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風水害対策に取り組んだ事業所のご紹介

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このページを印刷する最終更新日:2020年12月21日

ページID:135649

令和元年8月下旬、大雨による影響で河川が氾濫し、佐賀県大町町にある工場の焼入れピット内に水が流入したため、大量の焼入れ油等が周辺地域に流出する事故がありました。
焼入れ油が流出した事故の画像

焼入れ油の流出写真

この事故をきっかけに南区内にある大同特殊鋼株式会社星崎工場様が、風水害発生時等の保安対策として浸水の危険性が高まった時に焼入れ油を緊急的に移動させる屋外タンク貯蔵所を設置されました。この保安対策により津波警報発令時に約1時間で焼入れ油をすべて屋外タンク貯蔵所に移すことが可能になりました。大同特殊鋼株式会社星崎工場様は名古屋市が作成した洪水・内水ハザードマップでは浸水被害の地区には該当していませんが、津波ハザードマップにおいては南海トラフ地震発生時、約2時間から3時間で最大1メートルほどの浸水の可能性がある地域に該当しています。
焼入れ油の移動先の屋外タンク貯蔵所の画像

焼入れ油の移動先の屋外タンク貯蔵所

風水害の被害を軽減するためには、日ごろの準備がとても大切です。まず初めにご自身の勤めている会社が洪水・内水ハザードマップ、津波ハザードマップの浸水被害地区に該当していないかを確認しましょう。ハザードマップ上で着色されていなくてもあくまで想定なので日ごろの準備は必要です。さらに施設ごとの応急対策について従業員に教育・訓練をすることも有効です。実際に風水害の危険性が高まってきた場合は、土のう等による危険物施設への浸水防止、危険物質や屋外にあるコンテナ、移動タンク貯蔵所の高所への移動等の対応を取りましょう。

わからない点、ご不安な点がございましたらお気軽に南消防署までご連絡ください。

このページの作成担当

消防局 南消防署 予防課
電話番号: 052-825-0119
ファックス番号: 052-822-6133
電子メールアドレス: 12yobo@fd.city.nagoya.lg.jp

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