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庄内川水系の河川

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このページを印刷する最終更新日:2011年4月1日

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庄内川水系概略図

庄内川や堀川など、本市北東部から中西部にかけての庄内川水系概略図の画像

庄内川や堀川など、本市北東部から中西部にかけての庄内川水系概略図

各河川の諸元など

庄内川

 庄内川(しょうないがわ)は、岐阜県恵那市の夕立山(標高727m)に発し、同県東濃地方・愛知県尾張東部を経て名古屋市北西部を流下し、名古屋港へ流出する流域面積1,010平方キロメートル、流路延長96キロメートルの一級河川です。岐阜県内では土岐川(ときがわ)と呼ばれます。

 名古屋市内を流下する河川としては最大の規模の河川であり、本市北西部約150平方キロメートルの地域(市域の約半分)が庄内川流域に含まれます。

 市内の主要な支川としては、堀川、新堀川、新川、矢田川、守山川、香流川、隅除川、長戸川、野添川などが挙げられます。

庄内川港区多加良浦町地先より下流、南陽大橋方向を望むの画像

庄内川 港区多加良浦町地先より下流、南陽大橋方向を望む

庄内川河口東岸より西方を望むの画像

庄内川河口 東岸より西方を望む

堀川

 堀川(ほりかわ)は、庄内川水分橋上流にある庄内用水頭取工で庄内川より分派し、矢田川を暗渠で横断したあと名古屋市中心部を貫流し、熱田区七里の渡しで新堀川を合流して名古屋港へ流出する、流域面積52.9平方キロメートル(新堀川含む)、流路延長16.2キロメートルの一級河川です。

 江戸時代初期の1610年、名古屋城西南の幅下橋付近から熱田区七里の渡しまでの区間にかけての開削着手が堀川の歴史の始まりとされており、その後の下流部における干拓・埋立や、上流部の大幸川改修・補削などを経て、現在の姿となっております。

 なお本市では1988年度から、護岸補強、河道掘削等の改修事業を行っております。

堀川錦橋より下流を望むの画像

堀川 錦橋より下流を望む

新堀川

 新堀川(しんほりかわ)は、中区の堀留水処理センター直下流に発し、熱田区七里の渡しで堀川に合流する流域面積22.8平方キロメートル、流路延長約5.9キロメートルの一級河川です。

 もともと、現在よりやや東寄りの位置を「精進川(しょうじんがわ)」という名称で流れていた河川ですが1910年、現在の位置に運河として開削され、翌1911年、名称も「新堀川」と改称されました。

 本市では1977年度から2009年度にかけて、護岸補強、河道掘削などの改修事業を行い、調節池の増設などを除いて概ね整備済みとなっております。

新川

 新川(しんかわ)は、名古屋市北区・西区境にある庄内川洗堰(あらいぜき)を上流端とし、本市西部や清須市などを流下して名古屋港に流出する、流域面積250平方キロメートル、流路延長21.8キロメートルの一級河川です。

 新川も江戸時代中期の1784年から1787年にかけて、現在の北区味鋺(あじま)地区を中心とする地域の排水不良対策、及び庄内川下流部の破堤対策として、新たに開削されたのが起源となっており、庄内川洪水時における放水路としての機能も担っています。

 なお、河川改修事業は愛知県により進められています。

矢田川

 矢田川(やだがわ)は、瀬戸市・豊田市境の戸越峠付近に発し、尾張旭市や名古屋市北東部を流下して、名古屋市西区の庄内川橋直上流で庄内川に合流する河川で、下流22.4キロメートルの区間が一級河川に指定されています。

 愛知県管理区間の下流端となる宮前橋地点での流域面積は109平方キロメートルとなります。

 北区米ヶ瀬町から庄内川合流点までの区間については昭和初期の河道付け替え工事により形成されたもので、付け替え以前の流路は現河道より少し南側、現在庄内用水(惣兵衛川:そうべえがわ)が流下している位置に概ね該当しています。

 なお、河川改修事業は国土交通省及び愛知県により進められています。

守山川

 守山川(もりやまがわ)は、名古屋市守山区太田井付近に発し、同区内を西流して矢田川に合流する、流域面積2.6平方キロメートル、流路延長3.4キロメートルの河川で、下流2.7キロメートルの区間が一級河川に指定されています。

 本市による河川改修事業は1971年度から1980年度にかけて、護岸整備、河道掘削などを行いました。

香流川

 香流川(かなれがわ)は、長久手町東南端の丘陵地・三ヶ峰に発し、名古屋市名東区を流下して、同市千種区内で矢田川に合流する、流域面積28.3平方キロメートル、流路延長12.5キロメートルの河川で、下流8.9キロメートルの区間が一級河川に指定されています。

 本市では1989年度から、護岸整備、河道掘削等の改修事業を行っております。

香流川中島橋付近より下流を望むの画像

香流川 中島橋付近より下流を望む

隅除川

 隅除川(すみよけがわ)は、名古屋市守山区御膳洞(ごぜんぼら)付近に発し、同区内を流下して矢田川に合流する、流域面積2.6平方キロメートル、流路延長2.8キロメートルの河川で、下流1.9キロメートルの区間が一級河川に指定されています。

隅除川新隅除橋より下流を望むの画像

隅除川 新隅除橋より下流を望む

長戸川

 長戸川(ながとがわ)は、名古屋市守山区・尾張旭市境の海老蔓池(えびづるいけ、別名:滝の水池)に発し、同区内を流下して庄内川に合流する、流域面積4.8平方キロメートル、流路延長2.0キロメートルの河川で、下流1.2キロメートルの区間が一級河川に指定されています。

 なお本市では1972年度から、周辺の宅地整備などと同調した河川改修事業を行っております。

長戸川天王橋より上流を望むの画像

長戸川 天王橋より上流を望む

野添川

 野添川(のぞえがわ)は、名古屋市守山区上志段味(かみしだみ)の筧池(かけひいけ)に発し、同区内を流下して庄内川に合流する、流域面積6.3平方キロメートル、流路延長1.8キロメートルの一級河川です。

 本市では1972年度から、周辺の宅地整備などと同調した河川改修事業を行っております。

野添川野添橋付近より下流を望むの画像

野添川 野添橋付近より下流を望む

このページの作成担当

緑政土木局河川部河川計画課企画調査係

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