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市会だより第144号 議案外質問から

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このページを印刷する最終更新日:2020年4月1日

ページID:66191

 11月28日から12月2日の本会議では、26人の議員が議案外質問を行い、市長初め市当局の考えがただされました。主な質問・答弁の概要は次のとおりです。(発言順に記載してあります。)

11月28日(金曜日)

わしの恵子議員(共産)

市職員の給与に関する人事委員会勧告に対する市長の認識

【質問】民間企業等で名古屋市に準じて給与を決めているところも多いと思う。市長が給与改定を実施しなければ、民間企業等の給与も上がらないのでは。

【答弁】公務員の給料を上げて民間が全部上がる世の中があればいいが、現実は違っている。(河村市長)

松井よしのり議員(自民)

防災減災基金の新設

【質問】名古屋市震災対策実施計画の実効性を担保し、計画を着実に推進するためにも、新年度には基金を設置する必要があると考えるが、基金に対する覚悟のほどは。

【答弁】今後この計画を着実に推進していかなければならないと考えており、基金の設置等も含め検討していきたい。(消防長)

湯川栄光議員(減税)

公園における高齢者の健康・体力づくり

【質問】今回提案した、トータルで行政コストを削減する考え方や、公園における健康づくりを効果的に行うには、局横断的な連携が必要となるが、市長の所見は。

【答弁】良いことだと思うので、足立区等の事例を現地調査し、モデル実施してはどうかと考えている。(河村市長)

近藤和博議員(公明)

認知症による徘徊高齢者への対策

【質問】厚生労働省では身元不明の認知症高齢者等に関する特設サイトを開設し、情報公開を行っている地方自治体ホームページへのリンク一覧を設けたが、本市の見解は。

【答弁】プライバシーの問題を含め、愛知県や愛知県警と協議して対応を検討していきたい。(健康福祉局長)
認知症の徘徊高齢者のイラスト

小川としゆき議員(民主)

同報無線を活用した児童の安全確保

【質問】確認作業と同時に同報無線を利用して犯罪から子どもを守るアナウンスをしてはどうか。

【答弁】災害時以外での使用、緊急時以外の大きな音の発生について、住民に理解いただく必要がある。他都市の状況を調べ、モデル実施してはどうかと思う。(河村市長、消防長)
同報無線の写真

同報無線

冨田ひでとし議員(市権)

認知症ケアパスの作成

【質問】国の計画では、平成25年度から26年度にかけて「認知症ケアパス」を作成することとしているが、本市はどこまで進んでいるか。

【答弁】今年度、千種区においてモデル的に作成する取り組みを開始したところであり、来年度以降、全市への普及を目指していきたい。(健康福祉局長)

岡田ゆき子議員(共産)

高校生のブラックバイト

【質問】地域で調査していくと高校生のアルバイトで違法・脱法と疑われる労働実態がある。実態調査する考えは。また、労働ルールを学ぶ機会をつくる考えは。

【答弁】正確な実態把握に努め、労働基準監督署と連携し、生徒の実態に応じ労働法に関する学習の場を設けていきたい。(教育長)
労働法に関する学習のようすのイラスト

斉藤たかお議員(自民)

名古屋駅のターミナルスクエア

【質問】本市が策定したまちづくり構想にあるターミナルスクエアの設置に向け、強いリーダーシップを取るべきでは。

【答弁】「ターミナルスクエア」の形成に係るプロジェクト調整会議を年明けにも立ち上げ、スピード感を持って具体的な内容検討を進めていきたい。(住宅都市局長)

とみぐち潤之輔議員(減税)

ジェネリック医薬品の最近の動向をふまえた市立病院の経営改善

【質問】ジェネリック医薬品の採用基準を数値化し明確にしていく考えは。

【答弁】すべての後発医薬品を一律の基準で数値化することが妥当かは議論の余地があると考えており、今後とも引き続き、適切な審査・採用に努めていく。 (病院局長)

小林祥子議員(公明)

