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令和元年10月21日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2019年11月22日

ページID:121907

報告事項

  • オレンジリボンキャンペーン2019について
  • 堀川ヒュッテの開催について
  • 市長の海外出張について

会見動画

報告内容

◎オレンジリボンキャンペーン2019について

(市長)

 はい。それでは、10月21日(月曜日)ですが、始めたいと思います。おはようございます。ご苦労さまでございます。

 まず、オレンジリボンキャンペーン2019、児童虐待防止推進月間の取り組みについてご報告いたします。ということで。バックボードは児童虐待の防止ということで。本当に口で言っとるだけで、ものすごい増えとりましてですね、これ。虐待で苦しむ子どもさんもそうだけど、実は親もそうですわな、これ。ということで、いろんな対応を相当しとるんですけどね。さらに、しっかりやっていきますけど。バックボードが児童虐待防止のシンボルマークである「オレンジリボン」のデザインに変わっております。名古屋市では、「名古屋市児童を虐待から守る条例」において、5月と11月を「児童虐待防止推進月間」と定めております。毎年11月は、厚生労働省を中心として、全国的に「オレンジリボンキャンペーン」が実施されております。本市でも、毎年、児童虐待防止のPR活動を実施しております。

 今年度の主な取り組みとして、11月23日(祝日)、「オレンジリボンキャンペーン2019」を開催いたします。イオンモールナゴヤドーム前におきまして、PRイベントを実施するとともに、市内9店舗のイオンに協力をいただきまして、啓発グッズの配布を実施いたしております。その他にも、多数の民間企業にご協力いただき、ポスターの掲示、子育て相談カードの設置、オレンジリボンの着用を行っていただくとともに、地下鉄駅へのポスターの掲示、ホームでの旅客案内装置でのアナウンスのほか、新たにラッピングバスの運行等を実施いたします。

 児童虐待に対する市民の皆さんの関心と理解が深まり、困っているお子さんや保護者を見かけたときに、声掛けをして相談機関へとつなげていただくなど、地域における見守りが広まるよう、積極的なPRを進めてまいります。というように書いてありますけど、例えばスクールカウンセラーでもそうですけど、常勤のね、あれは学校へ入ってからですけど。どちらか言いますと、数で言いますと0から3歳、0から2歳というか、あの辺の虐待が多いんですけども、この間起こりました千葉の野田市での栗原さんか、お嬢ちゃんの、あの子は小学校3年じゃなかったですかね、たしか。3年か4年だということでございまして、やっぱりね、専門職にちゃんと税金というか資源を注ぎ込んで、家庭訪問もそうだけど、流れを変えないかんですわ、基本的に。もう財政危機だ、財政危機だ、ってうそばっかり言って、公務員の給料だけ上げていっとると。政治関係の給料だけ上げていっとるという、そういうこと自体が狂っとるな、これ。1つは学校へ入ってからですけど、常勤のスクールカウンセラー。もっと小さい子のところでも、家庭訪問ができる人間をつくらないかんですよ、やっぱり、これ。ちゃんとお金も使って、これは。こんなんね、こんなん言って悪いですけど、この地域における見守りが広まるよう積極的なPRを進めてまいりますと、こういう念仏だけではなくて。ちょっと知っていただくとわかりますけど、子ども会なんかが、子ども会会長、野瀬さんといいますけど、中区の方ですけど、その人が今、割と中心になって、区政もみんな巻き込んで、ちゃんとお金も使うと。どうやって家庭訪問していくかと、家へですね。これはやっぱりトレーニングしないといかんのですわ、やっぱり、これは、それなりに。それとね、児童虐待のほうでいくとね、やっぱり男が若干おらんと、複雑な家庭である場合が多いもんだで、家庭訪問をして行ってもですね、「おまえ、ばかやろう、誰だ、お前は」言って、「たわけ」言って、そうなる可能性もあるでしょう。「警察か」と言って、「手帳見せてみよ」とか何とか。だから、消防関係のほうにもですね、今お願いしておりまして、待っている姿勢だけでなしに、やっぱり家庭訪問まですると。しかし、そのためには、一般的に言うと、プライバシーの壁を言う人が多いですけどね、これは。だから、プライバシーも、それはちゃんと話して仕組みをつくればいいわけです。何遍も言っとりますけど、報道の秘密というのは、憲法に保障された特別な権利なんですけど、年賀状はアルバイトも配りますからね、これは言っときますけど、これは。年賀状において、誰が誰に年賀状を書いたというのは、実はアルバイトはわかるんですよ。今の仕組みだと。あれは憲法上の権利でどうだという話があって、やっぱり一定の仕組みをちゃんとつくれば、これはやっていけるんで、ほんとに相当熱を入れないかんです、これは。

 そのためには、やっぱり家庭訪問を中心として、それは誰がやるのか、お金はどうするのか、個人情報どうするのかということですね。そこまできちっと仕組みつくらないかん。ちょうど仕組みを今、つくりかけたところでございます。子ども会が中心になるけどね。縦割りになっとるでいかんのだわ。これ子ども青少年局がつくっとるのかな、それから、教育があるでしょう、やっぱり。それから、福祉があるでしょう。そういうところが縦割になってちゃってる。また、警察は警察ということで。しっかり取り組みたいと。「日本で一番子どもを応援するマチ ナゴヤ」ということで、もうすぐ一定の仕組みができると思いますけど、名古屋が日本のフロントランナーになるようにやっていきたいと思います。

◎堀川ヒュッテの開催について

(市長)

 次に、今週金曜日にスタートする「堀川ヒュッテ」についてお知らせします。堀川では、魅力向上とさらなるにぎわいづくりを目的として、納屋橋地区において水辺活用イベント「堀川ヒュッテ」を10月25日(金曜日)から11月4日(月曜日・休日)まで開催いたします。水辺に張り出した親水テラスをそなえた会場は、テントやキャンピングチェアなどで装飾され、夜にはライトアップによる夜景演出もあり、都心の水辺でアウトドア気分を味わえる飲食イベントとなっております。小屋型の販売ブース「ヒュッテ」では、名古屋で初めてのクラフトビール醸造所である「ワイ マーケットブルーイング」のクラフトビールを販売いたします。オープン初日には先着100名様にビール半額クーポンの配布もありますので、ぜひお楽しみくださいと。なお、このイベントは、社会実験として実施するものです。今後、親水テラスなどによる新たな水辺活用の取り組みや、堀川を意識した川沿いの土地利用が進んでいく契機になればと期待しております。他にも、船上バーが目玉の「堀川ウォーターマジックフェスティバル」や、船での遊覧とともに観光やまち歩きも楽しめる「秋の堀川クルーズ」など、多彩なイベントが目白押しでございます。水辺で一杯飲んだり、船に乗ったり遊んだりと、この秋は堀川の魅力を存分に味わえる絶好の機会となっておりますので、皆さま、お誘い合わせのうえ、ぜひお出かけくださいますようお願いします。私も一杯飲みに顔を出そうと思っております。わしは、最近はちなみにハイボールをようけ飲んどりますけど、それは関係ないですけど。

