資料5-2 非公開 市民討論会の開催に関して、市長・副市長・局長への説明や意思決定に関わった職員及び説明資料 1ページ 〇市民討論会の開催に関するレクについて 《以下、「日付」「レク種別」「参加者」を表形式で記載》 ※当局職員と市長及び主管副市長のみ記載しております。 令和5年2月7日 副市長 松雄副市長、折戸局長、上田所長、梅田主幹、荒井主幹、荒川主幹 令和5年2月8日 局長 折戸局長、上田所長、梅田主幹 令和5年3月10日 局長 折戸局長、上田所長、梅田主幹、荒井主幹、荒川主幹 令和5年3月13日 局長 折戸局長、上田所長、梅田主幹、荒井主幹、荒川主幹 令和5年3月15日 副市長 松雄副市長、折戸局長、上田所長、梅田主幹、荒井主幹、荒川主幹 令和5年3月28日 局長 折戸局長、上田所長、大島総務課長、梅田主幹、荒井主幹、荒川主幹 令和5年3月29日 副市長 松雄副市長、折戸局長、上田所長、荒井主幹、荒川主幹 令和5年3月30日 市長 河村市長、折戸局長、上田所長、梅田主幹、荒井主幹、荒川主幹 令和5年4月4日 局長 佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年4月4日 副市長 松雄副市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年4月4日 市長 河村市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年4月5日 局長 佐治局長、小鹿主幹 令和5年4月6日 副市長 松雄副市長、小鹿主幹 令和5年4月6日 市長 河村市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年4月11日 局長 佐治局長、上田所長、小鹿主幹 令和5年4月18日 局長 佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年4月18日 副市長 松雄副市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年4月25日 局長 佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹 令和5年4月26日 副市長 松雄副市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年4月27日 市長 河村市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年5月12日 局長 佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年5月12日 副市長 松雄副市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹 令和5年5月15日 副市長 松雄副市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 2ページ 令和5年5月16日 市長 河村市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年5月18日 市長 河村市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、荒川主幹 令和5年5月22日 局長 佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年5月23日 副市長 松雄副市長、上田所長、小鹿主幹 令和5年5月24日 市長 河村市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年5月25日 局長 佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹 令和5年5月26日 局長 佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年5月29日 副市長 松雄副市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年5月30日 市長 河村市長、松雄副市長、佐治局長、上田所長、遠藤総務課長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 令和5年6月2日 局長 佐治局長、上田所長、小鹿主幹、山田主幹、荒川主幹 1ページ 令和5年2月7日 副市長 今後のバリアフリー対応における対外的な説明と考え方 〇令和5年2月議会(答弁案) 現段階では、確実にどこまで行けるかはお答えできませんが、まずは公募の最低要求水準であった大天守1階までをバリアフリーに対応するよう技術開発を進めるとともに慎重に検討を進め、史実に忠実な復元との調和をはかりながら、バリアフリー対応をしていきたいと考えております。 ↓ 〇令和4年度末のとりまとめ案 公募で選定した技術により、まずは大天守1階までをバリアフリーに対応した移動経路とする。選定した昇降設備の設置については、市民から容認と反対のそれぞれの意見が寄せられていることから、今後、技術開発を進め、広く利用者からの意見を聴取し、木造天守における適切なバリアフリー対応を図るものとする。 ↓3月24日 全体整備検討会議 市民意見の聴取 → 市の対応方針の決定 ↓ 〇文化庁への提出時の考え方 公募で選定した技術および市民意見の聴取の結果を踏まえた、何階まで昇降装置を設置するのか等、本市のバリアフリーの方針を策定し、適切なバリアフリー対応を図るものとする。 改ページ 令和5年1月末時点 名古屋城木造天守への昇降機設置への賛否まとめ ◇賛否まとめの基本的な考え方 ・平成29年11月16日の天守閣部会(エレベーター不設置案を提出)以降の市民等からの意見 ・令和4年12月5日の市長定例記者会見以降の市民等からの意見(太枠内、12月1日〜5日は市民等からの意見なし) ・大天守内部への昇降機設置についての賛成と反対を集計 ・明確に賛成又は反対と記載されていなくても、文章から意見を読み取れるものはそれぞれ計上 《以下、「年度」「昇降機設置への賛否」「件」「問い合わせ方法」について表形式で記載》 平成29年度 賛成13 市民の声 反対50 市民の声 平成30年度 賛成51 市民の声 反対336 市民の声 令和元年度 賛成14 市民の声・名古屋おしえてダイヤル 反対33 市民の声・名古屋おしえてダイヤル・市長事務所への手紙、メール 令和2年度 賛成1 市民の声 反対1 電話 令和3年度 賛成0 反対7 市民の声 令和4年11月末まで 賛成3 市民の声 反対4 市民の声・市長室広報課への手紙・名古屋おしえてダイヤル 《以下赤枠内に記載》令和4年12月〜令和5年1月末 賛成8 市民の声・市民からの電話 反対20 市民の声・市長事務所への手紙・市民からの電話《赤枠内への記載終わり》 【集計表】単位:件(%) 《以下、「年度」「賛成」「反対」「合計」について表形式で記載》 平成29(11/16以降) 賛成13(21%) 反対50(79%) 合計63 平成30 賛成51(13%) 反対336(87%) 合計387 令和元(平成31) 賛成14(30%)  反対33(70%) 合計47 令和2 賛成1(50%) 反対1(50%) 合計2 令和3 賛成0 (0%) 反対7(100%) 合計7 令和4(11月末まで) 賛成3(43%) 反対4(57%) 合計7 上記合計 賛成82(16%) 反対431(84%) 合計513 令和4 12月〜1月末 賛成8(29%) 反対20(71%) 合計28 総計 賛成90(17%) 反対451(83%) 合計541 改ページ 令和5年1月末時点 名古屋城木造天守への昇降機設置への賛否まとめ(令和4年12月) ◇賛否まとめの基本的な考え方 ・令和4年12月5日の市長定例記者会見以降の市民等からの意見(12月1日〜5日は市民等からの意見なし) ・大天守内部への昇降機設置についての賛成と反対を集計 ・明確に賛成又は反対と記載されていなくても、文章から意見を読み取れるものはそれぞれ計上 《以下、「年度」「昇降機設置への賛否」「集計」「問合わせ方法」「主な内容」について表形式で記載》 年度 令和4年度12月 昇降機設置への賛否 賛成 8 主な内容  市民の声 ?再現したとしても本物ではない。バリアフリーに対応した観光施設として世界に向けて展開していってほしい ?名古屋城に行くのを楽しみにしていたが、市長は名古屋城に来るなと言っているのか。 ?足腰悪い者には見に行くことが難しい。観光施設なので設置してほしい。 市民からの電話 ?10人〜20人乗りのエレベーターを設置していただきたい。 ?安全面を考えればエレベーターしかない。文化財指定から外せば良い。 昇降機設置への賛否 反対 20 主な内容  市民の声 ?かつて名古屋城に来た人の感想のほとんどは「エレベーターがあってガッカリした」です。 ?別の場所に展望塔を作るか、バーチャルで見られる施設を作っていただきたい。緊急時の避難の際もその方が良いのではないか。 ?小学校6年生頃に名古屋城に登った時にエレベーターが有ってがっかりした。私は2階まででも反対。 ?図面があるのだからすべて当時のままで復元してほしい。本来なら昇降機すらいらないと思う。 ?仮に小型であろうと、1〜2階であろうと昇降機を取り付ければ唯の展望台です。 ?VRで復元すれば、誰でも問題なく見学できる 市長事務所への手紙 ?木造で昔の姿にすることに文化財の価値があるのに、エレベーターをつけたら外観だけの偽物になってしまう。 市民からの電話 ?障害者は税制面でも優遇されている。史実に忠実に再現してもらいたい ?昇降機はやめて、博物館にメタバース等の技術を取り入れるなど工夫すれば良い。まずは木造復元してもらいたい。 【集計表】 時期 令和4年度12月〜1月末 賛成8 反対20 合計28 参考 平成29年度以降すべての合計 時期 総計 賛成90 反対448 合計537 改ページ 特別史跡名古屋城跡木造天守整備基本計画に取りまとめるバリアフリーの方針について 取扱注意 令和5年2月7日 案と課題 案@ 大天守1階までのバリアフリー案(大天守1階より上層階も入城可) 付加設備の方針と公募 「名古屋城木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」との整合性 ×・「可能な限り上層階まで昇ることができるよう目指す」としている付加設備の方針の変更あるいは撤回が必要 「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」の正当性 ×・「より上層階まで上がれること」の加点要求水準が無意味となり、公募実施の正当性を問われる 整備基本計画 天守を木造で復元する目的との整合性 △・障害者等の来城者が2階以上へ上がれず、一部の方の理解促進が十分に図れない 令和4年度末までのとりまとめ ×・今まで「可能な限り上層階まで昇ることができるよう目指す」と説明し理解を得てきたので、地元有識者との合意形成と障害者団体からの理解を得ることは極めて困難 文化庁へ提出 ×・地元有識者との合意形成と障害者団体からの理解を得ることは極めて困難、提出は不可能 復元原案への影響度 △・1階の床の一部の取り外し等が必要 ・昇降装置を取り外せば復元原案に戻せる 対外的な説明 障害者団体 ×・障害者等が排除される計画となり差別を助長すると指摘される可能性が高い。より上層階を目指さない市の姿勢への理解を求めることは極めて困難 バリアフリー検討会議 ×・障害者等が排除される計画となり差別を助長すると指摘される可能性が高い。より上層階を目指さない市の姿勢への理解を求めることは極めて困難 史実に忠実な復元を重視する市民 △・地階〜1階は昇降装置を設置するが、2階以上は史実に忠実な姿となる 名古屋市会 ×・令和3年11月30日の本会議における市長答弁「より上層階、できれば最上階の5階までバリアフリー対応できる昇降技術を求めてまいります」と齟齬 予算と収支 予算(昇降技術開発) △・「開発費用は最上階までを見込む」と答弁しているので、1階までの技術開発で市会が認めるか不透明 ・「可能な限り上層階まで昇ることができるよう目指す」と説明しているので、「何階まで想定しているのか」の答弁が極めて困難 収支計画(総務省) 〇・今までの収支計画との相違ほとんどなし 訴訟リスク 人権侵害 ×・2階以上のバリアフリーを行わないため、訴訟のリスクは大いにあり 事業費の返還請求 ×・文化庁への提出ができず、木材の保管費等の返還請求訴訟のリスクあり ・付加設備の方針を変更・撤回するため、公募にかかる費用の返還請求訴訟のリスクあり 案A 市民対話を通じバリアフリー案を策定 付加設備の方針と公募 「名古屋城木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」との整合性 △・案@や案Bと同じ結果になることもあるが、市民の意見を反映した説明ができる 「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」の正当性 △・案@や案Bと同じ結果になることもあるが、市民の意見を反映した説明ができる 整備基本計画 天守を木造で復元する目的との整合性 △・案@や案Bと同じ結果になることもある 令和4年度末までのとりまとめ △・市民との対話の後にバリアフリー案を策定 文化庁へ提出 ○・整ってから提出 復元原案への影響度 △・設置階の床の一部の取り外し等が必要 ・昇降装置を取り外せば復元原案に戻せる 対外的な説明 障害者団体 △・案@や案Bと同じ結果になることもあるが、市民の意見を反映したバリアフリー案の説明となる ・理解が得られるかはバリアフリー案による バリアフリー検討会議 △・案@や案Bと同じ結果になることもあるが、市民の意見を反映したバリアフリー案の説明となる ・理解が得られるかはバリアフリー案による 史実に忠実な復元を重視する市民 △・案@や案Bと同じ結果になることもあるが、市民の意見を反映したバリアフリー案の説明となる ・理解が得られるかはバリアフリー案による 名古屋市会 〇・案@や案Bと同じ結果になることもあるが、市民の意見を反映した説明ができる 予算と収支 予算(昇降技術開発) △・「開発費用は最上階までを見込む」と答弁しているので、1階までの技術開発で市会が認めるか不透明 ・令和5年度から開発が必要なことへの丁寧な説明が必要 収支計画(総務省) △・令和5年度に基本計画を提出できないため、総務省への丁寧な説明必要 訴訟リスク 人権侵害 △・市民との対話の結果を受け、障害者団体へ丁寧な説明により訴訟リスク回避 事業費の返還請求 △・文化庁への提出ができず、木材の保管費等の返還請求訴訟のリスクあり ・整備基本計画の提出まで時間が掛かることから、市民への丁寧な説明を行い訴訟リスク回避 案B 大天守最上階までのバリアフリー案 付加設備の方針と公募 「名古屋城木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」との整合性 〇・今までの説明通りのためOK 「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」の正当性 〇・今までの説明通りのためOK 整備基本計画 天守を木造で復元する目的との整合性 〇・全ての来城者が入城し、復元した天守を体感でき、天守の建築的特徴の理解や、名古屋城が築かれた時代的背景等の理解促進が図れる 令和4年度末までのとりまとめ ○・時間的に厳しいが、有識者会議で記載内容の方向性の了承を得ることは可能 文化庁へ提出 ○・今後の調整により、令和5年度に提出可能 復元原案への影響度 △・1階〜5階の床の一部の取り外し等が必要 ・昇降装置を取り外せば復元原案に戻せる 対外的な説明 障害者団体 〇・個別説明で多くの団体(12団体中9団体)から一定の理解を得ている バリアフリー検討会議 ○・今までの説明通りのためOK 史実に忠実な復元を重視する市民 ×・全ての階に昇降装置を設置 名古屋市会 ○・「何階まで行けるかは技術開発による」との議会答弁をしているが、最上階までの見込みの理解は得られる 予算と収支 予算(昇降技術開発) ○・公募開始前に「開発費用の上限8,000万円は最上階までを見込」むと議会答弁 収支計画(総務省) ○・今までの収支計画との相違なし 訴訟リスク 人権侵害 △・最上階までバリアフリー対応を目指す姿勢を示すが、バリアフリー法に準拠したものは設置できないことから、多少のリスクあり 事業費の返還請求 〇・事業を進められるためリスクなし 1ページ 令和5年2月8日 局長 今後のバリアフリー対応における対外的な説明と考え方 〇令和4年度末のとりまとめ案 公募で選定した技術により、大天守1階まで昇降設備を設置する。また、市民から設置について容認と反対のそれぞれの意見が寄せられていることから、今後、昇降設備の技術開発を進めるとともに、広く市民等から意見を聴取し、木造天守におけるバリアフリー対応を図るものとする。 ↓3月24日 全体整備検討会議 〇令和5年度 市民意見の聴取 (昇降設備の設置イメージ図などを情報提供) ↓ 市長からの指示書 ((案)昇降設備の設置は大天守1階までとするが、できる限り上層階に上がれるよう、今後もバリアフリー対応を引き続き検討) ↓ 市の対応方針の決定 (何階まで昇降設備を設置するのか等) バリアフリー検討会議 天守閣部会 全体整備検討会議 所管事務調査 ↓ 文化庁へ提出 改ページ 特別史跡名古屋城跡木造天守整備基本計画に取りまとめるバリアフリーの方針について 取扱注意 令和5年2月8日 案と課題 案@ 大天守1階までのバリアフリー案(大天守1階より上層階も入城可) 付加設備の方針と公募 「名古屋城木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」との整合性 ×・「可能な限り上層階まで昇ることができるよう目指す」としている付加設備の方針の変更あるいは撤回が必要 「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」の正当性 ×・「より上層階まで上がれること」の加点要求水準が無意味となり、公募実施の正当性を問われる 対外的な説明 名古屋市会 ×・令和3年11月30日の本会議における市長答弁「より上層階、できれば最上階の5階までバリアフリー対応できる昇降技術を求めてまいります」と齟齬 予算と収支 予算(昇降技術開発) △・「開発費用は最上階までを見込む」と答弁しているので、1階までの技術開発で市会が認めるか不透明 ・「可能な限り上層階まで昇ることができるよう目指す」と説明しているので、「何階まで想定しているのか」の答弁が極めて困難 訴訟リスク 事業費の返還請求 ×・付加設備の方針を変更・撤回するため、公募にかかる費用(約1億4,300万円)の返還請求訴訟のリスクあり。市長個人への求償可能性大 対応策 ・「昇降設備の設置は大天守1階までとするが、できる限り上層階に上がって欲しい気持ちに変わりはなく、今後もバリアフリーについて引き続き検討していく」姿勢とすれば、付加設備の方針の変更・撤回の必要はない。 ・市民意見を聴取した後に、市の方針を策定することとすれば、公募の正当性が担保でき、対外的な説明は可能。 ・上記のように、公募の正当性が担保できれば、公募にかかる費用の返還請求、求償のリスクは少ない。 改ページ 文案 【変更前】 〇なお、これまでバリアフリー環境を整備するための基本方針である「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」を定めているので、この考えに沿って、車いすの方が小天守-大天守地階から1階までは昇れるようにし、ありし日の名古屋城の一端を体感していただけるようにする。 【変更後】 〇なお、これまでバリアフリー環境を整備するための基本方針である「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」を定め、「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、昇降技術を選定した。 市長である私としては昇降設備の設置は大天守1階までとしたい。ただ、出来る限り上層階に上がって欲しい気持ちに変わりはなく、今後もバリアフリー対応について引き続き検討していく。 改ページ 令和5年3月10日 局長 名古屋城木造復元 昇降技術に関する市民意見の聴取 企画書 令和5年3月 改ページ 1 趣旨、目的、手順、留意事項 ■趣旨 名古屋城天守の木造復元にあたっては、歴史的建造物を現代に復元するにあたり「史実に忠実な復元とバリアフリーの両立」を目指し、今年度に「昇降技術の公募」を実施し、最優秀者を選定した。 今後、名古屋城のバリアフリーの考え方などの情報を市民に知らせるとともに、名古屋城木造天守等におけるバリアフリーに関する意向を把握するため市民アンケートを実施する。また、市民の生の声を聴くために市民ミーティングを実施する。 ■目的 歴史的建造物とはいえ現代に復元する以上は、バリアフリーへの対応は必要である。 バリアフリー対応は必要か否かの判断を多数決で決めるものではなく、障害者差別解消法などの法令に則った行政の対応が求められることから、アンケートによる○×だけでなく、希望者によるミーティングも実施し、どうしたら「史実に忠実な復元とバリアフリーの両立」となるのか、いろいろな立場の市民からの意見を募り、その結果を踏まえて市の対応を決定する。 改ページ ■手順 市民アンケート 無作為抽出で18歳以上の5000人に郵送→アンケート票、及び市民ミーティング参加募集案内を郵送・インターネット等で回収→集計・分析 →市民ミーティング 市民ミーティング参加希望者に抽選結果を送付→市民ミーティング実施→市民ミーティング結果を整理 ■留意事項 今回の市民アンケートの実施にあたっては、平成28年度に実施した天守閣整備にかかる2万人アンケートの手法を踏まえ、経済水道委員会への丁寧な説明が必須である。 改ページ 2 市民アンケート 「昇降技術の公募」で選定した最優秀者の昇降技術の導入等について、無作為により抽出した5,000人の市民を対象としたアンケートを実施する。 <業務内容> ・調査票等の作成(事業の説明資料、アンケート票、市民ミーティング募集案内(次項関連)) ・調査票等・封筒の印刷 ・調査票等の封入、郵送 ・調査票等の郵送回収、インターネットによる回収の併用 ・調査結果の集計、集計表等の作成 改ページ 3 市民ミーティング これまで名古屋市にて広く行われてきた公募型のワークショップとは異なり、アンケート対象者として無作為抽出した市民に募集案内を送付して参加者を募集し、ワークショップ形式で市民ミーティングを実施する。 <市民ミーティング(無作為抽出)の意義> 〇通常の公募では集まらないような異なる意見での参加者を集められる。 〇未経験者など多様な参加により、多様な視点からの意見聴取や議論ができる。 〇関心の低い市民への周知の機会にもなり、意識啓発のよい機会となる。 <業務内容> ■事前準備 市民ミーティング参加希望者全員に抽選結果を、選定された人には事前に当日資料も併せて送付する。 ■開催概要 実施日 平日午後、土日午後の2回 各回2時間程度 定員 各回50名程度 計100名程度 会場 市公館 内容 木造天守閣復元事業の意義、史実に忠実な復元とバリアフリーについてなどの考え方を説明した後、昇降技術を含むバリアフリーについて意見交換 改ページ 4 全体スケジュール(案) 市民アンケート 5月下旬 発送準備 6月上旬 発送 6月上旬〜中旬 回収 6月下旬 集計 7月上旬〜下旬 分析 8月上旬 報告書作成 市民ミーティング 6月上旬〜中旬 アンケートと同時に参加希望回答書回収 6月下旬〜7月上旬 抽選 7月上旬〜中旬 抽選結果郵送 7月下旬 平日/休日 2回実施 8月上旬 報告書作成 改ページ (参考)過去の事例 参考1 みちまち市民ミーティング(住宅都市局、2013年度) 無作為抽出市民ミーティングの実施を目的に実施。この時は、参加希望しない人にアンケートをとる方法を採用した。 配布数 4000 回収数 参加希望する方(参加希望書)107 参加希望しない方(アンケート)495 計602 回収率 参加希望する方(参加希望書)2.68% 参加希望しない方(アンケート)12.38% 計15.05% <回収から市民ミーティング当日まで> 参加希望する方107名から抽選して68名を選定(定員50人程度、当日欠席3割程度を見込んだ) 参加希望する方全員に抽選結果を、当選者には当日案内や資料も併せて送付。 ↓ 市民ミーティング当日(平成25年11月30日(土))、55人参加 改ページ 令和5年3月9日 手持ち資料 取扱注意 〇令和5年度 市民意見の聴取等の今後の流れ(案) 令和4年度 3月 市民意見の聴取の準備 ・アンケート調査票の作成 ・無作為抽出(5,000人) 令和5年度 4月9日 市会議員選挙 ↓バリアフリー検討会議WG 5月16日〜18日 市会臨時会 5月下旬 所管事務調査 ↓全体整備検討会議・天守閣部会 市民意見の聴取 ・5月下旬 市民アンケート等送付 ・6月下旬 市民アンケート集計・分析 ・7月下旬 市民ミーティング(ワークショップ) ↓バリアフリー検討会議 8月上旬 市長からの指示・方針決定 所管事務調査 ↓天守閣部会、全体整備検討会議 市民説明会 ↓ 文化庁へ提出 改ページ H28年 天守閣整備にかかる2万人アンケート H28.3.16 経済水道委員会 ・天守閣整備にかかる2万人アンケート対象者への送付物 ↓ H28.4.7 経済水道委員会 ・天守閣整備にかかる今後のスケジュール (アンケート発送を変更【4/11→5/2】) ↓ H28.4.22 経済水道委員会 【添付資料】 ・2万人アンケート 調査票 ・〃説明資料 ・〃説明資料「概要版」 ↓ H28.4.28 経済水道委員会 【添付資料】 ・2万人アンケート 調査票 ・〃説明資料 ・〃説明資料「概要版」 ↓ H28.5.6〜20 2万人アンケートの調査 ↓ H28.6.1 経済水道委員会 ・2万人アンケートの調査結果について ↓ H28.6.22 経済水道委員会 ・2万人アンケートに係る考察 ↓ H28.6.23 経済水道委員会 ・2万人アンケートに記入された意見 改ページ 16-1 名古屋市民2万人アンケートは、なぜ標本数が2万人なのか。 〇計画策定にあたっては、より多くの市民に意見を聞くことが重要であるため、総合計画策定時には2万人を対象としている。 〇全体の集計において、目標とした精度(標準誤差1%)を維持するためには、回答数1万人が必要であり、過去の実績から回収率の想定を50%としたため、アンケートを配布する対象者は2万人としている。 〇また、施策の重要性や優先度を判断するうえでは、性別や区別などの動向も重要な情報である。 〇2万人に配布した場合、性別や区別などの詳細集計において、回答数の少ないグループ(例えば、前回実績では東、中、熱田区の男女別のグループ)でも100から200の回答数を確保することができ、目標とした精度(標準誤差10%)を維持することができている。 〇全体集計、詳細集計、どちらの集計においても、一定の精度を得るため、2万人は妥当である。 改ページ (企画部企画課) 事項名 中長期的な市政の課題に対する検討調査について 〇なぜ、市民アンケートの対象を前回の2万人から1万人に減らしたのか。 〇本市の総合計画の策定にあたっては、幅広く市民ニーズを把握し、計画に反映するよう努めてきたところであり、これまでも市民2万人を対象としたアンケートや市民ワークショップ、タウンミーティングなど、様々な手法により意見聴取を行ってまいりました。 〇次の総合計画に向けた調査においても、前回と同様に、様々な手法を活用し、多様化する市民ニーズの把握に努めてまいりますが、今般の新型コロナウイルス感染症拡大による生活様式の変容やSNS・デジタル技術の浸透状況を踏まえると、調査方法についても、アンケートを始めとする、従来からの基本的な調査方法に加え、時代に合った新たな取組みも織り交ぜながら、多様な手法により、幅広い調査分析を行う必要があると考えております。 〇こうした認識のもと、市民アンケートについては、引き続き重要な調査方法として、他都市の例も参考にしながら、1万人を対象として着実に実施しつつ、(適切なシフトを図りながら、)アンケート以外の手法にも幅を広げ、SNS・デジタル技術といった新たなアプローチも新たに取り入れることにより、全体として、バランスよく、幅広い層から多様なニーズを汲み取ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 《以下、括弧で囲われた中に記載》〇なお、市民アンケートについて、調査規模を2万人から1万人に変更を予定しますが、他都市の状況(横浜市、札幌市、さいたま市、広島市:対象1万人、総合計画関連)や標本調査としての誤差が一定の割合※に収まることを踏まえると、全体の傾向を把握するうえでは、必要な精度が確保できるものと考えております。 ※無作為抽出の場合の比率の標本誤差(回答結果の比率50%時) 2万人の場合:±1.0%、1万人の場合:±1.4% 改ページ 〇意見の聴取を目的とした市民アンケートについて 令和5年3月9日 ■アンケートの対象人数を5,000人とした理由 ・標本調査は、抽出された標本の調査結果推定値に基づいて母集団の真の値を推定することから、誤差(標本誤差)が発生する。 ・スポーツ市民局広聴課にヒアリングしたところ、実際の標本誤差は実際の回収率によって変わるが、世論調査の目標とする標本誤差は3%程度であるとのこと。 ・しかし、今回はより精度を高めるため、標本誤差を通常より少ない2%とした。 ・名古屋市の人口約200万人に対して標本誤差を2%とするために必要となる標本数は、下表のとおり2,399人。 ・他事例と同様に目標とする回収率を50%とすると、対象人数は2,399÷0.5=4,798人となるため、5,000人とした。 母集団(N)に対して95%信頼区間の幅(e)が0.1、0.05、0.04、0.03、0.02、0.01、0.005、0.001となる標本数を示す表 母集団が200万であるとき、95%信頼区間の幅が0.02となる標本数が2399であることを示す。 (国立教育政策研究所社会教育実践センター「社会教育調査ハンドブック」平成23年より引用) 改ページ 〇他事例 名古屋市次期総合計画成果指標に関するアンケート調査 調査の目的 名古屋市次期総合計画の成果指標として予定している指標のうち、市民の満足度や意識などに関する指標について、その現状値を調査し、策定のための資料とする。 対象人数 4000人 調査対象 名古屋市に在住する市民4,000人(外国人含む) (1)満18歳以上3,000人 (2)小学5年生〜高校3年生にあたる年齢に該当する子ども1,000人 調査方法 住民基本台帳から無作為抽出 調査期間 平成31年1月21日〜2月14日(25日間) 調査方法 郵送による配布・回収 目標とする回収率 50% 目標とする標本誤差 5% (参考)回収状況 (1)大人 46.1% (2)子ども 42.2% 全体 45.2% 名古屋市民1万人アンケート 調査の目的 市民アンケートを実施することで、市民が感じる課題や施策の方向性に対する期待などについて、客観的に、幅広く、全体の傾向を把握する。 対象人数 10,000 人 調査対象 名古屋市に居住する10,000人 (外国人327人含む) ・18歳以上(大人)8,000人 (外国人281人含む) ・小学生5年生〜高校3年生の年齢に該当する子ども 2,000人(外国人46人含む) 調査方法 住民基本台帳から層化無作為抽出 調査期間 令和4年7月1日〜7月22日(22日間) 調査方法 配布は郵送法、回収は郵送方式及びWEB回答方式 目標とする回収率 50% 目標とする標本誤差 1.4% (参考)回収状況 ・18歳以上(大人)38.6% ・子ども 39.7% 市政アンケート 調査の目的 施策についての課題・要望を把握し、これらを施策に生かすため、毎回無作為抽出した18歳以上の市民2,000人を対象に市政アンケートを実施しております。 対象人数 2,000人 調査対象 市内に居住する満18歳以上の市民2,000人(外国人を含む) 調査方法 住民基本台帳をフレームとする無作為抽出 調査期間 令和4年6月28日〜7月12日(15日間) 調査方法 調査票を郵送、回答は郵送又はインターネットを通じて回収 目標とする回収率 50% 目標とする標本誤差 3% (参考)回収状況 有効回収率43.0% 令和4年度第61回市政世論調査 調査の目的 市政世論調査は、名古屋の住みやすさや市政についての評価・要望等を、毎年1回、市民の皆さまにお聞きするものです。 対象人数 2,000人 調査対象 市内に居住する満18歳以上の市民2,000人(外国人を含む) 調査方法 住民基本台帳をフレームとする無作為抽出 調査期間 令和4年7月26日〜8月9日(15日間) 調査方法 調査票を郵送、回答は郵送又はインターネットを通じて回収 目標とする回収率 50% 目標とする標本誤差 3% (参考)回収状況 回収率40.8% 改ページ 令和5年3月13日 局長 名古屋城木造復元 昇降技術に関する市民意見の聴取 企画書 令和5年3月 改ページ 1 趣旨、目的、手順、留意事項 ■趣旨 名古屋城天守の木造復元にあたっては、歴史的建造物を現代に復元するにあたり「史実に忠実な復元とバリアフリーの両立」を目指し、今年度に「昇降技術の公募」を実施し、最優秀者を選定した。 今後、名古屋城のバリアフリーの考え方などの情報を市民に知らせるとともに、名古屋城木造天守等におけるバリアフリーに関する意向を把握するため市民アンケートを実施する。また、市民の生の声を聴くために市民ミーティングを実施する。 ■目的 歴史的建造物とはいえ現代に復元する以上は、バリアフリーへの対応は必要である。 バリアフリー対応は必要か否かの判断を多数決で決めるものではなく、障害者差別解消法などの法令に則った行政の対応が求められることから、アンケートによる○×だけでなく、希望者によるミーティングも実施し、どうしたら「史実に忠実な復元とバリアフリーの両立」となるのか、いろいろな立場の市民からの意見を募り、その結果を踏まえて市の対応を決定する。 改ページ ■手順 市民アンケート 無作為抽出で18歳以上の5000人に郵送→アンケート票、及び市民ミーティング参加募集案内を郵送・インターネット等で回収→集計・分析 →市民ミーティング 市民ミーティング参加希望者に抽選結果を送付→市民ミーティング実施→市民ミーティング結果を整理 ■留意事項 今回の市民アンケートの実施にあたっては、平成28年度に実施した天守閣整備にかかる2万人アンケートの手法を踏まえ、経済水道委員会への丁寧な説明が必須である。 改ページ 2 市民アンケート 「昇降技術の公募」で選定した最優秀者の昇降技術の導入等について、無作為により抽出した5,000人の市民を対象としたアンケートを実施する。 <業務内容> ・調査票等の作成(事業の説明資料、アンケート票、市民ミーティング募集案内(次項関連)) ・調査票等・封筒の印刷 ・調査票等の封入、郵送 ・調査票等の郵送回収、インターネットによる回収の併用 ・調査結果の集計、集計表等の作成 改ページ 3 市民ミーティング これまで名古屋市にて広く行われてきた公募型のワークショップとは異なり、アンケート対象者として無作為抽出した市民に募集案内を送付して参加者を募集し、ワークショップ形式で市民ミーティングを実施する。 <市民ミーティング(無作為抽出)の意義> 〇通常の公募では集まらないような異なる意見での参加者を集められる。 〇未経験者など多様な参加により、多様な視点からの意見聴取や議論ができる。 〇関心の低い市民への周知の機会にもなり、意識啓発のよい機会となる。 <業務内容> ■事前準備 市民ミーティング参加希望者全員に抽選結果を、選定された人には事前に当日資料も併せて送付する。 ■開催概要 実施日 平日午後、土日午後の2回 各回2時間程度 定員 各回50名程度 計100名程度 会場 市公館 内容 木造天守閣復元事業の意義、史実に忠実な復元とバリアフリーについてなどの考え方を説明した後、昇降技術を含むバリアフリーについて意見交換 改ページ 4 全体スケジュール(案) 市民アンケート 3月下旬 発送準備 4月中旬 発送 4月下旬〜5月上旬 回収 5月中旬〜下旬 集計・分析 6月上旬〜中旬 報告書作成 市民ミーティング 4月中旬〜5月上旬 アンケートと同時に参加希望回答書回収 5月上旬〜中旬 抽選 5月中旬〜下旬 抽選結果郵送 5月下旬 平日/休日 2回実施 6月上旬〜中旬 報告書作成 改ページ (参考)過去の事例 参考1 みちまち市民ミーティング(住宅都市局、2013年度) 無作為抽出市民ミーティングの実施を目的に実施。この時は、参加希望しない人にアンケートをとる方法を採用した。 配布数 4000 回収数 参加希望する方(参加希望書)107 参加希望しない方(アンケート)495 計602 回収率 参加希望する方(参加希望書)2.68% 参加希望しない方(アンケート)12.38% 計15.05% <回収から市民ミーティング当日まで> 参加希望する方107名から抽選して68名を選定(定員50人程度、当日欠席3割程度を見込んだ) 参加希望する方全員に抽選結果を、当選者には当日案内や資料も併せて送付。 ↓ 市民ミーティング当日(平成25年11月30日(土))、55人参加 改ページ 令和5年3月13日 手持ち資料 取扱注意 〇令和5年度 市民意見の聴取等の今後の流れ(案) 令和4年度 3月 市民意見の聴取の準備 ・アンケート調査票の作成 ・無作為抽出(5,000人) 令和5年度 4月9日 市会議員選挙 ↓議員説明、バリアフリー検討会議WG 市民意見の聴取 ・4月中旬 市民アンケート等送付 ・5月上旬 市民アンケート集計・分析 ・5月下旬 市民ミーティング(ワークショップ) ↓ 6月上旬 バリアフリー検討会議(市長出席) ・市民意見の聴取の結果の検証及び意見交換 6月上旬 市長からの指示・方針決定 6月上旬 所管事務調査 ・バリアフリーを含めた整備基本計画について ↓全体整備検討会議 市民説明会 ↓ 文化庁へ提出 改ページ H28年 天守閣整備にかかる2万人アンケート H28.3.16 経済水道委員会 ・天守閣整備にかかる2万人アンケート対象者への送付物 ↓ H28.4.7 経済水道委員会 ・天守閣整備にかかる今後のスケジュール (アンケート発送を変更【4/11→5/2】) ↓ H28.4.22 経済水道委員会 【添付資料】 ・2万人アンケート 調査票 ・〃説明資料 ・〃説明資料「概要版」 ↓ H28.4.28 経済水道委員会 【添付資料】 ・2万人アンケート 調査票 ・〃説明資料 ・〃説明資料「概要版」 ↓ H28.5.6〜20 2万人アンケートの調査 ↓ H28.6.1 経済水道委員会 ・2万人アンケートの調査結果について ↓ H28.6.22 経済水道委員会 ・2万人アンケートに係る考察 ↓ H28.6.23 経済水道委員会 ・2万人アンケートに記入された意見 改ページ 16-1 名古屋市民2万人アンケートは、なぜ標本数が2万人なのか。 〇計画策定にあたっては、より多くの市民に意見を聞くことが重要であるため、総合計画策定時には2万人を対象としている。 〇全体の集計において、目標とした精度(標準誤差1%)を維持するためには、回答数1万人が必要であり、過去の実績から回収率の想定を50%としたため、アンケートを配布する対象者は2万人としている。 〇また、施策の重要性や優先度を判断するうえでは、性別や区別などの動向も重要な情報である。 〇2万人に配布した場合、性別や区別などの詳細集計において、回答数の少ないグループ(例えば、前回実績では東、中、熱田区の男女別のグループ)でも100から200の回答数を確保することができ、目標とした精度(標準誤差10%)を維持することができている。 〇全体集計、詳細集計、どちらの集計においても、一定の精度を得るため、2万人は妥当である。 改ページ (企画部企画課) 事項名 中長期的な市政の課題に対する検討調査について 〇なぜ、市民アンケートの対象を前回の2万人から1万人に減らしたのか。 〇本市の総合計画の策定にあたっては、幅広く市民ニーズを把握し、計画に反映するよう努めてきたところであり、これまでも市民2万人を対象としたアンケートや市民ワークショップ、タウンミーティングなど、様々な手法により意見聴取を行ってまいりました。 〇次の総合計画に向けた調査においても、前回と同様に、様々な手法を活用し、多様化する市民ニーズの把握に努めてまいりますが、今般の新型コロナウイルス感染症拡大による生活様式の変容やSNS・デジタル技術の浸透状況を踏まえると、調査方法についても、アンケートを始めとする、従来からの基本的な調査方法に加え、時代に合った新たな取組みも織り交ぜながら、多様な手法により、幅広い調査分析を行う必要があると考えております。 〇こうした認識のもと、市民アンケートについては、引き続き重要な調査方法として、他都市の例も参考にしながら、1万人を対象として着実に実施しつつ、(適切なシフトを図りながら、)アンケート以外の手法にも幅を広げ、SNS・デジタル技術といった新たなアプローチも新たに取り入れることにより、全体として、バランスよく、幅広い層から多様なニーズを汲み取ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 《以下、括弧で囲われた中に記載》〇なお、市民アンケートについて、調査規模を2万人から1万人に変更を予定しますが、他都市の状況(横浜市、札幌市、さいたま市、広島市:対象1万人、総合計画関連)や標本調査としての誤差が一定の割合※に収まることを踏まえると、全体の傾向を把握するうえでは、必要な精度が確保できるものと考えております。 ※無作為抽出の場合の比率の標本誤差(回答結果の比率50%時) 2万人の場合:±1.0%、1万人の場合:±1.4% 改ページ 〇意見の聴取を目的とした市民アンケートについて 令和5年3月9日 ■アンケートの対象人数を5,000人とした理由 ・標本調査は、抽出された標本の調査結果推定値に基づいて母集団の真の値を推定することから、誤差(標本誤差)が発生する。 ・スポーツ市民局広聴課にヒアリングしたところ、実際の標本誤差は実際の回収率によって変わるが、世論調査の目標とする標本誤差は3%程度であるとのこと。 ・しかし、今回はより精度を高めるため、標本誤差を通常より少ない2%とした。 ・名古屋市の人口約200万人に対して標本誤差を2%とするために必要となる標本数は、下表のとおり2,399人。 ・他事例と同様に目標とする回収率を50%とすると、対象人数は2,399÷0.5=4,798人となるため、5,000人とした。 母集団(N)に対して95%信頼区間の幅(e)が0.1、0.05、0.04、0.03、0.02、0.01、0.005、0.001となる標本数を示す表 母集団が200万であるとき、95%信頼区間の幅が0.02となる標本数が2399であることを示す。 (国立教育政策研究所社会教育実践センター「社会教育調査ハンドブック」平成23年より引用) 〇他事例 名古屋市次期総合計画成果指標に関するアンケート調査 調査の目的 名古屋市次期総合計画の成果指標として予定している指標のうち、市民の満足度や意識などに関する指標について、その現状値を調査し、策定のための資料とする。 対象人数 4000人 調査対象 名古屋市に在住する市民4,000人(外国人含む) (1)満18歳以上 3,000人 (2)小学5年生〜高校3年生にあたる年齢に該当する子ども 1,000人 調査方法 住民基本台帳から無作為抽出 調査期間 平成31年1月21日〜2月14日(25日間) 調査方法 郵送による配布・回収 目標とする回収率 50% 目標とする標本誤差 5% (参考)回収状況 (1)大人 46.1% (2)子ども 42.2% 全体 45.2% 名古屋市民1万人アンケート 調査の目的 市民アンケートを実施することで、市民が感じる課題や施策の方向性に対する期待などについて、客観的に、幅広く、全体の傾向を把握する。 対象人数 10,000 人 調査対象 名古屋市に居住する10,000人(外国人327人含む) ・18歳以上(大人)8,000人(外国人281人含む) ・小学生5年生〜高校3年生の年齢に該当する子ども 2,000人(外国人46人含む) 調査方法 住民基本台帳から層化無作為抽出 調査期間 令和4年7月1日〜7月22日(22日間) 調査方法 配布は郵送法、回収は郵送方式及びWEB回答方式 目標とする回収率 50% 目標とする標本誤差 1.4% (参考)回収状況 ・18歳以上(大人)38.6% ・子ども 39.7% 市政アンケート 調査の目的 施策についての課題・要望を把握し、これらを施策に生かすため、毎回無作為抽出した18歳以上の市民2,000人を対象に市政アンケートを実施しております。 対象人数 2,000人 調査対象 市内に居住する満18歳以上の市民2,000人(外国人を含む) 調査方法 住民基本台帳をフレームとする無作為抽出 調査期間 令和4年6月28日〜7月12日(15日間) 調査方法 調査票を郵送、回答は郵送又はインターネットを通じて回収 目標とする回収率 50% 目標とする標本誤差 3% (参考) 回収状況 有効回収率43.0% 令和4年度第61回市政世論調査 調査の目的 市政世論調査は、名古屋の住みやすさや市政についての評価・要望等を、毎年1回、市民の皆さまにお聞きするものです。 対象人数 2,000人 調査対象 市内に居住する満18歳以上の市民2,000人(外国人を含む) 調査方法 住民基本台帳をフレームとする無作為抽出 調査期間 令和4年7月26日〜8月9日 (15日間) 調査方法 調査票を郵送、回答は郵送又はインターネットを通じて回収 目標とする回収率 50% 目標とする標本誤差 3% (参考)回収状況 回収率40.8% 改ページ 令和5年3月15日 副市長 令和5年3月13日 手持ち資料 取扱注意 〇令和5年度 市民意見の聴取等の今後の流れ(案) 令和4年度 3月 市民意見の聴取の準備 ・アンケート調査票の作成 ・無作為抽出(5,000人) 令和5年度 4月9日 市会議員選挙 ↓議員説明、バリアフリー検討会議WG 市民意見の聴取 ・4月中旬 市民アンケート等送付 ・5月上旬 市民アンケート集計・分析 ・5月下旬 市民ミーティング(ワークショップ) ↓ 6月上旬 バリアフリー検討会議(市長出席) ・市民意見の聴取の結果の検証及び意見交換 6月上旬 市長からの指示・方針決定 6月上旬 所管事務調査 ・バリアフリーを含めた整備基本計画について ↓全体整備検討会議 市民説明会 ↓ 文化庁へ提出 改ページ 名古屋城木造復元 昇降技術に関する市民意見の聴取 企画書 令和5年3月 改ページ 1 趣旨、目的、手順、留意事項 ■趣旨 名古屋城天守の木造復元にあたっては、歴史的建造物を現代に復元するにあたり「史実に忠実な復元とバリアフリーの両立」を目指し、今年度に「昇降技術の公募」を実施し、最優秀者を選定した。 今後、名古屋城のバリアフリーの考え方などの情報を市民に知らせるとともに、名古屋城木造天守等におけるバリアフリーに関する意向を把握するため市民アンケートを実施する。また、市民の生の声を聴くために市民ミーティングを実施する。 ■目的 歴史的建造物とはいえ現代に復元する以上は、バリアフリーへの対応は必要である。 バリアフリー対応は必要か否かの判断を多数決で決めるものではなく、障害者差別解消法などの法令に則った行政の対応が求められることから、アンケートによる○×だけでなく、希望者によるミーティングも実施し、どうしたら「史実に忠実な復元とバリアフリーの両立」となるのか、いろいろな立場の市民からの意見を募り、その結果を踏まえて市の対応を決定する。 改ページ ■手順 市民アンケート 無作為抽出で18歳以上の5000人に郵送→アンケート票、及び市民ミーティング参加募集案内を郵送・インターネット等で回収→集計・分析 →市民ミーティング 市民ミーティング参加希望者に抽選結果を送付→市民ミーティング実施→市民ミーティング結果を整理 ■留意事項 今回の市民アンケートの実施にあたっては、平成28年度に実施した天守閣整備にかかる2万人アンケートの手法を踏まえ、経済水道委員会への丁寧な説明が必須である。 改ページ 2 市民アンケート 「昇降技術の公募」で選定した最優秀者の昇降技術の導入等について、無作為により抽出した5,000人の市民を対象としたアンケートを実施する。 <業務内容> ・調査票等の作成(事業の説明資料、アンケート票、市民ミーティング募集案内(次項関連)) ・調査票等・封筒の印刷 ・調査票等の封入、郵送 ・調査票等の郵送回収、インターネットによる回収の併用 ・調査結果の集計、集計表等の作成 改ページ 3 市民ミーティング これまで名古屋市にて広く行われてきた公募型のワークショップとは異なり、アンケート対象者として無作為抽出した市民に募集案内を送付して参加者を募集し、ワークショップ形式で市民ミーティングを実施する。 <市民ミーティング(無作為抽出)の意義> 〇通常の公募では集まらないような異なる意見での参加者を集められる。 〇未経験者など多様な参加により、多様な視点からの意見聴取や議論ができる。 〇関心の低い市民への周知の機会にもなり、意識啓発のよい機会となる。 <業務内容> ■事前準備 市民ミーティング参加希望者全員に抽選結果を、選定された人には事前に当日資料も併せて送付する。 ■開催概要 実施日 平日午後、土日午後の2回 各回2時間程度 定員 各回50名程度 計100名程度 会場 市公館 内容 木造天守閣復元事業の意義、史実に忠実な復元とバリアフリーについてなどの考え方を説明した後、昇降技術を含むバリアフリーについて意見交換 改ページ 4 全体スケジュール(案) 市民アンケート 3月下旬 発送準備 4月中旬 発送 4月下旬〜5月上旬 回収 5月中旬〜下旬 集計・分析 6月上旬〜中旬 報告書作成 市民ミーティング 4月中旬〜5月上旬 アンケートと同時に参加希望回答書回収 5月上旬〜中旬 抽選 5月中旬〜下旬 抽選結果郵送 5月下旬 平日/休日 2回実施 6月上旬〜中旬 報告書作成 改ページ (参考)過去の事例 参考1 みちまち市民ミーティング(住宅都市局、2013年度) 無作為抽出市民ミーティングの実施を目的に実施。この時は、参加希望しない人にアンケートをとる方法を採用した。 配布数 4000 回収数 参加希望する方(参加希望書)107 参加希望しない方(アンケート)495 計602 回収率 参加希望する方(参加希望書)2.68% 参加希望しない方(アンケート)12.38% 計15.05% <回収から市民ミーティング当日まで> 参加希望する方107名から抽選して68名を選定(定員50人程度、当日欠席3割程度を見込んだ) 参加希望する方全員に抽選結果を、当選者には当日案内や資料も併せて送付。 ↓ 市民ミーティング当日(平成25年11月30日(土))、55人参加 1ページ 市民意見の聴取のため調査票に記載する設問(案)について 〇設問(案) 問1 過去に、何回名古屋城を訪れましたか。 問2 天守閣についてお聞きします。名古屋市が天守閣の木造復元を進めていることをご存じですか。 問3 今まで、名古屋市が主催した名古屋城天守閣整備に対するタウンミーティングや市民説明会にご参加いただいたことがありますか。 問4 天守閣が木造復元されたら最上階まで登りたいと思いますか。(階段体験館の写真や、最上階までの階段の段数を見ながら回答) 以下の問い(問5〜7)は、説明資料を読んでいただいたうえ回答をお願いするもの。 問5 歴史的建造物の内部に公募により選定した昇降技術を設置することについてどう思いますか。 問6 公募により選定された昇降技術について、復元する木造天守の何階まで設置することがよいとお考えですか。(資料の設置イメージ図を見ながら回答) 問7 問6で5階(最上階)までの設置を望まれない場合、5階(最上階)までのバリアフリーとして他にどのような技術を望まれますか。 以下の問いは、名古屋城全体のバリアフリーについて回答をお願いするもの。 問8 現在の園路等を含む名古屋城全体のバリアフリーについて、ご意見をお聞かせください。【自由記入欄】 2ページ 以下の問い(問9〜12)は、一般的な質問として回答をお願いするもの。 問9 あなたの性別をお答えください。【任意回答】 問10 あなたの年代をお答えください。 問11 身体障害や内部障害等の障害の有無についてお答えください。【任意回答】 問12 あなたは外国籍ですか。【任意回答】 改ページ 特別史跡名古屋城跡木造天守整備基本計画 14ページ 第8章 復元計画と活用 (イ)大天守内部 柱・梁などの主架構を変更しない昇降技術を「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」(以下「公募」という。)により募り垂直昇降技術を選定した。今後、駆動装置の小型化や地震時の建物の変形による変位を吸収する減衰システムなど垂直昇降技術の開発を進めていく。公募の最低要求水準である大天守の地下1階から1階までについては、この垂直昇降技術によりバリアフリーに対応した移動経路とする。より上階については、引き続きバリアフリー対応の検討を進める。 a垂直昇降技術の基本的な考え方 ・A-ウ構造計画の目標性能(最大層間変形角)に追随する構造とするため、直上階までの昇降 ・定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ・柱・梁などの主架構を変更せずに設置が可能であり、また将来、より良い別の手段ができた際には、取り外して復元原案に戻すことが可能 b垂直昇降技術の概要 垂直昇降技術の概要を図-8.1.45に示す。垂直昇降技術を支えるフレ−ム(昇降路)は上階の主架構で荷重を支持し、下階部分は上階からの吊り下げ構造とすることで、地震時における天守主架構の変形の影響を小さくする。 垂直昇降技術は図-8.1.46及び図-8.1.47に示すように主架構を跨いで昇降路を組み、下階床との間に減衰システムを設置する。 上階では垂直昇降技術と床のレベルは同一とし、下階は減衰システム高さ分の段差解消スロ−プを設置する。 図-8.1.45地震による建物の変形に対する垂直昇降技術の概念図 地震により建物が変形し、上階と下階がずれた際、上階の主架構に従って昇降路がずれることを示す図 図-8.1.46主架構と垂直昇降技術及び昇降路の関係(1階) 大天守1階において、昇降技術が主架構(梁・柱盤)をまたいで設置され、昇降路(かご及び駆動装置)が梁と梁の間(1500ミリメートル)、柱盤と柱盤の間(1600ミリメートル)の床開口部を通っていることを示す1階断面図(柱盤及び昇降技術の出入口に平行する方向及び梁に平行する方向) 図-8.1.47主架構と垂直昇降技術及び昇降路の関係(1階平面、地階断面) 大天守1階において、昇降技術が主架構(梁・柱盤)をまたいで設置され、昇降路(かご及び駆動装置)が梁と梁の間(1500ミリメートル)、柱盤と柱盤の間(1600ミリメートル)の床開口部を通っていることを示す1階平面図及び地階土台と昇降技術の間に減衰システムが設置され、その段差を解消するため昇降技術の出入口前平場にスロープが設置されることを示す地階断面図 図-8.1.48垂直昇降技術配置アイソメ図 大天守内部において地階から1階に昇降する昇降技術が設置される場所を示すアイソメトリック図(斜め上からの視点で描かれた俯瞰図) 図-8.1.49地階平面図 大天守地階において、昇降技術出入口前平場にスロープが設置されることを示す地階平面図 改ページ 令和5年3月28日 局長 市民意見の聴取の実施方法について 令和5年3月 ◎実施方法 ・紙媒体(@)あるいはSNS(A)でアンケートを送付し、回答を返却してもらい集計・分析 ・このアンケートと合わせて、市民討論会への参加可否も回答 ・市民討論会を市長同席で実施(具体的な実施方法は、木曽川水系連絡導水路事業で実施する市民討論会と合わせる) @紙媒体を郵送して実施 ・市民アンケートを無作為抽出(5,000人)した市民に郵送で送付 ☆現段階での課題 ・無作為抽出して郵送する手続きについて、個人情報保護の関係から、スポーツ市民局住民課と協議が必要(法令に基づいた広聴でないと実施不可とのこと) ⇒バリアフリー法の附帯決議(・・・高齢者、障害者等の参画のもと・・・)の“等”には、妊婦やけがをした人も含まれると解釈できる可能性があり、住民課との協議で実施可能性あり また、4月9日の市会議員選挙後しか無作為抽出ができないとの連絡あり ASNSを利用して実施 ・名古屋市公式LINEに登録している市民(約10万人)へLINEでアンケートを送付(広聴課より、早く手軽に聞き取りができるとのこと) ☆現段階での課題 ・LINEアンケートにバリアフリーについての説明資料および市民討論会の参加可否資料を添付できるか広聴課へ確認中 ⇒若年層からの回答は期待できるが、高齢者の登録数は多くないかもしれない この場合は、令和5年1月に市長の事務所が実施した電話によるアンケートが60代以上が多かったため、この結果を使わせてもらってはどうか。 改ページ 名古屋城バリアフリーに関するアンケートへのご協力のお願い 調査票にご記入の上、5月 日( )までにご投函ください。 日ごろは、市政にご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。 名古屋城天守閣の整備におきましては、天守を木造復元する意義として、特別史跡名古屋城跡の本質的価値の向上とその理解の促進および魅力の向上を掲げており、「昭和実測図」をはじめ先人たちが遺してくれた豊富な史資料に基づき木造復元を進めています。調査研究に基づく「史実に忠実な復元」に最大限の意を用いつつ、バリアフリーへの対応をどうするかが課題となっていました。昨年度、「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは、復元する木造天守に最優秀者の昇降技術をどこまで設置するのか、また、名古屋城全体のバリアフリーに関して、市民のみなさまのご意見を頂戴し、その結果を踏まえて名古屋市の方針を決めていきたいと考えております。また、希望者のみなさまを対象に市民討論会を行い、ご意見を直接お伺いしたいと考えております。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 ▼アンケートについてご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。 名古屋城事務所:○○ 電話:(052)231-2488/ FAX:(052)201-3646 問合せ時間:月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時30分まで(祝日を除く) ※FAXは常時受け付けておりますが、お電話でのお問い合わせにつきましては上記時間内とさせていただきますので、ご了承ください。 1ページ 調査票 〜ご記入にあたってのお願い〜 ◆アンケートは必ず封筒の宛名のご本人がご回答ください。 (ご本人が記入できない時は、身近な方がご本人から聞き取り、ご記入ください) ◆同封されている「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」をご覧いただき、ご記入ください。 ◆調査票及び封筒には、ご住所やお名前を書いていただく必要はありません。また、切手を貼る必要もございません。 ◆回答結果は、統計的な数値として集計する以外には使用しませんので、ご自身の率直なお考えやご意見をご記入ください。 ◆ご記入いただきました調査票を同封の返信用封筒に入れ、5月 日( ) までに、郵便ポストにご投函ください。 問1 過去に、何回名古屋城を訪れましたか?(1つに○) 1 1回 2 2回 3 3回以上(年 回程度) 4 訪れていない 問2 天守についてお聞きします。名古屋市が天守の木造復元を進めていることをご存じですか?(1つに○) 1 内容もよく知っている 2 進めていることは知っている 3 知らなかった 4 興味がない 問3 今まで、名古屋市が主催した名古屋城天守閣整備に関するタウンミーティングや市民説明会にご参加いただいたことがありますか?(1つに○) 1 毎年参加している 2 1回以上参加したことがある 3 参加したことがない 2ページ 以下の問4〜8は、説明資料を読んでいただいたうえでご回答ください 問4 天守が木造復元されたら最上階まで登りたいと思いますか。(1つに○) 1 ぜひ登りたい 2 どちらかといえば登りたい 3 どちらかといえば登りたいと思わない 4 登りたいと思わない 5 (身体的理由などで)登れない 問5 歴史的建造物の内部に公募により選定した最優秀者の昇降技術を設置することについてどう思いますか。資料11ページを見ながらご回答ください。(1つに○) 1 設置することに賛成 2 設置することに反対 3 どちらでもない    問6 問5で1(設置することに賛成)と回答した人におうかがいします。公募により選定された最優秀者の昇降技術について、復元する木造天守の何階まで設置することがよいとお考えですか。資料13ページを見ながらご回答ください。(1つに○) 1 1階まで(城から外が見える) 2 2階まで(天守最長の松梁がある) 3 3階まで(破風の間がある) 4 4階まで(破風の間がある) 5 5階まで(最上階) 6 わからない・その他 問7 問5および問6のご回答にかかわらず、5階(最上階)までのバリアフリーとして、他にどのような方法を望まれますか。(自由回答) 問8 現在の園路等を含む名古屋城全体のバリアフリーについて、ご意見をお聞かせください。(自由回答) 3ページ あなたご自身について 問9 あなたの年代をお答えください。(1つに○) 1 10代 2 20代 3 30代 4 40代 5 50代   6 60代 7 70代以上 8 答えたくない 問10 障害等の有無についてお答えください。(複数回答可) 1 特にない 2 肢体不自由(車いすを使用) 3 肢体不自由(歩行困難・杖使用など) 4 視覚障害 5 聴覚障害 6 言語障害 7 内部障害 8 知的障害 9 精神障害 10 発達障害 11 高次脳機能障害 12 難病 13 その他( ) 14 答えたくない 問11 インバウンド(外国人観光客)の方への名古屋城のサービスに反映するため、あなたの国籍についてお答えください。(1つに○) 1 日本国籍である        2 外国籍である(国籍: )  3 答えたくない 【名古屋城について、ご意見等ご自由にお書きください】 ありがとうございました。 ご記入いただきました本冊子を同封の返信用封筒に入れて、切手を貼らずに投函してください。 改ページ 市民討論会に参加を希望される方へ 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会 日時:令和5年5月27日(土)00:00〜00:00(予定) 場所:(仮)名古屋国際センターホール(別棟)(名古屋市中村区那古野1丁目) 内容:名古屋城バリアフリーに関する資料および市民アンケートの説明をした上で討論会を実施 定員:100名程度 上記のように市民討論会を開催します。参加ご希望の方は、下の「参加申込書」に必要事項をご記入の上、アンケート調査票と一緒に同封の返信用封筒にて、5月 日( )【消印有効】までにご投函ください。 参加申込書を返信いただいた方の数が定員を超過した場合は、抽選させていただきます。抽選の結果は参加申込書をいただいた方全員にご連絡いたします。当日参加いただける方には、プログラムや会場案内などの資料も同封させていただきます。ぜひ、ご参加ください。 参加申込書 (ふりがな) おなまえ ご住所(郵便物が届くよう番地、建物名・号室など全てご記入ください) 〒 −     名古屋市 区 ご職業 1 会社員・公務員(フルタイム) 2 自営・自由業 3 アルバイト・パート 4 家事専業 5 学生 6 無職 7 その他( ) 参加動機 これまでに市民参加型の会議に参加されたことがありますか。 1 名古屋城に関連した会議に参加したことがある 参加した時のテーマ(             ) 2 名古屋城関連以外の会議に参加したことがある 参加した時のテーマ(             ) 3 今回がはじめて 4 わからない 参加にあたり、主催者に配慮してほしいことがございましたら、ご記入ください。(任意) 改ページ 「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」 【5000人アンケート用】 【将来の名古屋城本丸の姿】の想像図 1ページ 目次 1.趣旨 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と将来の完成予想図 ・残された豊富な史資料 ・名古屋城天守の歩みと木造復元の進捗 ・現天守閣と復元天守の違い ・復元天守の階段 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 ・最優秀者の技術紹介 4.木造天守でのバリアフリー対応 ・内苑(地上)から大天守地階まで 5.木造天守へ設置した場合の観覧計画 ・大天守1階までの場合 ・大天守5階までの想定 6.名古屋城内のバリアフリーの現状 2ページ 1.趣旨 名古屋城天守は、1612年に完成し1930年(昭和5年)に城郭建築として旧国宝第1号に指定されましたが、1945年(昭和20年)に戦災により焼失しました。その後、1959年に現在の鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されましたが、半世紀以上が経過し、コンクリートの劣化や設備の老朽化、耐震性の確保等様々な問題が顕在化しています。 天守を木造により復元する名古屋城天守閣整備事業は、このような現天守閣の課題を解決するだけでなく、先人が残してくれた豊富な史資料を基に往時の姿に復元できることから、再度「国宝」になることを目指し、名古屋市民の誇りと言える名古屋城天守を実現していきたいと考えております。 3ページ その一方で、バリアフリーへの対応をどのように行っていくかは大きな課題であることから、 2018年(平成30年)に本市が公表した「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」に基づき検討を進めてまいりました。昨年度(令和4年度)「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、木造の柱・梁に影響を与えない、かつ、取り外し可能な技術を国際的に募集し最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは選定された最優秀者の昇降技術の詳細と木造天守に設置された場合にどのようになるのか等の情報をお知らせし、みなさまのご意見をお伺いするものです。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 4ページ 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と将来の完成予想図 300年以上存続し旧国宝第1号に指定された名古屋城天守の姿(ガラス乾板写真) 豊富な史資料と最新の技術により木造復元する名古屋城天守の姿(竹中工務店作成完成予想図) 5ページ ・残された豊富な史資料 昭和実測図(外観図及び内部構造、階段等を示す図) ガラス乾板写真(名古屋城を写したガラス乾板写真が収められた木箱及び天守内部を写したガラス乾板写真の写真) 金城温古録(しゃちほこについて記載されたページが開かれた1冊及び数冊が平らに並べられ、残りの数十冊が平積み及び立てて並べられた写真) 6ページ ・名古屋城天守の歩みと木造復元事業の進捗 時期(和暦・西暦)、内容 慶長15年 1610年 徳川家康の命により築城に着手 慶長17年 1612年 天守が完成 明治5年 1872年 陸軍省の所管となる 明治26年 1893年 宮内省に移管され名古屋離宮となる 昭和5年 1930年 宮内省から名古屋市に名古屋城を下賜 天守等が城郭として国宝第1号に指定(旧国宝) 昭和7年 1932年 名古屋城の実測調査開始(昭和27年に完成) 昭和20年 1945年 第二次大戦中の空襲により焼失 昭和34年 1959年 鉄筋コンクリート造天守閣再建 平成21年 2009年 本丸御殿復元に着手 平成27年 2015年 名古屋城天守閣整備事業公募型プロポーザル実施 平成29年 2017年 名古屋城天守閣整備事業着手 平成30年 2018年 本丸御殿が完成 現天守閣が耐震性能不足にて入場禁止 令和4年 2022年 名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募実施 7ページ ・現天守閣と復元天守の違い 現天守閣(鉄骨鉄筋コンクリート造) ・内部は博物館 ・眺望は1階北側、東側と7階から ・地階から5階までエレベーター設置 現天守閣が地階から8階まであり、地階から5階までエレベーターが設置されていること、1階から5階までが博物館となっており、眺望は1階と7階からであることを示す図 復元天守(木造) ・往時の姿を復元した内部空間 ・1〜5階のすべての階から眺望 復元天守が地階から5階まであり、高さは現天守閣とほぼ同じであること、1階から5階まで各階から眺望できることを示す図 8ページ ・復元天守の階段 地階から5階(最上階)まで階段の段数126段 「名古屋城木造天守閣階段体験館」に設置されている実物大模型の階段(木造天守の1階から2階の階段)(写真) 焼失した大天守の最上階の階段(ガラス乾板写真) 9ページ 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 背景 ・名古屋城現天守閣は1959年再建以来老朽化など課題が顕在化 ・「名古屋城天守閣復元事業」で史実に忠実な復元により名古屋城の本質的価値の理解促進、観光面の魅力向上が可能 ・障害のある人もない人も共に文化財を楽しめるバリアフリーが重要 目的 ・史実に忠実に復元する木造天守に誰もが昇降できるように、昇降技術を世界中から募り実用化する ・史実に忠実な復元とバリアフリーの両立を目指し、先進的なバリアフリー技術を名古屋から発信・展開する 想定される技術 技術例: 地階から5階 大天守の内部を垂直に昇降する技術 大天守の階段を直接昇降する技術 外部から直接大天守1階以上に入城できる技術等幅広く技術を募集 地上から大天守地階までのバリアフリーは木造天守復元の設計・施工者にて対応予定 10ページ 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 主な要求水準(区分及び主な内容) バリアフリー 最低要求水準 ・少なくとも大天守1階に昇降ができること 加点要求水準 ・利用対象者の範囲が広いこと ・誰もが簡単に使えること ・可能な限り健常者の移動と同じような時間で移動できること ・多人数による反復した利用が可能であること ・可能な限り健常者の移動経路を妨げず、共存した経路であること ・大天守のより上層階まで上がれること ・怖い思いをしないで利用できること ・他人の助けを借りることなく昇降ができること 史実に忠実 最低要求水準 ・柱や梁などの主架構を変更しないこと ・取り外すことにより、史実に忠実な状態に戻すことができる設置手法とすること 加点要求水準 ・可能な限り木造天守の外観や内観をそこなわないこと ・木造天守に使用されている木材を保護すること 11ページ ・最優秀者の技術紹介 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション ・1階ずつ昇降する技術 ・復元する木造天守の地震時等に大きく揺れるという課題に対応可能 ・定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ・木造の柱・梁を取り除かずに設置可能 ・取り外して、床板を取り付けるだけで元の姿に戻すことが可能 ・船舶に使用している技術を応用し、名古屋城天守に設置できるよう開発 船舶への導入実績(船舶内に昇降技術を設置した写真) 航空機搭乗機材への導入実績(航空機搭乗機材に昇降技術を設置した写真) 昇降装置の設置案 主架構(梁)は史実に忠実であり、上階から吊り下げた昇降路の中の床開口(1.5メートル×1.6メートル)をかご及び駆動装置が通ることを示す平面図 12ページ 4.木造天守でのバリアフリー対応 ・内苑(地上)から大天守地階まで 内苑(地上)より小天守地階を通り、橋台から大天守地階までスロ−プ設置 (完成公開時の利用のしやすさや、大天守側の景観への影響など、多方面から検討したうえでの案) 内苑から大天守地階までのスロープ 内苑から小天守地階にスロープを設置し、小天守地階から橋台を通って大天守地階に入るルートを示す平面図 小天守を北面より見る 内苑から小天守地階に入るスロープの形状について小天守北側から見たイメージ図 13ページ 5.木造天守に設置した場合の観覧計画 ・大天守1階までの場合 地階の入場口及び地階から1階までの昇降技術設置場所を示す俯瞰図 昇降装置のイメージは現時点での想定となります。 14ページ ・大天守5階までの想定 1階 観覧計画 階段及び昇降技術により、地階から1階に上り、1階内部を観覧し2階に上る動線を示す平面図 2階 観覧計画 階段及び昇降技術により、1階から2階に上り、2階内部を観覧し3階に上る動線を示す平面図 昇降装置のイメージは現時点での想定となります。 15ページ 3階 観覧計画 階段及び昇降技術により、2階から3階に上り、3階内部を観覧し4階に上る動線を示す平面図 4階 観覧計画 階段及び昇降技術により、3階から4階に上り、4階内部を観覧し5階に上る動線を示す平面図 5階 観覧計画 階段及び昇降技術により、4階から5階に上り、5階内部を観覧し4階に下りる動線を示す平面図 昇降装置のイメージは現時点での想定となります。 16ページ 6.名古屋城内のバリアフリーの現状 名古屋城内では、バリアフリー対応トイレの設置や本丸御殿にスロープを設置するなどバリアフリーに配慮した計画を進めています。城内のバリアフリーの状況を整理し、バリアフリーのルートやトイレを記したマップを作成しています。 名古屋城全体の俯瞰図に、バリアフリー観覧ルート及びバリアフリー対応トイレ(車いす対応トイレ、おむつ交換台、授乳室)の位置を示した図 改ページ 令和5年3月1日 各局室区広聴担当課長様 スポーツ市民局市民生活部広聴課長 名古屋市公式LINEにおけるアンケート配信について(照会) 日頃から、名古屋市公式LINEの運用にご協力いただきありがとうございます。 令和5年度上半期分の名古屋市公式LINEにおけるアンケート配信につきまして、以下のとおり照会します。 1 配信期間 令和5年4月〜令和5年9月 2 照会事項 名古屋市公式LINEを利用したアンケートの配信希望 <名古屋市公式LINEアンケートの概要> テーマ 名古屋市が実施する事業に関するもの 配信日程 毎週水曜日 12時5分(リサーチ期間 次週の火曜日 23時59分まで) 回答者数 約1,900人(令和4年4月〜令和5年1月実施分の平均) 設 問 数 最大7問(属性除く) 回答形式 単一回答、複数回答、自由回答から自由に設定可能 3 回答方法 別紙1の回答様式に記入の上、電子メールでご回答ください。 宛先:スポーツ市民局広聴課広聴係 a3139@sportsshimin.city.nagoya.lg.jp ※該当がない場合は回答不要です。 改ページ 4 回答期限 令和5年3月17日(金) 5 その他 ・アンケートのスケジュール確定後、別途通知させていただきます。 ※照会後にアンケートの実施が必要になった場合は広聴課にご相談ください。 ・今回照会文からアンケート配信にかかる取り扱いを一部変更しています。 必ず別紙2の配信依頼票内の記載例をご確認いただき、取り扱いに沿ったアンケートを作成いただける場合のみ、ご回答ください。 ・情報配信につきましては、随時依頼を受け付けています。イントラネットの広聴課ページ(http://www.intra.city.nagoya.jp/shimin/koucho/)に、名古屋市公式LINEに関する記事を掲載していますので、内容を確認のうえ、ご相談ください。 <参考>名古屋市公式LINEの概要 趣旨  幅広い市民の方に、市政に関心をもってもらい、広聴に親しみ、意見発信をしやすい環境づくりを行う。 開設日 平成26年7月 友だち登録者数 104,000人(令和5年2月末現在) 内容 ・市政へのお問い合わせ対応(チャットボット) ・アンケートの配信 ・その他市政に関する情報配信など 担当:広聴課 加藤、相川 内線3139 E-mail: a3139@sportsshimin.city.nagoya.lg.jp 改ページ 【参考資料A】名古屋市公式LINE配信イメージ アンケート配信 【トーク画面】 名古屋市公式LINEが配信するLINEのトーク画面にアンケートに「回答する」のリンクが表示されているイメージ図(タップでアンケート開始) 【アンケート画面】 リンク先の画面にタップしてアンケートに参加するためのボタンが表示されているイメージ図(タップでアンケート開始) 改ページ 年齢層、お住まいのエリア等を確認できます。 【アンケート画面(属性確認)】 回答者の年齢について、10歳代まで、20歳代、30歳代…と選択式で回答するイメージ図 回答者の住所について、名古屋市内、名古屋市外(愛知県内)、名古屋市外(愛知県外)を選択して回答するイメージ図 改ページ アンケートの形式はそれぞれの設問について単一回答、複数回答、自由回答から選択可能です 【アンケート画面】 単一回答 アンケートにおける単一回答(選択肢のうちいずれか1つを選んで回答する方式)のイメージ図 複数回答 アンケートにおける複数回答(選択肢のうち1つまたは複数を選んで回答する方式)のイメージ図 改ページ クーポン機能を使用してアンケート回答特典を付けることも可能です。 【アンケート画面(クーポン)】 アンケート回答者にプレゼントを進呈する旨とプレゼントを受け取るためのクーポンを表示するボタンのイメージ図 【クーポン画面】 アンケート回答者がプレゼントを受け取る場所、方法等が示されたクーポン画面のイメージ図 改ページ LINEアンケート配信予定 実施日、テーマ、所管、担当者名、メールアドレス、電話番号 4月 5日 クルーズ名古屋について 住宅都市局名港開発振興課企画係 福澤 a2784@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp 3975 12日 名古屋市議会議員選挙・愛知県議会議員選挙について 選挙管理委員会事務局庶務係(啓発担当)神谷 a3316@senkyokanri.city.nagoya.lg.jp 3316 19日 雨水タンク、浸透雨水ますの設置助成について 環境局地域環境対策課 清水、木綿 a2675@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp 2675 26日 地域防災活動におけるニーズについて 防災危機管理局地域防災室地域防災係 丹羽 a3591@bosaikikikanri.city.nagoya.lg.jp 3591 5月 3日 水防月間について 防災危機管理局危機対策室危機対策係 望月 a3526@bosaikikikanri.city.nagoya.lg.jp 3526 10日 なごやの農業について 緑政土木局都市農業課農政係 西澤 a2461@ryokuseidoboku.city.nagoya.lg.jp 2463 17日 水道週間について 上下水道局広報サービス課 中村 cs@jogesuido.city.nagoya.lg.jp 3608 24日 日光川公園の再整備について 緑政土木局緑地利活用課 岩田 a2808@ryokuseidoboku.city.nagoya.lg.jp 2489 31日 空き家問題について スポーツ市民局地域振興課地域コミュニティ係 川ア a3130@sportsshimin.city.nagoya.lg.jp 3126 6月 7日 環境基本計画について 環境局環境企画課環境企画係 南谷 a2661@kankyokyoku.city.nagoya.lg.jp 2661 14日 南海トラフ地震臨時情報について 防災危機管理局危機管理企画室企画係 黒田 a3523@bosaikikikanri.city.nagoya.lg.jp 3523 21日 男女共同参画週間について スポーツ市民局男女平等参画推進室 宅間 a2233@sportsshimin.city.nagoya.lg.jp 2234 28日 児童虐待防止推進月間 子ども青少年局子ども福祉課子ども福祉係 松本 a3979@kodomoseishonen.city.nagoya.lg.jp 3979 7月 5日 大曽根地下施設について 住宅都市局市街地整備課区画整理係 渡邊 a2765@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp 2757 12日 なごやのおいしい水道水について 上下水道局広報サービス課 中村 cs@jogesuido.city.nagoya.lg.jp 3608 8月 9日 名古屋市多文化共生推進月間について 観光文化交流局国際交流課推進係 堀部 a3061@kankobunkakoryu.city.nagoya.lg.jp 9月 6日 災害時用チャットボット訓練について スポーツ市民局広聴課 羽田 改ページ 令和5年3月29日 副市長 令和5年3月29日 手持ち資料 取扱注意 〇令和5年度 市民意見の聴取等の今後の流れ(案) 【紙媒体を郵送して実施した場合】 令和4年度 3月 市民意見の聴取の準備 ・アンケート調査票の作成 令和5年度 4月6日 無作為抽出(5,000人) 4月9日 市会議員選挙 ↓議員説明、バリアフリー検討会議WG 市民意見の聴取 ・4月中旬 市民アンケート等送付 ・5月上旬 市民アンケート集計・分析 ・5月下旬 市民ミーティング(ワークショップ) ↓ 6月上旬 バリアフリー検討会議(市長出席) ・市民意見の聴取の結果の検証及び意見交換 ↓ 6月上旬 市長からの指示・方針決定 6月上旬 所管事務調査 ・バリアフリーを含めた整備基本計画について ↓全体整備検討会議 市民説明会 ↓ 文化庁へ提出 改ページ 名古屋城バリアフリーに関するアンケートへのご協力のお願い 調査票にご記入の上、5月 日( )までにご投函ください。 日ごろは、市政にご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。 名古屋城天守閣の整備におきましては、天守を木造復元する意義として、特別史跡名古屋城跡の本質的価値の向上とその理解の促進および魅力の向上を掲げており、「昭和実測図」をはじめ先人たちが遺してくれた豊富な史資料に基づき木造復元を進めています。調査研究に基づく「史実に忠実な復元」に最大限の意を用いつつ、バリアフリーへの対応をどうするかが課題となっていました。昨年度、「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは、復元する木造天守に最優秀者の昇降技術をどこまで設置するのか、また、名古屋城全体のバリアフリーに関して、市民のみなさまのご意見を頂戴し、その結果を踏まえて名古屋市の方針を決めていきたいと考えております。また、希望者のみなさまを対象に市民討論会を行い、ご意見を直接お伺いしたいと考えております。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 ▼アンケートについてご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。 名古屋城事務所:○○ 電話:(052)231-2488/ FAX:(052)201-3646 問合せ時間:月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時30分まで(祝日を除く) ※FAXは常時受け付けておりますが、お電話でのお問い合わせにつきましては上記時間内とさせていただきますので、ご了承ください。 1ページ アンケート調査票 〜ご記入にあたってのお願い〜 ◆アンケート調査票は必ず封筒の宛名のご本人がご回答ください。 (ご本人が記入できない時は、身近な方がご本人から聞き取り、ご記入ください) ◆同封されている「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」をご覧いただき、ご記入ください。 ◆調査票及び封筒には、ご住所やお名前を書いていただく必要はありません。