ、安い。ええわ。

(美濃加茂市長)
 そこで飲んでもらうと。この前、大分飲みましたので。

(市長)
 はい、この間、よう飲みました。ありがたいもんで。

(美濃加茂市長)
 ちょっと余分にお金かかりましたけど。お待ちしてますので、ぜひ。

(市長)
 ええ。まあぜひ、名古屋の皆さんからすりゃあ、今日でもそれぞれ、テレビでもやっていますけど、ご家庭で飲む水は全部ここの横の川。そこからとった水ですので、もうちょっと下へ来て犬山取水場、まあちょっと下へ来て、あそこは取水口はどういうふうになったんだ。朝日取水場ってありますけど、そちらの水。100%だわな。100%言ってもええでしょう。100%、木曽川の水ということで、そこの横でね。

(美濃加茂市長)
 ありがとうございます。

(市長)
 Thank you very muchと。

(美濃加茂市長)
 一生懸命守っていますので。

(市長)
 木曽川様といって、一遍遊びに行ったってちょうだいということでございます。

(美濃加茂市長)
 はい。ぜひお待ちをいたしております。

(市長)
 ええですか。

(美濃加茂市長)
 どうもありがとうございました。

(市長)
 何ぞ、大市長に質問にゃあかね。

(美濃加茂市長)
 来ていただいたときにじっくり話しますので。酒を酌み明かすといろいろなことしゃべっちゃいますので。

(市長)
 梨とか柿とかよう、そういうのもあるんですよ、うん。

(美濃加茂市長)
 堂上蜂屋柿っていう、先ほどちょっとね、市長からお話ありました。干し柿なんですけど、干し柿ってあんまり皆さん、大体一番高いのだと、1個がね、8,000円です。干し柿に8,000円はかけれんやろと思うんですけど。3個入りで大体2万5,000円になります。ぜひ。私も食べたことないですけど。そういったものもあるらしい。梨がある、確かに。

(市長)
 梨。

(美濃加茂市長)
 ありますね。はい。

(市長)
 梨もうまいわ。

(美濃加茂市長)
 はい。今年、梨持ってきますわ。

(市長)
 どういうんだった、山之上とか。

(美濃加茂市長)
 あっ、山之上です。

(市長)
 山之上だな、たしか。

(美濃加茂市長)
 山之上の果実組合っていうのがありましたね。

(市長)
 うん。有名ですよ、あそこ。

(美濃加茂市長)
 そこで梨もあります。梨狩りもやってますんで、一遍行ってください。ここは夏がいいので。SUPって。この川で、SUPって知ってます。スタンドアップパドル。

 わかる、こうやって、こうやってやるやつ。どえらい恐いけど、めっちゃめちゃおもしろいんですよ。まあ、川の中へどぼんとはまりますけど。ぜひ、夏場も来てくださいね。

(市長)
 古井(こび)の天狗様というのもある。

(美濃加茂市長)
 いいですね、次から次に出してくれて。

(市長)
 これもなかなか。わし真面目に生きとったころ、ここをトラックに乗って、もうしょっちゅう、週に2、3回は大体、某関係のところへ荷物を運んどったんですから。真面目に。

(美濃加茂市長)
 結構大きいですよ。ここに天狗さんがあって。これはまあ、商売の神様なんで、そこでお祈りすると儲かるというとこなんで、天狗さんもぜひ、またPRしたいです。

(市長)
 ええ。そういうとこでございますので。

(美濃加茂市長)
 ありがとうございました。皆さん、また、2回目、3回目もお邪魔しますのでよろしく。

(市長)
 ええ、ええ、どうぞ、どうぞ。

(美濃加茂市長)
 どうもありがとうございました。

(市長)
 柿はスーパーで買うのもええけど、美濃太田まで来て食ってちょういうことだな。

(美濃加茂市長)
 そうですね。ぜひぜひ。PRしていますので、またよろしくお願いします。

(市長)
 ありがとうございました。

(美濃加茂市長)
 ありがとうございました。

(市長)
 Thank you very much.

