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野生鳥獣の保護と生態

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このページを印刷する最終更新日:2015年5月29日

ページの概要:身近な野生鳥獣の取り扱いについてご説明いたします。

傷ついた鳥、動物をみつけたとき

傷ついた野生鳥獣をみつけたときは、そのままそっとしていただきますようお願いいたします。なぜなら、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」の考え方に「自然は自然のままに」という考えがあり、むやみに人が手を加えると、本来あるべき生息数や自然界のバランスが変わってしまう可能性があるからです。しかし、どうしても保護したいということであれば次の方法でお願いいたします。

(1)お近くの動物病院に相談する

(社)名古屋市獣医師会に登録している動物病院に傷ついた野生鳥獣の取り扱いを無料で相談することができます。お近くの動物病院は緑政土木局都市農業課が紹介いたします。なお、動物病院に野生鳥獣を持ち込み、治療行為が行われたときの治療費等は持ち込んだ方のご負担になりますのでご注意ください。

(2)弥富野鳥園に引き取っていただく(鳥類のみ)

傷ついた野鳥の保護は弥富市にある愛知県弥富野鳥園(弥富野鳥園管理事務所 電話番号:0567-68-2338)で行われています。(1)獣医さんに一度相談してから、(2)持ち込み前に弥富野鳥園へ連絡し、(3)自ら持ち込んでいただくことが原則です。鳥類のみ無料で保護していただけます。なお、ヒナ鳥については、弥富野鳥園では保護していません。

もし、ヒナが巣から落ちていたら

(1)公園などにヒナが落ちていたら

ヒナは間違って巣から飛び出すことがあります。また、巣立ち直後のヒナはあまり動きません。しかし、多くの親鳥は近くで見ており、餌やりや誘導をして飛べるように訓練します。人の勝手な親切心から手を差し伸べれば、自然の巣立ちを阻害するだけでなく、保護することで親鳥からヒナを奪ってしまうことにもなりかねません。そんなときは、そっとその場を離れましょう。

(2)ヒナが車道上など、あきらかに危険な場所で動かなくなっていたら

ヒナは動きが鈍く、間違ってとても危険な場所に行ってしまうことがあります。そんな場所は親鳥も近づくことができません。基本的には自然にまかせるべきですが、そんなときはやさしい気持ちで草の茂みや低木の陰など、親鳥の目が届く安全な場所に移動してあげましょう。

鳥の巣について

(1)野鳥の巣を除去したい

野鳥の巣は、卵やヒナがいるときはカラスやハトの巣を含めて、法により、むやみに除去することはできません。しかし、農作物の被害や生活環境被害があるとき、有害鳥獣捕獲許可を取って除去することができます。なお、巣の中に卵やヒナがいなければ有害鳥獣捕獲許可が無くても除去することができます。おもな鳥の巣立ちに要する期間は3から4週間程度ですので、緊急に巣を除去する必要がなければ、ヒナが巣立ってからの除去にご協力ください。

ハトに関するトラブルが起きています

(1)ハトに餌をやらないでください

庭先や公園にいるハトは、雑草や木の種子、芽などを食べて生活しており、これらがハトの自然な食べ物です。しかし人が餌を与えることにより、無用に繁殖力が上がり、数が増えて街の嫌われものになってしまいます。

(2)ハトによる被害

ハトはビルやマンションのベランダ、駅のガード下などに巣を造ります。巣のまわりは糞や羽毛で汚れてしまいます。ハトの体や糞には人にうつる病気(オウム病やクリプトコッカス症など)を持っていることがあります。また、羽毛などがアレルギーの原因やダニの繁殖を促します。

カラスについて

(1)カラスの生態について

カラスの中でも、ハシブトガラスはもともと森林に住んでいるものですが、近年、エサが豊富な都会で増えて問題になっています。体重は700gくらいでカァーカァーと澄んだ声で鳴きます。4月から7月に繁殖し、産卵から60日くらいで巣立ちます。子育ての時期には卵やヒナを守るために人に対して威嚇したり、飛んできてつついたりすることがあります。できるだけ巣に近づかないようにしてください。エサは小動物や草や木の実ですが、ペットのエサ・人の出すごみも食べ、散らかします。夜には集団でねぐらを形成します。