また、切手を貼る必要もございません。 ◆回答結果は、統計的な数値として集計する以外には使用しませんので、ご自身の率直なお考えやご意見をご記入ください。 ◆ご記入いただきましたアンケート調査票を同封の返信用封筒に入れ、5月 日( )消印有効】までに、郵便ポストにご投函ください。 問1 過去に、何回名古屋城を訪れましたか?(1つに○) 1 1回 2 2回 3 3回以上(年 回程度) 4 訪れていない 問2 天守についてお聞きします。名古屋市が天守の木造復元を進めていることをご存じですか?(1つに○) 1 内容もよく知っている 2 進めていることは知っている 3 知らなかった 4 興味がない 問3 今まで、名古屋市が主催した名古屋城天守閣整備に関するタウンミーティングや市民説明会にご参加いただいたことがありますか?(1つに○) 1 毎年参加している 2 1回以上参加したことがある 3 参加したことがない 2ページ 以下の問4〜8は、説明資料を読んでいただいたうえでご回答ください 問4 天守が木造復元されたら最上階まで登りたいと思いますか。(1つに○) 1 ぜひ登りたい 2 どちらかといえば登りたい 3 どちらかといえば登りたいと思わない 4 登りたいと思わない 5 (身体的理由などで)登れない 問5 復元する木造天守の内部に公募により選定した最優秀者の昇降技術を設置することについてどう思いますか。資料11ページを見ながらご回答ください。(1つに○) 1 設置することに賛成 2 設置することに反対 3 どちらでもない    問6 問5で1(設置することに賛成)と回答した人におうかがいします。公募により選定された最優秀者の昇降技術について、復元する木造天守の何階まで設置することがよいとお考えですか。資料13ページを見ながらご回答ください。(1つに○) 1 1階まで 2 2階まで 3 3階まで 4 4階まで 5 5階まで(最上階) 6 わからない・その他   問7 問5および問6のご回答にかかわらず、5階(最上階)までのバリアフリーとして、他にどのような方法を望まれますか。(自由回答) 問8 現在の園路(えんろ)等を含む名古屋城全体のバリアフリーについて、ご意見をお聞かせください。(自由回答) 3ページ あなたご自身について 問9 あなたの年代をお答えください。(1つに○) 1 10代 2 20代 3 30代 4 40代 5 50代 6 60代 7 70代以上 8 答えたくない 問10 差し支えなければ、障害等の有無についてお答えください。(複数回答可) 1 特にない 2 肢体不自由(車いすを使用) 3 肢体不自由(歩行困難・杖使用など) 4 視覚障害 5 聴覚障害 6 言語障害 7 内部障害 8 知的障害 9 精神障害 10 発達障害 11 高次脳機能障害 12 難病  13 その他( ) 14 答えたくない 問11 ご家族に就学前のお子様はいらっしゃいますか。(1つに○) 1 いる 2 いない 3 答えたくない 【名古屋城について、ご意見等ご自由にお書きください】 ありがとうございました。 ご記入いただきました本冊子を同封の返信用封筒に入れて、切手を貼らずに投函してください。 また、市民討論会への参加を希望される方は、参加申込書も返信用封筒に入れてください。 改ページ 市民討論会に参加を希望される方へ 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会 日時:令和5年5月27日(土)00:00〜00:00(予定) 場所:(仮)名古屋国際センターホール(別棟)(名古屋市中村区那古野1丁目) 内容:名古屋城バリアフリーに関する資料および市民アンケートの説明をした上で討論会を実施 定員:100名程度 上記のように市民討論会を開催します。参加ご希望の方は、下の「参加申込書」に必要事項をご記入の上、アンケート調査票と一緒に同封の返信用封筒にて、5月 日( )【消印有効】までにご投函ください。 参加申込書を返信いただいた方の数が定員を超過した場合は、抽選させていただきます。抽選の結果は参加申込書をいただいた方全員にご連絡いたします。当日参加いただける方には、プログラムや会場案内などの資料も同封させていただきます。ぜひ、ご参加ください。 参加申込書 おなまえ(ふりがな) ご住所(郵便物が届くよう番地、建物名・号室など全てご記入ください) 〒 − 名古屋市 区 ご職業 1 会社員・公務員(フルタイム) 2 自営・自由業 3 アルバイト・パート 4 家事専業 5 学生 6 無職 7 その他( ) 参加動機 (自由記入欄) これまでに市民参加型の会議に参加されたことがありますか。 1 名古屋城に関連した会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 2 名古屋城関連以外の会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 3 今回がはじめて 4 わからない 参加にあたり、主催者に配慮してほしいことがございましたら、ご記入ください。(任意) 改ページ 「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」 【5000人アンケート用】 【将来の名古屋城本丸の姿】の想像図 1ページ 目次 1.趣旨 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と将来の完成予想図 ・残された豊富な史資料 ・名古屋城天守の歩みと木造復元の進捗 ・現天守閣と復元天守の違い ・復元天守の階段 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 ・最優秀者の技術紹介 4.木造天守でのバリアフリー対応 ・内苑(地上)から大天守地階まで 5.木造天守へ設置した場合の観覧計画 ・大天守1階までの場合 ・大天守5階までの想定 6.名古屋城内のバリアフリーの現状 2ページ 1.趣旨 名古屋城天守は、1612年に完成し1930年(昭和5年)に城郭建築として旧国宝第1号に指定されましたが、1945年(昭和20 年)に戦災により焼失しました。その後、1959年に現在の鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されましたが、半世紀以上が経過し、コンクリートの劣化や設備の老朽化、耐震性の確保等様々な問題が顕在化しています。 天守を木造により復元する名古屋城天守閣整備事業は、このような現天守閣の課題を解決するだけでなく、先人が残してくれた豊富な史資料を基に往時の姿に復元できることから、再度「国宝」になることを目指し、名古屋市民の誇りと言える名古屋城天守を実現していきたいと考えております。 3ページ その一方で、バリアフリーへの対応をどのように行っていくかは大きな課題であることから、 2018年(平成30年)に本市が公表した「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」に基づき検討を進めてまいりました。昨年度(令和4年度)「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、木造の柱・梁に影響を与えない、かつ、取り外し可能な技術を国際的に募集し最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは選定された最優秀者の昇降技術の詳細と木造天守に設置された場合にどのようになるのか等の情報をお知らせし、みなさまのご意見をお伺いするものです。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 4ページ 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と将来の完成予想図 300年以上存続し旧国宝第1号に指定された名古屋城天守の姿(ガラス乾板写真) 豊富な史資料と最新の技術により木造復元する名古屋城天守の姿(竹中工務店作成完成予想図) 5ページ ・残された豊富な史資料 昭和実測図(外観図及び内部構造、階段等を示す図) ガラス乾板写真(名古屋城を写したガラス乾板写真が収められた木箱及び天守内部を写したガラス乾板写真の写真) 金城温古録(しゃちほこについて記載されたページが開かれた1冊及び数冊が平らに並べられ、残りの数十冊が平積み及び立てて並べられた写真) 6ページ ・名古屋城天守の歩みと木造復元事業の進捗 時期(和暦・西暦)、内容 慶長15年 1610年 徳川家康の命により築城に着手 慶長17年 1612年 天守が完成 明治5年 1872年 陸軍省の所管となる 明治26年 1893年 宮内省に移管され名古屋離宮となる 昭和5年 1930年 宮内省から名古屋市に名古屋城を下賜 天守等が城郭として国宝第1号に指定(旧国宝) 昭和7年 1932年 名古屋城の実測調査開始(昭和27年に完成) 昭和20年 1945年 第二次大戦中の空襲により焼失 昭和34年 1959年 鉄筋コンクリート造天守閣再建 平成21年 2009年 本丸御殿復元に着手 平成27年 2015年 名古屋城天守閣整備事業公募型プロポーザル実施 平成29年 2017年 名古屋城天守閣整備事業着手 平成30年 2018年 本丸御殿が完成 現天守閣が耐震性能不足にて入場禁止 令和4年 2022年 名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募実施 7ページ ・現天守閣と復元天守の違い 現天守閣(鉄骨鉄筋コンクリート造) ・内部は博物館 ・眺望は1階北側、東側と7階から ・地階から5階までエレベーター設置 現天守閣が地階から8階まであり、地階から5階までエレベーターが設置されていること、1階から5階までが博物館となっており、眺望は1階と7階からであることを示す図 復元天守(木造) ・往時の姿を復元した内部空間 ・1〜5階のすべての階から眺望 復元天守が地階から5階まであり、高さは現天守閣とほぼ同じであること、1階から5階まで各階から眺望できることを示す図 8ページ ・復元天守の階段 地階から5階(最上階)まで階段の段数126段 「名古屋城木造天守閣階段体験館」に設置されている実物大模型の階段(木造天守の1階から2階の階段)(写真) 焼失した大天守の最上階の階段(ガラス乾板写真) 9ページ 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 背景 ・名古屋城現天守閣は1959年再建以来老朽化など課題が顕在化 ・「名古屋城天守閣復元事業」で史実に忠実な復元により名古屋城の本質的価値の理解促進、観光面の魅力向上が可能 ・障害のある人もない人も共に文化財を楽しめるバリアフリーが重要 目的 ・史実に忠実に復元する木造天守に誰もが昇降できるように、昇降技術を世界中から募り実用化する ・史実に忠実な復元とバリアフリーの両立を目指し、先進的なバリアフリー技術を名古屋から発信・展開する 想定される技術 技術例: 地階から5階 大天守の内部を垂直に昇降する技術 大天守の階段を直接昇降する技術 外部から直接大天守1階以上に入城できる技術等幅広く技術を募集 地上から大天守地階までのバリアフリーは木造天守復元の設計・施工者にて対応予定 10ページ 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 主な要求水準(区分及び主な内容) バリアフリー 最低要求水準 ・少なくとも大天守1階に昇降ができること 加点要求水準 ・利用対象者の範囲が広いこと ・誰もが簡単に使えること ・可能な限り健常者の移動と同じような時間で移動できること ・多人数による反復した利用が可能であること ・可能な限り健常者の移動経路を妨げず、共存した経路であること ・大天守のより上層階まで上がれること ・怖い思いをしないで利用できること ・他人の助けを借りることなく昇降ができること 史実に忠実 最低要求水準 ・柱や梁などの主架構を変更しないこと ・取り外すことにより、史実に忠実な状態に戻すことができる設置手法とすること 加点要求水準 ・可能な限り木造天守の外観や内観をそこなわないこと ・木造天守に使用されている木材を保護すること 11ページ ・最優秀者の技術紹介 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション ・1階ずつ昇降する技術 ・復元する木造天守の地震時等に大きく揺れるという課題に対応可能 ・定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ・木造の柱・梁を取り除かずに設置可能 ・取り外して、床板を取り付けるだけで元の姿に戻すことが可能 ・船舶に使用している技術を応用し、名古屋城天守に設置できるよう開発 船舶への導入実績(船舶内に昇降技術を設置した写真) 航空機搭乗機材への導入実績(航空機搭乗機材に昇降技術を設置した写真) 昇降装置の設置案 主架構(梁)は史実に忠実であり、上階から吊り下げた昇降路の中の床開口(1.5メートル×1.6メートル)をかご及び駆動装置が通ることを示す平面図 12ページ 4.木造天守でのバリアフリー対応 ・内苑(地上)から大天守地階まで 内苑(地上)より小天守地階を通り、橋台から大天守地階までスロ−プ設置 (完成公開時の利用のしやすさや、大天守側の景観への影響など、多方面から検討したうえでの案) 内苑から大天守地階までのスロープ 内苑から小天守地階にスロープを設置し、小天守地階から橋台を通って大天守地階に入るルートを示す平面図 小天守を北面より見る 内苑から小天守地階に入るスロープの形状について小天守北側から見たイメージ図 13ページ 5.木造天守に設置した場合の観覧計画 ・大天守1階までの場合 地階の入場口及び地階から1階までの昇降技術設置場所を示す俯瞰図 昇降装置のイメージは現時点での想定となります。 改ページ 「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」(参考資料) 【5000人アンケート用】 【将来の名古屋城本丸の姿】(想像図) 1ページ 目次 1.最優秀者の技術紹介 2.内苑(地上)から大天守地階までのバリアフリー対応(再掲) 3.大天守内部の観覧ルート ・大天守地階 ・大天守1階、2階 ・大天守3階、4階、5階 4.名古屋城内のバリアフリーの現状 2ページ 1.最優秀者の技術紹介 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション ・1階ずつ昇降する技術 ・復元する木造天守の地震時等に大きく揺れるという課題に対応可能 ・定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ・木造の柱・梁を取り除かずに設置可能 ・取り外して、床板を取り付けるだけで元の姿に戻すことが可能 ・船舶に使用している技術を応用し、名古屋城天守に設置できるよう開発 1階ずつ昇降する技術の考え 1フロアずつ、床開口(1.5メートル×1.6メートル)を通る昇降技術により昇降することを示す図 地震による木造天守の変形への対応 木造天守が鉄骨造やコンクリート造の建物よりも3倍以上揺れること、地震により上階と下階がずれた際、上階の主架構から吊り下げた昇降路が上階の主架構に従って動くこと、減衰システムにより揺れを吸収対応することを示す図 3ページ 2.内苑(地上)から大天守地階までのバリアフリー対応(再掲) 内苑(地上)より小天守地階を通り、橋台から大天守地階までスロ−プ設置 (完成公開時の利用のしやすさや、大天守側の景観への影響など、多方面から検討したうえでの案) 内苑から大天守地階までのスロープ 内苑から小天守地階にスロープを設置し、小天守地階から橋台を通って大天守地階に入るルートを示す平面図 小天守を北面より見る 内苑から小天守地階に入るスロープの形状について小天守北側から見たイメージ図 4ページ 3.大天守内部の観覧ルート ・大天守地階 入場口から入り、1階との昇降について、一般(階段利用)及び昇降設備を利用する場合の動線を示す平面図 5ページ 3.大天守内部の観覧ルート ・大天守1階、2階 1階 観覧計画 階段及び昇降技術により、地階から1階に上り、1階内部を観覧し2階に上る動線を示す平面図 2階 観覧計画 階段及び昇降技術により、1階から2階に上り、2階内部を観覧し3階に上る動線を示す平面図 昇降装置のイメージは現時点での想定となります。 6ページ 3.大天守内部の観覧ルート ・大天守3階、4階、5階 3階 観覧計画 階段及び昇降技術により、2階から3階に上り、3階内部を観覧し4階に上る動線を示す平面図 4階 観覧計画 階段及び昇降技術により、3階から4階に上り、4階内部を観覧し5階に上る動線を示す平面図 5階 観覧計画 階段及び昇降技術により、4階から5階に上り、5階内部を観覧し4階に下りる動線を示す平面図 昇降装置のイメージは現時点での想定となります。 7ページ 6.名古屋城内のバリアフリーの現状 名古屋城内では、バリアフリー対応トイレの設置や本丸御殿にスロープを設置するなどバリアフリーに配慮した計画を進めています。城内のバリアフリーの状況を整理し、バリアフリーのルートやトイレを記したマップを作成しています。 名古屋城全体の俯瞰図に、バリアフリー観覧ルート及びバリアフリー対応トイレ(車いす対応トイレ、おむつ交換台、授乳室)の位置を示した図 改ページ 令和5年3月30日 市長 令和5年3月30日 手持ち資料 取扱注意 〇令和5年度 市民意見の聴取等の今後の流れ(案) 令和4年度 3月 市民意見の聴取の準備 ・アンケート調査票の作成 令和5年度 4月6日 無作為抽出(5,000人) 4月9日 市会議員選挙 ↓議員説明、バリアフリー検討会議WG 市民意見の聴取 ・4月中旬 市民アンケート等送付 ・5月上旬 市民アンケート集計・分析 ・5月下旬 市民討論会(市長出席) ↓ 6月上旬 バリアフリー検討会議(市長出席) ・市民意見の聴取の結果の検証及び意見交換 ↓ 6月上旬 市長からの指示・方針決定 6月上旬 所管事務調査 ・バリアフリーを含めた整備基本計画について ↓全体整備検討会議 市民等への説明 ↓ 文化庁へ提出 改ページ 名古屋城バリアフリーに関するアンケートへのご協力のお願い 調査票にご記入の上、5月 日( )までにご投函ください。 日ごろは、市政にご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。 名古屋城天守閣の整備におきましては、天守を木造復元する意義として、特別史跡名古屋城跡の本質的価値の向上とその理解の促進および魅力の向上を掲げており、「金城温古録(きんじょうおんころく)」、「ガラス乾板写真(かんぱんしゃしん)」、「昭和実測図(しょうわじっそくず)」など先人たちが残してくれた豊富な史資料に基づき木造復元を進めています。調査研究に基づく「史実に忠実な復元」に最大限配慮しながら、バリアフリーへの対応をどうするかが課題となっていました。昨年度、「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは、復元する木造天守に最優秀者の昇降技術をどこまで設置するのか、また、名古屋城全体のバリアフリーに関して、市民のみなさまのご意見を頂戴し、その結果を踏まえて名古屋市の方針を決めていきたいと考えております。また、希望者のみなさまを対象に市民討論会を行い、ご意見を直接お伺いしたいと考えております。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 ▼アンケートについてご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。 名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所 担当:加治屋、坂田 電話:(052)231-2488/ FAX:(052)201-3646 問合せ時間:月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時30分まで(祝日を除く) ※FAXは常時受け付けておりますが、お電話でのお問い合わせにつきましては上記時間内とさせていただきますので、ご了承ください。 1ページ アンケート調査票 〜ご記入にあたってのお願い〜 ◆アンケート調査票は必ず封筒の宛名のご本人がご回答ください。 (ご本人が記入できない時は、身近な方がご本人から聞き取り、ご記入ください) ◆同封されている「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」をご覧いただき、ご記入ください。 ◆調査票及び封筒には、ご住所やお名前を書いていただく必要はありません。また、切手を貼る必要もございません。 ◆回答結果は、統計的な数値として集計する以外には使用しませんので、ご自身の率直なお考えやご意見をご記入ください。 ◆ご記入いただきましたアンケート調査票を同封の返信用封筒に入れ、5月 日( )【消印有効】までに、郵便ポストにご投函ください。 問1 過去に、何回名古屋城を訪れましたか?(1つに○) 1 1回 2 2回 3 3回以上(年 回程度) 4 訪れていない 問2 天守についてお聞きします。名古屋市が天守の木造復元を進めていることをご存じですか?(1つに○) 1 内容もよく知っている 2 進めていることは知っている 3 知らなかった 4 興味がない 問3 今まで、名古屋市が主催した名古屋城天守閣整備に関するタウンミーティングや市民説明会にご参加いただいたことがありますか?(1つに○) 1 毎年参加している 2 1回以上参加したことがある 3 参加したことがない 2ページ 以下の問4〜8は、説明資料を読んでいただいたうえでご回答ください 問4 天守が木造復元されたら最上階まで登りたいと思いますか。(1つに○) 1 ぜひ登りたい 2 どちらかといえば登りたい 3 どちらかといえば登りたいと思わない 4 登りたいと思わない 5 (身体的理由などで)登れない 問5 復元する木造天守の内部に公募により選定した最優秀者の昇降技術を設置することについてどう思いますか。資料11ページを見ながらご回答ください。(1つに○) 1 設置することに賛成 2 設置することに反対 3 どちらでもない    問6 問5で1(設置することに賛成)と回答した人におうかがいします。公募により選定された最優秀者の昇降技術について、復元する木造天守の何階まで設置することがよいとお考えですか。資料13ページを見ながらご回答ください。(1つに○) 1 1階まで 2 2階まで 3 3階まで 4 4階まで 5 5階まで(最上階) 6 わからない・その他 問7 問5および問6のご回答にかかわらず、5階(最上階)までのバリアフリーとして、他にどのような方法を望まれますか。(自由回答) 問8 現在の園路(えんろ)等を含む名古屋城全体のバリアフリーについて、ご意見をお聞かせください。(自由回答) 3ページ あなたご自身について 問9 あなたの年代をお答えください。(1つに○) 1 10代 2 20代 3 30代 4 40代 5 50代 6 60代 7 70代以上 8 答えたくない 問10 差し支えなければ、障害等の有無についてお答えください。(複数回答可) 1 特にない 2 肢体不自由(車いすを使用) 3 肢体不自由(歩行困難・杖使用など) 4 視覚障害 5 聴覚障害 6 言語障害 7 内部障害 8 知的障害 9 精神障害 10 発達障害 11 高次脳機能障害 12 難病 13 その他( ) 14 答えたくない 問11 ご家族に就学前のお子様はいらっしゃいますか。(1つに○) 1 いる 2 いない 3 答えたくない 【名古屋城について、ご意見等ご自由にお書きください】 ありがとうございました。 ご記入いただきました本冊子を同封の返信用封筒に入れて、切手を貼らずに投函してください。 また、市民討論会への参加を希望される方は、参加申込書も返信用封筒に入れてください。 改ページ 市民討論会に参加を希望される方へ 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会 日時:令和5年5月27日(土)13:30〜15:30(予定) 場所:(仮)名古屋国際センターホール(別棟)(名古屋市中村区那古野1丁目) 内容:名古屋城バリアフリーに関する資料および市民アンケートの説明をした上で討論会を実施 定員:100名程度 上記のように市民討論会を開催します。参加ご希望の方は、下の「参加申込書」に必要事項をご記入の上、アンケート調査票と一緒に同封の返信用封筒にて、5月 日( )【消印有効】までにご投函ください。 参加申込書を返信いただいた方の数が定員を超過した場合は、抽選させていただきます。抽選の結果は参加申込書をいただいた方全員にご連絡いたします。当日参加いただける方には、プログラムや会場案内などの資料も同封させていただきます。ぜひ、ご参加ください。 参加申込書 おなまえ(ふりがな) ご住所(郵便物が届くよう番地、建物名・号室など全てご記入ください) 〒 − 名古屋市 区 参加動機 (自由記入欄) これまでに市民参加型の会議に参加されたことがありますか。 1 名古屋城に関連した会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 2 名古屋城関連以外の会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 3 今回がはじめて 4 わからない 参加にあたり、主催者に配慮してほしいことがございましたら、ご記入ください。(任意) 改ページ 「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」 【アンケート調査用】 【将来の名古屋城本丸の姿】を示す想像図 1ページ 目次 1.趣旨 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と完成予想図 ・残された豊富な史資料 ・名古屋城天守の歩み ・現在の天守閣と復元する天守の違い ・復元する天守の階段 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 ・導入する昇降技術の紹介 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守地階から大天守1階 2ページ 1.趣旨 名古屋城天守は、1612年(慶長17年)に完成し1930年(昭和5年)に城郭建築として旧国宝第1号に指定されましたが、1945年(昭和20年)に戦災により焼失しました。その後、1959年(昭和34年)に現在の鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されましたが、半世紀以上が経過し、コンクリートの劣化や設備の老朽化、耐震性の確保等様々な問題が顕在化しています。 天守を木造により復元する名古屋城天守閣整備事業は、このような現天守閣の課題を解決するだけでなく、先人が残してくれた豊富な史資料を基に往時の姿に復元できることから、再度「国宝」になることを目指し、名古屋市民の誇りと言える名古屋城天守を実現していきたいと考えております。 3ページ その一方で、バリアフリーへの対応をどのように行っていくかは大きな課題であることから、 2018年(平成30年)に本市が公表した「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」に基づき検討を進めてまいりました。昨年度(令和4年度)「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、木造の柱・梁に影響を与えない、かつ、取り外し可能な技術を国際的に募集し最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは選定された最優秀者の昇降技術の詳細と木造天守に設置された場合にどのようになるのか等の情報をお知らせし、みなさまのご意見をお伺いするものです。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 4ページ 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と完成予想図 300年以上存続し旧国宝第1号に指定された名古屋城天守の姿(ガラス乾板写真) 豊富な史資料と最新の技術により史実に忠実な木造復元(竹中工務店作成完成予想図) 5ページ ・残された豊富な史資料 昭和実測図(外観図及び内部構造、階段等を示す図) ガラス乾板写真(名古屋城を写したガラス乾板写真が収められた木箱及び天守内部を写したガラス乾板写真の写真) 金城温古録(しゃちほこについて記載されたページが開かれた1冊及び数冊が平らに並べられ、残りの数十冊が平積み及び立てて並べられた写真) 6ページ ・名古屋城天守の歩み 時期(和暦・西暦)、内容 慶長15年 1610年 徳川家康の命により築城に着手 慶長17年 1612年 天守が完成 明治5年 1872年 陸軍省の所管となる 明治26年 1893年 宮内省に移管され名古屋離宮となる 昭和5年 1930年 宮内省から名古屋市に名古屋城を下賜 天守等が城郭として国宝第1号に指定(旧国宝) 昭和7年 1932年 名古屋城の実測調査開始(昭和27年(1952年)に「昭和実測図」が完成) 昭和20年 1945年 第二次大戦中の空襲により焼失 昭和34年 1959年 鉄筋コンクリート造天守閣再建 平成21年 2009年 本丸御殿復元に着手 平成30年 2018年 本丸御殿が完成 7ページ ・現在の天守閣と復元する天守の違い 現在の天守閣(鉄骨鉄筋コンクリート造) ・内部は博物館 ・眺望は1階北側、東側と7階から ・地階から5階までエレベーター設置 現在の天守閣が地階から8階まであり、地階から5階までエレベーターが設置されていること、1階から5階までが博物館となっており、眺望は1階と7階からであることを示す図 復元する天守(木造) ・往時の姿を復元した内部空間 ・1〜5階のすべての階から眺望 復元する天守が地階から5階まであり、高さは現天守閣とほぼ同じであること、1階から5階まで各階から眺望できることを示す図 8ページ ・復元する天守の階段 地階から5階(最上階)まで階段の段数126段 「名古屋城木造天守閣階段体験館」に設置されている実物大模型の階段(木造天守の1階から2階の階段)(写真) 焼失した大天守の最上階の階段(ガラス乾板写真) 9ページ 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 想定される技術(公募資料より抜粋) 技術例: 地階から5階 大天守の内部を垂直に昇降する技術 大天守の階段を直接昇降する技術 外部から直接大天守1階以上に入城できる技術等幅広く技術を募集 地上から大天守地階までのバリアフリーは株式会社竹中工務店にて対応予定 要求水準の主な内容 ・少なくとも大天守1階に昇降ができること ・柱や梁などの主架構を変更しないこと ・取り外すことにより、史実に忠実な状態に戻すことができる設置手法とすること 10ページ ・導入する昇降技術の紹介 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション ・地階から1階、1階から2階といったように、1階ずつ乗り換えて昇降する技術 ・定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ・木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ・取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すこと可能 昇降技術の搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名、また直立した人4名がかご内に乗っているイメージ図 船舶への導入実績 船舶内に昇降技術を設置した写真 11ページ 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守地階から大天守1階 地階の入場口(バリアフリー経路として、地上から大天守地階までスロープを設置)及び地階から1階までの昇降技術設置場所を示す俯瞰図 昇降技術の設置イメージは現時点での想定となります。 改ページ 令和5年4月4日 局長 令和5年4月3日 手持ち資料 取扱注意 〇令和5年度 市民意見の聴取等の今後の流れ(案) 令和4年度 3月 市民意見の聴取の準備 ・アンケート調査票の作成 令和5年度 4月6日 無作為抽出(5,000人) 4月9日 市会議員選挙 ↓議員説明、バリアフリー検討会議WG 市民意見の聴取 ・4月19日 市民アンケート等送付 ・5月中旬 市民アンケート集計・分析 ・6月3日 市民討論会(市長出席) ↓ 6月上旬 バリアフリー検討会議(市長出席) ・市民意見の聴取の結果の検証及び意見交換 ↓ 6月上旬 市長からの指示・方針決定 6月上旬 所管事務調査 ・バリアフリーを含めた整備基本計画について ↓全体整備検討会議 市民等への説明 ↓ 文化庁へ提出 改ページ 名古屋城バリアフリーに関するアンケートへのご協力のお願い 調査票にご記入の上、5月 日( )までにご投函ください。 日ごろは、市政にご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。 名古屋市では現在、名古屋城天守閣の木造復元事業を推進しています。今から約400年前に徳川家康の命により築城された旧名古屋城天守は、城郭建築として旧国宝第1号に指定されていましたが、1945年5月14日に惜しくも空襲で焼失してしまいました。 その後、市民の皆さまのご支援のもと1959年に鉄骨鉄筋コンクリートで外観復元されましたが、本丸御殿、現存する石垣、隅櫓などとともに江戸期の本丸を再現し、特別史跡名古屋城跡の本質的価値の理解の促進と文化観光面の魅力向上を図るため、可能な限り史実に忠実に木造で建替えることとしたものです。 名古屋城は、先人たちの努力により、江戸時代の文書「金城温古録(きんじょうおんころく)」をはじめ、戦前に記録された「ガラス乾板写真(かんぱんしゃしん)」、「昭和実測図(しょうわじっそくず)」など豊富な史資料が残されており、焼失前の天守に忠実に復元することが可能な全国唯一の大規模城郭建築です。そこで、調査研究に基づく「史実に忠実な復元」に最大限配慮しながら、バリアフリーへの対応をどうするかが課題となっていました。昨年度、「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは、復元する木造天守に最優秀者の昇降技術をどこまで設置するのか、また、名古屋城全体のバリアフリーに関して、市民のみなさまのご意見を頂戴し、その結果を踏まえて名古屋市の方針を決めていきたいと考えております。また、希望者のみなさまを対象に市民討論会を行い、ご意見を直接お伺いしたいと考えております。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 ▼アンケートについてご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。  名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所 担当:加治屋、坂田 電話:(052)231-2488/FAX:(052)201-3646 問合せ時間:月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時30分まで(祝日を除く) ※FAXは常時受け付けておりますが、お電話でのお問い合わせにつきましては上記時間内とさせていただきますので、ご了承ください。 1ページ アンケート調査票 〜ご記入にあたってのお願い〜 ◆アンケート調査票は必ず封筒の宛名のご本人がご回答ください。 (ご本人が記入できない時は、身近な方がご本人から聞き取り、ご記入ください) ◆同封されている「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」をご覧いただき、ご記入ください。 ◆調査票及び封筒には、ご住所やお名前を書いていただく必要はありません。また、切手を貼る必要もございません。 ◆回答結果は、統計的な数値として集計する以外には使用しませんので、ご自身の率直なお考えやご意見をご記入ください。 ◆ご記入いただきましたアンケート調査票を同封の返信用封筒に入れ、5月 日( )【消印有効】までに、郵便ポストにご投函ください。 問1 過去に、何回名古屋城を訪れましたか?(1つに○) 1 1回 2 2回 3 3回以上(年 回程度) 4 訪れていない 問2 天守についてお聞きします。名古屋市が天守の木造復元を進めていることをご存じですか?(1つに○) 1 内容もよく知っている 2 進めていることは知っている 3 知らなかった 4 興味がない 問3 今まで、名古屋市が主催した名古屋城天守閣整備に関するタウンミーティングや市民説明会にご参加いただいたことがありますか?(1つに○) 1 毎年参加している 2 1回以上参加したことがある 3 参加したことがない 2ページ 以下の問4〜6は、説明資料を読んでいただいたうえでご回答ください 問4 公募により選定された最優秀者の昇降技術の設置について、あなたの考え方は以下のうちどれですか。(1つに○) 1 設置しない(豊富な史資料を基に名古屋城天守を往時の姿に忠実に復元する) 2 1階まで(名古屋城天守の史実に忠実な復元に配慮しながら、1階からの眺望を楽しめるようにする。) 3 最上階まで(高齢者、障害者、小さな子ども連れの方等のため、最上階まで設置) 4 わからない 5 その他( ) 問5 問4のご回答にかかわらず、5階(最上階)までのバリアフリーとして、他にどのような方法を望まれますか。(自由回答) 問6 現在の園路(えんろ)等を含む名古屋城全体のバリアフリーについて、ご意見をお聞かせください。(自由回答) 3ページ ? あなたご自身について 問7 あなたの年代をお答えください。(1つに○) 1 10代 2 20代 3 30代 4 40代 5 50代 6 60代 7 70代以上 8 答えたくない 問8 差し支えなければ、障害等の有無についてお答えください。(複数回答可) 1 特にない 2 肢体不自由(車いすを使用) 3 肢体不自由(歩行困難・杖使用など) 4 視覚障害 5 聴覚障害 6 言語障害 7 内部障害 8 知的障害 9 精神障害 10 発達障害 11 高次脳機能障害 12 難病 13 その他( ) 14 答えたくない 問9 ご家族に就学前のお子様はいらっしゃいますか。(1つに○) 1 いる 2 いない 3 答えたくない 【名古屋城について、ご意見等ご自由にお書きください】 ありがとうございました。 ご記入いただきました本冊子を同封の返信用封筒に入れて、切手を貼らずに投函してください。 また、市民討論会への参加を希望される方は、参加申込書も返信用封筒に入れてください。 改ページ 市民討論会に参加を希望される方へ 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会 日時:令和5年6月3日(土)13:30〜15:30(予定) 場所:中区役所ホール(名古屋市中区栄四丁目1番8号 地下2階) 内容:名古屋城バリアフリーに関する資料および市民アンケートの説明をした上で討論会を実施 定員:100名程度 上記のように市民討論会を開催します。参加ご希望の方は、下の「参加申込書」に必要事項をご記入の上、アンケート調査票と一緒に同封の返信用封筒にて、5月 日( )【消印有効】までにご投函ください。 参加申込書を返信いただいた方の数が定員を超過した場合は、抽選させていただきます。抽選の結果は参加申込書をいただいた方全員にご連絡いたします。当日参加いただける方には、プログラムや会場案内などの資料も同封させていただきます。ぜひ、ご参加ください。 参加申込書 おなまえ(ふりがな) ご住所(郵便物が届くよう番地、建物名・号室など全てご記入ください) 〒 − 名古屋市  区 参加動機 (自由記述欄) これまでに市民参加型の会議に参加されたことがありますか。 1 名古屋城に関連した会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 2 名古屋城関連以外の会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 3 今回がはじめて 4 わからない 参加にあたり、主催者に配慮してほしいことがございましたら、ご記入ください。(任意) 改ページ 「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」 【アンケート調査用】 【将来の名古屋城本丸の姿】を示す想像図 1ページ 目次 1.趣旨 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と完成予想図 ・残された豊富な史資料 ・名古屋城天守の歩み ・現在の天守閣と復元する天守の違い ・復元する天守の階段 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 ・導入する昇降技術の紹介 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守地階 ・大天守1階、2階 ・大天守3階、4階、5階 2ページ 1.趣旨 名古屋城天守は、1612年(慶長17年)に完成し1930年(昭和5年)に城郭建築として旧国宝第1号に指定されましたが、1945年(昭和20年)に戦災により焼失しました。その後、1959年(昭和34年)に現在の鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されましたが、半世紀以上が経過し、コンクリートの劣化や設備の老朽化、耐震性の確保等様々な問題が顕在化しています。 天守を木造により復元する名古屋城天守閣整備事業は、このような現天守閣の課題を解決するだけでなく、先人が残してくれた他の城郭には無い豊富な史資料を基に往時の姿に復元できることから、再度「国宝」になることを目指し、名古屋市民の誇りと言える名古屋城天守を実現していきたいと考えております。 