(美濃加茂市長)
 ありがとうございました。どうもありがとうございました。

(市長)
 ということでございまして、私からは、以上でございます。

質疑応答

SLについて

(記者)
 改めて、SLの構想なんですけれども、市長がお考えになられている案について、ちょっと教えていただきたいということと、あと、課題がどういったものがあるかなということをお考えになられているのか、教えてください。

(市長)
 はい。まず、言っていた150メートル、あれにつきましては、ちゃんと確認しましたけど、130メートル、あれはやっぱり言い過ぎだったということで、役所がちゃんと正式な文書で持ってきましたから。わしが何か勝手にまた、河村が調子に乗って、役所のみんなで相談したことと違うことを330メートルと言っとんじゃねえかと。そういうわけではありません。正確に言うと、130メートルとか330メートルとか色々あったけど、それはちょっと、その時点ではきちっと決まっとらなんだということでございますので、それは改めてということになります。

 課題というか、課題の一番でかいのは、こういう値打ちいうものは、記者クラブの皆さんがわかるかということですね、課題は。そういう逆説的なやつは嫌か。そういうことを言われるのは。それは市民の皆さんがということですけど。それがテーマです。

 なんで名古屋でやるんだと、これね。何億もかけてと。言いますけど、悪いですけど、いちいち施設を申し上げることもあれですけど、これ、どえらい値打ちなもんですよ。で、この間の記者会見のとき言いましたけど、まず1つ、名古屋というのは名古屋機関区というのがあって、東京と大阪のど真ん中にありますから。で、どっちかいうと、でかいSLなんかのメッカだったと。中央線もありますし。それから、日本車両熱田工場。熱田神宮のすぐ横にあります。あそこは、そういう鉄道関係のメーカーの、日本一言うと怒られますけど、ほとんど国が結構直営でやってましたんで、あの頃は。SLでも4番目ぐらいだったかな。だったと思います。

 ほれから、そういうとこだということです。だから、ものづくりというようになりますけど、いわゆる蒸気機関。産業革命。何で人類は一挙に所得が上がってったのかと。長い間ずっと農業でやってきたのをですね、農業と狩猟。その代わり貧富の差ができたんです、資本主義が生まれた。それは蒸気機関なんです。

 で、蒸気機関のシンボルは、このSL。機関車と船ですね。ジェームズ・ワットというの。イギリスでしたけど。ですから、名古屋のものづくりもそういうことなんです。もうとにかくよ、今の社会で名古屋なんか、広い道路ばっかでピカピカでやっとるけど、これが当たり前だとみんな思うでいかんの。ちゃんとそれには長い歴史があるんだ、人類のものすごい挑戦が。蒸気機関っていうのを、だで科学館でやる場合は、やっぱりなんですか、蒸気機関の持つ意味合いというのをね。人は馬の力を超えたわけです。それをずっと展示せないかんという意味で、ものづくり中心として、今世界を支えている名古屋地区において、この蒸気機関というのは非常に重要な意味があるんです。頼むで、その辺わかっといてもらわんと。何かよ、テーマパークでやっとるのと違うんですわ、これ。

 でまあ個別に言いますと、B6型蒸気機関車については、是非、今大阪のほうにありますけど、車輪にですね、KRUPP1904といって刻印が打ってあります。KRUPPって何かいったら、1904って日露戦争のとき。日露戦争のときにドイツから日本へ輸入したという証拠ですね。KRUPPいうのは、そのときのドイツの、今、日本でいうと三菱重工みたいな会社です。今はもうないです、これは。これがつくった、世界にドイツ製はただ1つです。イギリス製のは埼玉県の、ある大学にありますけど、ちょこっとだけ動くだけ。世界で1個しかないという、ものすごい代物ですわ、本物と。人類が感謝せなかんもんですよ、要するにね。これは、そのまずB6型蒸気機関車で、もし皆さん、見たければ、YouTubeで名古屋、B6といって入れると出てきますから、動いてるところが。四日市の工場だったと思うけど、そこで動いとるところ、YouTubeに出てきます。が1つ。

 それからあと、貨車が。実は、SLそのものというのは、このB6、こんなのは世界に1両しかありませんけど、他の蒸気機関車って結構あるんです、いろんなとこに。今ないのは、客車というやつ。それも旧型客車という、戦前につくったやつですけど、主に。主にね。これが非常に貴重になっとりまして、この度JR東日本が大宮で保存しとったのはですね、オハ35といいますが、それの第一号車、2001と書いてありますけど、これは全部でね、細かく分けると何百両ですけど、広くとると2,000両か1,000両か、1,000両か2,000両ぐらいになると思いますけど、その客車の第一号がこれなんと、今の言った、日本車両の熱田工場でつくったということがこの度わかりまして。なかなかですよ、本物。そんだけ貴重なもんだったから、JR東日本もずっと保存しとってくれたわけです。で、それをいただけるいうことになりまして、ふるさと帰りをするということが、これ。客車。