◎市長の海外出張について

(市長)

 次に、私の海外出張について、ご報告です。名古屋市とロサンゼルス市は、今年、姉妹都市提携60周年を迎えます。これ、なかなかなんですよ、長いんですよ、これ。現地での各種公式行事などに出席するため、10月24日(木曜日)から28日(月曜日)までの5日間、ロサンゼルス市へ出張いたします。主な予定としましては、ロサンゼルス市役所への表敬訪問や名古屋をPRする行事でございます「名古屋デー2019」に参加いたします。

 また、現地の高校を訪問しまして、先進的な教育プログラムについて視察するとともに、ロサンゼルス統一学区と意見交換を行ってまいりますということで。これは、誰も褒めてくれへんで、自分で褒めないかん。先ほど幹部会では言いましたけど、名前はここで、記者会見だで、商工会議所のえらい様としときます。言ってもいいよ、と言っていたんだけど、その方がロサンゼルスへ行って、向こうのvice mayor、副市長に会ったときに、「Mr.Mayor、河村さんはどうしとると。今までいろんな人が来たけど、みんな写真撮ってくだけだったと。だけど、河村さんだけは、スクールカウンセラー、常勤スクールカウンセラーの話ですけど、ちゃんとよう勉強されて、向こうからも来てもらいましたし、そういう制度をほんとに導入してったということで。初めてなんだということを向こうの副市長が言っとられました」ということを言ってくれてもええ言っていましたから。誰も褒めてくれへんけど、そういうふうですわ、はっきり言って。給料が安いほど働くんです、政治というものは。そういうことだ、ということでございまして、今回も教育という言葉はもう使いたくないですけど、educationですね。人間を応援するということの、アメリカ流の。何となく見とると、アメリカ人の子どものほうがみんな、ほんとに楽しそうだがね。学校やら、何やら。そうでしょう。例えば、昨日のNHKで見とりましたけど、テレビを。そうしたら、マイケル・ジョーダンじゃないけど、リーチ・マイケルか。リーチ・マイケルとあの辺が、スタンドから自分の子どもか何かわかりませんけど、子どもをこうやって呼び寄せて、自分で抱っこして、何人かが一緒に写真に写っていましたね。ああいうところなんていうのは、やっぱ見習わないといかんですよ、これは。日本であんなことやってみやぁ、誰か、うるさいのが出てきて、やめてくださいとか言って。外国人はみんな、にこにこして、写っておりましたよ。そういうところは、どうやってやったら子どもがもっと毎日楽しんどるような、そういうふうにできるかというのを、やっぱりアメリカ、ロサンゼルスで、まあずっと今までやってきました。それは児童虐待防止にも当然つながることですからね、これ。その根本を変えないかんもん、根本を。髙原さん(子ども応援室首席指導主事)って、アメリカのケンタッキーのルイビルで10年間、スクールカウンセラー、常勤のですが、当たり前ですが、僕に5年前に言っとったのは、一番ようわかるんだけど。アメリカでは今、子どもさん、どちらかというと教育の、教育というかeducation、学校入ってからですけど。studentでなくてcustomerなんだ、お客さんと言うんだと。customerというのは、普通、日本で言うと何となく商売のお客さんみたいだけど、いや、そういうのとちょっと違うんだと。やっぱりちょっとこう、みんなで大事にすると。で、先生はteacherじゃなくてadviserと、そういうふうに言うんですよといって、アメリカではと。だから、根本的に違うんだと。それを変えないかん、その雰囲気をいうことを言っていました。そういうのにチャレンジしとるのがこの名古屋で、そういうためには、1円の税金も惜しむことありませんので。財政危機というのはうそですから、あれは。ええ。まあトヨタ自動車の半分おかげですけど。こうやって大変稼いでいただいとる産業のおかげでね、名古屋の町ですから。子どもさんのためには、圧倒的にやっぱり子どもさんが学校楽しいと、人生楽しいと、おもしろいがやと。成績が悪くたってええじゃないかと。そういうふうに言えるような町をつくっていこうということでございまして、そんなことをまたロサンゼルスに行って、さらに学んできたいと思っております。

質疑応答

◎名古屋城天守閣木造復元事業について

(記者)

 幹事社からですね、2点、お伺いさせてください。

 まず、1点目が名古屋城天守閣の木造化なんですけど、今、完成時期を延期されていますが、市長としては、新たな完成時期というものはいつ頃になるかと考えられているかということが一点と、もう一点が、あいちトリエンナーレの市独自で設置する検証委員会ですが、どういったメンバーをどのような方法で選定される予定か、というのを教えてください。

(市長)

 お城のほうですけど、現にあそこの堀の下の穴ですかね、何か埋まっているといかんということで、5カ所ですけど、掘る許可は文化庁から出まして、掘りかけたんでないかな、これ。掘っとらんか。

(当局)

 まだ、今週末から来週にかけて掘り始めます。

(市長)

 今週末から来週にかけまして掘りかけます。そこの状況によっても、えらい違うしね、これ。何にも出てこんのか、何か出てきたのかということで全然違いますので、そういうことも含めまして、石垣部会さんのご指示も、まあちゃんといろいろ連絡とって、いろいろあれしておりますで。話を聞きながらやって、なるべく早く、私からすると、わしも、はや70ですけど、もういろいろなところで、年食った皆さんと言っては悪いですけど、高齢の皆さんに、「もう早う、河村さん、早うつくってちょう」と。「わしがちゃんと生きとるうちに」と。「八事へ行く前に頼むわ」という声に満ち満ちとりますがな、これ。名古屋のこの、今の雰囲気といいますか。いうことでございますので、そういうところで、調査の、実際許可が出まして、全体の大きい流れだと、あれです、大きい流れだとその木造復元の大きい流れに向けての本当の第一歩ですけど。今週末ぐらいから掘りかけますので。そこらをちょっと見させていただきたいということで、石垣部会の皆さんとも、「仲ようやってちょう」と文化庁から言われておりますんで、話をしながら仲よくやっていきたいと思います。しかし、繰り返しますが、名古屋市民の熱い期待がありますんで、ほんとに早う、でき得る限り早うできるようにしたいと。

