令和3年6月、千種区にある医療法人同心会杉田病院で防災訓練が行われ、地震発生時の初動対応の確認がされました。
この防災訓練には千種消防署も参画させていただきました。
防災訓練では、シェイクアウト訓練、病院の特性を生かして行った避難誘導訓練、火災が発生した想定での初期消火訓練などが行われ、参加者は真剣に取り組んでいました。
訓練後、参加者からは、地震や火災が夜間など職員が少ないときに発生した場合、どのように対応するべきか、更に考えるべきとの意見も聞かれました。
訓練を行うときには夜間など、条件が最も厳しくなる場合を想定し、実施することでより効果が高まります。
夜間の少ない職員で、多くの入院患者さんを短時間で屋外の安全な場所に避難させることは困難です。このような場合には、同じフロアの安全な区画(一時退避場所)に患者さんを一旦退避させ、患者さんが一時退避場所に集合したのち、順に屋外等の安全な場所に避難させる方法もあります。

地震時には声をかけつつ、まず自分の身を守ります。

多くの避難者を避難させるには一旦近くの安全地帯まで。

歩行困難な患者さんは車いすを利用するなど使えるものを有効に活用してください。
その他シーツなどを引いて搬送する方法もあります。
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