 それから、もう一つ、供奉車というのがあって、この供奉車というのは、天皇陛下が乗られるやつは御料車というの。その次の人たちが乗るのが供奉車というので、こんなのに乗った人はいませんよね。わしも乗ったことありません、これは。どえらけにゃあ貴重な本物です。これもどえりゃあ重要だいうことで、JR東日本の大宮工場にあるんです、今。だけどそれも、名古屋へいただけるということになりましたということで、名古屋の産業の歴史を、ちょっとそのね、やっぱ自分らの歩んできた歴史をずっと見つめる。

 だで、名古屋は今、これからリニア、リニアといって言っていまして、リニアもありがたいですよ。だで、今の2020年の最高の技術がリニア新幹線としますと、その前が今の普通の新幹線、その前在来線とありますよね。それぞれその時代の最新鋭の技術があるわけです。

 だから、今言いましたように、B6も最新鋭だったし、オハ35も供奉車もそれぞれその時代の最新鋭の技術だったと。それが、これで何十年、70年、80年ですか。B6の場合は1904だで、2004だと、116年か。1904。いかんな、ちょっと計算できんようになった、年食ってきたら。認知症検診に行かないかん。だで、百何年たって、まあなんと蘇るということで、日独友好のですね、シンボルになりますね、これは。ドイツ総領事館にこの間も行ったら、その、プァプァって鳴らすやつ、喜んで来ましたよ、総領事館の若い人が。わし横におってしゃべっていましたけど。「ほんとありがたいです」いって。だから、多分、ほんとに走るときには、わしはメルケルさんは来ると思いますね。ええ。メルケルさん。ベリーグッド、ダンケシェーンとか何とか言ってね。それほど値打ちのあるもんだっちゅうことです。要は。

 だで、こういう昔の産業遺産、家並み、ほれから、女房は古いほうがええと。あんまり関係ないか知りませんけどですね。そういう情といいますかね、そういうのをちょっと復活してちょうよ、名古屋の町に。ということが中心ですわ。ものづくりの原点、産業革命。ウィキペディア見ると細かく書いたります。産業革命とはいって。蒸気機関車と船です。という、そういうもので、課題はそういうことが皆さんにわかってもらえるかなっちゅうことです、課題は。

 それは、ジャーナリズム、マスコミがわからんと市民なかなかわかりませんよ。皆さんを通じていろんなことを知るわけだで。だから、mediaってmediumっていうじゃないか、間をつなぐ、mediaと。だけど、興味のない人からするとよ、何を河村のバカは言っとんだと、こうなりますね、興味のない人からすると、そういうのは。

 だけど、世界中にね、こういう蒸気機関車なり旧型客車なり、鉄道ファンってものすごい数いますから。特に子どもが多いんだね。不思議なもんで。わしは思うんだけど。僕らは蒸気機関車乗ったこともあるし、桜丘中学に行くときに大曽根、隣を走っとって、手を振ったると機関士が手を振ってくれて、意味もないのに汽笛をバーバー鳴らして走っていきましたけど、そういう自分で体験があるでわかるけど、子どもさんなんか体験ないくせに好きなんだよね、蒸気機関車。で、旧型客車に乗ってと。

 で、場所は、この間も言いましたように、今、一応科学館でやるいうのを、まあ元々科学館にあったやつですから、B6。俺色々言っとるんだ。元々何やいって。科学館に雨ざらしでほかってあったやつじゃねえかと、これ。だけど、これはこれだけ値打ちのあるやつだでいって、ものづくり名古屋というか、世界の産業革命の、そのときの列車ではないけども、のものだから、それを生かそうと思って、やりかけたということでございますので。

 ある人は、どうせ走るなら、ずっと科学館ぐるっと1周したらどうだと。白川公園をね。という説もありましたけど、とりあえず、僕は330メートルぐらいがええんでねえかと。それから名古屋城のそこで走らせるという説もありますよ。金シャチ横丁はちょっと遠いでしょう。宗春ゾーンと、それから、義直ゾーンが。330メートルありますよ、そこからそこまで。あっ、違うか。ここで見とるで、そこか。そこですね。国立病院の交差点のとこから西へずっと行って、あそこまで。向こうの金シャチ横丁の義直ゾーンまで。結構遠いんですよあれ。だで足がちょっと不自由な方なんかね、がありますし。そこはおもしろいんでないかなと。必要性もあるし。というふうに考えとる。