◎あいちトリエンナーレ2019について

(市長)

 それから、トリエンナーレ2019の検証委員会は、やっぱりこれつくらないかんですね。なんでかいうと、3,000万円のまだ払ってないお金がありますし、払った金でも1億7,000万円ですか。初めの2年間は、当局に言わせると、この例の不自由展の話ではなかったので、これは検証しとるけども、こっちは払ってまってあるけど、これはええですよと。だけど、あと、それを終わってからの、今年入ってからの約1億7,000万円だな、約1億7,000万円の払ってないキャッシュが約3,000万円で、払った分が約1億4,000万円については、市民の血税でございますので、ちゃんとしたチェックをしたいと思いますので、今、どうやってやるかということを今、鋭意検討中でございまして、どなたにするかとか、どういう仕組みでやるかと。主に、どういうプロセスをもって津田さんが選ばれて、その津田さんは、どういうプロセスをもって、主に、主に3つです。最近は4つ目の放射能の話が出ておりますけど、今までの過去の流れで言うと、主に3つですね。陛下の肖像画をバーナーで燃やして足で踏んづけるやつ、それから慰安婦像、本物、これ、日本政府がやめてくれと言っとるやつですね、これ、世界に向かって。それと事実と違っとると、これはまた別にやってもいいですけれども、これはちょっとマスコミのまたどつぼにはまって、そのペースに持ち込まれますので、これはこれとして。それから、もう1個は、戦争で亡くなった兵士の皆さんを、idiot JAPONICA、間抜けな日本人の墓と明記したやつのその3つについて、どうなんだと。それをどうやってその展示が決められて、誰が誰にいつ伝達して、なぜ名古屋は一切知らなかったのかと。これについては、名古屋市が知っとったという説が、いろいろなところから聞こえてきますので、わしもこの数日間、きちっと担当者に、局長に言って、担当者の携帯まで教えてもらってですね、確認しましたところ、ほんとに知らなかった。ほんとに知らされていなかったということでございまして。何遍も言っておりますけど、これは補助金と分担金ということで名前が違いますけど、事実上、同じような機能を持っとるわけだけども、名古屋市の補助金の条例のルールによりますと、審査をすると書いてありますね、名古屋市は。やっぱり、申し込みを受けて審査すると。名古屋市の補助金には罰則は書いてありません。ですから、まずいこと、審査するという意味はどういう意味かといったら、中身が、誰が何を展示するかということを言っていただかないと審査なんかできんじゃないですか、そもそもそれは。そういう規定になっとるんです。

 それを検閲だと言うんだったら、日本中、全員検閲で捕まえてください、それは。名古屋だけではありません。日本人、ここにずっと並んでおります役人は、全部検閲官になりますから、これが。これはそういうことでございまして、それがおかしいと言われるんだったら、やっぱりそれは法律を変えるか、芸術作家が、これは芸術品であると言ったものについては、一切申請しなくても、中身については、丁寧もどうか知りませんけど、説明しなくても、それは展示しなければならない、そういうルールに変えてください、ほいじゃあ。そう言っといてちょ。

(記者)

 メンバー選ばれるときは、何を大切にして選ばれるんですか。県がつくったときは、その仲間でつくったみたいなこともおっしゃっていましたけど、選ぶとき。何が一番大切にして選ばれるんですか、公平性なのかなとか。

(市長)

 法律的なことがまずわかる人ですね。どうやって選ばれてきたかと。その津田さんとかね、あと中身も、特に一個だけ言いますと、陛下の燃やすやつですね。ああいうようなものについては、誰がどう決めて、どう伝達されて、県はどこまで知っていたか、これは。知事はどうなんだと。それから、名古屋市にはなぜ伝達されなかったかという辺のプロセスを明らかにせないかんわね。うん、だから法律のやっぱりわかる人。それから、芸術について理解がある人という辺じゃないですかね。それとやっぱり名古屋の関係の人が、やっぱりおってもええと思いますけどね、わし。名古屋の、やっぱ名古屋の文化ですから、何だかんだ言っても。県はまあ1人もおらんのじゃないかな、あれ。やっぱ名古屋のお金を使うんですから。2億円だけど、お金だけで言うと、何遍も言っていますけど税金で2億円という意味ですから。名古屋市は県民税も払っておりますんで、だから半分まではいかんかわからんけど、だから、やっぱり名古屋の芸術、文化という人もやっぱり、何人かわかりませんけど、やっぱり入っていてもらったほうがええですね。その辺のところで今、検討中です。

◎名古屋城天守閣木造復元事業について

(記者)

 今日、ステップなごやですか、木造の階段室が報道に公開されるということで、新技術の実験にも使われる階段だというふうに聞いているんですけれども、バリアフリーのコンペ、先日、この秋に計画していたけれども、募集を始めようとしていたけれども、延期するみたいな話も出ていましたけれども、現時点で、バリアフリーのコンペ、どのように、いつ募集開始されるのかということを考えられてるんですか。

(市長)

 いつからなんだったかな、ちゃんとやると言っとったか。

(当局)

 今月に有識者会議をまずやってから。

(市長)

 今月中に有識者会議をやって、募集要項とかスケジュール。

(当局)

 意見をお伺いする。

(市長)

 意見をお伺いするということです。ちゃんとやりますよ。これは、なんでかいうと、何かいろいろ言っていますけど、名古屋城は重要な引き金なんで、これは。これによって犬山城も仮に上がれるようになるとか、姫路城も上がれるようになればうれしいでしょう。

 そればっかりではなくて、例えば、フランスのノートルダム寺院も上がれるようになるのかとか。それから、さらに進んで、普通の家ですね、民間の、普通の家。今回の災害でもそうじゃないですか。上に上がれずに亡くなった方がみえるんじゃないですか。そういう方でも、普通の家の段差を、階段を克服できるような便利なものができれば、それはすばらしいですよ、これ。だで、名古屋城だけじゃないですよ。

(記者)

 大体いつ頃に、何か先日審議会でも何か言っていましたけど、いつ頃に始めたいとお考えですか。

(市長)

 それは、来年早々ぐらいには始めるじゃないかと言っていたけどな。違うか。

(当局)

 まだ明確には日にち決まっておりません。

(市長)

 わけのわからんこと言ってますけど、なるべく早くやらなかん。一遍、見に行きゃあ、あれ。なかなか優れもんだに、見てきたけど。あれ、模擬階段を。あんなところまでやるところはないですからね。あれで9,000万円か1億円かかっていますから。だから、これ名古屋ってのは、やっぱりすごいですよ。財政危機いってうそだってよくわかるでしょう、これで。