社会的養護が必要な子どもたちへの支援

【質問】社会的養護が必要な子どもたちを、どう支えていこうとしているのか。

【答弁】社会的養護の下から巣立っていく子どもたち一人ひとりが、「名古屋で育ってよかった」と思っていただけるよう、子どもの視点に立ったさらなる取り組みを進めていきたい。(岩城副市長)

12月1日(月曜日)

橋本ひろき議員(民主)

職員のモチベーションと職場モラール

【質問】人事委員会勧告を実施しないという市長の考えは、職員の士気の低下につながり、組織力が低下し将来の行政運営に支障が出ないか。

【答弁】政治家としての立場と行政のトップとしての立場の接点を見出すため、引き続きパイプ役として努力していきたい。(新開副市長)

うさみいく愛議員(改革)

こども110番の家との交流

【質問】日頃からこども110番の家の方と子どもたちが顔見知りになっておくことが大切であり、体験型防犯訓練は有益と考えるが見解は。

【答弁】より身近に感じられるようにしていくことは危険を回避する上で意義あることと考える。今後交流の取り組みを各学校に周知していきたい。(教育長)

北野よしはる議員(自民)

地域巡回バスの運行時間帯の拡大

【質問】「地域巡回バスご利用アンケート」の結果を踏まえ、運行時間帯の拡大をいつ行うか。

【答弁】さらなる利便性向上と利用促進の観点から、アンケートで寄せられた要望を踏まえた運行時間帯拡大の来年度実施に向け、関係局と協議・調整を進めていきたい。(交通局長)
地域巡回バスの写真

地域巡回バス

余語さやか議員(減税)

のら猫対策

【質問】なごやかキャットサポーター活動を広げるために、活動自体の普及・啓発を今以上に行うことや、活動に対するさらなる支援が必要では。

【答弁】動物愛護推進員と連携を図り、活動の一層の普及に努めるとともに、より活動に取り組みやすくなるような支援のあり方を検討していく。(健康福祉局長)

佐藤健一議員(公明)

不育症について

【質問】市立大学に「不育症研究センター」が11月設置されたが、臨床においても附属病院に「不妊・不育症専門のセンター」を設置すべきでは。

【答弁】年度内の不育に関する治療センター設置に向け検討が進められていると聞いており、引き続きこの分野で全国をリードしていってほしい。(新開副市長)

おくむら文洋議員(民主)

森川邸田舎家の再現

【質問】森川如春庵が茶室としていた田舎家の再現整備を、博物館の敷地内に変更すべきでは。

【答弁】茶道会も1億円を目標とした寄付を集めると聞いている。森川如春庵の足跡を後世に伝えていくことは博物館の役割の一つと考えているため、敷地内での活用方法を検討していく。(教育長)

中村孝道議員(庶民)

大都市特有の複雑・多様化する災害に対する今後の消防体制

【質問】名古屋駅周辺の超高層ビルにどのような消防体制で臨み、リニア中央新幹線駅へどのような消防体制の構築を行うか。

【答弁】超高層ビルの災害発生時の円滑な体制確保に努めるとともに、リニア開業を見据えた万全の消防体制を構築していきたい。(消防長)

浅井正仁議員(自民)

区役所への非常用自家発電機の設置

【質問】南海トラフ巨大地震による津波被害の大きい想定区はすぐにでも始める必要があると思うが、どのようなスケジュールで進めていくか。

【答弁】被害想定で津波浸水被害が大きい中川区など7区から整備を進め、平成28年度から順次運用開始できるよう努めていく。(市民経済局長)

金城ゆたか議員(減税)

「学校生活アンケート」の活用

【質問】アンケート結果を使った指導方法の検討などの子ども応援委員会の取り組みとアンケート年2回の実施についての考えは。

【答弁】子ども応援委員会による学校支援を進める上で大変有効な手立てと認識している。今後は、年2回実施の有効性について研究していきたい。(教育長)
学校生活アンケートのイラスト