 ぜひみんな、YouTube見りゃ出てきますし、YouTube、それからグーグルで出てきますんで、ぜひチェックしたってちょうだい。好きになってもらわないかんわ、まず。気持ちの中で。好きでない人からすると、何考えとんだいう話ですよ、これ、ほんとに。

(記者)
 関連で教えてください。130にせよ、330にせよ、今度、予算編成ありますけど、予算までにはどっちでやるんだという方針は決めるわけですか。

(市長)
 ええ。決める予定で今、にわかに詰めとる。そんで客車2両をゲットすることですよ。と、B6をまず持ってきて、何メートル走らせるかは、今の130説と330説と一応あると。

(記者)
 今出ましたけど、その客車の問題で、この間の委員会では、客車2両をつなぐと非常に幅が広がってしまうので、130にして走らせるならば、その今度取得する2両の客車と別の、もっと小さい客車を別途取得してつなげるという話を我々も聞いていたんですが、市長としてはあくまでもその2両のオハと供奉車をつなげて走らせたいということなんですね。

(市長)
 誰が言っとったや、それ、また。

(記者)
 議事録見ていただければわかると思うんですが。

(市長)
 好きでねえといかんわな、ほんとに。それは。その昔のオハ35に乗りたいじゃないですか、みんな。

(記者)
 あくまで市長としては、じゃあその2両をつなげて。

(市長)
 はいはい、つなげて。20メートルありますから、だいたい20メートルに、だいたいSLも20メートルかな。3つで60メートルありますんで。それと、もう一つ何か、ちょっと小さめのやつがある言ってましたけど。そうなると、そんだけでもう60メートル、70メートルいっちゃいますんで、するともう、すぐですよ。それは、ちぃとは走っていって、踏切なんかも。

 この間確認しましたら、時速5キロぐらいだ言っていましたけどね。だから、歩くのが4キロですから、ほとんど歩く同じスピードで行きますから、ゆっくり。で、あそこの木のとこの中に通路があります。そこ通ってくんだけど、そのところに踏切を若干、2カ所つくらないかんかわからんなと言っとった。踏切いっても、手で上げるやつにしましょうかと言っていました。おもしろいで、昔の。歩くスピードですから、危険じゃないですから。

(記者)
 市長、それで、さっき正式な文書を持ってきたという話がありましたけど、それによると、結局、何でじゃあその委員会では130ですと言っちゃったんですか。

(市長)
 わしがそれちょっと聞きましたら、一応科学館としては、そんだけなんですよ。あと向こうは白川公園だもんで、要は。そういうつもりだったというふうに当事者は言ってました。私は科学館だもんでと。まあ縦割りになっとるもんでね。そういう言い方していましたけど。

(記者)
 でも、それこそ縦割りであるがゆえに、市教委だけではできない事業になってくるんですよね。

(市長)
 うん、そうそう。

(記者)
 そこは、その予算措置をつくる上で、緑政土木局だと思うんですけど、どうやってやるんですか。

(市長)
 それからも議論しとるようですけど、やっぱり、じゃあ変な、緑政土木局と、科学館かと、教育委員会と、そんなこと分かれとってはいかんで、教育なら教育でやったらどうだという意見があるようなことを言っていましたけどね。決まっとらん。

 ええと思いますよ、別に隣だし。あれですから。その代わり、そういう展示施設も付きですよ、今度は。その蒸気機関というものを、今の、中にいろいろなものが展示されてますけど、蒸気機関の歩んできた歴史と。それも付き、それから、中で一杯飲んだりするところも付いて。という話ですわ。むっちゃくちゃ来るに、やってみやあ。えりゃあもんができましたねいって。本物ですかこれ3つとも、いう話ですわ。3つともいうのは、SLと客車2両ね。

(記者)
 市長が130じゃなくて、330にとおっしゃられるのは、オハとかつなぐと走行距離が短くなる。

(市長)
 短か過ぎるし。やっぱ値打ちというものをね。ほんとは僕はここ(名古屋城)で走らせたいんですよ。ここちょうど330メートルです。ここの地下鉄の降りたところから、向こうの義直ゾーンの入り口まで。これはニーズがありますんで、ほんとに。歩くのにものすごく遠い。僕は。

(記者)
 市長が言ってるその案は、出来町通を走らせるということなんですか。

(市長)
 そういうことです。

(記者)
 一番端のレーンで。

(市長)
 うん。1車線。これは、あの、オッケー、いいですよと言ってますから。

(記者)
 誰がですか。

(市長)
 名古屋市ではないですけど。名古屋市ではない役所が。

(記者)
 役所ですか。

(市長)
 ああ。ええですよいって。今、土日なんか駐車場なってますから。正式に1車線、正式に。あそこに。足の悪い人でも、地下鉄で降りて正門の方まで行ってもらうと。いう話ですわ。