3ページ その一方で、バリアフリーへの対応をどのように行っていくかは大きな課題であることから、 2018年(平成30年)に本市が公表した「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」に基づき検討を進めてまいりました。昨年度(令和4年度)「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、木造の柱・梁に影響を与えない、かつ、取り外し可能な技術を国際的に募集し最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは選定された最優秀者の昇降技術の詳細と木造天守に設置された場合にどのようになるのか等の情報をお知らせし、みなさまのご意見をお伺いするものです。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 4ページ 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と完成予想図 300年以上存続し旧国宝第1号に指定された名古屋城天守の姿(ガラス乾板写真) 豊富な史資料と最新の技術により史実に忠実な木造復元(竹中工務店作成完成予想図) 5ページ ・残された豊富な史資料 昭和実測図(外観図及び内部構造、階段等を示す図) ガラス乾板写真(名古屋城を写したガラス乾板写真が収められた木箱及び天守内部を写したガラス乾板写真の写真) 金城温古録(しゃちほこについて記載されたページが開かれた1冊及び数冊が平らに並べられ、残りの数十冊が平積み及び立てて並べられた写真) 6ページ ・名古屋城天守の歩み 時期(和暦・西暦)、内容 慶長15年 1610年 徳川家康の命により築城に着手 慶長17年 1612年 天守が完成 明治5年 1872年 陸軍省の所管となる 明治26年 1893年 宮内省に移管され名古屋離宮となる 昭和5年 1930年 宮内省から名古屋市に名古屋城を下賜 天守等が城郭として国宝第1号に指定(旧国宝) 昭和7年 1932年 名古屋城の実測調査開始(昭和27年(1952年)に「昭和実測図」が完成) 昭和20年 1945年 第二次大戦中の空襲(5月14日)により焼失 昭和34年 1959年 鉄筋コンクリート造天守閣再建 平成21年 2009年 本丸御殿復元に着手 平成30年 2018年 本丸御殿が完成 7ページ ・現在の天守閣と復元する天守の違い 現在の天守閣(鉄骨鉄筋コンクリート造) ・内部は博物館 ・眺望は1階北側、東側と7階から ・地階から5階までエレベーター設置 現在の天守閣が地階から8階まであり、地階から5階までエレベーターが設置されていること、1階から5階までが博物館となっており、眺望は1階と7階からであることを示す図 復元する天守(木造) ・往時の姿を復元した内部空間 ・1〜5階のすべての階から眺望 復元する天守が地階から5階まであり、高さは現天守閣とほぼ同じであること、1階から5階まで各階から眺望できることを示す図 8ページ ・復元する天守の階段 地階から5階(最上階)まで階段の段数126段 「名古屋城木造天守閣階段体験館」に設置されている実物大模型の階段(木造天守の1階から2階の階段)(写真) 焼失した大天守の最上階の階段(ガラス乾板写真) 9ページ 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 想定される技術(公募資料より抜粋) 技術例: 地階から5階 大天守の内部を垂直に昇降する技術 大天守の階段を直接昇降する技術 外部から直接大天守1階以上に入城できる技術等幅広く技術を募集 地上から大天守地階までのバリアフリーは景観に配慮したスロープにて対応 要求水準の主な内容 ・少なくとも大天守1階に昇降ができること ・柱や梁などの主架構を変更しないこと ・取り外すことにより、史実に忠実な状態に戻すことができる設置手法とすること 10ページ ・導入する昇降技術の紹介 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション ・地階から1階、1階から2階といったように、1階ずつ乗り換えて昇降する技術 ・定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ・木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ・取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すこと可能 昇降技術の搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名、また直立した人4名がかご内に乗っているイメージ図 船舶への導入実績 船舶内に昇降技術を設置した写真 11ページ 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守地階 地階 観覧計画 入場口から入り、1階との昇降について、一般(階段)利用及び昇降設備利用の場合の動線を示す平面図 ※昇降設備利用動線は、各階で乗り換えが必要です。 12ページ 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守1階、2階 昇降装置の設置イメージは現時点での想定です。 より上層階へのバリアフリー対応が可能か、今後の昇降技術開発の動向等を踏まえて、しっかりと検討してまいります。 1階 観覧計画 階段及び昇降技術により、地階から1階に上り、1階内部を観覧し2階に上る動線を示す平面図 3階 観覧計画 階段及び昇降技術により、1階から2階に上り、2階内部を観覧し3階に上る動線を示す平面図 13ページ 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守3階、4階、5階 昇降装置の設置イメージは現時点での想定です。 より上層階へのバリアフリー対応が可能か、今後の昇降技術開発の動向等を踏まえて、しっかりと検討してまいります。 3階 観覧計画 階段及び昇降技術により、2階から3階に上り、3階内部を観覧し4階に上る動線を示す平面図 4階 観覧計画 階段及び昇降技術により、3階から4階に上り、4階内部を観覧し5階に上る動線を示す平面図 5階 観覧計画 階段及び昇降技術により、4階から5階に上り、5階内部を観覧し4階に下りる動線を示す平面図 改ページ 令和5年4月4日 副市長 令和5年4月3日 手持ち資料 取扱注意 〇令和5年度 市民意見の聴取等の今後の流れ(案) 令和4年度 3月 市民意見の聴取の準備 ・アンケート調査票の作成 令和5年度 4月6日 無作為抽出(5,000人) 4月9日 市会議員選挙 ↓議員説明、バリアフリー検討会議WG 市民意見の聴取 ・4月19日 市民アンケート等送付 ・5月中旬 市民アンケート集計・分析 ・6月3日 市民討論会(市長出席) ↓ 6月上旬 バリアフリー検討会議(市長出席) ・市民意見の聴取の結果の検証及び意見交換 ↓ 6月上旬 市長からの指示・方針決定 6月上旬 所管事務調査 ・バリアフリーを含めた整備基本計画について ↓全体整備検討会議 市民等への説明 ↓ 文化庁へ提出 改ページ 名古屋城バリアフリーに関するアンケートへのご協力のお願い 調査票にご記入の上、5月 日( )までにご投函ください。 日ごろは、市政にご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。 名古屋市では現在、名古屋城天守閣の木造復元事業を推進しています。今から約400年前に徳川家康の命により築城された旧名古屋城天守は、城郭建築として旧国宝第1号に指定されていましたが、1945年5月14日に惜しくも空襲で焼失してしまいました。 その後、市民の皆さまのご支援のもと1959年に鉄骨鉄筋コンクリートで外観復元されましたが、本丸御殿、現存する石垣、隅櫓などとともに江戸期の本丸を再現し、特別史跡名古屋城跡の本質的価値の理解の促進と文化観光面の魅力向上を図るため、可能な限り史実に忠実に木造で建替えることとしたものです。 名古屋城は、先人たちの努力により、江戸時代の文書「金城温古録(きんじょうおんころく)」をはじめ、戦前に記録された「ガラス乾板写真(かんぱんしゃしん)」、「昭和実測図(しょうわじっそくず)」など豊富な史資料が残されており、焼失前の天守に忠実に復元することが可能な全国唯一の大規模城郭建築です。そこで、調査研究に基づく「史実に忠実な復元」に最大限配慮しながら、バリアフリーへの対応をどうするかが課題となっていました。昨年度、「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは、復元する木造天守に最優秀者の昇降技術をどこまで設置するのか、また、名古屋城全体のバリアフリーに関して、市民のみなさまのご意見を頂戴し、その結果を踏まえて名古屋市の方針を決めていきたいと考えております。また、希望者のみなさまを対象に市民討論会を行い、ご意見を直接お伺いしたいと考えております。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 ▼アンケートについてご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。 名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所 担当:加治屋、坂田 電話:(052)231-2488/FAX:(052)201-3646 問合せ時間:月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時30分まで(祝日を除く) ※FAXは常時受け付けておりますが、お電話でのお問い合わせにつきましては上記時間内とさせていただきますので、ご了承ください。 1ページ アンケート調査票 〜ご記入にあたってのお願い〜 ◆アンケート調査票は必ず封筒の宛名のご本人がご回答ください。 (ご本人が記入できない時は、身近な方がご本人から聞き取り、ご記入ください) ◆同封されている「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」をご覧いただき、ご記入ください。 ◆調査票及び封筒には、ご住所やお名前を書いていただく必要はありません。また、切手を貼る必要もございません。 ◆回答結果は、統計的な数値として集計する以外には使用しませんので、ご自身の率直なお考えやご意見をご記入ください。 ◆ご記入いただきましたアンケート調査票を同封の返信用封筒に入れ、5月 日( )【消印有効】までに、郵便ポストにご投函ください。 問1 過去に、何回名古屋城を訪れましたか?(1つに○) 1 1回 2 2回 3 3回以上(年 回程度) 4 訪れていない 問2 天守についてお聞きします。名古屋市が天守の木造復元を進めていることをご存じですか?(1つに○) 1 内容もよく知っている 2 進めていることは知っている 3 知らなかった 4 興味がない 問3 今まで、名古屋市が主催した名古屋城天守閣整備に関するタウンミーティングや市民説明会にご参加いただいたことがありますか?(1つに○) 1 毎年参加している 2 1回以上参加したことがある 3 参加したことがない 2ページ 以下の問4〜6は、説明資料を読んでいただいたうえでご回答ください 問4 公募により選定された最優秀者の昇降技術の設置について、あなたの考え方は以下のうちどれですか。(1つに○) 1 設置しない(豊富な史資料を基に名古屋城天守を往時の姿に忠実に復元する) 2 1階まで(名古屋城天守の史実に忠実な復元に配慮しながら、1階からの眺望を楽しめるようにする。) 3 最上階まで(高齢者、障害者、小さな子ども連れの方等のため、最上階まで設置) 4 わからない 5 その他( ) 問5 問4のご回答にかかわらず、5階(最上階)までのバリアフリーとして、他にどのような方法を望まれますか。(自由回答) 問6 現在の園路(えんろ)等を含む名古屋城全体のバリアフリーについて、ご意見をお聞かせください。(自由回答) 3ページ ? あなたご自身について 問7 あなたの年代をお答えください。(1つに○) 1 10代 2 20代 3 30代 4 40代 5 50代 6 60代 7 70代以上 8 答えたくない 問8 差し支えなければ、障害等の有無についてお答えください。(複数回答可) 1 特にない 2 肢体不自由(車いすを使用) 3 肢体不自由(歩行困難・杖使用など) 4 視覚障害 5 聴覚障害 6 言語障害 7 内部障害 8 知的障害 9 精神障害 10 発達障害 11 高次脳機能障害 12 難病 13 その他( ) 14 答えたくない 問9 ご家族に就学前のお子様はいらっしゃいますか。(1つに○) 1 いる 2 いない 3 答えたくない 【名古屋城について、ご意見等ご自由にお書きください】 ありがとうございました。 ご記入いただきました本冊子を同封の返信用封筒に入れて、切手を貼らずに投函してください。 また、市民討論会への参加を希望される方は、参加申込書も返信用封筒に入れてください。 改ページ 市民討論会に参加を希望される方へ 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会 日時:令和5年6月3日(土)13:30〜15:30(予定) 場所:中区役所ホール(名古屋市中区栄四丁目1番8号 地下2階) 内容:名古屋城バリアフリーに関する資料および市民アンケートの説明をした上で討論会を実施 定員:100名程度 上記のように市民討論会を開催します。参加ご希望の方は、下の「参加申込書」に必要事項をご記入の上、アンケート調査票と一緒に同封の返信用封筒にて、5月 日( )【消印有効】までにご投函ください。 参加申込書を返信いただいた方の数が定員を超過した場合は、抽選させていただきます。抽選の結果は参加申込書をいただいた方全員にご連絡いたします。当日参加いただける方には、プログラムや会場案内などの資料も同封させていただきます。ぜひ、ご参加ください。 参加申込書 おなまえ(ふりがな) ご住所(郵便物が届くよう番地、建物名・号室など全てご記入ください) 〒 − 名古屋市  区 参加動機 (自由記述欄) これまでに市民参加型の会議に参加されたことがありますか。 1 名古屋城に関連した会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 2 名古屋城関連以外の会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 3 今回がはじめて 4 わからない 参加にあたり、主催者に配慮してほしいことがございましたら、ご記入ください。(任意) 改ページ 「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」 【アンケート調査用】 【将来の名古屋城本丸の姿】を示す想像図 1ページ 目次 1.趣旨 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と完成予想図 ・残された豊富な史資料 ・名古屋城天守の歩み ・現在の天守閣と復元する天守の違い ・復元する天守の階段 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 ・導入する昇降技術の紹介 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守地階 ・大天守1階、2階 ・大天守3階、4階、5階 2ページ 1.趣旨 名古屋城天守は、1612年(慶長17年)に完成し1930年(昭和5年)に城郭建築として旧国宝第1号に指定されましたが、1945年(昭和20年)に戦災により焼失しました。その後、1959年(昭和34年)に現在の鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されましたが、半世紀以上が経過し、コンクリートの劣化や設備の老朽化、耐震性の確保等様々な問題が顕在化しています。 天守を木造により復元する名古屋城天守閣整備事業は、このような現天守閣の課題を解決するだけでなく、先人が残してくれた他の城郭には無い豊富な史資料を基に往時の姿に復元できることから、再度「国宝」になることを目指し、名古屋市民の誇りと言える名古屋城天守を実現していきたいと考えております。 3ページ その一方で、バリアフリーへの対応をどのように行っていくかは大きな課題であることから、 2018年(平成30年)に本市が公表した「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」に基づき検討を進めてまいりました。昨年度(令和4年度)「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、木造の柱・梁に影響を与えない、かつ、取り外し可能な技術を国際的に募集し最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは選定された最優秀者の昇降技術の詳細と木造天守に設置された場合にどのようになるのか等の情報をお知らせし、みなさまのご意見をお伺いするものです。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 4ページ 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と完成予想図 300年以上存続し旧国宝第1号に指定された名古屋城天守の姿(ガラス乾板写真) 豊富な史資料と最新の技術により史実に忠実な木造復元(竹中工務店作成完成予想図) 5ページ ・残された豊富な史資料 昭和実測図(外観図及び内部構造、階段等を示す図) ガラス乾板写真(名古屋城を写したガラス乾板写真が収められた木箱及び天守内部を写したガラス乾板写真の写真) 金城温古録(しゃちほこについて記載されたページが開かれた1冊及び数冊が平らに並べられ、残りの数十冊が平積み及び立てて並べられた写真) 6ページ ・名古屋城天守の歩み 時期(和暦・西暦)、内容 慶長15年 1610年 徳川家康の命により築城に着手 慶長17年 1612年 天守が完成 明治5年 1872年 陸軍省の所管となる 明治26年 1893年 宮内省に移管され名古屋離宮となる 昭和5年 1930年 宮内省から名古屋市に名古屋城を下賜 天守等が城郭として国宝第1号に指定(旧国宝) 昭和7年 1932年 名古屋城の実測調査開始(昭和27年(1952年)に「昭和実測図」が完成) 昭和20年 1945年 第二次大戦中の空襲(5月14日)により焼失 昭和34年 1959年 鉄骨鉄筋コンクリート造天守閣再建 平成21年 2009年 本丸御殿復元に着手 平成30年 2018年 本丸御殿が完成 7ページ ・現在の天守閣と復元する天守の違い 現在の天守閣(鉄骨鉄筋コンクリート造) ・内部は博物館 ・眺望は1階北側、東側と7階から ・地階から5階までエレベーター設置 現在の天守閣が地階から8階まであり、地階から5階までエレベーターが設置されていること、1階から5階までが博物館となっており、眺望は1階と7階からであることを示す図 復元する天守(木造) ・往時の姿を復元した内部空間 ・1〜5階のすべての階から眺望 復元する天守が地階から5階まであり、高さは現天守閣とほぼ同じであること、1階から5階まで各階から眺望できることを示す図 8ページ ・復元する天守の階段 地階から5階(最上階)まで階段の段数126段 「名古屋城木造天守閣階段体験館」に設置されている実物大模型の階段(木造天守の1階から2階の階段)(写真) 焼失した大天守の最上階の階段(ガラス乾板写真) 9ページ 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 想定される技術(公募資料より抜粋) 技術例: 地階から5階 大天守の内部を垂直に昇降する技術 大天守の階段を直接昇降する技術 外部から直接大天守1階以上に入城できる技術等幅広く技術を募集 地上から大天守地階までのバリアフリーは景観に配慮したスロープにて対応 要求水準の主な内容 ・少なくとも大天守1階に昇降ができること ・柱や梁などの主架構を変更しないこと ・取り外すことにより、史実に忠実な状態に戻すことができる設置手法とすること 10ページ ・導入する昇降技術の紹介 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション ・地階から1階、1階から2階といったように、1階ずつ乗り換えて昇降する技術 ・定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ・木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ・取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すこと可能 昇降技術の搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名、また直立した人4名がかご内に乗っているイメージ図 船舶への導入実績 船舶内に昇降技術を設置した写真 11ページ 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守地階 地階 観覧計画 入場口から入り、1階との昇降について、一般(階段)利用及び昇降設備利用の場合の動線を示す平面図 ※昇降設備利用動線は、各階で乗り換えが必要です。 12ページ 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守1階、2階 昇降装置の設置イメージは現時点での想定です。 より上層階へのバリアフリー対応が可能か、今後の昇降技術開発の動向等を踏まえて、しっかりと検討してまいります。 1階 観覧計画 階段及び昇降技術により、地階から1階に上り、1階内部を観覧し2階に上る動線を示す平面図 2階 観覧計画 階段及び昇降技術により、1階から2階に上り、2階内部を観覧し3階に上る動線を示す平面図 13ページ 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守3階、4階、5階 昇降装置の設置イメージは現時点での想定です。 より上層階へのバリアフリー対応が可能か、今後の昇降技術開発の動向等を踏まえて、しっかりと検討してまいります。 3階 観覧計画 階段及び昇降技術により、2階から3階に上り、3階内部を観覧し4階に上る動線を示す平面図 4階 観覧計画 階段及び昇降技術により、3階から4階に上り、4階内部を観覧し5階に上る動線を示す平面図 5階 観覧計画 階段及び昇降技術により、4階から5階に上り、5階内部を観覧し4階に下りる動線を示す平面図 改ページ 令和5年4月4日 市長 令和5年4月4日 手持ち資料 取扱注意 〇令和5年度 市民意見の聴取等の今後の流れ(案) 令和4年度 3月 市民意見の聴取の準備 ・アンケート調査票の作成 令和5年度 4月6日 無作為抽出(5,000人) 4月9日 市会議員選挙 ↓議員説明、バリアフリー検討会議WG 市民意見の聴取 ・4月19日 市民アンケート等送付 ・5月中旬 市民アンケート集計・分析 ・6月3日 市民討論会(市長出席) ↓ 6月上旬 バリアフリー検討会議(市長出席) ・市民意見の聴取の結果の検証及び意見交換 ↓ 6月上旬 市長からの指示・方針決定 6月上旬 所管事務調査 ・バリアフリーを含めた整備基本計画について ↓全体整備検討会議 市民等への説明 ↓ 文化庁へ提出 改ページ 名古屋城バリアフリーに関するアンケートへのご協力のお願い 調査票にご記入の上、5月 日( )までにご投函ください。 日ごろは、市政にご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。 本アンケートは、無作為に選ばれた市民の方に送付させていただいております。 名古屋市では現在、名古屋城天守閣の木造復元事業を推進しています。今から約400年前に徳川家康の命により築城された旧名古屋城天守は、城郭建築として旧国宝第1号に指定されていましたが、1945年5月14日に惜しくも空襲で焼失してしまいました。 その後、市民の皆さまのご支援のもと1959年に鉄骨鉄筋コンクリートで外観復元されましたが、本丸御殿、現存する石垣、隅櫓などとともに江戸期の本丸を再現し、特別史跡名古屋城跡の本質的価値の理解の促進と文化観光面の魅力向上を図るため、可能な限り史実に忠実に木造で建替えることとしたものです。 名古屋城は、先人たちの努力により、江戸時代の文書「金城温古録(きんじょうおんころく)」をはじめ、戦前に記録された「ガラス乾板写真(かんぱんしゃしん)」、「昭和実測図(しょうわじっそくず)」など豊富な史資料が残されており、焼失前の天守に忠実に復元することが可能な全国唯一の大規模城郭建築です。そこで、調査研究に基づく「史実に忠実な復元」に最大限配慮しながら、バリアフリーへの対応をどうするかが課題となっていました。昨年度、「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは、復元する木造天守に最優秀者の昇降技術をどこまで設置するのか、また、名古屋城全体のバリアフリーに関して、市民のみなさまのご意見を頂戴し、その結果を踏まえて名古屋市の方針を決めていきたいと考えております。また、希望者のみなさまを対象に市民討論会を行い、ご意見を直接お伺いしたいと考えております。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 ▼アンケートについてご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。 名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所 担当:加治屋、坂田 電話:(052)231-2488/FAX:(052)201-3646 問合せ時間:月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時30分まで(祝日を除く) ※FAXは常時受け付けておりますが、お電話でのお問い合わせにつきましては上記時間内とさせていただきますので、ご了承ください。 1ページ アンケート調査票 〜ご記入にあたってのお願い〜 ◆アンケート調査票は必ず封筒の宛名のご本人がご回答ください。 (ご本人が記入できない時は、身近な方がご本人から聞き取り、ご記入ください) ◆本アンケートは無作為に選ばれた市民の方に送付させていただいております。 ◆同封されている「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」をご覧いただき、ご記入ください。 ◆調査票及び封筒には、ご住所やお名前を書いていただく必要はありません。また、切手を貼る必要もございません。 ◆回答結果は、統計的な数値として集計する以外には使用しませんので、ご自身の率直なお考えやご意見をご記入ください。 ◆ご記入いただきましたアンケート調査票を同封の返信用封筒に入れ、5月 日( ) 【消印有効】までに、郵便ポストにご投函ください。 問1 過去に、何回名古屋城を訪れましたか?(1つに○) 1 1回 2 2回   3 3回以上(年 回程度) 4 訪れていない 問2 天守についてお聞きします。名古屋市が天守の木造復元を進めていることをご存じですか?(1つに○) 1 内容もよく知っている 2 進めていることは知っている 3 知らなかった 4 興味がない 問3 今まで、名古屋市が主催した名古屋城天守閣整備に関するタウンミーティングや市民説明会にご参加いただいたことがありますか?(1つに○) 1 毎年参加している 2 1回以上参加したことがある 3 参加したことがない 2ページ 以下の問4〜6は、説明資料を読んでいただいたうえでご回答ください 問4 公募により選定された最優秀者の昇降技術の設置について、あなたの考え方は以下のうちどれですか。(1つに○) 1 設置しない(豊富な史資料を基に名古屋城天守を往時の姿に忠実に復元する) 2 1階まで(名古屋城天守の史実に忠実な復元に配慮しながら、1階からの眺望を楽しめるようにする(公募した昇降技術の最低要求水準)) 3 最上階まで(高齢者、障害者、小さな子ども連れの方等のため、最上階まで設置) 4 わからない 5 その他( ) 問5 問4のご回答にかかわらず、5階(最上階)までのバリアフリーとして、他にどのような方法を望まれますか。(自由回答) 問6 現在の園路(えんろ)等を含む名古屋城全体のバリアフリーについて、ご意見をお聞かせください。(自由回答) 3ページ あなたご自身について 問7 あなたの年代をお答えください。(1つに○) 1 10代 2 20代 3 30代 4 40代 5 50代 6 60代 7 70代以上 8 答えたくない 問8 差し支えなければ、障害等の有無についてお答えください。(複数回答可) 1 特にない 2 肢体不自由(車いすを使用) 3 肢体不自由(歩行困難・杖使用など) 4 視覚障害 5 聴覚障害 6 言語障害 7 内部障害 8 知的障害 9 精神障害 10 発達障害 11 高次脳機能障害 12 難病 13 その他( ) 14 答えたくない 問9 ご家族に就学前のお子様はいらっしゃいますか。(1つに○) 1 いる 2 いない 3 答えたくない 【名古屋城について、ご意見等ご自由にお書きください】 ありがとうございました。 ご記入いただきました本冊子を同封の返信用封筒に入れて、切手を貼らずに投函してください。 また、市民討論会への参加を希望される方は、参加申込書も返信用封筒に入れてください。 改ページ 市民討論会に参加を希望される方へ 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会 日時:令和5年6月3日(土)13:30〜15:30(予定) 場所:中区役所ホール(名古屋市中区栄四丁目1番8号 地下2階) 内容:名古屋城バリアフリーに関する資料および市民アンケートの説明をした上で討論会を実施 定員:100名程度 上記のように市民討論会を開催します。参加ご希望の方は、下の「参加申込書」に必要事項をご記入の上、アンケート調査票と一緒に同封の返信用封筒にて、5月 日( )【消印有効】までにご投函ください。 参加申込書を返信いただいた方の数が定員を超過した場合は、抽選させていただきます。抽選の結果は参加申込書をいただいた方全員にご連絡いたします。当日参加いただける方には、プログラムや会場案内などの資料も同封させていただきます。ぜひ、ご参加ください。 参加申込書 おなまえ(ふりがな) ご住所(郵便物が届くよう番地、建物名・号室など全てご記入ください) 〒 − 名古屋市  区 参加動機 (自由記述欄) これまでに市民参加型の会議に参加されたことがありますか。 1 名古屋城に関連した会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 2 名古屋城関連以外の会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 3 今回がはじめて 4 わからない 参加にあたり、主催者に配慮してほしいことがございましたら、ご記入ください。(任意) 改ページ 「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」 【アンケート調査用】 【将来の名古屋城本丸の姿】を示す想像図 1ページ 目次 1.趣旨 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と完成予想図 ・残された豊富な史資料 ・名古屋城天守の歩み ・現在の天守閣と復元する天守の違い ・復元する天守の階段 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 ・導入する昇降技術の紹介 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守地階 ・大天守1階 2ページ 1.趣旨 名古屋城天守は、1612年(慶長17年)に完成し1930年(昭和5年)に城郭建築として旧国宝第1号に指定されましたが、1945年(昭和20年)に戦災により焼失しました。その後、1959年(昭和34年)に現在の鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されましたが、半世紀以上が経過し、コンクリートの劣化や設備の老朽化、耐震性の確保等様々な問題が顕在化しています。 天守を木造により復元する名古屋城天守閣整備事業は、このような現天守閣の課題を解決するだけでなく、先人が残してくれた他の城郭には無い豊富な史資料を基に往時の姿に復元できることから、再度「国宝」になることを目指し、名古屋市民の誇りと言える名古屋城天守を実現していきたいと考えております。 3ページ その一方で、バリアフリーへの対応をどのように行っていくかは大きな課題であることから、 2018年(平成30年)に本市が公表した「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」に基づき検討を進めてまいりました。昨年度(令和4年度)「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、木造の柱・梁に影響を与えない、かつ、取り外し可能な技術を国際的に募集し最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは選定された最優秀者の昇降技術の詳細と木造天守に設置された場合にどのようになるのか等の情報をお知らせし、みなさまのご意見をお伺いするものです。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 4ページ 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と完成予想図 300年以上存続し旧国宝第1号に指定された名古屋城天守の姿(ガラス乾板写真) 豊富な史資料と最新の技術により史実に忠実な木造復元(竹中工務店作成完成予想図) 5ページ ・残された豊富な史資料 昭和実測図(外観図及び内部構造、階段等を示す図) ガラス乾板写真(名古屋城を写したガラス乾板写真が収められた木箱及び天守内部を写したガラス乾板写真の写真) 金城温古録(しゃちほこについて記載されたページが開かれた1冊及び数冊が平らに並べられ、残りの数十冊が平積み及び立てて並べられた写真) 6ページ ・名古屋城天守の歩み 時期(和暦・西暦)、内容 慶長15年 1610年 徳川家康の命により築城に着手 慶長17年 1612年 天守が完成 明治5年 1872年 陸軍省の所管となる 明治26年 1893年 宮内省に移管され名古屋離宮となる 昭和5年 1930年 宮内省から名古屋市に名古屋城を下賜 天守等が城郭として国宝第1号に指定(旧国宝) 昭和7年 1932年 名古屋城の実測調査開始(昭和27年(1952年)に「昭和実測図」が完成) 昭和20年 1945年 第二次大戦中の空襲(5月14日)により焼失 昭和34年 1959年 鉄筋コンクリート造天守閣再建 平成21年 2009年 本丸御殿復元に着手 平成30年 2018年 本丸御殿が完成 7ページ ・現在の天守閣と復元する天守の違い 現在の天守閣(鉄骨鉄筋コンクリート造) ・内部は博物館 ・眺望は1階北側、東側と7階から ・地階から5階までエレベーター設置 現天守閣が地階から8階まであり、地階から5階までエレベーターが設置されていること、1階から5階までが博物館となっており、眺望は1階と7階からであることを示す図 復元する天守(木造) ・往時の姿を復元した内部空間 ・1〜5階のすべての階から眺望 復元天守が地階から5階まであり、高さは現天守閣とほぼ同じであること、1階から5階まで各階から眺望できることを示す図 8ページ ・復元する天守の階段 地階から5階(最上階)まで階段の段数126段 「名古屋城木造天守閣階段体験館」に設置されている実物大模型の階段(木造天守の1階から2階の階段)(写真) 焼失した大天守の最上階の階段(ガラス乾板写真) 9ページ 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 想定される技術(公募資料より抜粋) 技術例: 地階から5階 ・大天守の内部を垂直に昇降する技術 ・大天守の階段を直接昇降する技術 ・外部から直接大天守1階以上に入城できる技術等幅広く技術を募集 地上から大天守地階までのバリアフリーは景観に配慮したスロープにて対応 要求水準の主な内容 ・少なくとも大天守1階に昇降ができること ・柱や梁などの主架構を変更しないこと ・取り外すことにより、史実に忠実な状態に戻すことができる設置手法とすること 10ページ ・導入する昇降技術の紹介 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション ・地階から1階、1階から2階といったように、1階ずつ乗り換えて昇降する技術 ・定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ・木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ・取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すことが可能 昇降技術の搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名、また直立した人4名がかご内に乗っているイメージ図 船舶への導入実績 船舶内に昇降技術を設置した写真 11ページ 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守地階 【小天守 地階平面図】 地上からスロープで小天守に入り、小天守から橋台にて大天守に入場すること及び1階との昇降について、一般(階段)利用及び昇降設備利用の場合の動線を示す平面図 動線上から見ることができる遺構等の写真も表示 12ページ 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守1階 より上層階へのバリアフリー対応が可能か、今後の昇降技術開発の動向等を踏まえて、しっかりと検討してまいります。 【大天守 1階平面図】 階段及び昇降技術により、地階から1階に上り、1階内部を観覧し2階に上る動線を示す平面図 動線上から見ることができる眺望や内装の写真・イメージ図も表示 改ページ 令和5年4月5日 局長 名古屋市 名古屋城バリアフリーに関するアンケートへのご協力のお願い 調査票にご記入の上、5月 日( )までにご投函ください。 日ごろは、市政にご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。 本アンケートは、無作為に選ばれた市民の方に送付させていただいております。 名古屋市では現在、名古屋城天守閣の木造復元事業を推進しています。今から約400年前に徳川家康の命により築城された名古屋城天守は、城郭建築として旧国宝第1号に指定されていましたが、1945年5月14日に惜しくも空襲で焼失してしまいました。 その後、市民の皆さまのご支援のもと1959年に鉄骨鉄筋コンクリートで外観復元されましたが、本丸御殿、現存する石垣、隅櫓などとともに江戸期の本丸を再現し、特別史跡名古屋城跡の本質的価値の理解促進と文化観光面の魅力向上を図るため、可能な限り史実に忠実に木造で建替えてまいります。 名古屋城は、先人たちの努力により、江戸時代の文書「金城温古録(きんじょうおんころく)」をはじめ、戦前に記録された「ガラス乾板写真(かんぱんしゃしん)」、「昭和実測図(しょうわじっそくず)」など豊富な史資料が残されており、焼失前の天守を忠実に復元することが可能な全国唯一の大規模城郭建築です。 建築基準法の解説(※)によると、「国宝などの文化財は先人が我々に伝えた貴重な財産であり、これを保存し、後世に伝え、あるいはその活用を図って、国民ひいては世界の文化に寄与することは我々の任務である」と記されており、調査研究に基づく「史実に忠実な復元」に最大限配慮しながら、バリアフリーに対応するため、昨年度に「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは、復元する木造天守への昇降技術の設置について、市民のみなさまのご意見を頂戴し、名古屋市の方針を決めてまいりたいと考えております。また、希望者のみなさまを対象に市民討論会を行い、ご意見を直接お伺いしたいと考えております。 何卒、ご協力くださいますようお願いいたします。 ※逐条解説建築基準法編集委員会「逐条解説 建築基準法」(平成24年12月10日初版発行、株式会社ぎょうせい) (裏面あり) 改ページ 名古屋市 ▼アンケートについてご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。 名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所  担当:加治屋、坂田 電話:(052)231-2488/FAX:(052)201-3646 問合せ時間:月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時30分まで(祝日を除く) ※FAXは常時受け付けておりますが、お電話でのお問い合わせにつきましては上記時間内とさせていただきますので、ご了承ください。 改ページ 令和5年4月6日 副市長 名古屋市 名古屋城バリアフリーに関するアンケートへのご協力のお願い 調査票にご記入の上、5月 日( )までにご投函ください。 日ごろは、市政にご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。 本アンケートは、無作為に選ばれた市民の方に送付させていただいております。 名古屋市では現在、名古屋城天守閣の木造復元事業を推進しています。