田辺雄一議員(公明)

離婚後の親と子の面会交流

【質問】面会交流は市が司令塔の役割を果たしながら、裁判所など関係機関との連携が必要と考えるが、今後の取り組みについての意見と決意は。

【答弁】面会交流が子どもの健やかな成長に不可欠なものであるという視点を持ち、啓発を含めた推進について検討していきたい。(岩城副市長)

斎藤まこと議員(民主)

鶴舞中央図書館に湧き出る地下水の活用

【質問】環境局とも連携しながら湧水を有効活用していく考えはないか。

【答弁】鶴舞中央図書館の湧水は貴重な場所と再認識した。湧水について「水の循環」の学びの場となるよう環境局と連携して取り組んでいきたい。また、具体的な活用は今後検討していきたい。(教育長)

12月2日(火曜日)

玉置真悟議員(政和)

人口減少問題に対する本市の対応

【質問】名古屋市総合計画2018は人口減少の行政区間偏差について書いていない。人口減少問題に対する推進体制の所見を聞きたい。

【答弁】人口減少や人口構造の変化は重要な課題であるといった認識を市役所全体で共有しながら、総合計画の着実な推進に努めていく。(新開副市長)

丹羽ひろし議員(自民)

人事委員会勧告についての市長の対応

【質問】これだけ議員の中からも今回の件はおかしいと意見が出ている。もう一回考え直して今議会に再上程という考えは。

【答弁】私は柔軟にやってもいいと受け取っているので、今こそ上の人達が辛抱するときという考えであるが、いろんなことも言ってある。(河村市長)

林なおき議員(減税)

本市における情報システムの運用とセキュリティーの高度化

【質問】従来の受け身の対策だけでなく新たな対策を積極的に取り入れていく必要があるのでは。

【答弁】外部からの攻撃については日々新たな脅威が発生し対策も常に変化していくものと認識しており、今後も適切な情報保護を図っていく。(総務局長)

かたぎりえいこ議員(市民)

なごやめしのPR

【質問】名古屋の最も大きな観光資源とも言える食文化を、今後どう活用しPRしていくか。

【答弁】なごやめしの背景にある食文化への理解を深めるとともに、市民や事業者と連携した盛り上げ、海外も含めた幅広い地域への情報発信等、一層のPRに向け取り組んでいきたい。(市民経済局長)

西川ひさし議員(自民)

迫り来るPM2.5

【質問】PM2.5の原因物質の一つであるガソリンベーパーを低減させていくため、名古屋がリーダーシップを取り、早急に対策を行うよう国に積極的に働きかけていくべきでは。

【答弁】全国の政令指定都市に呼びかけ、法令改正が早期に実現できるよう、国に対する要望活動をしていきたい。(環境局長)

会派の略称説明

会派の略称説明
自民自由民主党名古屋市会議員団
減税減税日本ナゴヤ
公明公明党名古屋市会議員団
民主民主党名古屋市会議員団
共産日本共産党名古屋市会議員団
民政民政クラブ
維新名古屋維新の会
名市名古屋市民クラブ
市民市民クラブ
市志減税日本 市志の会
庶民減税日本 元祖・庶民革命
市権市民主権クラブ
創名創名会
改革地方分権改革会
無ク無所属クラブ
ナゴナゴヤの会
民和民和会
政和政和クラブ

議員の所属会派の異動等について

 11月14日、「減税日本ナゴヤ」から冨田ひでとし議員の離団届が提出され、同日、「市民主権クラブ(1人)」が発足しました。

 また、11月定例会閉会後の12月10日に、「減税日本ナゴヤ」から近藤徳久議員、園田晴夫議員、林なおき議員の離団届が提出され、同日、「仁心なごや(1人)」、「北無所属の会(1人)」、「中川・市民の会(1人)」が発足しました。

 これに伴い、12月10日、議会運営委員が松山とよかず議員から、金庭宜雄議員に変更になりました。

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市会事務局 調査課 図書広報係
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