IRについて

(記者)
 話は違うんですけど、IRについてで、最近国会議員の収賄もありましたし、1週間ほど前は千葉市も誘致を先送りしたことも受けて、最近、直近で何か進捗があれば教えてください。

(市長)
 今んとこ、前言った同じ感覚で、私もこの法律ができる前は、まあねって。ある意味では、ギャンブル天国ですよ、日本は。ねえ。パチンコもありますけど、公営ギャンブルのすごいこと。宝くじから始まって、4つの。名古屋だって名古屋競輪もやっとるし。だで、そんな今さらと思ってましたけど、法律ができてまった以上は。5,000億円は投資する言ってるでしょう。民間の投資ですけど、業者の。ほんだったら、そういうのを受け入れてですね、それは経済盛り上がりますし、それからやっぱ、世界的なコンサートやって来る、それ全部、全部というか、数社ですけど、確認しましたけど、それはセリーヌ・ディオンショーでもええけど、エルビス・プレスリー死んでまったけど、エルビス・プレスリーショーでも、ほれから何ですか、プラシド・ドミンゴでも、カウフマンとか、ああいうやつでもええです。クラシックも入れて、ああいうショーってやってもらえますか言ったら、何言っとるんですか言って。私たちがやるんですからというのがその返事だった。

 だから、ここで名古屋におって世界ナンバーワンのそういう音楽のショーなんかが楽しめるようになるということですわ。ラスベガス行かんでも。でしょう。そんなら、それはやってもらったほうがええんじゃないですか、これ。

 ギャンブルなんかはギャンブルで、反対にこれをチャンスとして、名古屋競輪もそうですけど、ああいうもので悲しみというか、あんまり言うと感じ悪いけど。なけなしの年金からよ、1万円、2万円とギャンブルで使うわけよ。そのもたらす、あんまり言うと感じ悪いけど、悲しみっていうのはすごいんですよ、実は。でしょう。何か、ああいうギャンブルのカジノだというと、突然なんか依存症言いますけど。だからそういうことについても、いろんなことを考えるええ機会にしたらいいじゃないかと思いますよ、私、これ。こんなにようけ公営ギャンブルをやっていいかと、そもそも。そういうことですわ。

(記者)
 その事業者さんへのヒアリングってだいぶ前にされたことのお話ってことですよね。愛知県が何かこう、新しい動きがあったりとか、最近何かヒアリングをしたとか、そういうわけではないんですか。

(市長)
 最近はないですね。結論的に言うと、この間も言いましたように、名古屋でやれればと思って、港を中心に考えとったんですけど、あそこ国際展示場の計画がもう既に動きかけとりますんで、それと重なっちゃうんですわ、どうしても。なかなか、絶対できんことはないけど、なかなか困難なところがあるなということで、三重県の、出てますけど、ナガシマリゾートでやれればね、場所もどえらいいいし、今でも1,500万人来とるわけでしょう。だで、ええんじゃないかなあと。だけど、三重県がお決めにならないかんもんで、まず。

(記者)
 なかなか困難じゃないかというのは、名古屋市内で場所を見つけるのがなかなか困難じゃないかということですか。

(市長)
 今んとこね。狭い了見よりも、やっぱ、この間直接聞きましたけど、業者の皆さんに。ちなみに、今言われている何とかドットコムか何かしらん、あそことは話していませんから、私は。全然話しとらんわな、たしか。

(当局)
 してないです。

(市長)
 全然しとりませんから、ええ。それと、こっちから、僕は別に何の遠慮もしとりませんけど、悪いことしていませんので、こちら側から、IR業者の世界のトップクラスのとこへ調べて、こちら側から連絡していますから、みんなに。一遍話を聞かせてくださいとやっていますから。
だから、なかなか名古屋ではちょっと難しいけど、その、狭い了見ではいかんし、この間も言いましたけど、皆さん言っとられたのは、僕は、全社じゃないけど、ほとんどにわたって冒頭言ったのは、もう大阪が先行しとるので、名古屋で今からという話をしたら、まあこれ、uselessと。だめなのかと。はっきり言ってくださいと。あれ民間の業者が投資するんですから。その人たちが投資しなければできませんので。と言ったら、いやいや、何を言っとるんですかと。やっぱり名古屋地区というのは、地区ですよ、だから、東京と大阪の真ん中だし、ものすごいいいですよいって。立地は、非常に。それと陸続きだし。ナガシマでもね。川がありますけど。陸続きで、交通機関ものすごい発達しとるじゃないですか、道路も鉄道も、という話があった。そうですかいって。で、名古屋駅から2、30分以内のとこでつくれるといいですねいって。という返事だった。ということで。