(記者)

 何か今年度中に始めたいみたいなことって、何か市議会で出なかったでしたっけ。

(市長)

 まあまあ、そういうことですけど。年度だね。

(記者)

 今年度中には始める。

(市長)

 今年度中には始めないかん。普通の階段を上がれるような技術ができたらすばらしいし、あれ行ってくると、ほんとに、ああ、なるほど、こんなふうかと。あの木はあれはヒノキじゃなし、米ヒバらしいんですけど、本物はヒノキでやりますから、本物は。だから、ああいう階段で、全部木造で、その巨大な世界一の、世界一でない、東大寺のほうが大きさは大きかったんでないかと思うけど、木造建築物ができるんだと思うと、これは、意外とええんではないかと、思いましたね私。あそこを歩いて登っていって。一遍行ってきたってちょう。今日オープンするんだろう、あれ。ぜひ。お茶室ぐらいつくったらどうだ言っとるけど、せっかくだで。

(記者)

 関連で名古屋城の本体の完成時期の新たな時期が見通せていない中で、そのコンペだけを先にやるというのはどういうことでうすか。

(市長)

 さっき言ったがや。これは名古屋城だけのあれじゃにゃあと言って。世界中の人に、体の不自由な人に段差、階段を上がっていける。そういう、超巨大な「光明」をつくっていくと。「光明」って「光」が「明るい」と。そのためには、よく言われていますけど、河村さん、何か科学的なこと言っとるけど、やっぱり今の段階だとね、やっぱり背中でおぶるか何かの人力を使って、やっぱ会話もできるし、事故があったときに、火事なんかが起きたときに人間がおったほうが逃げれるから、不自由な方は、これは。エレベーターは逃らげれませんので、みんな死んじゃいますから、これ。そういうのの中での、パワースーツというのか、パワーアシストというのか、膝とか腰とか、ああいうものをこう力をアシストするやつなんかも、今も大分もう開発が進んどりますけど。まだ膝はないと言っていたけどね。膝は結構難しいらしいんですわ。そういう技術も、これを機会にできていけば。今回の浸水の話じゃないですか。1階で、おやじさんが「世話になったな。」と言って亡くなった方がみえるじゃないですか、テレビでやっとったけど。上へ上がれんかったと、これがですね。そういう人たちにも、ええものができてくると喜ばれると思いますよ。だで、早うやらなかんです、これ。1億円で高い、高いと言うんじゃないの。こんなもん、そういうものまでできてくれば、ものすげえ世界の人に喜ばれると思いますけど、僕は。

(記者)

 今のパワースーツの話は、現段階では、市長としては一番有力だとお考えなんですか。

(市長)

 まあ有力でしょうね、やっぱり。中京大学ウエイトリフティングクラブに俺が頼みにいこうかしらん思って。向こうへ行って、どうだと言って何人かでだよ。で、「バーン」言って、とひっくり返るといかんで命綱だけはちょっとセットしとかないかんけど、やっぱり名刺を出したり、コミュニケーションがとれるがね。「わし、中京大学のウエイトリフティングクラブで、全日本チャンピオンですわ。」とか何とか言ってですね、「よう、ほいでどっから来たの。」言って、「ああ、そうですか」言って。「フランスからですか。」言って、「それはええですね。」言って。ノートルダムでも、こうでこうで話ができるがね。で、その人は必ず、ずっと行きますんで、もし火事なんか起きたとき、煙が危ないと言う人がいましたけど、そのときには人がおると逃げれるじゃないですか、やっぱり、一緒に車椅子の人と。1対1じゃなくて、やっぱり、ちょっとヤマ勘はいかんけど、複数要ると思いますけどね。3人とか5人とか。みんなで上がっていくというのは、相当そういうことを言う人が多いです、今の技術段階ではですよ。例えば、リニア新技術か何かで、これはリニアの学会の会長に留守電のやりとりで聞きましたけど、理論的にはできる言っていましたね。ちょっと車椅子を浮かせて、スーッとこう、あの磁力で上がっていくというのは、理論的には。だけど、まだちょっと、だいぶ何年かかかるいって言っていましたけど。だで、そういういろんなことが考えられるでしょうと。

(記者)

 わかりました。

(市長)

 だから盛んに皆さん、ばかにしましたけど、ドローンだって今は全然、どこだった、あれ。人間を運ぶやつを今やっとると言っていましたがね。ドローンがね。ヘリコプターの小さいやつですわね、要するに。ただ、それだと上へ上がっていって、その上のところの着地点をどうするかというのは、若干もうちょっと技術が要りますわね。5階になりますけど、今は7階ですけど。5階のところでピュッと車椅子をヒョッと載せるとこをどうやってやるかとかいうのも、そういうのも開発していくですわ。

 人力でいうこと、また変なふうに書かんでちょうよ。まだ目が見えるで、わしも。ほんな人間の力で、昔と、時代錯誤だとかいってね。金比羅さんで、かごで上がっていますけど、金比羅さんで。あれはこう並行にこうやって上がっていくんだけど。全くわかっとらんと。だけど、これもエレベーターの名古屋城の問題については、もうエレベーター付けるという人がいかに冷たい方かということですよ。彼らが言っとるように、11人乗り、彼ら言って全員じゃないですけど、11人乗り付けるには、柱10本、梁30本とらないかんのです。これ、中の構造を。そうすると構造体がもたんようになって、中は鉄骨でつくらないかんと言っていました。ということになると、もう車椅子の人たちは、未来永劫、いわゆる400年前の本物に接するチャンスはなくなりますよ、これ。こういうのがバリアフリーですか、これ。ひどいじゃないですか、それ。これは車椅子の人に対するものすごく冷たい仕打ちだと思いますよ。あんたたちは本物を味わっちゃいけないということを言うことになりますから。

 それで、したがって、車椅子でない方も全部見えませんわね。5階部分が一番ええんですけど、あれ。それで5階は全部木曽のヒノキでつくると言っていましたけど、これすばらしいものにすると。その中にエレベーター室というのがボーンっとできるわけだ、これ。そんなことを押しつけるの車椅子の方に、そもそも。冷たいじゃないですか、それは。

◎柳橋中央市場について

(記者)

 ちょっと話変わって、今月末で柳橋市場にある何か水産ビルが閉鎖するというふうに伝えられていますけれども、名駅周辺ということで、市として、あの辺のこう、活性化とか再開発とか、今後どのようにかかわっていくのか、お考え、もし関わっていらっしゃるようでしたら。

(市長)