今から約400年前に徳川家康の命により築城された名古屋城天守は、城郭建築として旧国宝第1号に指定されていましたが、1945年5月14日に惜しくも空襲で焼失してしまいました。 その後、市民の皆さまのご支援のもと1959年に鉄骨鉄筋コンクリートで外観復元されましたが、本丸御殿、現存する石垣、隅櫓などとともに江戸期の本丸を再現し、特別史跡名古屋城跡の本質的価値の理解促進と文化観光面の魅力向上を図るため、可能な限り史実に忠実に木造で建替えてまいります。 名古屋城は、先人たちの努力により、江戸時代の文書「金城温古録(きんじょうおんころく)」をはじめ、戦前に記録された「ガラス乾板写真(かんぱんしゃしん)」、「昭和実測図(しょうわじっそくず)」など豊富な史資料が残されており、焼失前の天守を忠実に復元することが可能な全国唯一の大規模城郭建築です。 建築基準法の解説(※)によると、「国宝などの文化財は先人が我々に伝えた貴重な財産であり、これを保存し、後世に伝え、あるいはその活用を図って、国民ひいては世界の文化に寄与することは我々の任務である」と記されており、調査研究に基づく「史実に忠実な復元」に最大限配慮しながら、バリアフリーに対応するため、昨年度に「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは、復元する木造天守への昇降技術の設置について、市民のみなさまのご意見を頂戴し、名古屋市の方針を決めてまいりたいと考えております。また、希望者のみなさまを対象に市民討論会を行い、ご意見を直接お伺いしたいと考えております。 何卒、ご協力くださいますようお願いいたします。 ※逐条解説建築基準法編集委員会「逐条解説 建築基準法」(平成24年12月10日初版発行、株式会社ぎょうせい) (裏面あり) 改ページ 名古屋市 ▼アンケートについてご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。 名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所 担当:加治屋、坂田 電話:(052)231-2488/FAX:(052)201-3646 問合せ時間:月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時30分まで(祝日を除く) ※FAXは常時受け付けておりますが、お電話でのお問い合わせにつきましては上記時間内とさせていただきますので、ご了承ください。 改ページ 令和5年4月6日 市長 名古屋市 名古屋城バリアフリーに関するアンケートへのご協力のお願い 調査票にご記入の上、5月 日( )までにご投函ください。 日ごろは、市政にご理解・ご協力をいただきまして誠にありがとうございます。 本アンケートは、無作為に選ばれた市民の方に送付させていただいております。 名古屋市では現在、名古屋城天守閣の木造復元事業を推進しています。今から約400年前に徳川家康の命により築城された名古屋城天守は、城郭建築として旧国宝第1号に指定されていましたが、1945年5月14日に惜しくも空襲で焼失してしまいました。 その後、市民の皆さまのご支援のもと1959年に鉄骨鉄筋コンクリートで外観復元されましたが、本丸御殿、現存する石垣、隅櫓などとともに江戸期の本丸を再現し、特別史跡名古屋城跡の本質的価値の理解促進と文化観光面の魅力向上を図るため、可能な限り史実に忠実に木造で建替えてまいります。 名古屋城は、先人たちの努力により、江戸時代の文書「金城温古録(きんじょうおんころく)」をはじめ、戦前に記録された「ガラス乾板写真(かんぱんしゃしん)」、「昭和実測図(しょうわじっそくず)」など豊富な史資料が残されており、焼失前の天守を忠実に復元することが可能な全国唯一の大規模城郭建築です。 建築基準法の解説(※)によると、「国宝などの文化財は先人が我々に伝えた貴重な財産であり、これを保存し、後世に伝え、あるいはその活用を図って、国民ひいては世界の文化に寄与することは我々の任務である」と記されており、調査研究に基づく「史実に忠実な復元」に最大限配慮しながら、バリアフリーに対応するため、昨年度に「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは、復元する木造天守への昇降技術の設置について、市民のみなさまのご意見を頂戴し、名古屋市の方針を決めてまいりたいと考えております。また、希望者のみなさまを対象に市民討論会を行い、ご意見を直接お伺いしたいと考えております。 何卒、ご協力くださいますようお願いいたします。 ※逐条解説建築基準法編集委員会「逐条解説 建築基準法」(平成24年12月10日初版発行、株式会社ぎょうせい) (裏面あり) 改ページ 名古屋市 ▼アンケートについてご不明な点がありましたら、下記までお問い合わせください。 名古屋市観光文化交流局名古屋城総合事務所 担当:加治屋、坂田 電話:(052)231-2488/FAX:(052)201-3646 問合せ時間:月曜日から金曜日の午前8時45分から午後5時30分まで(祝日を除く) ※FAXは常時受け付けておりますが、お電話でのお問い合わせにつきましては上記時間内とさせていただきますので、ご了承ください。 1ページ アンケート調査票 〜ご記入にあたってのお願い〜 ◆アンケート調査票は必ず封筒の宛名のご本人がご回答ください。 (ご本人が記入できない時は、身近な方がご本人から聞き取り、ご記入ください) ◆本アンケートは無作為に選ばれた市民の方に送付させていただいております。 ◆同封されている「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」をご覧いただき、ご記入ください。 ◆調査票及び封筒には、ご住所やお名前を書いていただく必要はありません。また、切手を貼る必要もございません。 ◆回答結果は、統計的な数値として集計する以外には使用しませんので、ご自身の率直なお考えやご意見をご記入ください。 ◆ご記入いただきましたアンケート調査票を同封の返信用封筒に入れ、5月 日( )【消印有効】までに、郵便ポストにご投函ください。 問1 過去に、何回名古屋城を訪れましたか?(1つに○) 1 1回 2 2回 3 3回以上(年 回程度) 4 訪れていない 問2 天守についてお聞きします。名古屋市が天守の木造復元を進めていることをご存じですか?(1つに○) 1 内容もよく知っている 2 進めていることは知っている 3 知らなかった 4 興味がない 問3 今まで、名古屋市が主催した名古屋城天守閣整備に関するタウンミーティングや市民説明会にご参加いただいたことがありますか?(1つに○) 1 毎年参加している 2 1回以上参加したことがある 3 参加したことがない 2ページ ? 以下の問4〜6は、説明資料を読んでいただいたうえでご回答ください 問4 公募により選定された最優秀者の昇降技術の設置について、あなたの考え方は以下のうちどれですか。(1つに○) 1 設置しない(豊富な史資料を基に名古屋城天守を往時の姿に忠実に復元する) 2 1階まで(名古屋城天守の史実に忠実な復元に配慮しながら、1階からの眺望を楽しめるようにする(公募した昇降技術の最低要求水準)) 3 最上階(5階)まで(高齢者、障害者、小さな子ども連れの方等のため、最上階まで設置) 4 わからない 5 その他(                              ) 問5 問4のご回答にかかわらず、最上階(5階)までのバリアフリーとして、他にどのような方法を望まれますか。(自由回答) 問6 現在の園路(えんろ)等を含む名古屋城全体のバリアフリーについて、ご意見をお聞かせください。(自由回答) 3ページ あなたご自身について 問7 あなたの年代をお答えください。(1つに○) 1 10代 2 20代 3 30代 4 40代 5 50代 6 60代 7 70代以上 8 答えたくない 問8 差し支えなければ、障害等の有無についてお答えください。(複数回答可) 1 特にない 2 肢体不自由(車いすを使用) 3 肢体不自由(歩行困難・杖使用など) 4 視覚障害 5 聴覚障害 6 言語障害 7 内部障害 8 知的障害 9 精神障害 10 発達障害 11 高次脳機能障害 12 難病 13 その他( ) 14 答えたくない 問9 ご家族に就学前のお子様はいらっしゃいますか。(1つに○) 1 いる 2 いない 3 答えたくない 【名古屋城について、ご意見等ご自由にお書きください】 ありがとうございました。 ご記入いただきました本冊子を同封の返信用封筒に入れて、切手を貼らずに投函してください。 また、市民討論会への参加を希望される方は、参加申込書も返信用封筒に入れてください。 改ページ 市民討論会に参加を希望される方へ 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会 日時:令和5年6月3日(土)14:00〜16:00(予定) 場所:中区役所ホール(名古屋市中区栄四丁目1番8号 地下2階) 内容:名古屋城バリアフリーに関する資料および市民アンケートの説明をした上で討論会を実施 定員:100名程度 上記のように市民討論会を開催します。参加ご希望の方は、下の「参加申込書」に必要事項をご記入の上、アンケート調査票と一緒に同封の返信用封筒にて、5月 日( )【消印有効】までにご投函ください。 参加申込書を返信いただいた方の数が定員を超過した場合は、抽選させていただきます。抽選の結果は参加申込書をいただいた方全員にご連絡いたします。当日参加いただける方には、プログラムや会場案内などの資料も同封させていただきます。ぜひ、ご参加ください。 参加申込書 おなまえ(ふりがな) ご住所(郵便物が届くよう番地、建物名・号室など全てご記入ください) 〒 − 名古屋市  区 参加動機 (自由記述欄) これまでに市民参加型の会議に参加されたことがありますか。 1 名古屋城に関連した会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 2 名古屋城関連以外の会議に参加したことがある 参加した時のテーマ( ) 3 今回がはじめて 4 わからない 参加にあたり、主催者に配慮してほしいことがございましたら、ご記入ください。(任意) 改ページ 「名古屋城バリアフリーに関する説明資料」 【アンケート調査用】 【将来の名古屋城本丸の姿】を示す想像図 1ページ 目次 1.趣旨 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と完成予想図 ・残された豊富な史資料 ・名古屋城天守の歩み ・現在の天守閣と復元する天守の違い ・復元する天守の階段 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 ・導入する昇降技術の紹介 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守地階 ・大天守1階 2ページ 1.趣旨 名古屋城天守は、1612年(慶長17年)に完成し1930年(昭和5年)に城郭建築として旧国宝第1号に指定されましたが、1945年(昭和20年)に戦災により焼失しました。その後、1959年(昭和34年)に現在の鉄骨鉄筋コンクリート造で再建されましたが、半世紀以上が経過し、コンクリートの劣化や設備の老朽化、耐震性の確保等様々な問題が顕在化しています。 天守を木造により復元する名古屋城天守閣整備事業は、このような現天守閣の課題を解決するだけでなく、先人が残してくれた他の城郭には無い豊富な史資料を基に往時の姿に復元できることから、再度「国宝」になることを目指し、名古屋市民の誇りと言える名古屋城天守を実現していきたいと考えております。 3ページ その一方で、バリアフリーへの対応をどのように行っていくかは大きな課題であることから、 2018年(平成30年)に本市が公表した「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」に基づき検討を進めてまいりました。昨年度(令和4年度)「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、木造の柱・梁に影響を与えない、かつ、取り外し可能な技術を国際的に募集し最優秀者を決定したところです。 今回のアンケートは選定された最優秀者の昇降技術の詳細と木造天守に設置された場合にどのようになるのか等の情報をお知らせし、みなさまのご意見をお伺いするものです。 趣旨をご理解いただき、ご協力いただきますようお願いいたします。 4ページ 2.名古屋城天守木造復元の概要 ・ガラス乾板写真の往時の姿と完成予想図 300年以上存続し旧国宝第1号に指定された名古屋城天守の姿(ガラス乾板写真) 豊富な史資料と最新の技術により史実に忠実な木造復元(竹中工務店作成完成予想図) 5ページ ・残された豊富な史資料 昭和実測図(外観図及び内部構造、階段等を示す図) ガラス乾板写真(名古屋城を写したガラス乾板写真が収められた木箱及び天守内部を写したガラス乾板写真の写真) 金城温古録(しゃちほこについて記載されたページが開かれた1冊及び数冊が平らに並べられ、残りの数十冊が平積み及び立てて並べられた写真) 6ページ ・名古屋城天守の歩み 時期(和暦・西暦)、内容 慶長15年 1610年 徳川家康の命により築城に着手 慶長17年 1612年 天守が完成 明治5年 1872年 陸軍省の所管となる 明治26年 1893年 宮内省に移管され名古屋離宮となる 昭和5年 1930年 宮内省から名古屋市に名古屋城を下賜 天守等が城郭として国宝第1号に指定(旧国宝) 昭和7年 1932年 名古屋城の実測調査開始(昭和27年(1952年)に「昭和実測図」が完成) 昭和20年 1945年 第二次大戦中の空襲(5月14日)により焼失 昭和34年 1959年 鉄筋コンクリート造天守閣再建 平成21年 2009年 本丸御殿復元に着手 平成30年 2018年 本丸御殿が完成 7ページ ・現在の天守閣と復元する天守の違い 現在の天守閣(鉄骨鉄筋コンクリート造) ・内部は博物館 ・眺望は1階北側、東側と7階から ・地階から5階までエレベーター設置 現天守閣が地階から8階まであり、地階から5階までエレベーターが設置されていること、1階から5階までが博物館となっており、眺望は1階と7階からであることを示す図 復元する天守(木造) ・往時の姿を復元した内部空間 ・1〜5階のすべての階から眺望 復元天守が地階から5階まであり、高さは現天守閣とほぼ同じであること、1階から5階まで各階から眺望できることを示す図 8ページ ・復元する天守の階段 地階から5階(最上階)まで階段の段数126段 「名古屋城木造天守閣階段体験館」に設置されている実物大模型の階段(木造天守の1階から2階の階段)(写真) 焼失した大天守の最上階の階段(ガラス乾板写真) 9ページ 3.昇降技術の概要 ・昇降技術に関する公募の概要 想定される技術(公募資料より抜粋) 技術例: 地階から5階 ・大天守の内部を垂直に昇降する技術 ・大天守の階段を直接昇降する技術 ・外部から直接大天守1階以上に入城できる技術等幅広く技術を募集 地上から大天守地階までのバリアフリーは景観に配慮したスロープにて対応 要求水準の主な内容 ・少なくとも大天守1階に昇降ができること ・柱や梁などの主架構を変更しないこと ・取り外すことにより、史実に忠実な状態に戻すことができる設置手法とすること 10ページ ・導入する昇降技術の紹介 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション ・地階から1階、1階から2階といったように、1階ずつ乗り換えて昇降する技術 ・定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ・木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ・取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すことが可能 昇降技術の搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名、また直立した人4名がかご内に乗っているイメージ図 船舶への導入実績 船舶内に昇降技術を設置した写真 11ページ 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守地階 【小天守 地階平面図】 地上からスロープで小天守に入り、小天守から橋台にて大天守に入場すること及び1階との昇降について、一般(階段)利用及び昇降設備利用の場合の動線を示す平面図 動線上から見ることができる遺構等の写真も表示 12ページ 4.復元する木造天守への昇降技術設置イメージ ・大天守1階 より上層階へのバリアフリー対応が可能か、今後の昇降技術開発の動向等を踏まえて、しっかりと検討してまいります。 【大天守 1階平面図】 階段及び昇降技術により、地階から1階に上り、1階内部を観覧し2階に上る動線を示す平面図 動線上から見ることができる眺望や内装の写真・イメージ図も表示 改ページ 令和5年4月11日 局長 令和5年4月10日 手持ち資料 取扱注意 〇令和5年度 市民意見の聴取等の今後の流れ(案) 令和4年度 3月 市民意見の聴取の準備 ・アンケート調査票の作成 令和5年度 4月6日 無作為抽出(5,000人) 4月9日 市会議員選挙 ↓議員説明、バリアフリー検討会議の委員へ説明 市民意見の聴取 ・4月19日 市民アンケート等送付 ・5月中旬 市民アンケート集計・分析 ・6月3日 市民討論会(市長出席) ↓ 6月上旬 バリアフリー検討会議 ・市民意見の聴取の結果の報告及び意見交換 ↓ 6月上旬 市長からの指示・方針決定 6月上旬 所管事務調査 ・バリアフリーを含めた整備基本計画について ↓全体整備検討会議 市民等への説明 ↓ 文化庁へ提出 1ページ 令和5年4月18日 局長 令和5年4月18日 説明資料 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会【6/3(土)】の流れ 10:00 開場入り、設営開始 11:30 本番前打合せ 13:00 開場(階段体験館PRアナウンス) 14:00 開会、趣旨説明、本日の流れ(5分)(質問票の趣旨についてよく説明) 14:05 市長開会挨拶 (2分) (最後に討論会で市民意見を直接聞きたいとの内容) 14:07 講演 テーマ:未定(30分)(木造天守の意義など) 14:37 名古屋城のバリアフリーに関する説明 名古屋城木造天守復元事業(30分)(木造天守復元の意義(バリフリ含む)) 15:07 有識者(3〜4人:パネラー)からの解説 バリアフリーに関する説明等について(15分) 公募の解説やバリフリー技術の補足など 15:22 休憩 (15分) 15:37 討論会 冒頭にアンケートの中間報告 アンケートに記載されたバリアフリーに関する自由意見を披露 参加者挙手、司会が指名(30分)まとめをしない、意見を聞くのみ 16:07 市長閉会挨拶 (3分)(意見ありがとう、皆さんの意見を参考に考えたいとの内容) 16:10 閉会 16:15 市長囲み取材対応(本日は結論を出さない旨を念押し) 16:30 撤収作業 13:00(開場)〜15:37(討論会開始) 階段体験館VR体験 6/6(火)(予定) バリフリ検討会議 有識者から意見を聞く(結論ださない) 当日夕に市長へ意見伝達 6/7(水)(予定) 市長方針 名古屋城総合事務所に対する指示書受領 記者投げは未定 改ページ 〇6月3日(土)市民討論会有識者等出席予定者一覧 ・有識者一覧(敬称略) 専門分野、所属、氏名 環境工学 愛知産業大学元学長 堀越哲美 考古学 奈良大学教授 千田嘉博 建築史・文化財保存修理 名古屋工業大学名誉教授 麓和善 建築・バリアフリー 一般社団法人バリアフリー総合研究所UDラボ東海代表理事 阿部一雄 下線のある有識者(麓名誉教授、千田教授)は出席未調整  ・市長 河村 たかし ・武将隊(今後調整必要) なつ 1ページ 令和5年4月18日 副市長 令和5年4月18日 説明資料 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会の流れ 10:00 開場入り、設営開始 11:30 本番前打合せ 13:00 開場(階段体験館PRアナウンス) 14:00 開会、趣旨説明、本日の流れ(5分)(質問票の趣旨についてよく説明) 14:05 市長開会挨拶(2分)(最後に討論会で市民意見を直接聞きたいとの内容) 14:07 講演 テーマ:未定(30分)(木造天守の意義など) 14:37 名古屋城のバリアフリーに関する説明 名古屋城木造天守復元事業(30分)(木造天守復元の意義(バリフリ含む)) 15:07 有識者(3〜4人:パネラー)からの解説 バリアフリーに関する説明等について(15分) 公募の解説やバリフリー技術の補足など 15:22 休憩 (15分) 15:37 討論会 アンケートに記載されたバリアフリーに関する自由意見を披露 参加者挙手、司会が指名(30分) まとめをしない、意見を聞くのみ 16:07 市長閉会挨拶(3分)(意見ありがとう、皆さんの意見を参考に考えたいとの内容) 16:10 閉会 16:15 市長囲み取材対応(本日は結論を出さない旨を念押し) 16:30 撤収作業 13:00(開場)〜15:37(討論会開始) 階段体験館VR体験 6/6(予定) バリフリ会議 有識者から意見を聞く(結論ださない) 当日夕に市長へ意見伝達 6/7(予定) 市長方針 名古屋城総合事務所に対する指示書受領 記者投げは未定 改ページ 令和5年4月18日 〇6月3日(土)市民討論会有識者等出席予定者一覧 ・有識者一覧(50音順、敬称略) 専門分野、所属、氏名 建築・バリアフリー 一般社団法人バリアフリー総合研究所UDラボ東海代表理事 阿部一雄 建築史・文化財保存修理 名古屋工業大学名誉教授 麓和善 環境工学 愛知産業大学元学長 堀越哲美 考古学 奈良大学教授 千田 嘉博 下線のある有識者(千田教授、麓名誉教授)は出席未調整 ・市長 河村たかし ・武将隊(今後調整必要) なつ 1ページ 令和5年4月25日 局長 令和5年4月25日 説明資料 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会の流れ 開催日:令和5年6月3日(土) 会場:中区役所ホール 13:00 開場 14:00 開会 趣旨説明、本日の流れ(5分) 14:05 市長開会挨拶(2分) 14:07 講演 テーマ:「木造天守の意義など」を予定(30分) 14:37 名古屋城のバリアフリーに関する説明 木造天守復元の概要(バリフリ含む)(30分) 15:07 有識者(名:パネラー)からの解説 バリアフリーに関する説明等について(15分) 15:22 休憩 (15分) 15:37 討論会 冒頭にアンケートの中間報告、参加者挙手、司会が指名(30分) 16:07 市長閉会挨拶(3分) 16:10 閉会 16:15 市長囲み取材対応 16:30 撤収作業 6/6(火)(調整中) バリフリ検討会議 有識者から意見を聞く 当日夕に市長へ意見伝達 ↓ 6/6(火)(予定) 市長方針 名古屋城総合事務所に対する指示書受領 改ページ 令和5年4月25日 〇6月3日(土)市民討論会有識者等出席予定者一覧 ・有識者一覧(敬称略) 専門分野、所属、氏名 環境工学 愛知産業大学元学長 堀越哲美 建築史・文化財保存修理 名古屋工業大学名誉教授 麓和善 建築・バリアフリー 一般社団法人バリアフリー総合研究所UDラボ東海代表理事 阿部一雄 ・市長 河村たかし ・武将隊(調整中)なつ 1ページ 令和5年4月26日 副市長 令和5年4月26日 説明資料 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会の流れ 開催日:令和5年6月3日(土) 会場:中区役所ホール 13:00 開場 14:00 開会 趣旨説明、本日の流れ(5分) 14:05 市長開会挨拶(2分) 14:07 講演 テーマ:「木造天守の意義など」を予定(30分) 14:37 名古屋城のバリアフリーに関する説明 木造天守復元の概要(バリフリ含む)(30分) 15:07 有識者(3名:パネラー)からの解説 バリアフリーに関する説明等について(15分) 15:22 休憩 (15分) 15:37 討論会 冒頭にアンケートの中間報告、参加者挙手、司会が指名(30分) 16:07 市長閉会挨拶(3分) 16:10 閉会 16:15 市長囲み取材対応 16:30 撤収作業 6/6(火)(調整中) バリフリ検討会議 有識者から意見を聞く 当日夕に市長へ意見伝達 ↓ 6/6(火)(予定) 市長方針 名古屋城総合事務所に対する指示書受領 改ページ 令和5年4月26日 〇6月3日(土)市民討論会有識者等出席予定者一覧 ・有識者一覧(敬称略) 専門分野、所属、氏名 環境工学 愛知産業大学元学長 堀越哲美 建築史 文化財保存修理 名古屋工業大学名誉教授 麓和善 建築 バリアフリー 一般社団法人バリアフリー総合研究所UDラボ東海代表理事 阿部一雄 ・市長 河村たかし ・武将隊(調整中)なつ 1ページ 令和5年4月27日 市長 令和5年4月27日 説明資料 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会の流れ 開催日:令和5年6月3日(土) 会場:中区役所ホール 13:00 開場 14:00 開会 趣旨説明、本日の流れ(5分) 14:05 市長開会挨拶(2分) 14:07 講演 テーマ:「木造天守の意義など」を予定(30分) 14:37 名古屋城のバリアフリーに関する説明 木造天守復元の概要(バリフリ含む)(30分) 15:07 有識者(3名:パネラー)からの解説 バリアフリーに関する説明等について(15分) 15:22 休憩 (15分) 15:37 討論会 冒頭にアンケートの中間報告、参加者挙手、司会が指名(30分) 16:07 市長閉会挨拶(3分) 16:10 閉会 16:15 市長囲み取材対応 16:30 撤収作業 6/6(火)(調整中) バリフリ検討会議 有識者から意見を聞く 当日夕に市長へ意見伝達 ↓ 6/6(火)(予定) 市長方針 名古屋城総合事務所に対する指示書受領 改ページ 令和5年4月27日 〇6月3日(土)市民討論会有識者等出席予定者一覧 ・有識者一覧(敬称略) 専門分野、所属、氏名 環境工学 愛知産業大学元学長 堀越哲美 建築史 文化財保存修理 名古屋工業大学名誉教授 麓和善 建築 バリアフリー 一般社団法人バリアフリー総合研究所UDラボ東海代表理事 阿部一雄 ・市長 河村たかし ・武将隊(調整中)なつ 1ページ 令和5年5月12日 局長 令和5年5月12日 説明資料 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会の流れ 開催日:令和5年6月3日(土) 会場:中区役所ホール 13:00 開場 14:00 開会 趣旨説明、本日の流れ(3分) 14:03 市長開会挨拶(2分) 14:05 講演 テーマ:「木造天守の意義など」を予定(30分) 14:35 名古屋城のバリアフリーに関する説明 木造天守復元の概要(バリフリ含む)(30分) 15:05 休憩 (15分) 15:20 有識者(3名:パネラー)からの解説 バリアフリーに関する説明等について(15分) 15:35 討論会 冒頭にアンケートの中間報告、参加者挙手、司会が指名(30分) 16:05 市長閉会挨拶(2分) 16:07 閉会 16:15 市長囲み取材対応 16:30 撤収作業 6/5(月)14:00〜 バリフリ検討会議 有識者から意見を聞く 当日夕に市長へ意見伝達 ↓ 6/6(火)(予定) 市長方針 名古屋城総合事務所に対する指示書受領 改ページ 令和5年5月12日 市民アンケートの返信及び市民討論会参加申込状況(5/9現在) 返信数、カッコ内は返信合計(総計、子育て世帯計、障害者計)に対する割合 未設置 全体288(23.7)うち子育て世帯31(23.5) うち障害者7(12.3) 市民討論会参加申込者13(29.6) 1階 全体193(15.9)うち子育て世帯23(17.4) うち障害者4(7) 市民討論会参加申込者7(15.9) 5階 全体578(47.7)うち子育て世帯70(53.0) うち障害者39(68.4) 市民討論会参加申込者18(40.9) わからない 全体105(8.7)うち子育て世帯8(6.1)うち障害者7(12.3)市民討論会参加申込者2(4.5) その他 全体26(2.1)うち子育て世帯※ うち障害者※ 市民討論会参加申込者3(6.8) 不明 全体23(1.9)うち子育て世帯※ うち障害者※ 市民討論会参加申込者1(2.3) 合計 全体1213 うち子育て世帯132 うち障害者57 市民討論会参加申込者44 注1 未集計の市民アンケートが約140件あり、今後追加予定 注2 ※は5/9時点で未集計 市民討論会について 当初想定していた参加者数(100名程度)に満たないことから、今後の対応について以下の2通りが考えられる。 @追加募集を行う 方法:名古屋城ホームページで50名程度、追加募集する (応募者多数の場合は抽選を行う) 懸念事項:・従来の市民説明会同様、意見を言いたい人が参加する形となってしまい、無作為抽出のメリットであるフラットな市民意見の聴取が困難となる。 ・抽選を行うこと自体が、恣意的に行ったと疑念を持たれてしまう A会場変更 現在:中区役所ホール(最大収容人数:約500名) 変更後:中区役所内の会議室(602、603) 懸念事項:会場変更に伴い、不参加者が発生。 ⇒同じ中区役所内に確保することで、不参加を防ぐ。 改ページ 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会参加票 「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」にご応募いただき、ありがとうございました。以下の通りお知らせいたします。当日、このはがきをご持参ください。 <開催日時> 令和5年6月3日(土)14時00分〜16時10分 (開場・受付開始は13時00分) <開催場所> 中区役所ホール(名古屋市中区栄四丁目1-8) 公共交通機関を利用してお越しください。 <次第> 市長挨拶 講演 説明(名古屋城木造天守復元とバリアフリー) 討論会 <注意事項> ・発熱や咳、倦怠感などの風邪症状がある場合は、ご来場をお控えください。 ・手指消毒用のアルコールをご用意しております。 ・会場内での大声での会話、写真、ビデオなどによる撮影、または録音などは禁止します。 ・当日、来場者の個人の方が特定されない形で、インターネット中継を行う場合があります。 <お問い合わせ先> 名古屋市観光文化交流局 名古屋城総合事務所 TEL:052-231-2488 1ページ 名古屋城木造天守復元とバリアフリー 目次 1.木造天守復元 2.バリアフリー対応 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 2ページ 1.木造天守復元 名古屋城の価値と意義 ○慶長15年(1610)築城開始 ○慶長18年(1613)以降、清須越が行われ、城下町が誕生 ○名古屋の都市形成と文化・芸能・産業のルーツ ○焼失前の天守は、城郭として国宝(当時)第一号に指定 (参考:国宝(当時)第二号は姫路城) 特別史跡名古屋城保存活用計画 ○平成30年度に策定 〇名古屋城を後世につなぐための保存、魅力向上を図る活用(公開)、保存と活用のための整備を進める 3ページ 名古屋城「本丸」の整備 〇本丸整備基本構想 近世期最高水準の技術により築城された名古屋城の象徴である本丸の姿を現代に再現 ?明治初期に姫路城とともに日本城郭の見本として永久保存されることとなった江戸期の名古屋城本丸の姿を再現する ?現存する石垣、建造物等の適切な保存管理と現存しないものの段階的な復元等により、本丸全体を往時の姿が実体験できる場とする 名古屋城「天守」の整備 〇木造天守復元の意義 世界最大級の高層木造建築物を外観に加えて、内部空間の構造・意匠の細部に至るまで史実に忠実に復元 ↓ 天守を外からの眺めと共に、天守内部に入り、体感して、我が国の優れた文化と歴史、技術を知っていただく ↓ 特別史跡名古屋城跡の本質的価値の向上と理解の促進 4ページ 天守閣木造復元イメージCG (2016年株式会社竹中工務店制作) 史実に忠実な復元とバリアフリーの調和 史実に忠実な復元が重要である一方で、障害のある人もない人も共に木造天守を体感していただくためのバリアフリーも重要 ↓ 史実に忠実な復元とバリアフリーの調和 5ページ バリアフリーに関する法律 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法) 第6条(施設設置管理者等の責務) 施設設置管理者その他の高齢者、障害者等が日常生活又は社会生活において利用する施設を設置し、又は管理する者は、移動等円滑化のために必要な措置を講ずるよう努めなければならない。 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法) 第5条(社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮に関する環境の整備) 行政機関等及び事業者は、社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮を的確に行うため、自ら設置する施設の構造の改善及び設備の整備、関係職員に対する研修その他の必要な環境の整備に努めなければならない。 ↓ 努力義務がある 復元の方針 ?調査研究に基づく史実に忠実な復元 (昭和実測図、ガラス乾板写真、金城温古録) ?遺構の保存に十分に配慮した整備 ?防災上の安全確保とバリアフリー (出火防止、避難誘導、初期消火、スロープ、昇降設備など) 昭和実測図(天守の外観、内部を示す図) 大天守1階西側入側のガラス乾板写真 6ページ 史実に忠実な復元とバリアフリーの調和 〇復元の考え方 @柱・梁を傷めない 木造建築物の主要な構造部である柱や梁を傷めない A可逆性 取り外すことにより、往時の状態に戻すことができる 2.バリアフリー対応 一般的なエレベーターについて 一般的なエレベーターはサイズが大きい ↓ 梁の有効内寸に収まらない ↓ 梁を取り除く必要があり、設置できない 一般的なエレベーターが梁の間の幅を超える開口部を要することを示す平面図 7ページ 円滑に移動するために除去すべき社会的障壁 地上から大天守地階まで ・階段 ・段差(門の敷居等) 大天守内部 ・内部の昇り降りの方法は階段のみ ↓ 車いす利用者、高齢者、けが人等の方々の円滑な移動の妨げ ↓ 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 昇降技術公募とその結果 〇昇降技術の公募の概要 目的 できるだけ多くの方が使用できる昇降技術を募り実用化することで、史実に忠実な復元とバリアフリーの調和を実現 公募への高齢者、障害者等の参画 高齢者、障害者等からの意見を踏まえ、昇降技術を選定 ・公募の結果 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション 提案技術 フェリー等の船舶内及び航空機搭乗機材への導入実績のある技術をベースに開発する垂直昇降設備 8ページ 最優秀者の技術 〇最優秀者の実績 ?船舶内で実績のある昇降設備 船舶内に昇降設備を設置した写真 ?航空機搭乗機材 航空機搭乗機材に昇降設備を設置した写真 〇一般的なエレベーターとの違い 一般的なロープ式エレベーターが最上部天井裏に機械室、最下部地下に緩衝器を要するのに対し、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が機械室、緩衝器を設置するピットが不要であることを示す断面図 上からロープで吊るのではなく釣り合いおもり、駆動装置等とまとめて片側支持 ロープ式エレベーターに比べ、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が狭小空間に設置可能なことを示す平面図 9ページ 〇最優秀者の提案技術の概要 ?定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ?木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ?取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すことが可能 搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名または直立した人4名がかごに搭乗しているイメージ図 小型化のイメージ 梁の間の開口部に収まるよう駆動部を小さくすることを示すイメージ図 限られたスペースへの対応 一般的なエレベーターが梁の間の幅を超える開口部を要するのに対し、最優秀者の提案が梁の間の開口部により昇降できることを示す平面図 10ページ 昇降技術を入れたらどんなイメージ? 昇降技術なし 昇降設備がない状態の天守閣内部のイメージ図 昇降技術あり 周囲との違いを明確にした場合 昇降設備の壁面を白色にし、天守閣内部の木材の色との違いを明確にしたイメージ図 昇降技術あり 周囲と溶け込ませた場合 昇降設備の壁面を周囲の木材と同じような色にし、天守閣内部の景色に溶け込ませたイメージ図 地上から大天守地階までのバリアフリー対応 本丸内苑からスロープで小天守地階に入り、小天守地階から橋台(スロープ)で大天守地階に入場することを示す平面図 11ページ 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 令和4年度 解体と復元を一体とした『木造天守整備基本計画』の取りまとめ ・遺構を保護 ・木造天守を復元 ・公開・活用 令和5年度以降 市民アンケート調査 市民討論会 整備基本計画を文化庁へ 復元検討委員会 許可申請手続き 復元工事に着手 現天守閣解体工事 木造天守復元工事 木造天守完成・公開 ご清聴ありがとうございました 1ページ 令和5年5月12日 副市長 令和5年5月12日 説明資料 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会の流れ 開催日:令和5年6月3日(土) 会 場:中区役所6階会議室 13:00 開場 14:00 開会 趣旨説明、本日の流れ(3分) 14:03 市長開会挨拶(2分) 14:05 講演 テーマ:「木造天守の意義など」を予定(30分) 14:35 名古屋城のバリアフリーに関する説明 木造天守復元の概要(バリフリ含む)(30分) 15:05 休憩 (15分) 15:20 有識者(3名:パネラー)からの解説 バリアフリーに関する説明等について(15分) 15:35 討論会 冒頭にアンケートの中間報告、参加者挙手、司会が指名(30分) 16:05 市長閉会挨拶(2分) 16:07 閉会 16:15 市長囲み取材対応 16:30 撤収作業 6/5(月)14:00〜 バリフリ検討会議 有識者から意見を聞く 当日夕に市長へ意見伝達 ↓ 6/6(火)(予定) 市長方針 名古屋城総合事務所に対する指示書受領 改ページ 令和5年5月12日 市民アンケートの返信及び市民討論会参加申込状況(5/9現在) 返信数、カッコ内は返信合計(総計、子育て世帯計、障害者計)に対する割合 未設置 全体288(23.7)うち子育て世帯31(23.5) うち障害者7(12.3) 市民討論会参加申込者13(29.6) 1階 全体193(15.9)うち子育て世帯23(17.4) うち障害者4(7) 市民討論会参加申込者7(15.9) 5階 全体578(47.7)うち子育て世帯70(53.0) うち障害者39(68.4) 市民討論会参加申込者18(40.9) わからない 全体105(8.7)うち子育て世帯8(6.1)うち障害者7(12.3)市民討論会参加申込者2(4.5) その他 全体26(2.1)うち子育て世帯※ うち障害者※ 市民討論会参加申込者3(6.8) 不明 全体23(1.9)うち子育て世帯※ うち障害者※ 市民討論会参加申込者1(2.3) 合計 全体1213 うち子育て世帯132 うち障害者57 市民討論会参加申込者44 注1 未集計の市民アンケートが約140件あり、今後追加予定 注2 ※は5/9時点で未集計 市民討論会について 当初想定していた参加者数(100名程度)に満たないことから、会場変更を行う。   変更前:中区役所ホール(最大収容人数:約500名) 変更後:中区役所6F大会議室 改ページ 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会参加票 「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」にご応募いただき、ありがとうございました。以下の通りお知らせいたします。当日、このはがきをご持参ください。 <開催日時> 令和5年6月3日(土) 14時00分〜16時10分 (開場・受付開始は13時00分) <開催場所> 中区役所 6階会議室(名古屋市中区栄四丁目1-8) ※開催場所変更となっておりますので、お間違いのないようご注意ください。 公共交通機関を利用してお越しください。 <次第> 市長挨拶 講演 説明(名古屋城木造天守復元とバリアフリー) 討論会 <注意事項> ・発熱や咳、倦怠感などの風邪症状がある場合は、ご来場をお控えください。 ・手指消毒用のアルコールをご用意しております。 ・会場内での大声での会話、写真、ビデオなどによる撮影、または録音などは禁止します。 ・当日、来場者の個人の方が特定されない形で、インターネット中継を行う場合があります。 ・報道機関の取材が入る場合があります。 <お問い合わせ先> 名古屋市観光文化交流局 名古屋城総合事務所 TEL:052-231-2488 1ページ 名古屋城木造天守復元とバリアフリー 目次 1.木造天守復元 2.バリアフリー対応 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 2ページ 1.