(記者)
 なので、その返事は大分前に受けてから、これまでの進展というのは特になくて、今後も市のほうから積極的に民間にもう一度何か投げかけようっていうことは、今考えていないということですか。

(市長)
 業者さんより、立地で絞られてきましたんで、私も直接あんまり会って話しておりませんけど、三重県がやっぱりその気になってもらわないかん。だで、どっかですれ違うでしょう。そういうときは、おい、頼むで言って。

(記者) 
 愛知県のセントレアを応援しようというお考えは。

(市長)
 それはまあ、あんまり言うと感じ悪いけど、そのときも聞いたんですわ、色々。やっぱりね、大変困難だと言ってました。全部とは言いませんけどね。やっぱり遠いということと、地形的に、やっぱり例えば、アルバイトなんかあれしたり、それが大変だと。とかね。だけど、飛行機で来るお客さんの場合もあるもんで、あそこはあそこでつくっちゃいましたから、それはそれで。今のそれは国際展示場ですけど。よく似てますけど。それはそれでということですね。いや、業者に聞かないかんて、業者に。これは。実際リスクをとる人たちに。いうことですわ。

(記者)
 関連で、この間の各種報道で、IRを誘致する自治体、あるいは検討している自治体で、名古屋市というのが残っているんですけど、それは意向調査に検討中と回答したからなんで、その後、千葉みたいに撤退しますとか表明されてないので、多分そういう状況が続いていると思うんですね。で、もしかすると、我々この地方の人間は、こういう市のことって大体わかってると思うんですけど、日本の他の地域の人は、名古屋市はいまだに名古屋市の中でIRを検討してるというふうに思っている人も多いと思うんですよ。なんで、この際なんで、名古屋市内ではもう検討しませんというのを表明されるおつもりはないんですか。

(市長)
 今んとこ、そこまで言う必要もないと。若干工夫すりゃできんこともないようですけどもね、名古屋市内に。

(記者)
 あくまで名古屋市内は今も目指しているんですか。

(市長)
 目指すということでもいいんじゃないですか。だから具体的に言うと、IRが、例えば、ナガシマの方になった場合、名古屋市のこれからつくる国際展示場なんかでもね、ほんとは、電車で仮にあおなみ線が西へ分岐して、金城埠頭の駅から、普通は、何ですか、何とか言ったな、でかいごみ捨て場になったとこ。PI、ポートアイランドに行くふうになっていますけど、あれを西へ走らせると10分で行きますんで、ナガシマまで。仮にそういうことをやりますとね。やらんどっても、車ですぐですから。そうなると、共同的な意味があるわけです。名古屋のIRにとっても、どえらいプラスですよ。

(記者)
 市長がおっしゃっているのは、金城埠頭の国際展示場を、三重でもしつくるならば、その一体とみなしてもいいんじゃないかという話ですか。

(市長)
 みなすということは今のとこいかんようなふうですけど、何か利用者はものすごく共通する思いますよ。利用者は。必ずプラスになりますわ。

(記者)
 それをもってして、名古屋市でも目指すとおっしゃるのか、それとも新たなものをつくるのかという意味ではどっちですか。

(市長)
 今んとこ、新たなものをつくるという意味ですけどね。新たなものをつくるためには、今の国際展示場の金城埠頭構想があるもんで、こっちを早よ進めないといかんで。それと若干こう、オーバーラップしてやりにくいところがあるんです。

(記者)
 だから、金城埠頭の国際展示場以外の全く別物を別のところにIRとしてつくるというお考えはないんですね。

(市長)
 なかなか今んとこは、今んところはですけど、それなりに検討しましたけど。

(記者)
 じゃあ、それをもってして、だから、名古屋市内で検討はもうしませんということには、それはならないんですか。

(市長)
 うん。まあ、普通はそれはならんですね。やっぱ、市民の利益になるかどうかというのを最善に考えるべきなんであって。できてまった以上、法律が。5,000億の投資をいりませんということは、ちょっと何かおかしいんじゃないですか、わしからすれば。

