みなさまのご意見をお寄せください。 第20回アジア競技大会を一過性のスポーツイベントで終わらせるのではなく、スポーツの持つ幅広い価値を、本市を取り巻く課題の解決に活用する契機とし、スポーツにより地域の活性化や都市ブランドの向上を図ることで、にぎわいあふれ、市民が誇りを持てる都市を目指すため「名古屋市スポーツ戦略」の案を作成しました。 今後もみなさまと相互に連携をはかりながら戦略の推進をはかっていくため、名古屋市スポーツ戦略(案)に対するご意見をお寄せください。 名古屋市スポーツ戦略(案)概要版 令和3年6月名古屋市 意見募集対象 名古屋市スポーツ戦略(案) 意見募集期間 令和3年6月1日(火)から令和3年6月30日(水)まで 策定予定時期 令和3年8月頃 本編の閲覧及び概要版の配布 本編は以下の場所でご覧いただけます。概要版についても以下の場所で配布しております。 名古屋市公式ウェブサイトでもご覧いただけます。 ・市民情報センター(市役所西庁舎1階)、区役所情報コーナー・支所 ・スポーツ市民局スポーツ推進部スポーツ戦略室(市役所西庁舎12階) ・名古屋市公式ウェブサイト(https://www.city.nagoya.jp/)のパブリックコメントのページ 意見の提出方法 みなさまのご意見は、以下の提出先まで、「名古屋市スポーツ戦略(案)」についてのご意見であることを明記の上、氏名・住所を添え、郵送、ファックス、電子メールにてお送りいただくか、お持ちください。様式は自由です。 ※電話または来庁による口頭でのお申し出につきましては、受付できませんのでご了承願います。 ※みなさまのご意見につきましては、本市の考え方とあわせて公表する予定です。個別に回答はいたしませんのでご了承ください。 提出・問合せ先 名古屋市スポーツ市民局 スポーツ推進部 スポーツ戦略室(市役所西庁舎12階) 〒460-8508 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 ファックス:052-972-4417 電話:052-972-3294 電子メール:a3294@sportsshimin.city.nagoya.lg.jp 応対時間:月曜日〜金曜日(祝日及び年末年始を除く)の午前8時45分〜午後5時30分 ※個人情報の取扱いについて 1 個人情報の取扱いには十分注意し、意見公表の際は個人情報が特定できるような内容は掲載しません。 2 住所、氏名、電子メールアドレスなどについては、名古屋市個人情報保護条例に基づき、他の目的に利用・提供しないとともに適正に管理します。 名古屋市スポーツ戦略 概要 T.策定の趣旨 本市においては、これまで年齢、性別、障害の有無等に関わらず、誰もが安心・安全・快適にスポーツに親しむことができることを目標として、「名古屋市スポーツ推進計画」を策定し、運動・スポーツを「する」「みる」「ささえる」ことで市民のスポーツ実施率向上を目指したスポーツ振興を行ってきました。 こうした中、令和 8(2026)年に開催予定の第 20 回アジア競技大会(2026/ 愛知・名古屋)を一過性のスポーツイベントで終わらせるのではなく、スポーツの持つ幅広い価値を、本市を取り巻く課題の解決に活用する契機としたいと考えています。「2026 アジア競技大会 NAGOYA ビジョン」の示す 4 つのまちの姿(@ 健康・地域活力、A魅力・誇り、B国際交流・多様性、Cイノベーション・持続可能性)の実現に向けた取り組みを進めるとともに、スポーツにより地域の活性化や都市ブランドの向上を図ることで、にぎわいあふれ、市民が誇りを持てる都市を目指すため、「名古屋市スポーツ戦略」を策定することとしました。 市民のスポーツ実施率の向上を目指す「名古屋市スポーツ推進計画」と、スポーツを活かして都市ブランドの向上と地域の活性化を目指す「名古屋市スポーツ戦略」により、本市のスポーツ振興を図ります。 U.計画期間 第 20 回アジア競技大会の開催及びその後を見据え、令和 3(2021)年度から令和 12(2030)年度までの 10 年間を計画期間とします。 