木造天守復元 名古屋城の価値と意義 ○慶長15年(1610)築城開始 ○慶長18年(1613)以降、清須越が行われ、城下町が誕生 ○名古屋の都市形成と文化・芸能・産業のルーツ ○焼失前の天守は、城郭として国宝(当時)第一号に指定 (参考:国宝(当時)第二号は姫路城) 特別史跡名古屋城保存活用計画 ○平成30年度に策定 〇名古屋城を後世につなぐための保存、魅力向上を図る活用(公開)、保存と活用のための整備を進める 3ページ 名古屋城「本丸」の整備 〇本丸整備基本構想 近世期最高水準の技術により築城された名古屋城の象徴である本丸の姿を現代に再現 ?明治初期に姫路城とともに日本城郭の見本として永久保存されることとなった江戸期の名古屋城本丸の姿を再現する ?現存する石垣、建造物等の適切な保存管理と現存しないものの段階的な復元等により、本丸全体を往時の姿が実体験できる場とする 名古屋城「天守」の整備 〇木造天守復元の意義 世界最大級の高層木造建築物を外観に加えて、内部空間の構造・意匠の細部に至るまで史実に忠実に復元 ↓ 天守を外からの眺めと共に、天守内部に入り、体感して、我が国の優れた文化と歴史、技術を知っていただく ↓ 特別史跡名古屋城跡の本質的価値の向上と理解の促進 4ページ 天守閣木造復元イメージCG (2016年株式会社竹中工務店制作) 史実に忠実な復元とバリアフリー 史実に忠実な復元が重要である一方で、障害のある人もない人も共に木造天守を体感していただくためのバリアフリーも重要 5ページ バリアフリーに関する法律 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法) 第6条(施設設置管理者等の責務) 施設設置管理者その他の高齢者、障害者等が日常生活又は社会生活において利用する施設を設置し、又は管理する者は、移動等円滑化のために必要な措置を講ずるよう努めなければならない。 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法) 第5条(社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮に関する環境の整備) 行政機関等及び事業者は、社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮を的確に行うため、自ら設置する施設の構造の改善及び設備の整備、関係職員に対する研修その他の必要な環境の整備に努めなければならない。 ↓ 努力義務がある 復元の方針 ?調査研究に基づく史実に忠実な復元 (昭和実測図、ガラス乾板写真、金城温古録) ?遺構の保存に十分に配慮した整備 ?防災上の安全確保とバリアフリー (出火防止、避難誘導、初期消火、スロープ、昇降設備など) 昭和実測図(天守の外観、内部を示す図) 大天守1階西側入側のガラス乾板写真 6ページ 復元の考え方 @柱・梁を傷めない 木造建築物の主要な構造部である柱や梁を切り欠いたり取り除いたりしない。 A可逆性 取り外すことにより、往時の状態に戻すことができる 2.バリアフリー対応 一般的なエレベーターについて 一般的なエレベーターはサイズが大きい ↓ 梁を取り除く必要があり、設置できない ↓ 車いす利用者、高齢者、けが人等の方々の円滑な移動のための対応が必要 ↓ 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 一般的なエレベーターが梁の間の幅を超える開口部を要することを示す平面図 7ページ 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 〇基本方針(抜粋) ?新技術の開発には、国内外から幅広く提案を募る。 ?また、協議会を新たに設置し、障害者団体等当事者の意見を丁寧に聞くことにより、誰もが利用できる付加設備の開発を行う。 ?再建後は元来の姿を見ることができるようになり、介助要員、補助具を配置することなどにより、今より、快適に観覧できるようにする。 ?例えば、昇降装置を有する特殊車両を応用し、外部から直接出入りすることや、ロボット技術を活用し内部階段を昇降するなどが挙げられる。 併せてVR技術を活用した体感施設の設置を行う。 昇降技術公募とその結果 〇昇降技術の公募の概要 募集する技術 史実に基づく復元にあたり、柱や梁を傷めることのない昇降技術を募集 公募への高齢者、障害者等の参画 高齢者、障害者等からの意見を踏まえ、昇降技術を選定 ・公募の結果 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション 提案技術 フェリー等の船舶内及び航空機搭乗機材への導入実績のある技術をベースに開発する垂直昇降設備 8ページ 最優秀者の技術 〇最優秀者の実績 ?船舶内で実績のある昇降設備 船舶内に昇降設備を設置した写真 ?航空機搭乗機材 航空機搭乗機材に昇降設備を設置した写真 〇一般的なエレベーターとの違い 一般的なロープ式エレベーターが最上部天井裏に機械室、最下部地下に緩衝器を要するのに対し、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が機械室、緩衝器を設置するピットが不要であることを示す断面図 上からロープで吊るのではなく釣り合いおもり、駆動装置等とまとめて片側支持 ロープ式エレベーターに比べ、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が狭小空間に設置可能なことを示す平面図 9ページ 〇最優秀者の提案技術の概要 ?定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ?木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ?取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すことが可能 搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名または直立した人4名がかごに搭乗しているイメージ図 小型化のイメージ 梁の間の開口部に収まるよう駆動部を小さくすることを示すイメージ図 昇降技術を入れたらどんなイメージ? 昇降技術なし 昇降設備がない状態の天守閣内部のイメージ図 10ページ 昇降技術を入れたらどんなイメージ? 昇降技術あり 周囲との違いを明確にした場合 昇降設備の壁面を白色にし、天守閣内部の木材の色との違いを明確にしたイメージ図 昇降技術あり 周囲と溶け込ませた場合 昇降設備の壁面を周囲の木材と同じような色にし、天守閣内部の景色に溶け込ませたイメージ図 11ページ 地上から大天守地階までのバリアフリー対応 本丸内苑からスロープで小天守地階に入り、小天守地階から橋台(スロープ)で大天守地階に入場することを示す平面図 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 令和4年度 解体と復元を一体とした『木造天守整備基本計画』の取りまとめ ・遺構を保護 ・木造天守を復元 ・公開・活用 令和5年度以降 市民アンケート調査 市民討論会 整備基本計画を文化庁へ 復元検討委員会 許可申請手続き 復元工事に着手 現天守閣解体工事 木造天守復元工事 木造天守完成・公開 12ページ ご清聴ありがとうございました 改ページ 令和5年5月15日 副市長 令和5年5月15日 市民アンケートの返信及び市民討論会参加申込状況(5/9現在) 返信数、カッコ内は返信合計(総計、子育て世帯計、障害者計)に対する割合 未設置 全体288(23.7)うち子育て世帯31(23.5) うち障害者7(12.3) 市民討論会参加申込者13(29.6) 1階 全体193(15.9)うち子育て世帯23(17.4) うち障害者4(7) 市民討論会参加申込者7(15.9) 5階 全体578(47.7)うち子育て世帯70(53.0) うち障害者39(68.4) 市民討論会参加申込者18(40.9) わからない 全体105(8.7)うち子育て世帯8(6.1)うち障害者7(12.3)市民討論会参加申込者2(4.5) その他 全体26(2.1)うち子育て世帯※ うち障害者※ 市民討論会参加申込者3(6.8) 不明 全体23(1.9)うち子育て世帯※ うち障害者※ 市民討論会参加申込者1(2.3) 合計 全体1213 うち子育て世帯132 うち障害者57 市民討論会参加申込者44 注1 未集計の市民アンケートが約140件あり、今後追加予定 注2 ※は5/9時点で未集計 市民討論会について 名古屋城木造復元とバリアフリーの市民の考えについて、客観的に、幅広く、全体の傾向を把握するため、無作為抽出により選ばれた市民に行った市民アンケートの回答者を対象に市民討論会の実施の検討を進めてきた。 しかし、当初想定していた参加者数(100名程度)に満たないことから、今後の対応について以下の2通りが考えられる。 @会場変更を行う 現在:中区役所ホール(会場規模:約500名) 変更後:中区役所内6階会議室(会場規模:約100名) 懸念事項:会場変更による参加者の減少 ⇒同じ中区役所内で会場を確保することで対応 A追加募集を行う 方法:名古屋城ホームページで一般参加を募集し、事前申込不要で実施(抽選はせず、自由参加とする) 懸念事項:特定の意見を持った人が多数参加した場合、その意見に寄った発言が多数となる可能性がある 改ページ 令和5年5月16日 市民討論会について 名古屋城木造復元とバリアフリーの市民の考えについて、客観的に、幅広く、全体の傾向を把握するため、無作為抽出により選ばれた市民に行った市民アンケートの回答者を対象に市民討論会の実施の検討を進めてきた。 しかし、当初想定していた参加者数(100名程度)に満たないことから、今後の対応について以下の2通りが考えられる。 @会場変更を行う 現在:中区役所ホール(会場規模:約500名) 変更後:中区役所内6階会議室(会場規模:約100名) 懸念事項:会場変更による参加者の減少 ⇒同じ中区役所内で会場を確保することで対応 A追加募集を行う 方法:名古屋城ホームページで一般参加を募集し、事前申込不要で実施 懸念事項:特定の意見を持った人が多数参加した場合、その意見に寄った発言が多数となる可能性がある 改ページ 令和5年5月16日 市民アンケートの返信状況(5/15速報) 返信数、カッコ内は返信合計(総計、子育て世帯計、障害者計)に対する割合 未設置 全体339(23.4) うち子育て世帯35(21.6) うち障害者38(19.4) 1階 全体244(16.9) うち子育て世帯30(18.5) うち障害者33(16.8) 5階 全体684(47.2) うち子育て世帯81(50.0) うち障害者106(54.1) わからない 全体120(8.3) うち子育て世帯9(5.6) うち障害者13(6.6) その他 全体33(2.3) うち子育て世帯4(2.5) うち障害者3(1.5) 不明 全体28(1.9) うち子育て世帯3(1.9) うち障害者3(1.5) 合計 全体1448 うち子育て世帯162 うち障害者196 改ページ 令和5年5月18日 市長 令和5年5月18日 取扱注意 文化庁提出までのスケジュール(案) 5月26日(金) 11:00 市民討論会、バリアフリー検討会議 報道投げ 28日(日) 10:00 石垣・埋蔵文化財部会(能楽堂会議室) 6月3日(土) 14:00 市民討論会(中区役所6階会議室)⇒終了後、囲み取材予定 5日(月) 14:00 バリアフリー検討会議(能楽堂)⇒ 16時:市長報告 6日(火) 16:45 市長指示書 ⇒17時15分:記者会見(調整中) 12日(月) 13:00 全体整備検討会議(国際センター) 15日(木) 15:00 所管事務調査 ※基本計画の文化庁への提出日時については16日PMを含めて、文化財保護室を通じ調整中。文化庁庁舎前 ぶらさがり 改ページ 令和5年5月18日 説明資料 ○名古屋城バリアフリーに関する市民討論会の流れ ・開催日:令和5年6月3日(土) ・会場:中区役所6階会議室 13:00 開場 14:00 開会 趣旨説明、本日の流れ(3分) 14:03 市長開会挨拶(2分) 14:05 講演 テーマ:「木造天守の意義など」を予定(30分) 14:35 名古屋城木造天守復元とバリアフリー 木造天守復元の概要(バリアフリー含む)(20分) 14:55 休憩 (10分) 15:05 有識者(3名:パネラー)からの解説 木造天守復元とバリアフリーに関する説明等について 討論会 冒頭にアンケートの中間報告、参加者挙手、司会が指名 16:05 市長閉会挨拶 (2分) 16:07 閉会 16:15 市長囲み取材対応 16:30 撤収作業 注 当日はインターネット中継を行う予定 〇出席予定者一覧 ・有識者(敬称略) 専門分野、所属、氏名 環境工学 愛知産業大学元学長 堀越哲美 建築史 文化財保存修理 名古屋工業大学名誉教授 麓和善 建築 バリアフリー 一般社団法人バリアフリー総合研究所UDラボ東海代表理事 阿部一雄 ・武将隊 陣笠なつ 改ページ 名古屋城木造天守復元とバリアフリー 改ページ 目次 1.木造天守復元 2.バリアフリー対応 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 1ページ 1.木造天守復元 名古屋城の価値と意義 ○慶長15年(1610)築城開始 ○慶長18年(1613)以降、清須越が行われ、城下町が誕生 ○名古屋の都市形成と文化・芸能・産業のルーツ ○焼失前の天守は、城郭として国宝(当時)第一号に指定 (参考:国宝(当時)第二号は姫路城) 2ページ 特別史跡名古屋城保存活用計画 ○平成30年度に策定 〇名古屋城を後世につなぐための保存、魅力向上を図る活用(公開)、保存と活用のための整備を進める 3ページ 名古屋城「本丸」の整備 〇本丸整備基本構想 近世期最高水準の技術により築城された名古屋城の象徴である本丸の姿を現代に再現 ?明治初期に姫路城とともに日本城郭の見本として永久保存されることとなった江戸期の名古屋城本丸の姿を再現する ?現存する石垣、建造物等の適切な保存管理と現存しないものの段階的な復元等により、本丸全体を往時の姿が実体験できる場とする 4ページ 名古屋城「天守」の整備 〇木造天守復元の意義 世界最大級の高層木造建築物を外観に加えて、内部空間の構造・意匠の細部に至るまで史実に忠実に復元 ↓ 天守を外からの眺めと共に、天守内部に入り、体感して、我が国の優れた文化と歴史、技術を知っていただく ↓ 特別史跡名古屋城跡の本質的価値の向上と理解の促進 5ページ 天守閣木造復元イメージCG (2016年株式会社竹中工務店制作) 6ページ 史実に忠実な復元とバリアフリー 史実に忠実な復元が重要である一方で、障害のある人もない人も共に木造天守を体感していただくためのバリアフリーも重要 7ページ バリアフリーに関する法律 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法) 第6条(施設設置管理者等の責務) 施設設置管理者その他の高齢者、障害者等が日常生活又は社会生活において利用する施設を設置し、又は管理する者は、移動等円滑化のために必要な措置を講ずるよう努めなければならない。 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法) 第5条(社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮に関する環境の整備) 行政機関等及び事業者は、社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮を的確に行うため、自ら設置する施設の構造の改善及び設備の整備、関係職員に対する研修その他の必要な環境の整備に努めなければならない。 ↓ 努力義務がある 8ページ 復元の方針 ?調査研究に基づく史実に忠実な復元 (昭和実測図、ガラス乾板写真、金城温古録) ?遺構の保存に十分に配慮した整備 ?防災上の安全確保とバリアフリー (出火防止、避難誘導、初期消火、スロープ、昇降設備など) 昭和実測図(天守の外観、内部を示す図) 大天守1階西側入側のガラス乾板写真 9ページ 復元の考え方 @柱・梁を傷めない 木造建築物の主要な構造部である柱や梁を切り欠いたり取り除いたりしない。 A可逆性 取り外すことにより、往時の状態に戻すことができる 10ページ 2.バリアフリー対応 一般的なエレベーターについて 一般的なエレベーターはサイズが大きい ↓ 梁を取り除く必要があり、設置できない ↓ 車いす利用者、高齢者、けが人等の方々の円滑な移動のための対応が必要 ↓ 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 一般的なエレベーターが梁の間の幅を超える開口部を要することを示す平面図 11ページ 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 〇基本方針(抜粋) ?新技術の開発には、国内外から幅広く提案を募る。 ?また、協議会を新たに設置し、障害者団体等当事者の意見を丁寧に聞くことにより、誰もが利用できる付加設備の開発を行う。 ?再建後は元来の姿を見ることができるようになり、介助要員、補助具を配置することなどにより、今より、快適に観覧できるようにする。 ?例えば、昇降装置を有する特殊車両を応用し、外部から直接出入りすることや、ロボット技術を活用し内部階段を昇降するなどが挙げられる。 併せてVR技術を活用した体感施設の設置を行う。 12ページ 昇降技術公募とその結果 〇昇降技術の公募の概要 募集する技術 史実に基づく復元にあたり、柱や梁を傷めることのない昇降技術を募集 公募への高齢者、障害者等の参画 高齢者、障害者等からの意見を踏まえ、昇降技術を選定 ・公募の結果 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション 提案技術 フェリー等の船舶内及び航空機搭乗機材への導入実績のある技術をベースに開発する垂直昇降設備 13ページ 最優秀者の技術 〇最優秀者の実績 ?船舶内で実績のある昇降設備 船舶内に昇降設備を設置した写真 ?航空機搭乗機材 航空機搭乗機材に昇降設備を設置した写真 14ページ 〇一般的なエレベーターとの違い 一般的なロープ式エレベーターが最上部天井裏に機械室、最下部地下に緩衝器を要するのに対し、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が機械室、緩衝器を設置するピットが不要であることを示す断面図 上からロープで吊るのではなく釣り合いおもり、駆動装置等とまとめて片側支持 ロープ式エレベーターに比べ、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が狭小空間に設置可能なことを示す平面図 15ページ 〇最優秀者の提案技術の概要 ?定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ?木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ?取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すことが可能 搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名または直立した人4名がかごに搭乗しているイメージ図 小型化のイメージ 梁の間の開口部に収まるよう駆動部を小さくすることを示すイメージ図 16ページ 昇降技術を入れたらどんなイメージ? 昇降技術なし 昇降設備がない状態の天守閣内部のイメージ図 17ページ 昇降技術を入れたらどんなイメージ? 昇降技術あり 周囲との違いを明確にした場合 昇降設備の壁面を白色にし、天守閣内部の木材の色との違いを明確にしたイメージ図 18ページ 昇降技術あり 周囲と溶け込ませた場合 昇降設備の壁面を周囲の木材と同じような色にし、天守閣内部の景色に溶け込ませたイメージ図 19ページ 地上から大天守地階までのバリアフリー対応 本丸内苑からスロープで小天守地階に入り、小天守地階から橋台(スロープ)で大天守地階に入場することを示す平面図 20ページ 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 令和4年度 解体と復元を一体とした『木造天守整備基本計画』の取りまとめ ・遺構を保護 ・木造天守を復元 ・公開・活用 令和5年度以降 市民アンケート調査 市民討論会 整備基本計画を文化庁へ 復元検討委員会 許可申請手続き 復元工事に着手 現天守閣解体工事 木造天守復元工事 木造天守完成・公開 改ページ ご清聴ありがとうございました 1ページ 名古屋城バリアフリーに関するアンケート(速報) 1 概要 (1)調査の趣旨 名古屋城は、先人たちの努力により豊富な史資料が残されており、焼失前の天守を忠実に復元することが可能な全国唯一の大規模城郭建築であり、調査研究に基づく「史実に忠実な復元」に最大限配慮しながら、バリアフリーに対応するため、昨年度に「名古屋城木造天守の昇降技術に関する公募」を実施し、最優秀者を決定したところである。 今回のアンケートは、復元する木造天守への昇降技術の設置について市民の意見を把握し、名古屋市の方針を決める基礎資料とするために市民アンケートを実施した。 (2)調査方法 ア 調査対象 18歳以上の名古屋市に居住する5,000人(外国人含む) イ 抽出方法 住民基本台帳上から層化無作為抽出(各区の人口等に応じて比例配分して抽出)を実施。 ウ 調査方法 郵送による配布・回収。アンケートを郵送する際には以下のものを同封した。 ・アンケートお願い文 ・アンケート調査票 ・名古屋城バリアフリーに関する説明資料 ・市民討論会に参加される方へ(案内文と参加申込書) エ 調査時期 令和5年4月19日(水)〜5月8日(月) オ 配布・回収数 標本配布数 5,000人 標本回収数 1,448 標本回収率 29.0% 2ページ 2 集計結果 (1)単純集計 問1 過去に、何回名古屋城を訪れましたか? 「3回以上」が59.3%を占める。 「3回以上」訪れたことがある人の訪問回数は、「年1回以下」または「不明」が大半で、年1回以上訪れている人は80件。 1回 171件 11.8% 2回 338件 23.3% 3回以上 859件 59.3% 訪れていない 74件 5.1% 不明 6件 0.4% 合計 1,448件 100.0% 上記集計結果を示す円グラフ 3回以上訪れた人の訪問回数 年1回以下 331件 38.5% 年1〜2回 41件 4.8% 年2〜3回 16件 1.9% 年3回以上 23件 2.7% 不明 448件 52.2% 合計 859件 100.0% 上記集計結果を示す棒グラフ 年1回以上 9.3%(80件) 3ページ 問2 天守についてお聞きします。名古屋市が天守の木造復元を進めていることをご存じですか? 「進めていることは知っている」が76.0%と大半を占める。 内容もよく知っている 216件 14.9% 進めていることは知っている 1,100件 76.0%  知らなかった 109件 7.5% 興味がない 17% 1.2% 不明 6件 0.4% 合計 1,448件 100.0% 上記集計結果を示す円グラフ 問3 今まで、名古屋市が主催した名古屋城天守閣整備に関するタウンミーティングや市民説明会にご参加いただいたことがありますか? 「参加したことがない」が98.3%。ほとんどの人が名古屋城に関する資料を手にする初めての機会となった。 毎年参加している 2件 0.1% 1回以上参加したことがある 21件 1.5% 参加したことがない 1,424件 98.3% 不明 1件 0.1% 合計 1,448件 100.0% 上記集計結果を示す円グラフ 4ページ 問4 公募により選定された最優秀者の昇降技術の設置について、あなたの考え方は以下のうちどれですか。 「設置しない」23.4%、「1階まで」16.9%、「最上階まで」47.2%の順。 設置しない 339件 23.4% 1階まで 244件 16.9% 最上階まで 684件 47.2% わからない 120件 8.3% その他 33件 2.3% 不明 28件 1.9% 合計 1,448 100.0% 上記集計結果を示す円グラフ 問5 問4のご回答にかかわらず、最上階(5階)までのバリアフリーとして、他にどのような方法を望まれますか。(自由回答) <問4で「1 設置しない」または「2 1階まで」を選んだ方の回答例> ・当時の図面があるのだから歴史的な建造物はその通り再現するのが普通では? ・極力、史実にあった復元をして欲しい ・不便なことも含めて当時の城を再現すべき。階段の昇降などで通常の建物の中を移動できる工夫をする。 ・人力で補助・介助する、ロボットの活用、パワースーツやキャタピラのついた車いすなどもあるかもしれない。 ・VR技術を利用して、上層階の状況を1階で見られるようにする。 <問4で「3 最上階まで」を選んだ方の回答例> ・エレベーター(外来者が簡単に一気に最上階に行けた方が良い) ・専門家+若い方たちの目を通して、歴史を生かした新しい発想を生かしてバリアフリーについて考えていただきたい ・バリアフリーのレベルをもっと向上させるべきで、忠実な復元という目的に対してバリアフリーだけが対立軸になっていることに異和感がある。 ・名古屋城を史実に基づき忠実に再現する事は大賛成。名古屋城をバリアフリーにすると、少しでも高齢者とその家族の外出のハードルが下がる。 ・VR(ゴールグル)もあり。 5ページ 問6 現在の園路等を含む名古屋城全体のバリアフリーについて、ご意見をお聞かせください。(自由回答) <問4で「1 設置しない」または「2 1階まで」を選んだ方の回答例> ・そもそも資料に基づいて忠実に木造復元をするプロジェクトだったと思う。 ・将来の歴史好きのためにできる限り史実に忠実に復元をして欲しい。もし完成時に自分が最上階まで行けなくてもあきらめがつく。 ・歴史的建造物を復元する事とバリアフリーは別に考える必要が有ると思う ・城であるがゆえに、当時の姿を忠実に再現することを優先し、その上でできることを考えたい。脇道にスロープを作る等。 ・城外路(園路)なら車イス等の通れる舗装路は良いかも。 <問4で「3 最上階まで」を選んだ方の回答例> ・バリアフリーありきではなく、木造での復元ありきのバリアフリーを考えているので、史資料に基づく立派な名古屋城の完成を期待。 ・江戸時代から残るものについては、可能な限り保存することを原則としつつ、障害の有無や年齢、性別、国籍等を問わず、すべての人が歴史遺産に触れ学べるよう、バリアフリー環境整備を整えていくべき。 ・高齢者、 障害者の方々の介助のお手伝いの方がいると安心して外出できる。 ・バリアフリーエリアとそうでないエリアを同じ空間に設置できたら。神社でよく見かける真中は砂利で両脇はコンクリートなどの良例を情報収集すべき。 ・結局新築であることには変わりないからバリアフリーはどんどん進めるべきだと思う。 問7 あなたの年代をお答えください。 「20代以下」6.7%、「30代」9.8%、「40代」16.0%、「50代」18.0%、「60代」16.4%、「70代以上」32.5%。 10代 15件 1.0% 20代 82件 5.7% 30代 142件 9.8% 40代 232件 16.0% 50代 261件 18.0% 60代 237件 16.4% 70代以上 470件 32.5% 答えたくない 4件 0.3% 不明 5件 0.3% 合計 1,448件 100.0% 6ページ 問8 差し支えなければ、障害等の有無についてお答えください。(複数回答) 「特にない」が82.6%、障害等について回答した方が13.5%。 障害等の種類については、「肢体不自由(歩行困難・杖使用など)」75件(5.2%)、「肢体不自由(車いすを使用)」26件(1.8%)、「精神障害」25件(1.7%)の順に多い。 特にない 1,196件 82.6% 障害等について回答有 196件 13.5% 肢体不自由(歩行困難・杖使用など) 75件 5.2% 肢体不自由(車いすを使用) 26件 1.8% 精神障害 25件 1.7% 内部障害 16件 1.1% 難病 14件 1.0% 聴覚障害 13件 0.9% 視覚障害 11件 0.8% 発達障害 8件 0.6% 知的障害 6件 0.4% 言語障害 5件 0.3% 高次脳機能障害 1件 0.1% その他 28件 1.9% 答えたくない 20件 1.4% 不明 36件 2.5% 合計 1,448件 100.0% 障害の有無(特にない、障害等について回答有、答えたくない、不明)の集計結果を示す円グラフ 障害等の内容の集計結果を示す棒グラフ 7ページ 問9 ご家族に就学前のお子様はいらっしゃいますか。 「いる」という回答は11.2%。 いる 162件 11.2% いない 1,259件 86.9% 答えたくない 17件 1.2% 不明 10件 0.7% サンプル数(%ベース) 1,448件 100.0% 市民討論会への参加希望 市民討論会への参加申込は59件(4.1%)あった。 申込件数 59件 4.1% 8ページ (2)クロス集計(主なもの) 問1 過去に、何回名古屋城を訪れましたか?(年齢別) 年齢が高くなる程「3回以上」の比率が高くなる。 20代 1回22件 22.7% 2回31件 32.0% 3回以上29件 29.9% 訪れていない15件 15.5% 不明0件 合計97件 100.0% 30代 1回32件 22.5% 2回41件 28.9% 3回以上56件 39.4% 訪れていない12件 8.5% 不明1件 0.7% 合計142件 100.0% 40代 1回32件 13.8% 2回63件 27.2% 3回以上129件 55.6% 訪れていない8件 3.4% 合計232件 100.0% 50代 1回37件 14.2% 2回51件 19.5% 3回以上155件 59.4% 訪れていない17件 6.5% 不明1件 0.4% 合計261件 100.0% 60代 1回21件 8.9% 2回49件 20.7% 3回以上160件 67.5% 訪れていない7件 3.0% 合計237件 100.0% 70代以上 1回26件 5.5% 2回97件 20.6% 3回以上328件 69.8% 訪れていない15件 3.2% 不明4件 0.9% 合計470件 100.0% 合計 1回171件 11.8% 2回338件 23.3% 3回以上859件 59.3% 訪れていない74件 5.1% 不明6件 0.4% 合計1448件 100.0% 上記集計結果を示す積み上げ棒グラフ 9ページ 問4 公募により選定された最優秀者の昇降技術の設置について、あなたの考え方は以下のうちどれですか。(年齢別) 40代以下では「最上階まで」の比率が高いが50代以上で低くなる。 60代では「設置しない」「1階まで」の合計43.1%、「最上階まで」43.0%と同程度となっている。 20代以下 設置しない23件 23.7% 1階まで13件 13.4% 最上階まで50件 51.5% わからない7件 7.2% その他2件 2.1% 不明2件 2.1% 合計97件 100.0% 30代 設置しない22件 15.5% 1階まで27件 19.0% 最上階まで78件 54.9% わからない8件 5.6% その他4件 2.8% 不明3件 2.1% 合計142件 100.0% 40代 設置しない56件 24.1% 1階まで34件 14.7% 最上階まで116件 50.0% わからない23件 9.9% その他2件 0.9% 不明1件 0.4% 合計232件 100.0% 50代 設置しない75件 28.7% 1階まで31件 11.9% 最上階まで120件 46.0% わからない23件 8.8% その他7件 2.7% 不明5件 1.9% 合計261件 100.0% 60代 設置しない57件 24.1% 1階まで45件 19.0% 最上階まで102件 43.0% わからない17件 7.2% その他11件 4.6% 不明5件 2.1% 合計237件 100.0% 70代以上 設置しない106件 22.6% 1階まで93件 19.8% 最上階まで214件 45.5% わからない40件 8.5% その他7件 1.5% 不明10件 2.1% 合計470件 100.0% 合計 設置しない339件 23.4% 1階まで244件 16.9% 最上階まで684件 47.2% わからない120件 8.3% その他33件 2.3% 不明28件 1.9% 合計1448件 100.0% 上記集計結果を示す積み上げ棒グラフ 10ページ 問4 公募により選定された最優秀者の昇降技術の設置について、あなたの考え方は以下のうちどれですか。 <障害有りの方、肢体不自由の方> 障害等について回答有の方は「最上階まで」の比率が高く、中でも肢体不自由の方の比率が高い。 (障害等は)特にない 設置しない286件 23.9% 1階まで204件 17.1% 最上階まで554件 46.3% わからない101件 8.4% その他28件 2.3% 不明23件 1.9% 合計1196件 100.0% 障害等について回答有 設置しない38件 19.4% 1階まで33件 16.8% 最上階まで106件 54.1% わからない13件 6.6% その他3件 1.5% 不明3件 1.5% 合計196件 100.0% 肢体不自由(歩行困難・杖使用など) 設置しない11件 14.7% 1階まで10件 13.3% 最上階まで45件 60.0% わからない7件 9.3% その他0件 0.0% 不明2件 2.7% 合計75件 100.0% 肢体不自由(車いすを使用) 設置しない6件 23.1% 1階まで3件 11.5% 最上階まで15件 57.7% わからない1件 3.8% その他1件 3.8% 不明0件 0.0% 合計26件 100.0% <小さい子どもがいる人> 小さい子どもがいる人の方が「最上階まで」の比率が高いものの、障害等について回答した人よりは比率は低い。 (小さい子どもが)いる 設置しない35件 21.6% 1階まで30件 18.5% 最上階まで81件 50.0% わからない9件 5.6% その他4件 2.5% 不明3件 1.9% 合計162件 100.0% (小さい子どもが)いない 設置しない299件 23.7% 1階まで210件 16.7% 最上階まで588件 46.7% わからない111件 8.8% その他28件 2.2% 不明23件 1.8% 合計1259件 100.0% 11ページ <名古屋城への訪問回数別> 「3回以上」の人は「設置しない」「1階まで」の比率が高い。 「2回」の人は「最上階まで」の比率が高い。 「1回」「訪れていない」人は「2回」の人より「最上階まで」の比率が低い一方、「わからない」の比率が高くなり、訪問回数が少ないとバリアフリーについて判断しにくい人も一定数いると考えられる。 (訪問回数が)1回 設置しない42件 24.6% 1階まで27件 15.8% 最上階まで78件 45.6% わからない19件 11.1% その他1件 0.6% 不明4件 2.3% 合計171件 100.0% (訪問回数が)2回 設置しない65件 19.2% 1階まで50件 14.8% 最上階まで181件 53.6% わからない31件 9.2% その他7件 2.1% 不明4件 1.2% 合計338件 100.0% (訪問回数が)3回以上 設置しない216件 25.1% 1階まで156件 18.2% 最上階まで388件 45.2% わからない56件 6.5% その他24件 2.8% 不明19件 2.2% 合計859件 100.0% 訪れていない 設置しない13件 17.6% 1階まで11件 14.9% 最上階まで34件 45.9% わからない14件 18.9% その他1件 1.4% 不明1件 1.4% 合計74件 100.0% 12ページ 全体 設置しない23.4 1階まで16.9 最上階まで47.2 わからない8.3 その他2.3 不明1.9 20代以下 設置しない23.7 1階まで13.4 最上階まで51.5 わからない7.2 その他2.1 不明2.1 1ページ 自由意見まとめ(討論会参加者) 問5 問4のご回答にかかわらず、最上階(5階)までのバリアフリーとして、他にどのような方法を望まれますか。 意見の前の数字は問4で選択した回答を示す <問4で「1 設置しない」「2 1階まで」を選んだ方の回答> 1 史実に忠実に再現できる貴重な資料が残って言う貴重な城郭なのでしょう? なぜ史実と違うバリアフリーを作る必要があるのでしょうか。 1 せっかく当時の図面があるのだから歴史的な建造物はその通り再現するのが普通では? 1 全ての方に見てもらえる様にするのはEVが必要な事は判るが歴史的建物の復元が出来そうな技術がある様に感じます。であれば現在の知識人、お役所、元請、の協力と歴史の伝える宮大工さん等の職人の育生の為にも役にたつ方法で徹底的に新築してほしいと思います。 1 別に造る必要ない。国宝「姫路城」彦根城や近くは「犬山城」等、往時の城は昇降機など無かった 1 極力、史実にあった復元をして欲しい 1 バリアフリーは不要 2 忠実に復元する為には、昇降器は必要ない 写真やビデオで等で設置しておけば良い。 1 不便なことも含めて当時の城を再現すべき。階段の昇降機などで通常の建物の中を移動できる工夫をする。 2 階段で登ることも必要ではないか! 2 特に望みません。 2 まだ若く元気な時に一度名古屋城へ行きました。「ヨイショ!ヨイショ!」と歩いて1人で登りましたが気分は爽快でした。「まだ歩ける!」歩けるうちに少しでも歩いてみたい。 1 「カゴ」を利用して人力でが良い 1 人力で補助、介助する 1 介助者の常備配置 1 階段が広そうに見えるので、剛力みたいな感じで背負って運んでもらえばよいのでは? 2 伝統的な建物を忠実に再現するのであれば 階段の昇降に不自由な方に昇降していただくために人力で逆三角木馬のような台に乗り換えて頂き観覧して頂く 2 広い通路の確保。上階になる程狭くなり、車イスの方は通行しにくいと考えたため。 2ページ 2 史実に忠実な復元とはならなくなるが、ステップではなく、スロープで次階へ行けるようにする。 2 文化的価値を有するものとして、第一には忠実な復元をし、その上でそれをそこなわない手法で行う。今が完成形でなく、将来の技術の向上により可能になることもありうる。例えば、パワースーツやキャタピラのついた車いすなどもあるかもしれない。 1 ロボットの活用 2 VR技術を利用して、上層階の状況を1階で見られるようにする。 <問4で「3 最上階までを選んだ方の回答> 3 普通にエレベーターつければいいと思う 3 エレベーター(外来者が簡単に一気に最上階に行けた方が良い) 3 ・何度か乗り換えが必要であっても、すべての階を小型エレベーターで上下できるようにする。 ・「取り外し可能」にこだわる必要はない。 3 電動車いすなどで自走による最上階への移動が可能なスロープ設置 3 動くろうか等 3 専門家+若い方たちの目を通して、歴史を生かした新しい発想を生かしてバリアフリーについて考えていただきたい。 3 他にどのような方法があるのか分かりませんが行動することが不自由な人たちのことをもっと理解していただき意見交換をし、最もベストは方法を見つけ出して欲しいです 3 公募による最低コストでの最高水準の技術 3 ・1階から4階は史実に忠実に再現してほしい。 ・5階では車いすの人が眺望を望めるような工夫をしてほしい。 3 昇降技術を導入するなら主架構を変更したり取り外すことが出来なくても、低コストで安全性の高い技術を優先して欲しい。古い柱や梁などを再利用するならば主架構を変更しないことは重要だと思うが、新築なのだから実寸大模型をどのように見せる(魅せる)かが重要で公開時の内部展示物などや動線とコストとの兼ね合いだと思う 3 バリアフリーのレベルをもっと向上させるべき。「忠実な復元」という目的に対し、バリアフリーだけが対立軸になっていることに異和感がある。素材や製法など、様々なものか「忠実」ではないと思われる時、バリアフリー化だけが、そのレベル感のギロンになることに異和感がある。できそうな範囲での忠実さでよいのならば、もっとバリアフリーのレベルを上げることも可能。 3ページ 3 現存する名古屋城と同程度以上のエレベーターとし、歩行制約の有無を理由に、同行者(家族や友人等)と、分け隔てられること無く同じルートで同じ眺望を見ることができる方法が必要。 3 (一部抜粋)・名古屋城を史実に基づき忠実に再現することには大賛成でございます。 ・名古屋城をバリアフリーにして頂きますことで、 少しでも高齢者とその家族の外出のハードルが下がるように思います。また、例え5階までバリアフリーになりましても車椅子で廻縁に出ることは、不可能と思われますので、 車椅子のお子様などにはVRゴーグルで廻縁からの景色を体験させてあげることが出来ればと存じます。 3 バリアフリーか分かりませんがVRもありかなと。 3 CLTの利用で低コスト1000年持つ躯体構造 3 高齢者はウロウロしがちなので昇降機の前に案内人をおいてほしい 3 特にありません。 <問4で「4 わからない」「5 その他」を選んだ方の回答> 4 ない 4 考えつかないけど、あった方が良いのでは 4 最上階までの昇降は難しそうなのでVRなど新技術で楽しめる方法を検討する 5 城にふさわしいエレベーターを作ってほしい 5 ソフトクリーム型の階段(坂道スロープを)をつける 4ページ 問6 現在の園路等を含む名古屋城全体のバリアフリーについて、ご意見をお聞かせください。 意見の前の数字は問4で選択した回答を示す <問4で「1 設置しない」「2 1階まで」を選んだ方の回答> 1 しかし、高令、障害者等の為の検討(妥協)も多少は必要で、たいへんと思いますが、多少の検討と妥協しかないのではと思います。すべての人の納得は無理なので早急に川村さんの責任で早く終わって下さい。首長はその為の人だと思います。(市長の川村さんには申し訳ないが悪い人になって、早く決めて下さい) 1 そもそも資料に基づいて忠実に木造復元をするプロジェクトだったと思う。エレベーターやバリアフリー化はその趣旨に反するものであり絶対に反対です。一部の団体による圧力に屈するならば、プロジェクトは中止すべき。 1 どうせなら、園路等、名古屋城全体を忠実に復元してほしい。 1 バリアフリーだけでなく、車いすの方のみが入れる特別スペースなどでメリットを感じていただく方法もあると考える。 