(記者)
 新たに意向調査をやりますと。今ですよ、なった場合でも、やっぱり検討中とは書くんですね。

(市長)
 書きますね。

(記者)
 わかりました。

(市長)
 だから、三重県のほうが商工会議所さんなんか中心にしてやろういう声も上がってきとるんでしょう。だけどこういう変なことがあると感じ悪いですけどね、確かに。それは感じ悪いけど、エンターテイメントというとあれですけど、芸術ですわね。クラシックのコンサートもやりますから。そんなの、名古屋市民の皆さんからしたって、ラスベガス行かな聴けんようなやつをですね、名古屋から30分ぐらいのとこで聴けりゃええじゃないですか。市民としても。ぜひ聴きたいです、わし。死ぬまでに。そうでしょう。そういうすばらしいメリットもあるいうことですよ。文化不毛の地・名古屋言われて悔しいじゃないですか、名古屋市は。そうでしょう。だからええと思いますよ。セリーヌ・ディオンじゃないわ、何とか言っとったな、歌手の女の名前、そっち言わないかん。

(廣澤副市長)
 アリアナ・グランデですか。

(市長)
 アリアナ・グランデ。ちょっと知らんでいかんですけど。アリアナ・グランデ。とか。いや、クラシックもやるんですよ、クラシックも。世界のトップクラスのコンサートや何かを。ねえ。楽しいと思うな、わし。

(記者)
 名古屋市で今も検討中というのは、例えば、三重県がIR誘致しませんというふうになったときのことも想定して、名古屋は諦めるべきでないということをおっしゃっているんですか。

(市長)
 そういう人生が暗いほうに考えんほうがええですから、物事は。ねえ。いや、こんなチャンスをみすみす逃すの、私に言わせると。これ、ほんとに。音楽好きの人が、クラシックも含めてですよ、たまらんチャンスがありますよ。ほんとに。

(記者)
 市長でも、よくそのコンサートの話をされますけど、そこで言う、市長がコンサートを見たいというのは、やっぱり三重県にできたIRで見るんですよね。名古屋市内では、そういう箱ができない以上、やっぱりそこで見ざるを得ないんですね。

(市長)
 IRとしてね。まあ、名古屋駅の近所にそういうのをつくったらどうだという提案もしとりますけど、わし。やっぱりIR業者の人たちが、先ほど言った、世界的コンサートとかの話で、そういうのは見れるかね言ったら、河村さん、何言っとるんですか、私たちがやっとるんですからって。

(記者)
 いや、その話は聞いているんですけど、つまり、我々はよく市長のこの話を聞いて混同するのは、市長がそのコンサートを見たい見たいとおっしゃって、あたかも名古屋で見るかのように世の中に伝わっているような気がするんですけど、あくまで市長は、コンサート、そういう世界的なものは、ナガシマにできたもので見たいんですよね。

(市長)
 いや、それだと大阪からも来やすいし、東京からも来ますし。そのぐらいの規模でないと、また、なかなかそういう業者が、実際に業者が来んことには。業者が投資意欲が湧くようなロケーションでないとあかんのですわ、これ。

(記者)
 それがナガシマであると。

(市長)
 ナガシマは、ほぼ間違いないですね、あそこなら。このヒアリングした感触によりますと。投資する人の話だで。

弥富相生山線について

(記者) 
 別件で、予算要求の中で、緑政土木局の方から、弥富相生山線の調査費というのが出てきていたわけですけれども、もう廃止というのが打ち出されていて、市長はどう受けとめられていらっしゃいますか。

(市長)
 廃止なんかしませんよ。あ、道路を廃止ね。ええ、ええ。

(記者)
 道路の調査検討というのが要求で出ていて、今のところ4が。まあちょっと計上してないんですけども、市長としてはどう受けとめていらっしゃいますか。

(市長)
 いや、わしはそのときにちゃんと質問したかどうか知らんけど、問題は、あそこに道路をつくるという意味は何だったんだと、そもそも。あの後背地がずっと開発されることによる全体的な交通事情、都市計画にもなりますけど、ご承知のように、地下鉄ができたやつで、もうゴロッと一変したわけですよ、あれで。いわゆる渋滞はなしです。いわゆる。