 あそこの調査費は1,500万円だったかな、つけまして、地下鉄で500万円でしょう。2,000万円という大きい調査費つけまして、どえらい期待しとるんですわ。世界のうみゃあものの極楽、築地場外より近いですから、名古屋駅から歩いて。東京と大阪の真ん中だし、伊勢湾、三河湾のうみゃあ魚が、日間賀島のうみゃあタコがようけ食えるわけですわ、魚介類も。だで、名古屋の1つのデスティネーションの決定的なでかいのにしようと思っとった矢先に、あそこがああいうふうに売却ということになってね、これちょっと残念だと言ってもしゃあないもんで。それで、この間、あそこの商売やっとる人と一杯飲みながら、「それ、河村さん、これ決まったの受け入れて、それはそれで、もうひと工夫して、やっぱり以前の世界のグルメ王国みたいなのをやっぱつくっていこみゃあ」というふうですね。

(記者)

 世界の何王国と言いましたか。

(市長)

 グルメ王国。

(記者)

 グルメ王国。

(市長)

 うん。B級というふうにわざわざ絞る必要はないけど。

(記者)

 あそこがなくなると、さっきの極楽みたいな、何とかの極楽みたいな話は。

(市長)

 ちょっと狭なるでね、うん。3分の1がなくなりますから。だけど人間の力、いろいろ考えれば、またそれはチャンスとして生かすということにしよみゃあ言って、ミニ出陣式をやったところですけど、一杯飲みがてら。

(記者)

 その今の口ぶりからおっしゃいますと、例えば、今後の市のそういう、何か再開発とか、地下鉄の何か駅つくるという話もあったじゃないですか。ちょっとその後退するようなイメージですか。

(市長)

 いや、そんなことないですよ、うん。それから、あのう、向こうのほうに、いわゆる四間道のほうへ行って、一昨日もあそこの四間道のおばちゃん1人でやっとる飲み屋へ行ってハイボールをようけ飲みましたけど。あそこからずーっと名古屋城にかけては、相当ええ場所になるんでねぇかと。ちゃんと熱を入れれば。やっぱり本物が残っとるでね、江戸時代の建物や、ほれからお城の木造化というのは強烈ですから、できますと、これが。だで柳橋からずーっと一帯、堀川ロードもあるけど。堀川から若干西の道なんかも、ええ道が残っとるがね。お祭りの山車まつりも焼けとらんのが3両ありますしね。それでも夜、提灯つけて週に一遍ぐらいやりますと、いい雰囲気ですよ、酒飲むの2階で。昔の2階というのは、ちょうど山車の2階とぴったり高さが合うんです、狭いし。そういう飲んで食って、また音楽もあって。そういうので行きたいわな、これ。

(記者)

 市長、関連ですけど、さっきおっしゃった調査費の関係で、500万円は地下鉄で、残り部分の調査というのは、つまり、市長が言っているような、まちづくり的な構想を市での調査。これはもう終わっているんですか、それともこの秋以降の話ですか。

(市長)

 いやいや、ほんだでそれどうなったと言っとるんだわ、わし、これ。なあ、どうなってまった言って。ただ、その大きいやつがこういうことなったもんで、その後。

(当局)

 駅の調査と、来訪者の流動調査などを行っています。

(市長)

 駅の調査と。

(当局)

 来訪者の流動調査。

(市長)

 流動調査。うん。それがどういうものかようわかりませんけど。

(記者)

 もうちょっと説明をご担当の方からしていただけないですか。

(市長)

 じゃあちょっと来てちょう。いや、わしもどうなったと言って、これ。楽しみにしとんだもんだで、1,500万円ですから。どうぞ。

(当局)

 昨年度の調査の内容ということでよろしかったでしょうか。

(記者)

 はい。

(当局)

 昨年度の予算として1,500万円の調査費を頂戴しておりまして、決算ベースでいきますと、1,400万円余というような決算額でございます。内容といたしましては、今、市長からお話ありました柳橋地区周辺に、東山線の新駅を設置するという可能性の検討調査を行っております。

 また、先ほど申し上げました駅周辺の来街者の流動調査ということで、携帯電話の位置情報を活用しまして、どういったエリアにどういう人が流動しているかということとあわせまして、そういった各地域に来訪される方の実際にそこに行かれた方のアンケート調査といったようなことを実施しております。

 また、事務といたしましては、駅周辺のその回遊性を高めるということで、「名古屋駅周辺まち巡り向上策検討会議」というものを立ち上げまして、地域の各代表の方ですとか、まちづくり協議会の方、有識者の方もご参画をいただいて、いろいろ検討を行ってきたというようなことでございます。

(記者)

 それと、その市長が先ほど来、披露している世界のグルメ的な構想とはどのようにリンクするのですか。

(当局)

 駅につきましてはですね、地域のポテンシャルを上げる、あるいは、地区全体の回遊性を高めるという意味において、都市の魅力を上げる1つの有効な施策であろうということになるかと思いますので、そういった意味で、まちづくりの一環として検討しているということでございます。

 また、リニア開業を控えて、名古屋駅周辺の多彩な魅力を持ったいろいろな地域がございますので、そういった魅力を高めるということが交流圏としての熱源を高めていくということかと思いますので、これは柳橋地区だけではなくて先ほど来からもありました四間道のあたりですとか円頓寺、それから駅の西側も含めて、いろいろな地域魅力を高める、あるいは回遊性を高めるための方策として何があるのかということで検討会議を立ち上げたということでございまして、その一環で流動調査も行っているということでございます。

(記者)

 ごめんなさい。ちょっと質問に直接かみ合ってないんですけど。

(当局)

 すいません。

(記者)

 市長がおっしゃっているそのグルメ構想はあくまで市長の私案で、事務方としては、今、予算を使った調査では、具体的に柳橋地区で新しい施設なりをつくるというような検討には入ってないという理解でいいですか。

(当局)

 まだ、まちづくりを具体的にどうするかというようなところまでは達していないというところでございますけれども、いろいろなその会議の意見の中では、やはり市場界隈というのは、非常に魅力的な資源であるという捉え方かと思います。市長おっしゃられます、グルメ天国といったような、皆さんの意見もそういったところにあるのではないかというふうには思っています。

(記者)

 あと、その有識者会議の話は、ちょっと初めて聞いたような気がするんですけれども、公開でやっているんですか。

(当局)

 はい。通称で、「まっとナゴヤプロジェクト会議」ということでして。

(記者)

 ああ、それのことですか。

(当局)

 はい。記者の皆さんにも、開催のほうをご案内させていただいて、昨年度でいうと3回の会議を開催させていただいたということでございます。

(市長)

