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四間道町並み保存地区

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このページを印刷する最終更新日:2022年6月29日

ページID:80120

四間道町並み保存地区

 四間道及び大船町通周辺の約2.8ヘクタールを「四間道町並み保存地区」に指定しています。


 四間道界隈は、慶長15年(1610年)の名古屋城築城とほぼ同時期に開削された堀川の舟運を利用する商人の活動とともに発展したまちです。四間道は、城下町成立時には、城下町(堀川沿いの商人地)とその西側の農村地の境界をなしていた道でしたが、四間道以西の農村地も、江戸時代を通して徐々に開発され、城下町に続く町の姿を整えていきました。なお、「四間道」という名前の由来は諸説ありますが、元禄13年(1700年)の大火後に、この道が4間(約7メートル)に整備されたからともいわれています。

町並みの特徴

 戦災の被害が比較的少なかった四間道界隈には、城下町の商人地であったことを示す土蔵や伝統的な建造物が現在も多く残っています。
 大船町通沿いには、かつては通りの東側に土蔵、西側に町家が建ち並んでいました。これらは、堀川の水運を利用した商業活動に使われた土蔵や商人の居住地で、敷地・建物とも広大なものでした。
 四間道沿いには、通りの東側に一段高くなった高さ1メートル程度の石垣が築かれ、その上に現在も多数の土蔵が建ち並んでいます。黒の本瓦、白漆喰の壁、石垣が連続し、四間道地区の代表的な景観となっています。また、四間道よりも西側の地域には、幅2メートルから幅3メートルの路地の両側に平家建、中2階、2階建の長屋が建ち並んでおり、都心では珍しい下町情緒が残っています。狭い道と住居によって形成された「路地空間」は、この地区の歴史的特質を示すもので、子守地蔵尊や屋根神さまが祀られています。

四間道町並み保存地区の様子

現状変更行為届出の手続きについて

 町並み保存地区内において建築物や工作物の新築、増改築、除却等を行う場合は、事前に相談及び現状変更行為の届出を行ってください。

関連リンク

 四間道地区では、町並み保存地区の区域とほぼ重複して、良好な景観の形成をすすめるため「四間道都市景観形成地区」を別途指定しています(町並み保存地区とは別に協議・届出が必要です)。詳細は以下のリンクをご覧ください。

 町並み保存地区の制度については以下のリンクをご覧ください。

 ほかの町並み保存地区については以下の各リンクをご覧ください。

ダウンロードファイル

 保存地区の区域等はこちらの添付ファイルをご覧ください(ファイルサイズが大きいため、開くまで時間がかかる場合があります。また、テキスト情報を含まないファイルのため、音声による案内が必要な場合はページ下部の作成担当までお問い合わせください。)

このページの作成担当

観光文化交流局 文化歴史まちづくり部 歴史まちづくり推進室 保存支援係
電話番号: 052-972-2779
ファックス番号: 052-972-4128
電子メールアドレス: a2779@kankobunkakoryu.city.nagoya.lg.jp

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