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シロアリ類について

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このページを印刷する最終更新日:2012年8月24日

ページの概要:身の回りで見られるシロアリ類について

シロアリ類

[学名] Isoptera
[分類] 等翅目(シロアリ目)

ヤマトシロアリ

シロアリ類は、社会生活をすることで有名である。

アリ類も社会生活をするが、分類学的にはかなり縁遠い関係である。アリ類はハチの仲間で完全変態をする(卵-幼虫-蛹-成虫の段階を経て発育する)のに対して、シロアリ類はゴキブリ類に近い昆虫で不完全変態をする(蛹の期間がなく、幼虫は成虫と似た外観をしている)。

シロアリ類の有翅虫(いわゆる『羽アリ』)とアリ類の有翅虫(これも『羽アリ』と呼ばれる)はよく間違えられるが、

● シロアリ類の翅は前翅と後翅の形や大きさがほとんど同じであるのに対し、アリ類の翅は前翅と後翅の大きさが異なる(後翅が明らかに小さい)
● シロアリ類は胸部と腹部の間がはっきりしないのに対し、アリ類は胸部と腹部の間が明らかにくびれている
などの点で区別できる。

巣から出た羽アリは、しばらく飛ぶと翅が取れる。その後雌雄が交尾をし、ペアとなって朽ちかけた木材に新しい巣を作り女王・王となる。最初の幼虫は女王と王に育てられ、これが育って働きアリとなる。以後は働きアリが育児と巣作りに専念し、女王と王は産卵だけが仕事となり巣はどんどん大きくなる。巣が飽和状態になってくると新しい羽アリが生まれ、巣から出て新しい巣作りを繰り返す。

日本には約20種のシロアリ類が知られているが、ほとんどが暖地の森林中に棲む。家屋を食害する害虫としてはヤマトシロアリとイエシロアリの2種が重要種である。

ヤマトシロアリ

[学名] Reticulitermes speratus (Kolbe)
[分類] 等翅目(シロアリ目),ミゾガシラシロアリ科

ヤマトロアリ(左:職蟻,右:兵蟻)

住宅の木材を加害する重要な建材害虫であるが、屋外で土中の切り株や埋もれ木などを利用して生活しているものも多い。

ヤマトシロアリ(群飛直前の有翅虫)

羽アリは体長約5mm。
頭部および腹部は黒褐色、前胸背は黄色、翅は淡い黒褐色。

羽アリは4-5月頃出現する。昼間の無風高温の日に多い。群飛後ペアとなった雄雌は、湿気の多い木材に入り込んで営巣する。

イエシロアリ

[学名] Coptotermes formosanus Shiraki
[分類] 等翅目(シロアリ目),ミゾガシラシロアリ科

イエシロアリ(左:兵蟻,右:職蟻)

ヤマトシロアリよりも大型。

大きな巣を作り、長い蟻道を作って移動することができるので、被害建物からかなり離れた場所に巣があることもある。また、水を運ぶ能力があり、木材を加湿しながら食害するので、家屋全体が被害を受ける。

本種は比較的温暖な地域に発生し、1月の平均気温が4℃の等温線以南に分布する。愛知県内では渥美半島や知多半島の一部で見られる。

イエシロアリ(有翅虫)

羽アリは7-8mmになる。
翅が淡黄色、体色もヤマトシロアリのように黒くないなどで容易に区別できる。

羽アリは6-7月の夕方に多く出る(ヤマトシロアリは4-5月頃)。

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