 そうだけど、おまえさん。初めから、おまえさん、そういう世界のグルメ王国いうのは冒頭から言っとったで、わし。そんなものって。

(当局)

 はい。第1回の会議で、市長にも。

(市長)

 会議もそうだけど、その前の予算の前から、せっかくの名古屋駅が乗りかえ駅ではいかんで、何かデスティネーションとして、みんな1泊ぐらいで来て楽しめるもんをつくろまいと。そのために、あそこは歴史的に形成された一番の地域というのは、地の利があるんですよ、まず歴史的何百年の、だで流行るんです、それは。それから、伊勢湾や三河湾のうみゃあ魚もあるし。それでつくろまいと。それで調査費がついたんであって、そんな目的もないのに、やみくもに調査なんかしとったってしようがないんだよ、それは。本当に。頼むで、おい。

(記者)

 あと今1つあった大きなビルがもう今度なくなりまして、大きなビルでいうと3分の2になりますよね。あと路面店さんがありますけれども、柳橋のその今のにぎわいをですね、市場的なものを守るみたいなことで、市が例えば、予算的にも措置していったりとか、そういうお考えはあるんですか。

(市長)

 それは誰だね、わしかね。わしでないといかんわな。いや、それはありますよ、それはゃ。あの辺は古くさい分、ムードがええと思いますよ。ずーっとあの辺から、あの四間道から名古屋城にかけては、残っとるもんだで。ぴかぴかの建物のでかいのは栄のど真ん中で、25番街区で100階建てぐらいをつくればいいんであってですね、あそこはやっぱり、東京でいうと上野の奥みたいな雰囲気ね。谷根千とか言いますがね、ああいう雰囲気ですわ。それが流行っとる、既に、それなりにな。

(記者)

 しかし、そこは全くの民間なので、市が公的資金を投じるというのは検討はされてると思うんですけど、軽々に、その言える話ではないと思いますが。

(市長)

 うん、どうするかだね。

(記者)

 今は、だから市長としてはその、思いがあるという話ですね、指示したって話ではなくて。

(市長)

 いや、だからさっき言ったように、山車まつりの人間はオッケーだ言っていましたけど、あれは本物が江戸時代のやつが3両もあるもんで、提灯つけて毎週でもずっと界隈行くだけでね、それは一杯飲むのに、きっとそれはたまらんですよ、お囃子もありますし。

(記者)

 何の話ですか。

(市長)

 あの辺一帯を、そういう昔の、谷中、根津、千駄木みたいに古くさい町のところを、あそこ3両あるんですよ、山車が。

(記者)

 柳橋の話ですか。

(市長)

 柳橋のとこら辺に。だから、そこのところを週に一遍でもずーっと。そのかわりちょっと金かかりますから、こういうのは。金かかるんで、提灯つけて、お囃子やりながらね、そういう昔の、江戸の頃のいろんなものを、本物性が出せるわけです。

(記者)

 つまり、だから市場的な、その民間業者を補助するというよりは、そういうにぎわいづくりみたいなのをやっていきたいということですか。

(市長)

 そうそう。全体的な、文化的にです。名古屋城と一緒になって近世武家文化のあれで、みんなようけの侍が酒飲んで楽しんだでしょう、町民も。そういう雰囲気を出すということですわ。

(記者)

 すいません。ちょっとこだわって、僕、その柳橋の山車って、あんまりピンとこないんです。柳橋の話なんですか、四間道の話なんですか。

(市長)

 同じですわ。隣接。

(記者)

 どこに山車があるんですか。

(市長)

 山車は柳橋のちょっと西側にあります。

(記者)

 西側。

(市長)

 はい。泥江町からちょっと行ったあの辺にあります、本物が。あれは空襲で焼けとらんのだわね、残ったんです。

(記者)

 それは、今はないものを復活させるという話ですか。

(市長)

 いやいや、今やっとる。

(記者)

 今も曳き回しているんですか。

(市長)

 やっていますけど、名古屋まつりに来てましたがね、昨日。

(記者)

 ああ、そうですね。

(市長)

 ええ。来ていましたけど、あれは年に1回ですから。それから地場のまつりもやっていますけど、もっと例えば、週に1回とかね。

(記者)

 あの辺で普通にやるような。

(市長)

 提灯つけて、ええもんですよ、なかなか、情緒が。提灯つけて、お囃子が来ると。あの大太鼓のドーン、ドーンいう音がええんですよ、遠くから聞こえてくると。

(記者)

 そういうのを、だから、市場の普通の営業とこうミックスさせるような、何か仕組みををつくる的な話ですね。

(市長)

 うん。それと音楽とかね。だから、現代美術ですか。現代美術でもええですよ。

(記者)

 わかりました。はい。ありがとうございます。

(市長)

 ええ、現代美術。

(記者)

 ありがとうございます。

(記者)

 ちょっと関連で当局にお伺いしたいんですけど、先ほど、流動調査とアンケートの話が出たんですけれども、柳橋の今後のまちづくりに生かせそうな、何だかこう調査結果は出ましたか。

(当局)

 まず、アンケートでございますけれども、先ほども申し上げましたが、「どんなところに魅力を感じますか」という話の中で、市場ということもございますし、先ほど市長も申し上げました、町の雰囲気というようなことが魅力として感じられるというようなこともありますので、方向性としては、今のその柳橋市場の魅力を生かし、そして、周囲の業務、商業機能と調和するようなまちづくりを考えていくということではないかなと思いますし、それから、来街者の流動のほうにつきましては、駅直近よりは多くはないんですけれども、いろんな地域とつながっていく可能性があるというような、そういう位置関係にあるのではないかというふうに思っておりますので、そういう位置的優位性みたいなものも生かしながら考えていきたいというふうに考えております。

(市長)

 一番大事なのは、やっぱりうみゃあいうことですわ。やっぱり中身で強なけりゃいかん。トヨタの車、何で売れたかいうと、やっぱりええ車だったからですよ、これは。ほんだで柳橋で、まあ食いに行けばいいがや。なかなかあの魚介類、伊勢湾、三河湾、直接入ってくる言っていましたから。これは、だから寿司屋が結構買いに行んですよ、あそこへ、これ。それから、野菜も言ってくれ言っとったけどね。愛知県もなかなか農業生産なかなか立派なもんで、うみゃあものがありますよと。だから、あそこの、わしようビアガーデンに行きますけど、ちょっと500円ばかり高いけどね、うまいですよ、確かに。「うみゃあね」言って、「これ」言って。だから、そういうところは、流行りますって。名古屋駅、7,000万都市になるんでしょう。だから歩いて、5分はいかんけど、10分かかわらんわな、あれ。だから、築地場外より近いもん、これ。伊勢湾のうみゃあよお、魚介類もうまいですよ、魚介類。うみゃあ店紹介したろうか、これ。ここで言ってもいいけど、ちょっといかんでやめときますわ。