1 過度なバリアフリーは好ましくないと思います。公園内のバリアフリー化は賛成です 1 確かにバリアフリーは考える必要は有るが、歴史的建造物を復元する事とバリアフリーは別に考える必要が有ると思う エレベーターを設置する事は歴史的建造物には応しくない 都市としてのバリアフリーは必要だが、名古屋城は話が違うと思う 1 現状で十分、これ以上の破壊は必要ない。 1 広い場所なので今のままで良い 1 自分は56歳で今後、車いすなど自由に歩けなくなる可能性もあるけど、歴史好きとしては、将来の歴史好きの為にはできる限り史実に忠実にあった復元をして欲しい。もし完成時に自分が最上階まで行けない状態でもあきらめがつく。 1 城であるがゆえに、当時の姿を忠実に再現することを優先し、その上でできることを考えたい。脇道にスロープを作る等 1 全く不要。天守内は不要。城外路(園路)なら車イス等の通れるホソウ路は良いかも。 2 ・バリアフリーと言いますが、年間に何人がバリアフリーが必要か?すべての設備にバリアフリーは必要ない。写真、ビデオで良い。 ・バリアフリーを設置後の年間の管理費、メンテナンス費用が大変である。 ・徳川時代の忠実な木造での建替とならない 2 1.最上階(5階)まで設置されたら年齢や障害のある無しに関わらず便利で安心でゆっくりと楽しめるので良いと思います。その一方で昔の先人の苦労も経験したいと、知りたいと思いました。 2.今現在の名古屋城には行ってないので分からないが昔に比べ外移出しやすくなった。バス、地下鉄利用でも席を譲ってもらう時もあり。障害者が自由に好きな所へ行けるのはありがたいことと思っています。願いを叶える。 2 私自身も周りにも当事者がほぼいないのでそういった目線で見たことがありませんでした。砂利は歩きにくそうだとか色々あるのかもしれませんが、過剰な配慮が必要であるとは思いません。 5ページ 2 史跡としての価値を保ち、その中で実施することが望ましい。いつでも、どこでもというのではなく、時には保全のために健常者も含めて制限しつつ、可能な中でバリアフリーにすることがよいのではないか。仮設的なバリアフリーでもよいと思う。史跡というところで可能な事とのバランスの中で行うのがよい。 2 私は車イスを利用していないので、障害者の実態はわかりませんが、現状は結構バリアフリーになっているのではないでしょうか。 2 当時の建城の際に考えられる想定としては、いかに敵に攻め込み難い構造にするかの構想であり、現在においての観光としての城づくりにするならば全く別の考え方になります。国宝として保存しょうとするならば史実に忠実にするべきと思いますし、観光ありきの誘致を目的にするのであればエレベーターでも設置し、国宝とか世界遺産的なシンボルとしてはあきらめる事かと思います。 2 特に問題はないと思います。 <問4で「3 最上階までを選んだ方の回答> 3 バリアフリーはあくまで史実に忠実に復元された名古屋城を誰もが楽しめるようにするためのきっかけだと思います。バリアフリーありきではなく、木造での復元ありきのバリアフリーを考えているので、史資料に基づく立派な名古屋城の完成を期待しています。 3 車いす利用者に名古屋城までの動線を確保するのは、理解出来るが、私個人としては、より史実に基づいて忠実に再現する事が希望です。名古屋城はテーマパークではないはずです。 3 何故「忠実な復元」という基準があるのか? ・それは資料によれば「再度国宝になる」事と理解。 ・ならば「再度国宝になる」ための「忠実な復元」のれべるをより精査すべきで、その定義達成感の共有か先にあるべきではないか? ・素材は果たして忠実なの か?現伐の素材は品質が良すぎて昔ほどの低湿な素材を再現できるのか?国宝に戻るための忠実さとしてはバリアフリーよりも他に検討する差分は山程あるのではないか? 3 江戸時代から残るものについては、可能な限り保存することを原則としつつ、障害の有無や年齢、性別、国籍等を問わず、すべての人が歴史遺産に触れ学べるよう、バリアフリー環境整備を整えていくべき。 3 (一部抜粋)・例えば高齢者、 障害者の方々の介助のお手伝いをして下さる方がいて下さいますと安心して外出できると存じます。一日に何人もと言う訳にいかないかもしれませんのが、 例えば介助の必要な方は、事前に予約制にする等の対応策を取って頂ければ人の介助でも、安心して外出出来るかと存じます。 ・(お城について)一つ一つの当時の設計には何かしらの意味が存在すると思います。 特に子供たちに本物を見せることは、授業を聞いただけでは絶対にわからない貴重な体験だと思います。 そういった経験は必ずや、将来役立つと信じております。 6ページ 3 じゃりは車いすもベビーカーも押しづらい 伏見稲荷のじゃりのような工夫が必要 3 園路に市内の老楠の移植 芝など足腰に負担の少ない園路 バーククッション 3 障害者や高齢者でも行動しやすくしてほしい 3 車イス、ベビカー専用の道をつくってほしいです 3 バリアフリーエリアとそうでないエリアとうまく同じ空間に設置できたら(ex.神社でよく見かける、真中はジャリで両ワキはコンクリート)、その工夫を各地の良い例(情報収集すべき。)を参考の取り入れられたらと思う。高レイ者がどんどん来てくれるような環境にすべき。 3 高齢になりましたので最近では名古屋城には行っていないので詳し事は分かりませんが体の不自由な方達への細心の心配りはされていたはずだと感じていました。今後、更なる高齢社会に向けもっとやさしい社会になるようにと願っています。 3 資料では、どのような昇降技術なのか、小型エレベーターとどう違うのか、屋外から天守内へどうやって出入りするのかがよくわからない。小天守の外側に茶色い通路が描かれているが、これはスロープなのか。かなり狭く、急斜面のものになるのではないか。 3 当時の姿を再現するのはいいと思うけど、結局新築であることには変わりないからバリアフリーはどんどん進めるべきだと思う。 3 よいと思う 3 介助者の増員 3 限られた費用の中で景観に配慮したバリアフリーになっており、満足している。 3 名古屋に外から来た(他県から)人に名古屋って何がアルの?と聞かれ栄かテレビ塔かお城かなぁとアトはどこの県に行っても変わらない物バカリ…。するとせっ角名古屋に来た人も市内見物してもしょうがないとなる…。そこでお城位整備した方がイイと思う。それも最上階まで一気に行って昔の人は何を見ていたのか…と昔の人のヤル事が再現出来た方がいい。例えば織田信長が前後駅の方でナニを考えたダロウと想像できるように? <問4で「4 わからない」「5 その他」を選んだ方の回答> 4 浅草のような人力車風の車いすで観光気分を味わいながら園内をまわる(有料) 透水性舗装で車いすや高齢者の歩行にやさしい通路を広げる 5 園路とはどこを示すか、バリアフリーもはっきり解からない 5 今回の提案は1代につき一家族しか乗る事ができず、かなり使用する人が限定されるので特別すぎる気がします 本来フリーは自由でありみんなで使えるのが理想だと考えました。坂道スロープだと、障害あるなしにかかわらず小さな子も少し足の痛いご老人もみんな一緒に楽しめる同じ事ができるのがバリアフリーなのではないでしょうか? 特別な事をくっつけるのはやっぱり違う気がします。 7ページ 自由回答 意見の前の数字は問4で選択した回答を示す 1 せっかく再現するのであれば忠実に復元し、国宝を目指してほしい。名古屋の誇りとなるものにしてほしい。 1 どこまでも権利を主張するバカ。それを聴くのがトレンド…とカンチガイするバカ。バカどうし話し合っても決まらない。そもそも論で考えられないのか?そこまで障害者に配慮しなければならないのか? 1 よい史資料があるみたいなので、できるだけ忠実に復元してほしい。 1 愛知県を代表する観光スポットとして 世界に発信できるコンテンツにするべきたと思います 1 一部の障害者、高齢者の圧力によってこのような案が出されたと理解しているが、歴史的建築物の復元と彼らが内部を移動できるようにすることとは話の筋が違うと思う。もし空襲がなかったら、元々の城はあるのだから、そこにエレベーターやバリアフリーを設置するなどあり得ないこと。裏面に代替案を記載しました。<代替案>駕籠(かご)サービス 江戸時代に普及していた乗り物である駕籠を忠実に製作して、有料のサービスを提供する。(城内の移動、時間制) 障害者や高齢者に対しては、無料あるいは割引価格とする。 効果→・さらに史実に忠実となり、障害者や高齢者も利用しやすくなる。不公平の是正、ダイバーシティ&インクルージョンの実現につながる。 ・エレベーター、バリアフリーよりもはるかにコストダウンが図れる。 1 設計図面も存在しているので、復元する事は意味が有ると思う。天守閣に登らずとも城を見る事は出来るし木の臭いもかぐ事が出来ます。天守閣に登らない事が障害者差別になるとは思わない。 1 天守の堀に水が入ると良い 隅櫓の公開の回数を多くする 1 名古屋市の税金を投入するなら、文化財に見合う名古屋を、再建していただきたい? 1 名古屋城⇒堀川⇒宮の渡し 修景美と水運の復活へ 堀川への導水計画の促進(早く) 1 歴史と観光の新b る 何が(どんな)城になっても話題になる。名所としても続いていく関係者の方は大変ですが、早期に完成させてほしい。 2 ・世界で一つの徳川時代の建築を史実に忠実に木造で建替ることが一番大切です。 ・バリアフリーは考える必要はない 2 1.先月に「おとな旅プレミアム名古屋」という本を買っていました。偶然に参考書となりました。よく読んでから名古屋城を見に行きたいと思っています。 2.住民の中に3回名古屋城に行ったという友人がいて、色々話を聞いています。皆よく知っているのでおどろきです。ご意見等はまだ申すまで至っていないので省略します。 2 できるだけ往時の姿で復元してほしい。 2 バリアフリー化を名古屋城に限ったものではなく、技術の向上により仮設あるいは可動的なものが作られていれば、姫路城や松本城など他の文化財の構造物へ応用できるものも考えていく中で考えてもよいと思う。今回の対応が完成形である必要はない。 8ページ 2 私は犬山城や二条城が大好きなので、そして名古屋城の本丸御殿も大好きなので忠実に復元できるのであれば是非そうして頂きたい。例え私が歩行困難になったとしても、その為に犠牲になるのは逆に悲しいです。 2 私は日本のお城、特に石垣が大好きです。興味を持ち出した頃、名古屋城に遊びに行き、石垣の素晴らしさと重厚さに感動しました。名古屋人で良かった?と心から思います。 2 名古屋城の回りを公園にしたら! 2 木造で、当初の乗田に戻すことが理想です。障害者の気持ちもわかりますが、できればエレベーターなどは設置してほしくないです。 3 (問4で3最上階まで)最も重視してほしい。 3 ・名古屋市は2018年5月30日「木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針」を発表したが、「5.基本方針 電動か否かによらず、車いすの方が見ることのできる眺望とし、2は、現状1階フロアまでだが様々な工夫により、可能な限り、上階まで昇ることができるよう目指し、現状よりも天守閣のすばらしさや眺望を楽しめることを保証する。」とは、どのように保証するのか。 ・史実に忠実に復元し、国宝を目指すのであれば、昇降装置や消火設備、電気設備等設けず、忠実に再現頂き、但し安全確保のため、すべての人が入場できないようにし、外観を見るだけであれば、当然みんな平等となります。 3 愛知県外の人たちに話を聞いてみました。皆、名古屋城を知っていて、上がれるなら高いところまで上がって一望したいとおっしゃられる方がほとんどでした。私も他県のお城だったら、せっかくならと同じ思いになると思いました。日本中の皆にも人気なため、広い視野で考えられていく必要があると思っています。 3 いろいろ考えて下さりありがとうございます。 3 エレベーターはストレッチャーが入るサイズ エレベーターは外付、できれば北側庭園を作る 3 お茶室をもっと活用してほしいです 3 これからも、名古屋城は、愛知県のシンボルとして、観光しやすくしてほしい 3 まごと早く行ける事をまっています 3 今回の様なアンケートや市民討論会の事は初めて知ったので、もう少し若者向けのPR活動があったらいいなと思った。 3 史実に忠実な復元を希望します。 3 史実に忠実に復元した名古屋城を老若男女、障碍の有無を問わず楽しめるようバリアフリーにしていくことはよいことだと思います。 3 地下鉄の駅名が変わり身近になりました。 3 名古屋に行くと『コレ』という物を作った方が良い ガーデン阜頭に行くと舟と海が見える アトは前後駅の方に信長と今川が戦った…… 関ケ原にアルようなコンクリの人形でイクサのやり方、戦ってる様子を再現する公園を作る 是非実現して? 長久手でもどこでも良い。 3 名古屋のシンボルの再建はとても良いと思います。より多勢が楽しめる場になるといいですね。 3 名古屋の誇り 復元してほしい 9ページ 3 名古屋市民にとって大切な財産です。観光資源として海外のお客様にも幅広く楽しんでいただくためにもグローバルな視点に立ったバリアフリー方策を希望します。 3 名古屋城の歴史を学んだ現在、改めて名古屋城を見尽くしたい。そのためにも、一日も早く復元していただきたい。 3 幼ない頃より名古屋に住んでいるので名古屋城は私にとりましてもシンボル的な存在です。他県から友達が来名した時は必ず連れて行きたい名所です。桜、夏の夜祭、秋の菊の花の鑑賞と、何度となく訪れていますがいつ行っても楽しいです 4 ない 4 名古屋の主要な観光地として、文化遺産として長く残って欲しい 4 夜にイルミネーション ナイトショーなど 伝統文化+イベント的なみせ方があった方が良い外国人にもっときてほしい。 5 名古屋のシンボルとして長く保たれる事を望む 城のない名古屋は考えられない 1ページ 令和5年5月22日 局長 各2分程度 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会 市長挨拶 日時・場所 令和5年6月3日(土)14:00〜16:10 中区役所6階会議室 <冒頭あいさつ骨子> ・本日は、名古屋城バリアフリーに関し、市民の意見を直接伺いたい。お忙しい中、お越しいただき誠にありがたい。 ・市がこれまで取り組んできた名古屋城木造天守の復元とバリアフリーについて、きちんと知っていただいたうえで意見をいただき、そのうえでバリアフリーをどうしていくのか決めていきたい。 ・本日は、有識者を招いているので、参考にしてもらって、理解を深めていただきたい。 ・時間の許す限り、皆様からのご意見をいただければ幸いである。 <終了時コメント骨子> ・本日は、多くの方に様々なご意見をいただき、感謝申し上げる。 ・本事業は、市民の精神的基柱であり、誇りである名古屋城天守閣を、悲しい歴史的史実を経て、昭和実測図や金城温古録等、豊富な歴史資料に基づき、戦災で焼失する前の本物の姿に復元し、世界に主張するものである。 ・本日、貴重なご意見をお聞きしたので、復元する木造天守への垂直昇降技術の導入をどうしていくのか、じっくり考えたい。 <参考> 1 行事の目的 復元する木造天守への垂直昇降設備の設置について、市民から意見を聴取する 2 市長の立場 主催者 3 登壇者 司会&進行 都市研究所スペーシア 浅野、名古屋おもてなし武将隊 なつ 市長あいさつ 市長 有識者による講演 名古屋工業大学名誉教授 麓先生 名古屋市からの説明 名古屋城総合事務所長 討論会 愛知産業大学元学長 堀越先生 名古屋工業大学名誉教授 麓先生 一般社団法人バリアフリー総合研究所UDラボ東海代表理事 阿部様 4 当日の次第 13時00分 開場 14時00分 開会、本日の流れの説明 14時03分 市長開会あいさつ 14時05分 講演 14時35分 名古屋城木造復元とバリアフリーに関する説明 15時05分 休憩 15時15分 有識者からの解説 15時30分 討論会 2ページ 16時00分 市長閉会あいさつ 16時02分 閉会 16時15分 市長囲み取材 16時30分 終了 1ページ 「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」進行シナリオ 武将隊なつの役割について調整中 13:45 15分前カゲアナ 司会 @本日は、「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」にご来場いただきまして、誠にありがとうございます。みなさまに会場内のご案内を申し上げます。 A体調維持のための水分補給を除き会場内でのご飲食は禁止となっております。 B会話はなるべくお控えいただき、大声は出さないようお願いいたします。 C当施設は敷地内禁煙となっております。 D携帯電話・スマートフォンは、マナーモードに切り替えていただくか、電源をお切りください。 E携帯電話・カメラなどを使用した撮影又は録音は禁止といたします。 F客席通路は、非常の際の避難通路となるため、物を置かれませんようお願いいたします。 G非常の際は会場のすべての扉を開放します。 H大きな地震などの発生により、避難が必要な場合は、係員の指示に従っていただき、あわてずに避難していただきますよう、お願いいたします。 I本日は、報道のカメラが入っております。予めご了解ください。【予め報道関係者に何を市民に確認してほしいか聞いておく】 13:55 開会5分前 司会 あと5分ほどで「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」を開会いたします。 もう、しばらくお待ちください。 【※開会15分前のカゲアナ@〜Iを繰り返す】 2ページ 14:00 開会 司会 お待たせいたしました。 本日はお忙しい中、ご来場いただきまして誠にありがとうございます。 ただいまより「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」を開会いたします。 私は本日の司会進行を務めます、【浅野】と申します。 どうぞよろしくお願いいたします。 はじめに、本日の市民討論会の進行についてご説明いたします。 まず、名古屋城に関する講演、および名古屋城木造天守復元とバリアフリーの説明を50分ほど行います。 その後、休憩に入りまして、後半は討論会を行います。 お時間には限りがございますので、進行にご協力くださいますようお願いいいたします。 説明会は午後4時10分頃終了予定となっております。 次に、本日お配りした資料についてご案内をいたします。 受付で討論会冊子、質問票、参加者アンケートをお配りしております。説明内容はスクリーンで映写いたしますが、 お手元の資料でもご確認いただけます。 退場は、混雑緩和のため、会場の前半分と後半分を分けまして、後ろのかたから退場をご案内させていただきます。(←言わなくても?小鹿) なお、報道機関による取材が入っている(入る場合がある)ほか、撮影を行っておりますので、ご了承くださいますようお願いいたします。 はじめに開会にあたりまして、名古屋市長河村たかしより、一言ご挨拶を申し上げます。 14:02 挨拶 2分 河村市長 市長挨拶(2分) 3ページ 14:04 司会 ありがとうございました。 それでは、「 」と題しまして、名古屋工業大学名誉教授 麓和善(ふもと かずよし)様より講演をいただきます。 麓先生は、日本建築史・文化財保存修復をご専門とされており、日本の城郭史や日本伝統建築工法の研究を行っておられます。名古屋城跡の全体整備検討会議の委員としても大変お世話になっております。 皆様、拍手でお迎えください。 14:05 講演 30分 麓先生 麓と申します。 〜〜 ●説明者は、舞台上の説明者用演台でPC操作・説明(パワーポイント) 14:35 司会 麓先生、どうもありがとうございました。 それでは、名古屋城総合事務所長 上田(うえだ)より、名古屋城木造天守復元とバリアフリーについてご説明いたします。 14:36 説明 20分 上田所長 名古屋城総合事務所所長 上田と申します。 〜〜 ●説明者は、舞台上の説明者用演台でPC操作・説明(パワーポイント) 14:55 休憩アナウンス 司会 ありがとうございました。 それでは、15分ほどの休憩とさせていただきます。 前半の講演や名古屋城のバリアフリーに関する説明について、ご質問がある方は「質問シート」にご記入の上、この休憩時間中に受付に提出してください。 後半に行う市民討論会で一部紹介させていただきます。 よろしくお願いいたします。 なお、ロビーでは名古屋城天守閣木造復元模型の展示や天守閣木造復元イメージのVR映像体験を行っておりますので、よろしければ休憩中にご覧ください。 4ページ 14:55〜15:10 休憩・換気 質疑応答者の机・イス・マイクを配置 会場のすべてのドアを開放 15:10 討論会 57分 司会 司会とパネラー登壇 お待たせいたしました。ここからは、名古屋城木造天守復元とバリアフリーに関する討論会に移らせていただきます。 <@ 有識者、なつ 紹介(2分)> 最初に、ご登壇いただいている有識者の先生方をご紹介します。 堀越哲美先生です。堀越先生は、元愛知産業大学学長で、都市環境、都市デザインがご専門です。久屋大通再生有識者懇談会の座長をはじめ、名古屋市の様々な施策の委員を歴任され、大変お世話になっております。 阿部一雄先生です。阿部先生は、趣味であるオートバイレース中の事故により車いす生活となりましたが、一級建築士として、障害者として独自の視点からバリアフリーの住まいづくりや施設づくりを進められています。 そして、先程講演をしていただいた、麓和義先生です。 次に、討論会の進行をお手伝いいただく、名古屋おもてなし武将隊のなつさんにご登場いただきます。ここからは、なつさんと共に討論会を進めてまいります。 まずは、なつさん、自己紹介をお願いします。 なつ (自己紹介) <A 麓先生の講演について質問・理解を深める(10分)> 想定キーワード:名古屋城跡、名古屋城木造天守復元の意義、文化財としての価値、他の城郭との比較 など <A−1 有識者からの質問・感想> 司会:ありがとうございます。まずは、最初にご講演をいただいた麓先生のお話から理解を深めていこうと思います。麓先生のお話について、どういう感想を持ちましたか。 なつ (簡単に)○○という感想を持ちました。 5ページ このあたり、お越しになっている先生方にもお聞きしてみたいですね。 堀越先生、麓先生のお話について、ご質問や感想をお聞かせください。 →堀越先生 回答 なつ なるほど、○○ということですね。ありがとうございます。 阿部先生、麓先生のお話についていかがでしょうか。 →阿部先生 回答 なつ なるほど、○○ということですね。ありがとうございます。 (例)普段私が活動している名古屋城が、全国のお城と比較しても素晴らしいんだということを改めて思いました。 <A−2 質問シートを使って会場からの質問・感想> 司会 なつさん、麓先生のお話については会場にお越しいただいた方からも質問をいただいているので、○つ紹介いただきますか? →質問シートをなつに渡す。 なつ(1枚ずつ、質問シートを読み上げる) このご質問を書いてくださった方、手を挙げてください。 ありがとうございます。 麓先生(質問シートに回答) ※麓先生に対する質問シートが2つ以上あれば、これを繰り返す。 <A−3 バリアフリーアンケート回答の速報値> なつ ところで浅野さん。今日会場にお越しのみなさんは、名古屋城のバリアフリーに関するアンケートにお答えいただいた人達ですよね。アンケートの集計はどこまで進んでますか? 司会 はい、まだアンケートの入力に間違いがないか確かめている最中ですが、速報値としてご紹介します。(まだ〜速報値としてまで見え消し) 5000人の方に無作為で郵送し、回答いただけたのは 件、回収率は %です。 なつ (アンケートに対する簡単な感想) 6ページ <B 前半の市による説明やアンケートの速報値を受けて有識者から意見(10分)> 司会 名古屋城に対する理解が深まったところで、次に移りましょう。なつさん、お願いします。 なつ はい、では、名古屋市の説明やアンケートの速報値の説明を受けて、まずは有識者の先生から順番にコメントをお願いします。阿部先生、いかがでしょうか。 ※順番はその場の流れで適宜。 →阿部先生 回答 なつ なるほど、○○ということですね。ありがとうございます。 では、麓先生、いかがでしょうか。 →麓先生 回答 なつ なるほど、○○ということですね。ありがとうございます。 では、堀越先生、いかがでしょうか。 →堀越先生 回答 なつ ありがとうございます。 先生方からは、今このようなコメントをいただきました。 <B−2 市民からの質問シート(5分)> 司会 なつさん、名古屋城木造天守復元とバリアフリーの市の方からの説明についても、会場にお越しいただいた方からも質問をいただいているので、○つ紹介いただきますか? →質問シートをなつに渡す。 なつ (1枚ずつ、質問シートを読み上げる) このご質問を書いてくださった方、手を挙げてください。 ありがとうございます。これについて、名古屋市の方、ご登壇いただいてご回答をお願いできますか。 →市の担当(質問シートに簡潔に回答)。 ※市の説明に対する質問シートが2つ以上あれば、これを繰り返す。 7ページ <C 市民からの意見(28分)> 司会 ありがとうございます。先生方のお話を一通りうかがえたところで、そろそろ会場のみなさんにもご意見をうかがえればと思います。なつさん、お願いします。 なつ そうですね。今日の市民討論会を楽しみに来ていただいたと思いますので、ぜひ、会場のみなさんからご発言をいただきたいと思います。 ご発言は、できるだけ多くの方からいただきたいので、だいたい3分以内で簡潔にご発言いただきますと幸いです。 (要検討:本日は、当日参加の方もおりますが、まずは、アンケートにお答えいただき、参加を希望された方に、ご意見伺いたいと思います。) 手を挙げていただきますと、係の者がマイクをお持ちしますので、ご発言は、マイクを通してお願いいたします。 (導水では、30秒前、時間になるとチャイムを鳴らしていた。) それでは、どなたかご質問のある方はいらっしゃいますか。 市民A(発言) なつ ありがとうございます。では、次の方はいかがでしょうか。 ※2〜3人くらい聞いてみる。昇降機は付けない派、1階までバリアフリーにする派、5階まで付ける派のバランスを見てみる。 そのあと、先生方から1,2名ご意見をうかがってみる。司会が適宜フォローする。 なつ ここまで、会場の方からのご意見をうかがって、先生方からどなたか代表してご発言いただけたらと思いますが、いかがでしょうか。 ○○先生(発言) ※必要に応じて、会場の方からの追加意見と先生方との意見のやり取りをする。 頃合いを見計らって、司会からアナウンスする。 司会 ありがとうございます。まだ時間はありますので、なつさん、もう何人か市民のみなさんにお聞きしてもらえますか。 なつ 了解です。では、新たにご質問のある方はいらっしゃいますか。 8ページ 市民D(発言) ※さらに、2〜3人くらい聞いてみる。 なつ ありがとうございました。みなさんのご意見をお聞きすると、様々なご意見がありますね。先生方、ここまでお聞きしていかがでしょうか。 ○○先生(発言) ※必要に応じて、会場の方からの追加意見と先生方との意見のやり取りをする。 頃合いを見計らって、司会からアナウンスする。 <D 討論会の締め(2分)> 司会 そろそろ時間が迫ってまいりました。 なつ 最後に、各先生から一言ずつ今日のご感想を頂けたらと思います。 阿部先生・麓先生・堀越先生(発言) なつ 先生方、ありがとうございました。 (なつさん、締めのことば) 16:07 閉会 司会 ご登壇いただいた堀越先生、麓先生、阿部先生、そして進行をお手伝いいただいたなつさん、本日はありがとうございました。みなさんを拍手でお送りください。 ありがとうございました。 それでは、閉会の時間が参りましたので、河村市長より、一言、閉会のご挨拶を申し上げます。 16:08 挨拶 2分 河村市長 閉会の挨拶(2分) 16:09 閉会 司会 ありがとうございました。 それでは、以上を持ちまして、「名古屋城バリアフリーに関する市民討論会」を終了いたします。 最後に、アンケートにご回答の上、受付で回収箱に入れていただけたら幸いです。 9ページ お忘れ物のないよう、お気をつけてお帰りください。 1ページ 2023/5/19 名古屋城木造天守復元とバリアフリー 目次 1.木造天守復元 2.バリアフリー対応 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 2ページ 1.木造天守復元 名古屋城の価値と意義 ○慶長15年(1610)築城開始 ○慶長18年(1613)以降、清須越が行われ、城下町が誕生 ○名古屋の都市形成と文化・芸能・産業のルーツ ○焼失前の天守は、城郭として国宝(当時)第一号に指定 (参考:国宝(当時)第二号は姫路城) 特別史跡名古屋城保存活用計画 ○平成30年度に策定 〇名古屋城を後世につなぐための保存、魅力向上を図る活用(公開)、保存と活用のための整備を進める 3ページ 名古屋城「本丸」の整備 〇本丸整備基本構想 近世期最高水準の技術により築城された名古屋城の象徴である本丸の姿を現代に再現 ?明治初期に姫路城とともに日本城郭の見本として永久保存されることとなった江戸期の名古屋城本丸の姿を再現する ?現存する石垣、建造物等の適切な保存管理と現存しないものの段階的な復元等により、本丸全体を往時の姿が実体験できる場とする 名古屋城「天守」の整備 〇木造天守復元の意義 世界最大級の高層木造建築物を外観に加えて、内部空間の構造・意匠の細部に至るまで史実に忠実に復元 ↓ 天守を外からの眺めと共に、天守内部に入り、体感して、我が国の優れた文化と歴史、技術を知っていただく ↓ 特別史跡名古屋城跡の本質的価値の向上と理解の促進 4ページ 〇木造天守復元の意義 逐条解説建築基準法編集委員会「逐条解説建築基準法」(平成24年12月10日初版発行、株式会社ぎょうせい)からの抜粋 「国宝などの文化財は先人が我々に伝えた貴重な財産であり、これを保存し、後世に伝え、あるいはその活用を図って、国民ひいては世界の文化に寄与することは我々の任務である」 天守閣木造復元イメージCG (2016年株式会社竹中工務店制作) 5ページ 史実に忠実な復元とバリアフリー 史実に忠実な復元が重要である一方で、障害のある人もない人も共に木造天守を体感していただくためのバリアフリーも重要 バリアフリーに関する法律 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法) 第6条(施設設置管理者等の責務) 施設設置管理者その他の高齢者、障害者等が日常生活又は社会生活において利用する施設を設置し、又は管理する者は、移動等円滑化のために必要な措置を講ずるよう努めなければならない。 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法) 第5条(社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮に関する環境の整備) 行政機関等及び事業者は、社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮を的確に行うため、自ら設置する施設の構造の改善及び設備の整備、関係職員に対する研修その他の必要な環境の整備に努めなければならない。 ↓ 努力義務がある 6ページ 復元の方針 ?調査研究に基づく史実に忠実な復元 (昭和実測図、ガラス乾板写真、金城温古録) ?遺構の保存に十分に配慮した整備 ?防災上の安全確保とバリアフリー (出火防止、避難誘導、初期消火、スロープ、昇降設備など) 昭和実測図(天守の外観、内部を示す図) 大天守1階西側入側のガラス乾板写真 復元の考え方 @柱・梁を傷めない 木造建築物の主要な構造部である柱や梁を切り欠いたり取り除いたりしない。 A可逆性 取り外すことにより、往時の状態に戻すことができる 7ページ 2.バリアフリー対応 一般的なエレベーターについて 一般的なエレベーターはサイズが大きい ↓ 梁を取り除く必要があり、設置できない ↓ 車いす利用者、高齢者、けが人等の方々の円滑な移動のための対応が必要 ↓ 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 一般的なエレベーターが梁の間の幅を超える開口部を要することを示す平面図 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 〇基本方針(抜粋) ?新技術の開発には、国内外から幅広く提案を募る。 ?また、協議会を新たに設置し、障害者団体等当事者の意見を丁寧に聞くことにより、誰もが利用できる付加設備の開発を行う。 ?再建後は元来の姿を見ることができるようになり、介助要員、補助具を配置することなどにより、今より、快適に観覧できるようにする。 ?例えば、昇降装置を有する特殊車両を応用し、外部から直接出入りすることや、ロボット技術を活用し内部階段を昇降するなどが挙げられる。 併せてVR技術を活用した体感施設の設置を行う。 8ページ 昇降技術公募とその結果 〇昇降技術の公募の概要 募集する技術 史実に基づく復元にあたり、柱や梁を傷めることのない昇降技術を募集 公募への高齢者、障害者等の参画 高齢者、障害者等からの意見を踏まえ、昇降技術を選定 ・公募の結果 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション 提案技術 フェリー等の船舶内及び航空機搭乗機材への導入実績のある技術をベースに開発する垂直昇降設備 最優秀者の技術 〇最優秀者の実績 ?船舶内で実績のある昇降設備 船舶内に昇降設備を設置した写真 ?航空機搭乗機材 航空機搭乗機材に昇降設備を設置した写真 9ページ 〇一般的なエレベーターとの違い 一般的なロープ式エレベーターが最上部天井裏に機械室、最下部地下に緩衝器を要するのに対し、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が機械室、緩衝器を設置するピットが不要であることを示す断面図 上からロープで吊るのではなく釣り合いおもり、駆動装置等とまとめて片側支持 ロープ式エレベーターに比べ、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が狭小空間に設置可能なことを示す平面図 〇最優秀者の提案技術の概要 ?定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ?木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ?取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すことが可能 搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名または直立した人4名がかごに搭乗しているイメージ図 小型化のイメージ 梁の間の開口部に収まるよう駆動部を小さくすることを示すイメージ図 10ページ 昇降技術を入れたらどんなイメージ? 昇降技術なし 昇降設備がない状態の天守閣内部のイメージ図 昇降技術を入れたらどんなイメージ? 昇降技術あり 周囲との違いを明確にした場合 昇降設備の壁面を白色にし、天守閣内部の木材の色との違いを明確にしたイメージ図 11ページ 昇降技術あり 周囲と溶け込ませた場合 昇降設備の壁面を周囲の木材と同じような色にし、天守閣内部の景色に溶け込ませたイメージ図 地上から大天守地階までのバリアフリー対応 本丸内苑からスロープで小天守地階に入り、小天守地階から橋台(スロープ)で大天守地階に入場することを示す平面図 12ページ 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 令和4年度 解体と復元を一体とした『木造天守整備基本計画』の取りまとめ ・遺構を保護 ・木造天守を復元 ・公開・活用 令和5年度以降 市民アンケート調査 市民討論会 整備基本計画を文化庁へ 復元検討委員会 許可申請手続き 復元工事に着手 現天守閣解体工事 木造天守復元工事 木造天守完成・公開 ご清聴ありがとうございました 改ページ 〇6月3日(土)市民討論会 市長動線資料 公用車ルート 市長が公用車で、広小路久屋東交差点から久屋大通を南下し、南久屋南新町線を東へ、武平通を北上して中区役所のある栄サンシティービルに至ることを示す地図 改ページ 〇市長スケジュール @13:50中区役所到着 A13:53市長控室にて、本日の流れの再確認 B13:59市長会場入室 14:00開会 14:02市長開会あいさつ 16:00市長閉会あいさつ C16:02閉会 D16:15市長囲み取材 16:30終了 ※復路は往路の逆順 市長が武平通に面した中区役所出入口前で公用車を乗降し、出入口でアテンド職員(名古屋城総合事務所長上田、主幹(木造天守閣昇降技術開発等)小鹿)が待機していること、アテンド職員とともにエレベーターで6階に行くことを示す中区役所1階平面図 改ページ 〇市長スケジュール @13:50中区役所到着 A13:53市長控室にて、本日の流れの再確認 B13:59市長会場入室 14:00開会 14:02市長開会あいさつ 16:00市長閉会あいさつ C16:02閉会 D16:15市長囲み取材 16:30終了 ※復路は往路の逆順 中区役所6階大会議室が会場であること、同じ階の会議室(3)が市長控室であること、スケジュールAで市長が控室に入り、Bで会場に入り、C(閉会)で控室に戻り、市長囲み取材は市長控室で行うことを示す中区役所6階平面図 改ページ 会場配席図 以下のことを示す会場(中区役所6階大会議室)平面図 会場前方に司会者、スクリーン、有識者席(3名)、要約筆記用スクリーンが設置されていること 参加者席が、1台の机に2名がけで横に4台、縦に7台の28台(56席分)設置され、その最前列スクリーンに向かって右端の机が要約筆記者の席(2名分)であること(参加者席は54名分) 参加者席の後ろに名古屋城天守の復元模型及びVR体験コーナーが設置されていること 復元模型及びVR体験コーナーの後ろに関係者席が1台の机に2名がけで横に4台、縦に4台の16台(32席分)設置され、関係者席の最前列左方から市長、松雄副市長、名古屋城総合事務所長、観光文化交流局長の席、2列目左方から小鹿主幹、加治屋主査の席が示されていること 関係者席の後ろに報道関係者席が1台の机に2名がけで横に2台、縦に3台の6台(12席分)設置され、その右側がカメラスペースであること 参加者は会場中央の出入口から出入りすること 会場中央の出入口前に受付が設置されていること 1ページ 令和5年5月23日 副市長 各2分程度 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会 市長挨拶 日時・場所 令和5年6月3日(土)14:00〜16:10 中区役所6階会議室 <冒頭あいさつ骨子> ・本日は、名古屋城バリアフリーに関し、市民の意見を直接伺いたい。お忙しい中、お越しいただき誠にありがたい。 ・市がこれまで取り組んできた名古屋城木造天守の復元とバリアフリーについて、きちんと知っていただいたうえで意見をいただき、そのうえでバリアフリーをどうしていくのか決めていきたい。 ・本日は、有識者を招いているので、参考にしてもらって、理解を深めていただきたい。 ・時間の許す限り、皆様からのご意見をいただければ幸いである。 <終了時コメント骨子> ・本日は、多くの方に様々なご意見をいただき、感謝申し上げる。 ・本事業は、市民の精神的基柱であり、誇りである名古屋城天守閣を、悲しい歴史的史実を経て、昭和実測図や金城温古録等、豊富な歴史資料に基づき、戦災で焼失する前の本物の姿に復元し、世界に主張するものである。 ・本日、貴重なご意見をお聞きしたので、復元する木造天守への垂直昇降技術の導入をどうしていくのか、じっくり考えたい。 <参考> 1 行事の目的 復元する木造天守への垂直昇降設備の設置について、市民から意見を聴取する 2 市長の立場 主催者 3 登壇者 司会&進行 都市研究所スペーシア 浅野、名古屋おもてなし武将隊 なつ 市長あいさつ 市長 有識者による講演 名古屋工業大学名誉教授 麓先生 名古屋市からの説明 名古屋城総合事務所長 討論会 愛知産業大学元学長 堀越先生 名古屋工業大学名誉教授 麓先生 一般社団法人バリアフリー総合研究所UDラボ東海代表理事 阿部様 4 当日の次第 13時00分 開場 14時00分 開会、本日の流れの説明 14時03分 市長開会あいさつ 14時05分 講演 14時35分 名古屋城木造復元とバリアフリーに関する説明 15時05分 休憩 15時15分 有識者からの解説 15時30分 討論会 2ページ 16時00分 市長閉会あいさつ 16時02分 閉会 16時15分 市長囲み取材 16時30分 終了 1ページ 2023/5/19 名古屋城木造天守復元とバリアフリー 目次 1.木造天守復元 2.バリアフリー対応 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 2ページ 1.木造天守復元 名古屋城の価値と意義 ○慶長15年(1610)築城開始 ○慶長18年(1613)以降、清須越が行われ、城下町が誕生 ○名古屋の都市形成と文化・芸能・産業のルーツ ○焼失前の天守は、城郭として国宝(当時)第一号に指定 (参考:国宝(当時)第二号は姫路城) 特別史跡名古屋城保存活用計画 ○平成30年度に策定 〇名古屋城を後世につなぐための保存、魅力向上を図る活用(公開)、保存と活用のための整備を進める 3ページ 名古屋城「本丸」の整備 〇本丸整備基本構想 近世期最高水準の技術により築城された名古屋城の象徴である本丸の姿を現代に再現 ?明治初期に姫路城とともに日本城郭の見本として永久保存されることとなった江戸期の名古屋城本丸の姿を再現する ?