V.基本理念 スポーツで名古屋の未来を照らす 人を惹きつける力、熱中させる力のあるスポーツを活かし、名古屋の明るい未来を描きます。スポーツにより地域の活性化や都市ブランドの向上を目指すことにより、にぎわいあふれ市民が誇りを持てる都市、活力ある都市を実現します。 W.名古屋スポーツコミッション(仮称)による新たな取り組み 名古屋市の特色を活かしたスポーツによる地域の活性化、都市ブランドの向上 スポーツ戦略を推進していくエンジンとしての役割を果たすスポーツコミッションの設立を目指します。スポーツコミッションは、大規模大会の誘致・開催支援やスポーツと文化・観光を掛け合わせ、新たな付加価値を創出するスポーツツーリズムの推進等を通じて、スポーツによる地域の活性化、都市ブランドの向上を目指します。 X.戦略の柱 戦略1 地域スポーツ振興戦略 (1)地域の活性化 @スポーツを活用した地域力の強化 A地元アスリートの区役所等での紹介 Bスポーツ指導者の発掘・育成 Cスポーツボランティア制度の充実 Dアーバンスポーツの振興 (2)子どものスポーツの充実 @ジュニアスポーツの交流促進 AトップアスリートOB派遣の仕組みの構築 (3)アクティブライフの推進・健康増進 @名古屋市発祥の生涯スポーツの振興 A企業の健康経営 R の促進 戦略2 スポーツを活かした都市活性化戦略 (1)官民連携の推進 @スポーツツーリズムの推進 Aトップスポーツチームの地域貢献及び拠点の盛り上げ (2)第 20 回アジア競技大会の大会モデルの構築・継承 @大規模競技大会、スポーツイベントの誘致・開催 A大規模競技大会、スポーツイベントをきっかけとした MICE の推進 B大規模競技大会モデルの構築 C国際大会や海外チームの合宿・キャンプを通じた交流促進 Dテクノロジーを活用した環境整備 E新技術のスポーツへの活用(DX の促進) 戦略3 アスリート・指導者等育成戦略 (1)アスリートへの支援 @市民がアスリートを支援する機運の醸成 A有望選手の競技転向支援 Bアスリート支援による都市ブランドの向上 Cジュニアアスリートサポートの充実 (2)指導者等の育成 @スポーツ指導者の発掘・育成(再) A障がい者スポーツ指導員の育成 Bスポーツボランティア制度の充実(再) 戦略4 市民にやさしいスポーツ環境整備戦略 (1)障害者スポーツ等の振興 @障害者スポーツ等の理解促進・普及振興 A障がい者スポーツ指導員の育成(再) B障害者が身近な場所でスポーツに親しむ機会の提供 Cアスリートもパラアスリートもパフォーマンスを発揮できる環境づくり D障害者スポーツセンターのあり方検討 (2)第 20 回アジア競技大会及びその後の活用を見据えた施設環境整備 @大規模競技大会に向けた施設改修 A瑞穂公園の整備 Bトップアスリートを身近に感じられる陸上競技場の整備 戦略5 情報発信戦略 (1)利用しやすい情報発信 @スポーツ関連ウェブサイトの集約 A市内開催大会等の情報発信 Bスポーツレクリエーション情報システムの運用 (2)効果的な情報発信 @プロスポーツチームと連携した情報発信 A学生と連携したスポーツ魅力発信 B大規模スポーツイベントを通じた機運醸成 Cスポーツ情報センター・スポーツ資料展示室の充実 ↓実現に資する 2026アジア競技大会NAGOYAビジョン まちの姿1 健康・地域活力 まちの姿2 魅力・誇り まちの姿3 国際交流・多様性 まちの姿4 イノベーション・持続可能性 Y.数値目標 (1)1 世帯当たりのスポーツ関連消費額 41,737 円(2019 年)→55,000 円(2030 年) (2)名古屋市に「スポーツが盛んである」という都市イメージを持つ市民の割合 37.7%(2020 年度)→60.0%(2030 年度) (3)スポーツセンター等における障害者の利用人数(延べ人数) 268,945 人(2019 年度)→350,000 人(2030 年度) (4)ウェブサイト年間アクセス件数 13,073 件(2019 年度)→200,000 件(2030 年度)(ウェブサイト構築後見直し)