(記者)

 市長、しかし、初当選直後ぐらいに、そこまで柳橋というフレーズを重用されなかったような感じなんですけど、ここ近年、柳橋にすごい思い入れがあるような。何か柳橋に対する熱の原点というのは、いつ、どういうときに始まったんですか。

(市長)

 ずっと歴史的に言うと、名古屋のまちというのは、ある程度あきらめられとったんですよ、これ。道路ばっかつくってきとったもので、産業都市として、これが。だけど市長になりますと、何とかこれ、ラグビーじゃないけど、テイクオーバーで、敵の球も奪わないかんじゃないですか。ほんだで、いろいろ考えて、ずっと考えると、やっぱり、あそこの新幹線から近いと。まず一番でかいのは。近いというのは大きいですから。それから、やっぱり歴史的に市場があったとこだと、あそこはね。堀川や何か近いもんだで。歴史的に江戸時代から飲んだり食ったりしたところですわ、あれ。ほれから、うみゃあと。そこのあるリーダー的な人に、「どうだい」と言ったら、「いや、河村さん、あれだ」と。で、すぐ中央市場を言うでしょう。本場と北部と。それで、あんまり言ってはいかんですけど、あるところの人が、「ほんなん、柳橋なんかうちから買っとるんだ」と言っとった人がいますが、「何言っとんの」言って。「ほんなん、うちが買わんようになったら、みんな本場も苦しなるぞ」と。それと、やっぱり本当の伊勢湾のうみゃあ魚は直接入っとるらしいですわ、あそこに。伊勢湾、三河湾の、これ。「ほんだで、絶対うみゃあぜ」と。「ほれはええがや」という話ですわ、それは。

 京都の飯もうみゃあですよ、京御飯。だけど、やっぱりあの柳橋の伊勢湾、三河湾のうみゃあものを、一杯飲んで食えると。そんでそこに江戸の情緒があり、音楽もあり、美術も入れるか、わあわあ言うんだったら。ああいうとんでもないのはいかんよ、とんでもないのは。だから、民間でやるならええですよ、別に。

(記者)

 という構想を市長が持ち始めたのは何年ぐらい前からなんですか。

(市長)

 いや、当選して、すぐぐらいですよ。だから、七、八年になるんじゃないですか。

 うん。七、八年にはなる。リニアの話も完全に出てきて、こちら側の名駅表の裏ですか。駅表の裏もよう店が出てきたし、こっち側も隣接しとる。

(記者)

 その大きな1つビルがなくなっても、その構想は、やっぱり市長としてはまだ実現させたいということなんですね。

(市長)

 ご本人もやりたい言っていましたよ、あの辺の人が。決まってまったで、まあしようがないで。何やるかも言ってもええけど、言うとややこしいで言いませんけど。そういうふうになったとしても、それはそれでチャンスとしてやりましょうや言って。名古屋城が大きいね。名古屋城と一緒に、ずっとあの辺の面的な情緒というか。皆さん、理解ある。流行ると思いますよ。大阪や東京からも来るに、うみゃあもん食いに。ほんなら日間賀のタコを食いにいこうか言って、そういう話ですわ。

(記者)

 わかりました。ありがとうございます。

◎あいちトリエンナーレ2019について

(市長)

 それから、まあちょっとトリエンナーレのことを言っておかないといかんけど、今、ツイッターで、ちょっと出させていただいておりますけど、一遍、今度はちょっとマスコミの皆さんがおるで、ちょっと感じ悪いで、あんたらに個人的なことを言うつもりはないけど、その河村批判、批判されてもええですけど、皆さんに言いたいのは、やっぱり事実はちゃんと伝えないかんって、これは。だで、この間の某地元の新聞の名大の教授の方にもちゃんと言いますけど。今ちょうど、あのスミソニアン博物館のあれはどうだった、それから、イギリスのなんとかアルバート博物館のエリザベス女王に目隠しした展示が許されとるといろいろ書いてありましたけどね。だから、それは一遍、事実を今ちょっと、取り寄せとるとこですけど。ほんだけど、悪いけど、こちらのほうの事実を伝えないかん、ちゃんと。今回の事実で一番でかいのは、まず知らされてなかったということです、これ。知らされていない、偽った場合、仮に。疑惑はあります、もう既に、これは、疑惑は、いろんな状況により。表現の自由はあるの、それ。偽ったものに表現の自由ってありますか、これ。守らないかんですか、偽ったものまで、これ。偽ったものに表現の自由があるいうのは、聞いたことないです、そんなもん、これは。端的に1つだけ言えば、陛下の肖像画を、何遍も言うけど、バーナーで燃やして足で踏んづけるような展示はですね、これ。ちゃんとフェアに、名古屋市ないし愛知県がどこまで知っとったかいうのはちゃんと調べないといかんけど、ちゃんと、それは、公共事業でやるんですから。税金もらってやるんですから、これ。芸術家はリスペクト、英語でリスペクトにするにしてもですね、正直に言わなかったと、これ。なぜ言わないんですか、これ。津田氏にも言ったったけど、この間、偶然会ったで。「何でうそ言ったんだ」言って。それが決定的な問題ですよ。そういうファクトを書かないじゃないですか、マスコミは、これ。だから、しょうがないで、とりあえず第一弾では、名古屋市は全く知らなかったと、始まる前。あそこに担当者おりますけど、大丈夫かと言って確認しとるんだ、わしも。知らなかったと。これはまずいでしょう。

 それと、やっぱり公共事業であること。あの中日の書かれた、あの先生もそこのところがわかってないんじゃない、これ。公共事業でこういうことやるとどうなるかいうと、公共的な世論が、これ、どういうことか天皇陛下を踏んづけて、あれはええいうことになるんですよ、公共主催だから。そうなると、そうでない人たちの表現の自由は著しく侵害されますよ、これ、ほんとに。それはいかんでしょう。それで、一応こう譲ったって本当のことを言わなきゃ、それは。ちゃんと、審査のときに。そのときに、じゃあ認められんと言ったって、それは、どうなるか知らんけど、ものすごい議論してですね、仮に認められなかったとしても、それは公共事業の場合はしようがないもんがあるでしょう、それは。で自分でやられたらええじゃないかと。円頓寺でその作家に言っとったもん、何遍も。何でやらんのだといって、ここの食堂で。そうだったらと。