(2)カラスによる被害

カラスにより、農作物の食害、糞による車などの汚れやカラスの鳴き声による騒音、ごみ収集前に袋を食い破ることによるごみの散乱などの被害があります。

(3)被害防止

有効な対策は、エサを出さない、生ごみを食べられないようにすることです。

名古屋市では現在のところカラスの捕獲は行っておりません。エサがある限り捕獲しても別の場所からカラスが集まってしまうため、捕獲は効果的な対策とは考えにくいものです。

被害防止の対策については、以下の関連リンク「カラスにごみを荒らされないための対策」をクリックしてください。 

カラスにごみを荒らされないための対策

ムクドリについて

(1)ムクドリの生態について

体長24cmほどで、スズメとハトの中間の大きさです。全体に茶褐色で、首から頭・腰の一部に白が混じっていて、足とくちばしは黄色い色をしています。雑食性で木の実・果物・小動物・昆虫等をエサとしています。糞はネバネバしていて、ギャーギャーと鳴きます。7月頃から冬にかけて集団でねぐらを形成します。天敵はカラス・フクロウ・ネコ等。

(2)ムクドリの被害について

街なかの街路樹・電線などに集まり、鳴き声や糞についての苦情が、また郊外では農作物の食害も発生しています。街中に集まる原因としては、「カラスなどにねぐらを奪われた」「市街地は天敵が少なく夜明るいところは天敵のカラスが来ない」「人間のいるところは安全で冬は暖かい」と言われています。

(3)ムクドリの被害対策について

効果的な対策が難しいのですが、追い払うことに効果があると言われている方法を紹介します。ア)ムクドリの悲鳴を入れたテープを大きな音で流す。イ)投光器により追い払う。ウ)ロケット花火などで追い払う。エ)その他 忌避剤や鳥おどし、ネットなどを使い追い払う方法があります。いずれも継続的な実施が必要です。場合によっては警察・消防署・商店街など地元との協議も必要です。また、集まっている樹木を剪定して枝を少なくすることや、電線などに鳥が止まりにくくするカバーの設置等も効果があります。なお、捕獲や駆除には鳥獣保護法に基づく捕獲許可が必要になります。

住宅へ侵入する動物(獣)について

市内で住宅へ侵入し屋根裏や床下に住みつき被害を及ぼしている動物としてアライグマ、ハクビシン等がいます。屋根裏に住みつくと、大量の糞尿により屋根裏が抜け落ちたり、動物に寄生しているダニ等で体を刺される被害があります。これらの動物は、木登りが上手で屋根の隙間からや、場合によっては板をめくって屋根裏に侵入することがあり、ネズミと勘違いされる方もみえるので注意が必要です。これらの動物は夜行性で夜にエサを探しに出歩いたり、屋根の上を徘徊して騒ぎになることもあります。屋根裏に入られた対策としては、まず追い出すことが必要で、次にその入り口をふさぎます。糞尿がある場合は清掃しておきます。追い出しはなかなか難しく、家の隅に逃げ込んでしまうこともありますが、その場合は薫蒸剤を使って追い出す方法も効果があります。これらの生活被害や農作物に被害を及ぼす有害動物の捕獲に関することは下記リンクの有害動物の駆除やアライグマ、ハクビシン、ヌートリア用の捕獲箱の貸出しをクリックください。

  • 有害鳥獣の駆除-市内で鳥獣による生活環境、農林水産業または生態系への被害が発生した場合、有害鳥獣として捕獲駆除する方法についてご説明します。

アライグマについて

アライグマ:特徴である目の上の白い帯が眉毛のようにみえます。

(1)アライグマの生態について

アライグマは北米原産ですが、ペットとして日本へ持ち込まれたものが野生化して繁殖しています。大きさは42cmくらいから60cm、体重は6から7kg程度です。毛色は灰色から明るい赤褐色で尻尾に5から10本の黒い輪があり、縞模様に見えます。顔には両目を覆うようの黒い帯があります。夜行性ですが昼間にも見かけることがあります。エサは雑食性で小動物・魚類・果物・ペットのエサ等なんでも食べます。春に3から4頭の子どもを出産し秋にかけて子連れで出没します。力が強く木登りが上手なため、高いところの板を破って侵入することがあります。