 その辺を、もうちょっと詳しく丁寧に分析すれば、皆さんも、じゃあ、何で道路つくるのいって。ただ、自分のうちの前が道路っていうと2つ出てくるけど、うるさいというパターンと便利になるいうパターンと。だで、そりゃ、何人かの人にとって全く便益がない道路ってあり得ないからね。それでもつくれと言う人が出るかわからんけど、当初の、言っとった話と、まあこれで十分じゃないかと。あそこ、走ってこやええがね。そのまんま西へ東へ。東へ行くと豊田工大があって、どん詰まりですわ。西のほうへ行くと、川もあって、まあちょっと交差点改良しましたけど、桜台(正しくは昭和高校)だったかな、そういうことになって。だで、あそこに道路をつくる意味っていうのは何なんだということがちゃんと、もう一回ちゃんと市民の皆さんに今の状況で。

 あれ審議会やったときに、やったんですよ、わしも判断なかなか難しいから、専門家に。道路と、ほれから、自然系の両方の。ここら辺のナンバーワンの学者みんな集まってもらってね。道路つくる以上は何らかの便益はあるって、そんなものは当たり前だと。だけど、それをつくったときに、どれだけ実際メリットがあって、自然にダメージを加えて。つくらなかった場合地下鉄ができるから、ものすごい大きい外部要因が入るわけですよ。で、その他の交差点改良もあるもんで、どっちかは断言できないいうのが答えだった、その時。だで、ずっとそのまま来て。

 だで、そのとおり、やっぱり地下鉄によって、驚くべき変わりましたね、ほんとに。あそこの野並交差点は。ええ。だから、ちゃんとそれを調査して、数値で出して。そういうことだったら、やっぱりみんなが楽しめる、それも不自由な人なんかがね、ユニバーサル公園という楽しめるものをつくったほうが、やっぱり地域のため、名古屋のためになるんじゃないですかというふうに言う材料をちゃんとつくらないかんということですけど。

 大きく状況は、地下鉄ができたという、プラス交差点改良、それから今の山根小学校の近所の入り込み交通もね。他はあといろいろ提案しとるけど、それも大分良うなったと。数がなかなか減っとらんということもありますけどね。いうこともあるということで、ちゃんと調査して。僕が思うには、もうちゃんとそれが出てくると、これならまあつくらんほうがええなと、道路は。時代も変わったし、具体的にも変わったなというふうになると思いますよ、私は。

SLについて

(記者)
 すいません。ちょっと最初の冒頭の確認なんですけど、SLの件で。言い過ぎたっていうふうに事務局がおっしゃっているってことは、130メートル案っていうのも、もうやらないというか、そういうことですか。

(市長)
 じゃあちょっと正式に当局がつくった文書を読みますと、まず教育委員会と話をして、B6型蒸気機関車を動くようにすること及び客車を取得すること、この2点について確認したと。

 それから、もう一つは、所管事務調査において、教育委員会が130メートル走行させる等のまだ決まっていないことを答弁したことは言い過ぎであったと。これが当局がつくったやつ。

(記者)
 どこの局ですか、それ。教育委員会ですか。

(市長)
 それは教育委員会です。な。

(記者)
 何か主語がおかしい。

(市長)
 教育委員会だな。はい、教育委員会。

(記者)
 市長のその問い合わせに対して、答えているから、今みたいに、ちょっと変な主語になっていましたけど。

(市長)
 どれが。

(記者)
 教育委員会がつくったなら、自分たちのことを何か客観的に言っているようなふうになりますけど。

(市長)
 いや、だから、質問の方から言うと、年頭記者会見後に教育委員会を呼んで話を聞くと言っていたが、いかがだったかと。想定質問。について、今の2つを答えてくださいと。俺が言ったのは、何か俺がまた勝手に調子に乗ってやな、いって。決めた違うこと言ったようにとれるじゃねえかと、あんなふうになりゃ。それ違うでいって。いって確認したら、今のことでございます。

(記者)
 じゃあ、今、現時点では2案という認識でいいんですか。

(市長)
 まあ、2案でしょうね。正式に出てきとるのは。話としては、円周全部回らせるとかありますけど、ほれから、ここの今の名古屋城の横。金シャチ横丁をつなぐやつとかね。これは要望書もいただいておりますので、はい。
しかし、楽しいですよ。ようけの人が来て、子どもさんがみんな喜ぶに。ああ、すごいないって。世界に1個しかない蒸気機関車ですよ、これ。それとオハ35も、細かく分けると数百両ですけど、広げると千何百両。その第一号車が何と日本車両の熱田工場でつくったやつだもん。それがはっきりしたわけですよ。それと供奉車なんて、乗ったことありませんから、私も。こんなの。それは一遍乗ってみたいと。一杯飲んで、夜。飲むところつくりますから。ナイトエコノミー。

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