 それと、俺、びっくりしたのは、さっき言いましたけど、じゃあね言って、海外は非常に、そういうことに自由であって、それから、いろんな展示が認められていたと。ほいじゃあ、仮に、ロンドン市美術館っていうのがあるかどうか知りませんけど、で、ロンドン市主催、organized by City of London、ロンドン市主催でロンドン市民の税金でやった展覧会で、イギリスの王様の、今はエリザベスさんですけど、そのおじいちゃん、どうなっとるとかはよう知りませんけど、その肖像画をバーナーで燃やして足で踏んづける展示は認められるのかと聞いたら、彼、認められる言いましたね、あのときに。そうだろう。あんた、おったもん。うん。テレビも回っとった、あれで放送すればいいがね。本当に認められる言いましたよ、これ。で、「ええっ」言って。わしは、今日、ツイッターにも、昨日の夜入れときましたけど、いろいろな外人に、この名古屋まつりで聞きましたけど、みんな、「ええっ。とんでもないないね」言ってますよ、大体それは。イギリス・エリザベス女王の、まだ見てないでいかんけどね、目に仮にマスキングがしてあったとしますけど、それと、悪いけど、バーナーで燃やしてですね、足で踏んづけるというの、と全く違いますからね、それは。これは。そんな違いますよ、そんなの。

 体制批判なんか、俺は自負しとるけど、体制批判のリーダーまではいかんけど、相当なもんですわ、国会議員時代から、ほんとに。冗談じゃないですよ。多様性だ、言うんだったら、減税までして、こんな給料安くてやっているのおらへんがね、ほんなもの。これ。ほんとに。だで、ジャーリズムの皆さんには、まず、とにかく事実を伝えて、国民の皆さんの知る権利に奉仕してちょと。で、国民の皆さん、まだ知りません。昨日もある書道家の方が、ちょっと有名な人ですよ、これ、と話をしとって、「あれ、どういうふうで。」「あっ、そうなの。」「その陛下のやつをこうやって燃やされた」、「ええっ」と言って。「そんなことを」言って。ネットで見せたったら、「それは全然だめだわ、それは」いって言っていましたよ、ほんとに。裏をとっていただいて。ここでは言いませんけど。1人ずつなら個人名言ってもいいけど。有名な書道家ですわ。ええ、ほんと。「これはだめだよ」言って。という、次元を一定超えたものを、わざと言わずに出したんでしょう、これ、問題は。わざと言わずに。これはいかんでしょう、これ。そこのどこに表現の自由があるのか、これ。ちょっと教えてほしい、わしも、ほんとに。その名大の先生にそう言っといてちょ。中日新聞に書いてあった人。ちゃんと文章書きますけど、いま。

 で、まあ今度、中日さんが2通、それから朝日新聞のやつに出しましたけど、返事も何にもあげえへんもんだで。あれ、この間、きしめんみたいな薄っぺらい男だというの。あれ行っとるだろ、ちゃんと。抗議文。抗議文、出したるだろう、あれ。

(当局)

 朝日さんには出してあります。

(市長)

 出してあるでしょう。出してありますよ。あんたらだけ、どえらい公共のあれか知らないけど、どえらい紙面を使って反論なんか何にも載せえへんがね、だからもうしようがないで、ツイッターで全部載せますから、全文と、それに対して、これは。

◎名古屋城天守閣木造復元事業について

(記者)

 さっきの名古屋城なんですけど、空飛ぶ車も考えられるということなんですか。

(市長)

 空飛ぶ車。

(記者)

 はい。

(市長)

 あっ、上へ上がっていくのですか。

(記者)

 ええ、ええ。

(市長)

 まあ、ドローンとか。

(記者)

 ええ。

(市長)

 それは、空飛ぶ車、今、開発中ですので、まあそれ、だから着地が問題ですけどね。着地が。そういうのも1つでしょう。あんまり、これはいかん、あれはいかん言うより。まず、まだ何年間あるんで。

(記者)

 あとは車椅子の方、そりゃあそうなんですけど、今日午後から、その階段登る体験会があるんですが、今ちょっと僕、ドキドキしてるんですけど。デブはどうしたらいいんですか。

(市長)

 デブというような。

(記者)

 上がりたくても上がれないという人。

(市長)

 いやいや、それは幅は十分ありますから、幅は。

(記者)

 足が、膝が痛いっすよ。

(市長)

 膝が痛くなってくるために、それこそ今のアシストだとか、いろんなもんを考えるとか。まあ、膝が痛いぐらいの車椅子でなかったら、何人か、中京大学ウエイトリフティングクラブの人がみんなで上がっていけば。うん、そりゃ、いろいろ話できるんじゃないですか。

(記者)

 まあ、ジェイテクトとかいろいろ考えていると思いますが、自分でつけるやつとか、ああいうものを。

(市長)

 まだこれからね。これから、これから。

(記者)

 一応世界の企業にこう。呼びかける。

(市長)

 呼びかける。世界的コンペにしますから。

(記者)

 ありがとうございました。

(市長)

 楽しみにしといてちょうだい。ほんとに。

◎市長の海外出張について

(記者)

 ロサンゼルスの出張で、このベニス高校っていうのは、具体的には何か、どういうのを見たいとか決まっているんですか。

(市長)

 まだ行ったこともないけど。行ったことないところだろう。前のマグネットスクール行ったけど。

(当局)

 まだ行かれてないです。

(市長)

 行ったことはない。

(記者)

 それは何かこう、先進的なことをやっている高校なんですか。

(市長)

 まあ、やっぱり学校をどうやって楽しくやっとるんだろうということですわ。

(記者)

 ロサンゼルスの学校を見たいということで、たまたまここになったという。

(市長)

 楽しく。向こうは小・中・高一貫ですので、普通の場合はだで。内申点てあれへんけど、まあ推薦状があるらしいけど、そのかわりに。アメリカ人って、何でみんなこんな幸せそうにしとるのと、学校の生徒は、言うことですよ。日本とえりゃあ違う。そこらの今の、もっと個別的に言うと、今の東の矢田小学校でやりかけた、いわゆるプロジェクト・ベースド・ラーニングって言いますけど。画一教育じゃなくて、3年間ぐらい一緒になって、みんなで、自分らで織田信長を勉強しようとか。みんなで探求したり、そういうようなものはどういうふうに、実際、授業がどうやってオペレーションされているかということがちょっと知りたいわね。そういうやつを。何で授業がそんなに楽しいのと、いうことが知りたいわね。

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