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Q2. 感染しても発病しない人もいると聞きましたが?

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このページを印刷する最終更新日:2005年4月4日

ページID:3598

ページの概要:Q2. 感染しても発病しない人もいると聞きましたが?について

A2

 結核にうつる(感染)ことと、結核になる(発病)ことでは全く意味が異なります。結核菌に感染しても、生涯を通じて約8割の人は発病しません。普通は、免疫の働きで、結核菌の増殖が抑えられるためです。ただ、発病しなかった人も菌を体に閉じ込めているままなので、免疫力が低下すると発病する場合があります。

結核菌の感染から発病まで

結核菌の感染から発病までの画像

結核の感染と進展
ある200人の群が結核菌に暴露した後にたどる経過の1例
(四元秀毅、佐藤紘二:医療従事者のための結核の知識.医学書院、p11,2001より)

結核を発病しやすい人

 免疫力が低下すると、結核を発病しやすくなります。

  • 乳幼児と高齢者
  • 過労や不規則な生活を送っている人、栄養不足の人
  • 糖尿病、腎臓病などの基礎疾患をもっている人
  • 胃潰瘍や胃切除手術を受けた人
  • ステロイド剤や抗ガン剤を使用中の人
  • HIVに感染している人

このページの作成担当

健康福祉局 健康部 感染症対策室 感染症係
電話番号: 052-972-2633
ファックス番号: 052-972-4203
電子メールアドレス: a2631-01@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

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