(2)アライグマの被害

アライグマは雑食性のため農村地域では農作物の被害が多く報告されています。都市部では住宅の屋根裏や空家・倉庫等に入り込む、池の魚を食べる、夜中に屋根の上を歩き回る、エサを求めて住宅に侵入する、糞尿をするといった被害が増えています。

(3)アライグマの被害防止策

エサを求めて出没するため、住民が協力してエサ等を与えないようにしましょう。ペットの食べ残しを片付けたり、エサとなるごみを放置しないようにしましょう。手先が器用なため少しの隙間から侵入するため注意しましょう。

愛知県でもアライグマについての説明がありますので以下の関連リンク「外来生物について」をご覧ください。

愛知県Webサイト(外部リンク)別ウィンドウ

ハクビシンについて

ハクビシン:特徴である額から鼻先までの白い線があります。

(1)ハクビシンの生態について

ハクビシンは東南アジアを中心に生息しており、日本では戦後から生息地域を拡大し、現在ではほぼ全国で見られるようになって、都市部でも確認されるようになりました。大きさは40cmから50cmほどで体長と同じくらいの尻尾があります。体重は3kgから4kg程度です。体の大部分が灰褐色で短い足は黒色です。顔の額から鼻先まで白い模様があるのが特徴です。肛門の近くに特有のにおいを発する臭腺が発達しています。夜行性で、木登りが得意です。エサは雑食性で果実・トウモロコシなどの野菜、小動物・昆虫などを食べますが、特に果物が好物です。1年を通じて出産し一度に2から3頭生みます。

(2)ハクビシンの被害

ハクビシンは果物が好物のため、農村部ではブドウやみかん、農作物の被害が多く報告されています。都市部では、家庭菜園の野菜や果物も被害があります。住宅の屋根裏や床下、物置の下へ侵入し住みつき、糞尿で天井板が腐ったり、異臭の被害等があります。

(3)ハクビシンの被害防止策

エサを求めて夜間に徘徊します。甘い缶ジュースなどもエサになりますので空缶は、よく洗うようにしてください。果物は早めの収穫に心がけましょう。家の周りをきれいにして警戒をさせることも有効です。木登りが上手なため、住宅、空家や倉庫などに住み着かないように注意が必要です。

タヌキについて

タヌキの写真です。

(1)タヌキの生態について

日本全国に生息する動物で、本来は森林地域で生活するものです。大きさは50cmから60cmで重さは3kgから6kg程度です。ずんぐりとした体つきで、足が短く尻尾は太く、体全体が灰褐色で目の周りや足は黒色です。夜行性で昆虫類と果物を中心に小動物、魚などなんでも食べる雑食性で、都市部では残飯を食べます。5月から6月にかけて出産し4から5頭生みます。また、糞をためる習性があります。市内では都市化の進展に伴って住宅地の近くの狭い樹林地などに生息していることが多く、物置や倉庫、側溝など狭いところを好むようです。

(2)タヌキの被害

エサを探して住宅地に侵入し、残飯をあさったり果物を食べたりします。タヌキに限らず野生動物には、犬・ネコや人にうつる病気等をもっている場合もありますので、直接触ることは避けてください。

(3)タヌキの被害対策

タヌキを増やさないようにするためには、エサを与えないことが重要です。野生動物全体に言えることですが、可愛い・かわいそうとエサを与えないでください。人が手を加えることにより生態系が壊れる恐れがあります。

有害鳥獣の駆除

有害鳥獣の駆除については下記のリンク「有害鳥獣の駆除」をクリックください。

  • 有害鳥獣の駆除-農作物被害や生活、環境被害がある有害鳥獣の駆除の手続きについて説明しています。

捕獲箱の貸出し

アライグマ、ハクビシン、ヌートリア用の捕獲箱の貸出しについては下記のリンク「アライグマ、ハクビシン、ヌートリア用の捕獲箱の貸出し」をクリックしてください。

このページの作成担当

緑政土木局 都市農業課生産振興係

電話番号

:052-972-2499

ファックス番号

:052-972-4141

電子メールアドレス

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