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瑞穂区史跡散策路

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このページを印刷する最終更新日:2020年4月17日

ページID:1613

ページの概要:瑞穂区の史跡散策路コースを紹介します。

塩付街道と桜のみち

 瑞穂区役所をスタート、東へ進むと、古い大きな二本の松が見える。細い道筋の町並に、塩付街道のなごりをしのぶ。村上おどり山古墳を見て、山崎川の風情あふれる桜並木の道へ。鼎小橋から見る川の水面が陽に映える。静かな住宅地の中に由緒ある善進寺、正及神社が見えてくる。やがて、東山荘の萓葺の門をくぐる。風雅な建物と見事な庭園。しばらくは美しい自然の中にたたずむ。
 再び山崎川の流れに足をとめ、静かな町を歩き、東栄八幡社と馬頭観音を見ると、やがて、ロダンの「考える人」が迎える博物館に到着する。展示をとおして郷土の歴史を学び、多くの美術品を見て郷土の文化に触れる。
「塩付街道と桜のみち」 は、歴史があり自然があり四季の香りがある。

塩付街道と桜のみち

民間信仰のみち

 市大病院前から西へ歩いて10分程で神明社に着く。樹齢100年を超えるというご神木の大楠が迎えてくれる。ここからすぐ南の信正寺へ。門前の “野仏阿弥陀・三観音”に挨拶して、名市大へ向かう。構内の小高い丘が“八高古墳”である。金龍寺(約10mの観音像あり)前を通り、盛屋寺へ。門前には “庚申塔”があり、今も残る庚申信仰を知るうえで、大変貴重な存在だ。八劔社から曲がりくねった坂道をたどると“高田城跡”と伝えられる御劔小学校へ出る。冨士八幡社を経て、昔日の面影を残す“宮参り道”を行けば“肴瓮石伝説”の神之内八幡社へ。観音堂(十三仏、庚申塔あり)から一之御前神社を経て“おできの神様”とあがめられている直来神社、“乳信仰”で有名な海上寺、そして眞好天神社に至るが、白山神社(庚申塔あり)や薬師寺(石仏あり)に立ち寄るのも一興である。

民間信仰のみち

ふるさと歴史のみち

 地下鉄堀田駅から、ほどなく浜神明社の前に出る。車が行きかう中で古い史跡と対面すれば時代の移り変わりが知らされる。旧東海道を山崎川へ。このあたりは昔船着場があった所である。そのほとりの井戸田薬師への道標に導かれ、藤原師長謫居跡で師長が琵琶を弾じ、歌を唱した昔に思いを馳せる。龍泉寺は源頼朝ゆかりといわれる由緒ある寺。そこからしばらく続く細い道は鎌倉街道と伝えられる。彫塑、噴水のあるコミュニティ道路。ここのベンチで休憩するのもいいし、コースを分けて回るのもよいだろう。大木、古木が立ち並ぶ田光八幡社でひときわ大きいクスノキに対面する。そこから大喜寺、さらにこんもりと木がおい繁った津賀田神社のたたずまい。そこから天聖寺は近い。門前に立ち並ぶお地蔵様の笑顔が疲れをいやしてくれる。

ふるさと歴史のみち

貝塚と城あとをしのぶみち

 瑞穂区の歴史は古く縄文時代にさかのぼることができる。大曲輪貝塚、瑞穂古墳群一・二号墳、下内田貝塚など縄文から古墳時代の遺跡が存在し、特に「大曲輪貝塚」には人骨模型が発見当時そのままに展示されている。万葉集に歌われた「あゆちの水」には奈良時代が、その北にある琵琶ヶ峯の碑では平安時代の恋物語がしのばれる。中根三城は戦国時代に築城されたもの。東八幡社の神事「棒の手」は戦国時代に農民の自衛手段として発達し、刀狩を逃れるために神事としたとも言われている。宝蔵寺に建っている宝篋印塔は江戸時代末期の作で宝篋印陀羅尼経を納めたと明瞭に刻まれている。「貝塚と城あとをしのぶみち」は歴史の流れの道であり、古代から現代へ歴史の散歩が楽しめる。

貝塚と城あとをしのぶみち

このページの作成担当

担当: 瑞穂区役所地域力推進室生涯学習担当
電話番号: 052-852-9307
ファックス番号: 052-852-9306
電子メールアドレス: a8529307@mizuho.city.nagoya.lg.jp

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