現存する石垣、建造物等の適切な保存管理と現存しないものの段階的な復元等により、本丸全体を往時の姿が実体験できる場とする 名古屋城「天守」の整備 〇木造天守復元の意義 世界最大級の高層木造建築物を外観に加えて、内部空間の構造・意匠の細部に至るまで史実に忠実に復元 ↓ 天守を外からの眺めと共に、天守内部に入り、体感して、我が国の優れた文化と歴史、技術を知っていただく ↓ 特別史跡名古屋城跡の本質的価値の向上と理解の促進 4ページ 〇木造天守復元の意義 逐条解説建築基準法編集委員会「逐条解説建築基準法」(平成24年12月10日初版発行、株式会社ぎょうせい)からの抜粋 「国宝などの文化財は先人が我々に伝えた貴重な財産であり、これを保存し、後世に伝え、あるいはその活用を図って、国民ひいては世界の文化に寄与することは我々の任務である」 天守閣木造復元イメージCG (2016年株式会社竹中工務店制作) 5ページ 史実に忠実な復元とバリアフリー 史実に忠実な復元が重要である一方で、障害のある人もない人も共に木造天守を体感していただくためのバリアフリーも重要 バリアフリーに関する法律 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法) 第6条(施設設置管理者等の責務) 施設設置管理者その他の高齢者、障害者等が日常生活又は社会生活において利用する施設を設置し、又は管理する者は、移動等円滑化のために必要な措置を講ずるよう努めなければならない。 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法) 第5条(社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮に関する環境の整備) 行政機関等及び事業者は、社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮を的確に行うため、自ら設置する施設の構造の改善及び設備の整備、関係職員に対する研修その他の必要な環境の整備に努めなければならない。 ↓ 努力義務がある 6ページ 復元の方針 ?調査研究に基づく史実に忠実な復元 (昭和実測図、ガラス乾板写真、金城温古録) ?遺構の保存に十分に配慮した整備 ?防災上の安全確保とバリアフリー (出火防止、避難誘導、初期消火、スロープ、昇降設備など) 昭和実測図(天守の外観、内部を示す図) 大天守1階西側入側のガラス乾板写真 復元の考え方 @柱・梁を傷めない 木造建築物の主要な構造部である柱や梁を切り欠いたり取り除いたりしない。 A可逆性 取り外すことにより、往時の状態に戻すことができる 7ページ 2.バリアフリー対応 一般的なエレベーターについて 一般的なエレベーターはサイズが大きい ↓ 梁を取り除く必要があり、設置できない ↓ 車いす利用者、高齢者、けが人等の方々の円滑な移動のための対応が必要 ↓ 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 一般的なエレベーターが梁の間の幅を超える開口部を要することを示す平面図 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 〇基本方針(抜粋) ?新技術の開発には、国内外から幅広く提案を募る。 ?また、協議会を新たに設置し、障害者団体等当事者の意見を丁寧に聞くことにより、誰もが利用できる付加設備の開発を行う。 ?再建後は元来の姿を見ることができるようになり、介助要員、補助具を配置することなどにより、今より、快適に観覧できるようにする。 ?例えば、昇降装置を有する特殊車両を応用し、外部から直接出入りすることや、ロボット技術を活用し内部階段を昇降するなどが挙げられる。 併せてVR技術を活用した体感施設の設置を行う。 8ページ 昇降技術公募とその結果 〇昇降技術の公募の概要 募集する技術 史実に基づく復元にあたり、柱や梁を傷めることのない昇降技術を募集 公募への高齢者、障害者等の参画 高齢者、障害者等からの意見を踏まえ、昇降技術を選定 ・公募の結果 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション 提案技術 フェリー等の船舶内及び航空機搭乗機材への導入実績のある技術をベースに開発する垂直昇降設備 最優秀者の技術 〇最優秀者の実績 ?船舶内で実績のある昇降設備 船舶内に昇降設備を設置した写真 ?航空機搭乗機材 航空機搭乗機材に昇降設備を設置した写真 9ページ 〇一般的なエレベーターとの違い 一般的なロープ式エレベーターが最上部天井裏に機械室、最下部地下に緩衝器を要するのに対し、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が機械室、緩衝器を設置するピットが不要であることを示す断面図 上からロープで吊るのではなく釣り合いおもり、駆動装置等とまとめて片側支持 ロープ式エレベーターに比べ、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が狭小空間に設置可能なことを示す平面図 〇最優秀者の提案技術の概要 ?定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ?木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ?取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すことが可能 搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名または直立した人4名がかごに搭乗しているイメージ図 小型化のイメージ 梁の間の開口部に収まるよう駆動部を小さくすることを示すイメージ図 10ページ 昇降技術を入れたらどんなイメージ? 昇降技術なし 昇降設備がない状態の天守閣内部のイメージ図 昇降技術を入れたらどんなイメージ? 昇降技術あり 周囲との違いを明確にした場合 昇降設備の壁面を白色にし、天守閣内部の木材の色との違いを明確にしたイメージ図 11ページ 昇降技術あり 周囲と溶け込ませた場合 昇降設備の壁面を周囲の木材と同じような色にし、天守閣内部の景色に溶け込ませたイメージ図 地上から大天守地階までのバリアフリー対応 本丸内苑からスロープで小天守地階に入り、小天守地階から橋台(スロープ)で大天守地階に入場することを示す平面図 12ページ 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 令和4年度 解体と復元を一体とした『木造天守整備基本計画』の取りまとめ ・遺構を保護 ・木造天守を復元 ・公開・活用 令和5年度以降 市民アンケート調査 市民討論会 整備基本計画を文化庁へ 復元検討委員会 許可申請手続き 復元工事に着手 現天守閣解体工事 木造天守復元工事 木造天守完成・公開 ご清聴ありがとうございました 改ページ 〇6月3日(土)市民討論会 市長動線資料 〇市長スケジュール @13:50中区役所到着 A13:53市長控室にて、本日の流れの再確認 B13:59市長会場入室 14:00開会 14:02市長開会あいさつ 16:00市長閉会あいさつ 16:02閉会 C〜囲み取材まで控室にて待機〜 D16:15市長囲み取材 16:30終了 ※復路は往路の逆順 公用車ルート 市長が公用車で、広小路久屋東交差点から久屋大通を南下し、南久屋南新町線を東へ、武平通を北上して中区役所のある栄サンシティービルに至ることを示す地図 改ページ 〇市長スケジュール @13:50中区役所到着 A13:53市長控室にて、本日の流れの再確認 B13:59市長会場入室 14:00開会 14:02市長開会あいさつ 16:00市長閉会あいさつ 16:02閉会 C〜囲み取材まで控室にて待機〜 D16:15市長囲み取材 16:30終了 ※復路は往路の逆順 市長が武平通に面した中区役所出入口前で公用車を乗降し、出入口でアテンド職員(名古屋城総合事務所長上田、主幹(木造天守閣昇降技術開発等)小鹿)が待機していること、アテンド職員とともにエレベーターで7階に行くことを示す中区役所1階平面図 改ページ 市長が7階でエレベーターを降り、ロビーを通って階段で6階に下りることを示す中区役所7階平面図 改ページ 〇市長スケジュール @13:50中区役所到着 A13:53市長控室にて、本日の流れの再確認 B13:59市長会場入室 14:00開会 14:02市長開会あいさつ 16:00市長閉会あいさつ 16:02閉会 C〜囲み取材まで控室にて待機〜 D16:15市長囲み取材 16:30終了 ※復路は往路の逆順 中区役所6階大会議室が会場であること、同じ階の会議室(3)が市長控室であること、スケジュールAで7階から階段で下りてきた市長が控室に入り、Bで会場に入り、C(閉会)で控室に戻り、市長囲み取材は会場(大会議室)内で行うことを示す中区役所6階平面図 改ページ 会場配席図 以下のことを示す会場(中区役所6階大会議室)平面図 会場前方に司会者、スクリーン、有識者席(3名)、要約筆記用スクリーンが設置されていること 参加者席が、1台の机に2名がけで横に4台、縦に7台の28台(56席分)設置され、その最前列スクリーンに向かって右端の机が要約筆記者の席(2名分)であること(参加者席は54名分) 参加者席の後ろに名古屋城天守の復元模型及びVR体験コーナーが設置されていること 復元模型及びVR体験コーナーの後ろに関係者席が1台の机に2名がけで横に4台、縦に4台の16台(32席分)設置され、関係者席の最前列左方から市長、松雄副市長、名古屋城総合事務所長、観光文化交流局長の席、2列目左方から小鹿主幹、加治屋主査の席が示されていること 関係者席の後ろに報道関係者席が1台の机に2名がけで横に4台が1列、2台が3列の10台(20席分)設置され、その右側がカメラスペース(囲み取材対応スペース)であること 参加者は会場中央の出入口から出入りすること 1ページ 令和5年5月24日 市長 各2分程度 名古屋城バリアフリーに関する市民討論会 市長挨拶 日時・場所 令和5年6月3日(土)14:00〜16:10 中区役所6階会議室 <冒頭あいさつ骨子> ・本日は、名古屋城バリアフリーに関し、市民の意見を直接伺いたい。お忙しい中、お越しいただき誠にありがたい。 ・市がこれまで取り組んできた名古屋城木造天守の復元とバリアフリーについて、きちんと知っていただいたうえで意見をいただき、そのうえでバリアフリーをどうしていくのか決めていきたい。 ・本日は、有識者を招いているので、参考にしてもらって、理解を深めていただきたい。 ・時間の許す限り、皆様からのご意見をいただければ幸いである。 <終了時コメント骨子> ・本日は、多くの方に様々なご意見をいただき、感謝申し上げる。 ・本事業は、市民の精神的基柱であり、誇りである名古屋城天守閣を、悲しい歴史的史実を経て、昭和実測図や金城温古録等、豊富な歴史資料に基づき、戦災で焼失する前の本物の姿に復元し、世界に主張するものである。 ・本日、貴重なご意見をお聞きしたので、復元する木造天守への垂直昇降技術の導入をどうしていくのか、じっくり考えたい。 <参考> 1 行事の目的 復元する木造天守への垂直昇降設備の設置について、市民から意見を聴取する 2 市長の立場 主催者 3 登壇者 司会&進行 都市研究所スペーシア 浅野、名古屋おもてなし武将隊 なつ 市長あいさつ 市長 有識者による講演 名古屋工業大学名誉教授 麓先生 名古屋市からの説明 名古屋城総合事務所長 討論会 愛知産業大学元学長 堀越先生 名古屋工業大学名誉教授 麓先生 一般社団法人バリアフリー総合研究所UDラボ東海代表理事 阿部様 4 当日の次第 13時00分 開場 14時00分 開会、本日の流れの説明 14時03分 市長開会あいさつ 14時05分 講演 14時35分 名古屋城木造復元とバリアフリーに関する説明 15時05分 休憩 15時15分 有識者からの解説 15時30分 討論会 2ページ 16時00分 市長閉会あいさつ 16時02分 閉会 16時15分 市長囲み取材 16時30分 終了 1ページ 2023/5/24 名古屋城木造天守復元とバリアフリー 目次 1.木造天守復元 2.バリアフリー対応 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 2ページ 1.木造天守復元 名古屋城の価値と意義 ○慶長15年(1610)築城開始 ○慶長18年(1613)以降、清須越が行われ、城下町が誕生 ○名古屋の都市形成と文化・芸能・産業のルーツ ○焼失前の天守は、城郭として国宝(当時)第一号に指定 (参考:国宝(当時)第二号は姫路城) 特別史跡名古屋城保存活用計画 ○平成30年度に策定 〇名古屋城を後世につなぐための保存、魅力向上を図る活用(公開)、保存と活用のための整備を進める 3ページ 名古屋城「本丸」の整備 〇本丸整備基本構想 近世期最高水準の技術により築城された名古屋城の象徴である本丸の姿を現代に再現 ?明治初期に姫路城とともに日本城郭の見本として永久保存されることとなった江戸期の名古屋城本丸の姿を再現する ?現存する石垣、建造物等の適切な保存管理と現存しないものの段階的な復元等により、本丸全体を往時の姿が実体験できる場とする 名古屋城「天守」の整備 〇木造天守復元の意義 世界最大級の高層木造建築物を外観に加えて、内部空間の構造・意匠の細部に至るまで史実に忠実に復元 ↓ 天守を外からの眺めと共に、天守内部に入り、体感して、我が国の優れた文化と歴史、技術を知っていただく ↓ 特別史跡名古屋城跡の本質的価値の向上と理解の促進 4ページ 〇木造天守復元の意義 逐条解説建築基準法編集委員会「逐条解説建築基準法」(平成24年12月10日初版発行、株式会社ぎょうせい)からの抜粋 「国宝などの文化財は先人が我々に伝えた貴重な財産であり、これを保存し、後世に伝え、あるいはその活用を図って、国民ひいては世界の文化に寄与することは我々の任務である」 天守閣木造復元イメージCG (2016年株式会社竹中工務店制作) 5ページ 史実に忠実な復元とバリアフリー 史実に忠実な復元が重要である一方で、障害のある人もない人も共に木造天守を体感していただくためのバリアフリーも重要 バリアフリーに関する法律 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法) 第6条(施設設置管理者等の責務) 施設設置管理者その他の高齢者、障害者等が日常生活又は社会生活において利用する施設を設置し、又は管理する者は、移動等円滑化のために必要な措置を講ずるよう努めなければならない。 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法) 第3条(国及び地方公共団体の責務) 国及び地方公共団体は、この法律の趣旨にのっとり、障害を理由とする差別の解消の推進に関して必要な施策を策定し、及びこれを実施しなければならない。 第5条(社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮に関する環境の整備) 行政機関等及び事業者は、社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮を的確に行うため、自ら設置する施設の構造の改善及び設備の整備、関係職員に対する研修その他の必要な環境の整備に努めなければならない。 6ページ 復元の方針 ?調査研究に基づく史実に忠実な復元 (昭和実測図、ガラス乾板写真、金城温古録) ?遺構の保存に十分に配慮した整備 ?防災上の安全確保とバリアフリー (出火防止、避難誘導、初期消火、スロープ、昇降設備など) 昭和実測図(天守の外観、内部を示す図) 大天守1階西側入側のガラス乾板写真 復元の考え方 @柱・梁を傷めない 木造建築物の主要な構造部である柱や梁を切り欠いたり取り除いたりしない。 A可逆性 取り外すことにより、往時の状態に戻すことができる 7ページ 2.バリアフリー対応 一般的なエレベーターについて 一般的なエレベーターはサイズが大きい ↓ 梁を取り除く必要があり、設置できない ↓ 車いす利用者、高齢者、けが人等の方々の円滑な移動のための対応が必要 ↓ 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 一般的なエレベーターが梁の間の幅を超える開口部を要することを示す平面図 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 〇基本方針(抜粋) ?新技術の開発には、国内外から幅広く提案を募る。 ?また、協議会を新たに設置し、障害者団体等当事者の意見を丁寧に聞くことにより、誰もが利用できる付加設備の開発を行う。 ?再建後は元来の姿を見ることができるようになり、介助要員、補助具を配置することなどにより、今より、快適に観覧できるようにする。 ?例えば、昇降装置を有する特殊車両を応用し、外部から直接出入りすることや、ロボット技術を活用し内部階段を昇降するなどが挙げられる。 併せてVR技術を活用した体感施設の設置を行う。 8ページ 昇降技術公募とその結果 〇昇降技術の公募の概要 募集する技術 史実に基づく復元にあたり、柱や梁を傷めることのない昇降技術を募集 公募への高齢者、障害者等の参画 高齢者、障害者等からの意見を踏まえ、昇降技術を選定 ・公募の結果 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション 提案技術 フェリー等の船舶内及び航空機搭乗機材への導入実績のある技術をベースに開発する垂直昇降設備 最優秀者の技術 〇最優秀者の実績 ?船舶内で実績のある昇降設備 船舶内に昇降設備を設置した写真 ?航空機搭乗機材 航空機搭乗機材に昇降設備を設置した写真 9ページ 〇一般的なエレベーターとの違い 一般的なロープ式エレベーターが最上部天井裏に機械室、最下部地下に緩衝器を要するのに対し、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が機械室、緩衝器を設置するピットが不要であることを示す断面図 上からロープで吊るのではなく釣り合いおもり、駆動装置等とまとめて片側支持 ロープ式エレベーターに比べ、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が狭小空間に設置可能なことを示す平面図 〇最優秀者の提案技術の概要 ?定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ?木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ?取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すことが可能 搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名または直立した人4名がかごに搭乗しているイメージ図 小型化のイメージ 梁の間の開口部に収まるよう駆動部を小さくすることを示すイメージ図 10ページ 昇降技術を入れたらどんなイメージ? 大天守地階における、入場から一般利用(階段)、昇降設備利用による1階との昇降の動線を示す平面図 大天守1階における、入場から一般利用(階段)、昇降設備利用による地階・2階との昇降の動線を示す平面図 11ページ 昇降技術なし 昇降設備がない状態の天守閣内部のイメージ図 昇降技術あり 周囲との違いを明確にした場合 昇降設備の壁面を白色にし、天守閣内部の木材の色との違いを明確にしたイメージ図 12ページ 昇降技術あり 周囲と溶け込ませた場合 昇降設備の壁面を周囲の木材と同じような色にし、天守閣内部の景色に溶け込ませたイメージ図 4階から5階の昇降設備の位置を示す俯瞰図 13ページ 大天守内部に昇降設備を設置したイメージを示すパース図 地上から大天守地階までのバリアフリー対応 本丸内苑からスロープで小天守地階に入り、小天守地階から橋台(スロープ)で大天守地階に入場することを示す平面図 14ページ 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 令和4年度 解体と復元を一体とした『木造天守整備基本計画』の取りまとめ ・遺構を保護 ・木造天守を復元 ・公開・活用 令和5年度以降 市民アンケート調査 市民討論会 整備基本計画を文化庁へ 復元検討委員会 許可申請手続き 復元工事に着手 現天守閣解体工事 木造天守復元工事 木造天守完成・公開 ご清聴ありがとうございました 改ページ 〇6月3日(土)市民討論会 市長動線資料 〇市長スケジュール @13:50中区役所到着 A13:53市長控室にて、本日の流れの再確認 B13:59市長会場入室 14:00開会 14:02市長開会あいさつ 16:00市長閉会あいさつ 16:02閉会 C〜囲み取材まで控室にて待機〜 D16:15市長囲み取材 16:30終了 ※復路は往路の逆順 公用車ルート 市長が公用車で、広小路久屋東交差点から久屋大通を南下し、南久屋南新町線を東へ、武平通を北上して中区役所のある栄サンシティービルに至ることを示す地図 改ページ 〇市長スケジュール @13:50中区役所到着 A13:53市長控室にて、本日の流れの再確認 B13:59市長会場入室 14:00開会 14:02市長開会あいさつ 16:00市長閉会あいさつ 16:02閉会 C〜囲み取材まで控室にて待機〜 D16:15市長囲み取材 16:30終了 ※復路は往路の逆順 市長が武平通に面した中区役所出入口前で公用車を乗降し、出入口でアテンド職員(名古屋城総合事務所長上田、主幹(木造天守閣昇降技術開発等)小鹿)が待機していること、アテンド職員とともにエレベーターで7階に行くことを示す中区役所1階平面図 改ページ 市長が7階でエレベーターを降り、ロビーを通って階段で6階に下りることを示す中区役所7階平面図 改ページ 〇市長スケジュール @13:50中区役所到着 A13:53市長控室にて、本日の流れの再確認 B13:59市長会場入室 14:00開会 14:02市長開会あいさつ 16:00市長閉会あいさつ 16:02閉会 C〜囲み取材まで控室にて待機〜 D16:15市長囲み取材 16:30終了 ※復路は往路の逆順 中区役所6階大会議室が会場であること、同じ階の会議室(3)が市長控室であること、スケジュールAで7階から階段で下りてきた市長が控室に入り、Bで会場に入り、C(閉会)で控室に戻り、市長囲み取材は会場(大会議室)内で行うことを示す中区役所6階平面図 改ページ 会場配席図 以下のことを示す会場(中区役所6階大会議室)平面図 会場前方に司会者、スクリーン、有識者席(3名)、要約筆記用スクリーンが設置されていること 参加者席が、1台の机に2名がけで横に4台、縦に7台の28台(56席分)設置され、その最前列スクリーンに向かって右端の机が要約筆記者の席(2名分)であること(参加者席は54名分) 参加者席の後ろに名古屋城天守の復元模型及びVR体験コーナーが設置されていること 復元模型及びVR体験コーナーの後ろに関係者席が1台の机に2名がけで横に4台、縦に4台の16台(32席分)設置され、関係者席の最前列左方から市長、松雄副市長、名古屋城総合事務所長、観光文化交流局長の席、2列目左方から小鹿主幹、加治屋主査の席が示されていること 関係者席の後ろに報道関係者席が1台の机に2名がけで横に4台が1列、2台が3列の10台(20席分)設置され、その右側がカメラスペース(囲み取材対応スペース)であること 参加者は会場中央の出入口から出入りすること 改ページ 令和5年5月25日 局長 天守閣木造天守復元とバリアフリーについて 〇障害の有無に関わらず、全ての人がより快適に文化財に親しんでいただけるような取り組みは大切だと考えている。 〇一方、名古屋城は、徳川家康の天下普請によって、当時の最先端の技術によって築城された城郭の最高峰に位置づけられる城であり、旧国宝第1号、名古屋市民の精神的な柱である。 〇惜しくも戦災で焼失したが、市民の不断の努力により金城温古録や昭和実測図、古写真等の豊富な史資料が残されており、史実に忠実な復元ができる全国で唯一の城である。また、建築基準法の解説の歴史的建造物の取り扱いにあるとおり、「国宝などの文化財は先人が我々に伝えた貴重な財産であり、これを保存し、後世に伝え、あるいはその活用を図って、国民ひいては世界の文化に寄与することは我々の任務である」と私は考えている。 〇今般、天守の木造復元にあたりバリアフリー公募で選定した「垂直昇降技術」について市民の意見を聴取したところ、「名古屋城を木造復元するなら史実に忠実に復元し、100年後の国宝を目指してほしい」との声をいただく一方、「復元した木造天守を楽しみたいので、上層階まで上りたい」との声をいただくなど、さまざまなご意見を私もお聞きし、非常に悩んだ。 〇市民の方の多様な声を受け止め、熟慮に熟慮を重ねた結果、名古屋市長として、地上から大天守の地階の間はスロープで対応し、大天守の地階と1階の間は公募で選定した昇降設備を設置することと判断した。 名古屋城の大天守は、本質的価値を構成する石垣の保全と、防災上や来場者の安全な観覧環境を確保するための必要最小限の設備を除き、可能な限り史実に忠実な復元に最優先で取り組み、100年後に、復元する城郭として初の国宝となることを目指す。 〇来場者へは名古屋城木造天守を楽しんでいただきたいので、引き続きさまざまな可能性や工夫を検討していきたい。 名古屋市長 河村 たかし 改ページ 令和5年5月26日 局長 名古屋城木造天守のバリアフリーについて(指示書) 〇名古屋城は、徳川家康の命のもと公儀普請により築城され、焼失前の天守は城郭として旧国宝第1号に指定されるなど、名実ともにわが国が誇る近世城郭の最高峰であった。 〇この貴重な文化財であった名古屋城天守は、惜しくも昭和20年(1945年)5月14日、名古屋大空襲により焼失したが、先人の不断の努力により金城温古録や昭和実測図、古写真等、詳細かつ豊富な史資料が残され、往時の姿を忠実に復元できる唯一の城であるため、「先人が我々に伝えた貴重な財産であり、これを保存し、後世に伝え、あるいはその活用を図って、国民ひいては世界の文化に寄与することは我々の任務である」と私は考える。 〇同時に、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」等関係法令に鑑み、全ての人がより快適に文化財に親しんでいただけるよう必要な措置や環境整備の努力を可能な限りすべきものと認識している。 ○この視点に立ち高齢者や障害者等の皆様からのご意見もふまえて昇降技術を公募・選定するとともに、5,000人市民アンケートや市民討論会、有識者による検討会議などを通じて昇降技術に関するご意見をお伺いしたところ、「忠実に復元し、国宝を目指してほしい」、「障害の有無や年齢(中略)等を問わず、全ての人が歴史遺産に触れ学べるよう、バリアフリー環境を整えていくべき」「一刻も早く木造復元を進めて欲しい」など、様々なご意見を賜った。 〇史実に忠実な復元建築物のバリアフリーは容易ではないが、皆様の声を真摯に受け止め熟慮に熟慮を重ねた結果、私は名古屋市長として、天守に設置する設備としては地上から大天守地階の間にはスロープを設置し、大天守地階と1階の間には公募で選定した昇降技術を設置することが最適であるとの判断に至った。 〇名古屋城大天守は、防災上・安全上の必要最小限の設備を除き、可能な限り史実に忠実な復元を行い、100年後に復元天守として初の国宝となることを目指すとともに、将来登場するであろう新技術にも期待しつつ、今後も様々な工夫を重ね、名古屋城天守のすばらしさをより多くの皆様に楽しんでいただけるよう努力を続ける決意である。 令和5年6月6日 名古屋市長 改ページ 令和5年5月29日 副市長 名古屋城木造天守のバリアフリーの方針 〇名古屋城は、徳川家康の命のもと公儀普請により築城され、焼失前の天守は城郭として旧国宝第1号に指定されるなど、名実ともにわが国が誇る近世城郭の最高峰であった。 〇この貴重な文化財であった名古屋城天守は、惜しくも昭和20年(1945年)5月14日、名古屋大空襲により焼失したが、先人の不断の努力により金城温古録や昭和実測図、古写真等、詳細かつ豊富な史資料が残され、往時の姿を忠実に復元できる唯一の城であるため、「先人が我々に伝えた貴重な財産であり、これを保存し、後世に伝え、あるいはその活用を図って、国民ひいては世界の文化に寄与することは我々の任務である」と私は考える。 〇同時に、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」等関係法令に鑑み、全ての人がより快適に文化財に親しんでいただけるよう必要な措置や環境整備の努力を可能な限りすべきものと認識している。 ○この視点に立ち高齢者や障害者等の皆様からのご意見もふまえて昇降技術を公募・選定するとともに、無作為抽出により5,000人市民アンケートや市民討論会、有識者による検討会議などを通じて昇降技術に関するご意見をお伺いしたところ、「忠実に復元し、国宝を目指してほしい」、「障害の有無や年齢等を問わず、全ての人が歴史遺産に触れ学べるよう、バリアフリー環境を整えていくべき」「一刻も早く木造復元を進めて欲しい」など、様々なご意見を賜った。 〇史実に忠実な復元建築物のバリアフリーは容易ではないが、皆様の声を真摯に受け止め熟慮に熟慮を重ねた結果、私は名古屋市長として、天守に設置する設備としては地上から大天守地階の間にはスロープを設置し、大天守地階と1階の間には公募で選定した昇降技術を設置することが最適であるとの判断に至った。 〇名古屋城天守は、防災上・安全上の必要最小限の設備を除き、可能な限り史実に忠実な復元を行い、100年後に復元天守として初の国宝となることを目指すとともに、私は将来登場するであろう新技術にも期待しつつ、今後も様々な工夫を重ね、名古屋城天守のすばらしさをより多くの皆様に楽しんでいただけるよう努力を続ける決意である。 令和5年6月6日 名古屋市長 改ページ 名古屋城木造天守のバリアフリーの方針 〇名古屋城は、徳川家康の命のもと公儀普請により築城され、焼失前の天守は城郭として旧国宝第1号に指定されるなど、名実ともにわが国が誇る近世城郭の最高峰であった。 〇この貴重な文化財であった名古屋城天守は、惜しくも昭和20年(1945年)5月14日、名古屋大空襲により焼失したが、先人の多大な努力により金城温古録や昭和実測図、古写真等、詳細かつ豊富な史資料が残され、往時の姿を忠実に復元できる唯一の城であるため、「先人が我々に伝えた貴重な財産であり、これを保存し、後世に伝え、あるいはその活用を図って、国民ひいては世界の文化に寄与することは我々の任務である」と私は考える。 〇同時に、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」等関係法令に鑑み、全ての人がより快適に文化財に親しんでいただけるよう必要な措置や環境整備の努力を可能な限りすべきものと認識している。 ○この視点に立ち高齢者や障害者等の皆様からのご意見もふまえて昇降技術を公募・選定するとともに、無作為抽出による5,000人市民アンケートや市民討論会、有識者による検討会議などを通じて昇降技術に関するご意見をお伺いしたところ、「忠実に復元し、国宝を目指してほしい」、「障害の有無や年齢等を問わず、全ての人が歴史遺産に触れ学べるよう、バリアフリー環境を整えていくべき」「一刻も早く木造復元を進めて欲しい」など、様々なご意見を賜った。 〇史実に忠実な復元建築物のバリアフリーは容易ではないが、皆様の声を真摯に受け止め熟慮に熟慮を重ねた結果、私は名古屋市長として、天守に設置する設備としては地上から大天守地階の間にはスロープを設置し、大天守地階と1階の間には公募で選定した昇降技術を設置することが最適であるとの判断に至った。 〇名古屋城天守は、防災上・安全上の必要最小限の設備を除き、可能な限り史実に忠実な復元を行い、100年後に復元天守として初の国宝となることを目指すとともに、私は将来登場するであろう新技術にも期待しつつ、今後も様々な工夫を重ね、名古屋城天守のすばらしさをより多くの皆様に楽しんでいただけるよう努力を続ける決意である。 令和5年6月6日 名古屋市長 改ページ 名古屋城木造天守復元とバリアフリー 改ページ 目次 1.木造天守復元 2.バリアフリー対応 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 1ページ 1.木造天守復元 名古屋城の価値と意義 ○慶長15年(1610)築城開始 ○慶長18年(1613)以降、清須越が行われ、城下町が誕生 ○名古屋の都市形成と文化・芸能・産業のルーツ ○焼失前の天守は、城郭として国宝(当時)第一号に指定 (参考:国宝(当時)第二号は姫路城) 2ページ 特別史跡名古屋城保存活用計画 ○平成30年度に策定 〇名古屋城を後世につなぐための保存、魅力向上を図る活用(公開)、保存と活用のための整備を進める 3ページ 名古屋城「本丸」の整備 〇本丸整備基本構想 近世期最高水準の技術により築城された名古屋城の象徴である本丸の姿を現代に再現 ?明治初期に姫路城とともに日本城郭の見本として永久保存されることとなった江戸期の名古屋城本丸の姿を再現する ?現存する石垣、建造物等の適切な保存管理と現存しないものの段階的な復元等により、本丸全体を往時の姿が実体験できる場とする 4ページ 名古屋城「天守」の整備 〇木造天守復元の意義 世界最大級の高層木造建築物を外観に加えて、内部空間の構造・意匠の細部に至るまで史実に忠実に復元 ↓ 天守を外からの眺めと共に、天守内部に入り、体感して、我が国の優れた文化と歴史、技術を知っていただく ↓ 特別史跡名古屋城跡の本質的価値の向上と理解の促進 5ページ 〇木造天守復元の意義 逐条解説建築基準法編集委員会「逐条解説建築基準法」(平成24年12月10日初版発行、株式会社ぎょうせい)からの抜粋 「国宝などの文化財は先人が我々に伝えた貴重な財産であり、これを保存し、後世に伝え、あるいはその活用を図って、国民ひいては世界の文化に寄与することは我々の任務である」 6ページ 天守閣木造復元イメージCG (2016年株式会社竹中工務店制作) 7ページ 史実に忠実な復元とバリアフリー 史実に忠実な復元が重要である一方で、障害のある人もない人も共に木造天守を体感していただくためのバリアフリーも重要 8ページ バリアフリーに関する法律 高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー法) 第6条(施設設置管理者等の責務) 施設設置管理者その他の高齢者、障害者等が日常生活又は社会生活において利用する施設を設置し、又は管理する者は、移動等円滑化のために必要な措置を講ずるよう努めなければならない。 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法) 第3条(国及び地方公共団体の責務) 国及び地方公共団体は、この法律の趣旨にのっとり、障害を理由とする差別の解消の推進に関して必要な施策を策定し、及びこれを実施しなければならない。 第5条(社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮に関する環境の整備) 行政機関等及び事業者は、社会的障壁の除去の実施についての必要かつ合理的な配慮を的確に行うため、自ら設置する施設の構造の改善及び設備の整備、関係職員に対する研修その他の必要な環境の整備に努めなければならない。 9ページ 復元の方針 ?調査研究に基づく史実に忠実な復元 (昭和実測図、ガラス乾板写真、金城温古録) ?遺構の保存に十分に配慮した整備 ?防災上の安全確保とバリアフリー (出火防止、避難誘導、初期消火、スロープ、昇降設備など) 昭和実測図(天守の外観、内部を示す図) 大天守1階西側入側のガラス乾板写真 10ページ 復元の考え方 @柱・梁を傷めない 木造建築物の主要な構造部である柱や梁を切り欠いたり取り除いたりしない。 A可逆性 取り外すことにより、往時の状態に戻すことができる 11ページ 2.バリアフリー対応 一般的なエレベーターについて 一般的なエレベーターはサイズが大きい ↓ 梁を取り除く必要があり、設置できない ↓ 車いす利用者、高齢者、けが人等の方々の円滑な移動のための対応が必要 ↓ 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 一般的なエレベーターが梁の間の幅を超える開口部を要することを示す平面図 12ページ 木造天守閣の昇降に関する付加設備の方針 〇基本方針(抜粋) ?新技術の開発には、国内外から幅広く提案を募る。 ?また、協議会を新たに設置し、障害者団体等当事者の意見を丁寧に聞くことにより、誰もが利用できる付加設備の開発を行う。 ?再建後は元来の姿を見ることができるようになり、介助要員、補助具を配置することなどにより、今より、快適に観覧できるようにする。 ?例えば、昇降装置を有する特殊車両を応用し、外部から直接出入りすることや、ロボット技術を活用し内部階段を昇降するなどが挙げられる。 併せてVR技術を活用した体感施設の設置を行う。 13ページ 昇降技術公募とその結果 〇昇降技術の公募の概要 募集する技術 史実に基づく復元にあたり、柱や梁を傷めることのない昇降技術を募集 公募への高齢者、障害者等の参画 高齢者、障害者等からの意見を踏まえ、昇降技術を選定 ・公募の結果 最優秀者 株式会社MHIエアロスペースプロダクション 提案技術 フェリー等の船舶内及び航空機搭乗機材への導入実績のある技術をベースに開発する垂直昇降設備 14ページ 最優秀者の技術 〇最優秀者の実績 ?船舶内で実績のある昇降設備 船舶内に昇降設備を設置した写真 ?航空機搭乗機材 航空機搭乗機材に昇降設備を設置した写真 15ページ 〇一般的なエレベーターとの違い 一般的なロープ式エレベーターが最上部天井裏に機械室、最下部地下に緩衝器を要するのに対し、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が機械室、緩衝器を設置するピットが不要であることを示す断面図 上からロープで吊るのではなく釣り合いおもり、駆動装置等とまとめて片側支持 ロープ式エレベーターに比べ、最優秀者が導入実績を持つチェーンドライブ式昇降設備が狭小空間に設置可能なことを示す平面図 16ページ 〇最優秀者の提案技術の概要 ?定員4名または車いす利用者1名と介助者1名が搭乗可能 ?木造の柱・梁を取り除かずに設置できるよう小型化 ?取り外すことで、史実に忠実な状態に戻すことが可能 搭乗イメージ 車いす利用者1名と介助者1名または直立した人4名がかごに搭乗しているイメージ図 小型化のイメージ 梁の間の開口部に収まるよう駆動部を小さくすることを示すイメージ図 17ページ 昇降技術を入れたらどんなイメージ? 大天守地階における、入場から一般利用(階段)、昇降設備利用による1階との昇降の動線を示す平面図 18ページ 大天守1階における、入場から一般利用(階段)、昇降設備利用による地階・2階との昇降の動線を示す平面図 19ページ 昇降技術なし 昇降設備がない状態の天守閣内部のイメージ図 20ページ 昇降技術あり 昇降設備と搭乗口に至るスロープを設置した天守閣内部のイメージ図 21ページ 4階から5階の昇降設備の位置を示す俯瞰図 22ページ 大天守内部に昇降設備を設置したイメージを示すパース図 23ページ 地上から大天守地階までのバリアフリー対応 本丸内苑からスロープで小天守地階に入り、小天守地階から橋台(スロープ)で大天守地階に入場することを示す平面図 24ページ 3.木造天守復元の進捗状況と今後の予定 令和4年度 解体と復元を一体とした『木造天守整備基本計画』の取りまとめ ・遺構を保護 ・木造天守を復元 ・公開・活用 令和5年度以降 市民アンケート調査 市民討論会 整備基本計画を文化庁へ 復元検討委員会 許可申請手続き 復元工事に着手 現天守閣解体工事 木造天守復元工事 木造天守完成・公開 改ページ ご清聴ありがとうございました 次3ページは空白 改ページ 市民アンケートの概要 (1)調査対象 18歳以上の名古屋市に居住する5,000人(外国人含む) (2)抽出方法 住民基本台帳上から層化無作為抽出(各区の人口に応じて比例配分して抽出 (3)調査時期 令和5年4月19日(水)〜5月8日(月) (4)配布・回収数 標本配布数5,000人 標本回収数1,448人 標本回収率29.0% 改ページ 市民アンケートの結果概要 公募の最優秀者の昇降技術の設置についての問いに対する回答 設置しない 339件 23.4% 1階まで 244件 16.9% 最上階まで 684件 47.2% わからない 120件 8.3% その他 33件 2.3% 不明 28件 1.9% 合計 1448件 100.0% 上記集計結果を示す円グラフ 改ページ 所管事務調査と文化庁提出までのスケジュール 所管事務調査、定例会、委員会関係 6月1日(木)15:30 定例会局長レク(総務課実施) 16:00 局長レク(経済水道委員会現場視察) 3日(土)14:00−16:00 市民討論会→市長ぶら下がり 5日(月)10:30 市長定例記者会見(想定QA) 14:00−16:00 バリフリ検討会議 16:00−16:45 市長レク(ぶら下がり対応) 17:30 市長ぶら下がり(バリフリ検討会議) 6日(火) 定例会報道しばり→正副団幹等への説明 8:45−9:45 市長レク→市長指示 13:30 経水:現場視察 16:45−17:15 市長レク(臨時記者会見対応) 17:15 臨時記者会見(市長指示) 6日〜7日 議員まわり 7日(水) 正副団幹等への説明 13:00 公社対策特別委員会@(観文関係) 15:00 防災・エネルギー対策特別委員会 8日(木) 所管事務調査開会通知 正副団幹等への説明(予備) 9:30−10:30 局長レク(所管事務調査資料・QA確定) 13:00 産業・歴史文化・観光戦略特別委員会 7日〜8日 議員まわり 12日(月)11:00 議会運営委員会(議運)→招集告示、議案発送、報道解禁 13:00−15:00 全体会議 14日(水)10:30 安心・安全なまちづくり対策特別委員会 15:30 公社対策特別委員会A 15日(木)10:30 団長幹事長会(人事案件) 11:00 議運(日程案、質問者一覧、人事案件) 13:00 都市活力向上特別委員会 15:30 所管事務調査(天守・搦手馬出周辺石垣) 18:00 庶務係長会(質問の情報交換)※関係局のみ 16日(金)9:10 市長レク(文化庁提出・ぶら下がり) 11:00 報道情報提供 19日(月)11:00 本会議(開会、市長提案理由説明) 終了後 常任委員長会 終了後 正副委員長会(日程協議、議案説明) 20日(火) 市長文化庁へ提出→市長ぶら下がり 10:00 議案説明会 18:30 庶務係長会(質問の情報交換)※質疑・質問 通告期限