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市会だより第142号 議案外質問から

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このページを印刷する最終更新日:2024年4月1日

ページID:61905

6月25日から27日の本会議では、26人の議員が議案外質問を行い、市長初め市当局の考えがただされました。主な質問・答弁の概要は次のとおりです。(発言順に記載してあります。)

6月25日(水曜日)

近藤和博議員(公明)

スマートフォンを所有する子どもの保護者に対する支援

【質問】スマートフォンに対する保護者の理解を深め、正しい知識を身につけるための支援継続が重要と考えるがいかがか。

【答弁】名古屋市独自の啓発活動を考えるよう指示する。今後も、保護者に対する啓発や支援をしっかりと行っていく。(河村市長、教育長)

小川としゆき議員(民主)

庄内川・矢田川の水質改善

【質問】愛知県に対し環境基準の引き上げを要請し、流域の自治体と一緒になって早急に水質改善に取り組む考えは。

【答弁】早速、知事に環境基準の引き上げを要請し、上流の自治体に対し、名古屋市が水質改善に向けて行ってきた取り組みを打ち出していきたい。(河村市長)

かたぎりえいこ議員(民政)

マスコットキャラクターの有効利用

【質問】各局が作成したマスコットキャラクターを横断的に管理することが必要と考える。これらを活用した統一的な広報に努める考えは。

【答弁】マスコットキャラクターの有効利用については、全庁的な組織である広報幹事会において議論していきたい。(市長室長)
エビザベス・はち丸・だなも写真

(左から) エビザベス・はち丸・だなも

岡田ゆき子議員(共産)

認可保育所への企業参入

【質問】他自治体で起きている株式会社等の運営する保育所の経営不振による突然の撤退等、株式会社等の参入への懸念の声にどう応えるか。

【答弁】公募時の事前審査や認可後の公認会計士等による財務諸表等の調査・分析等により、安定した保育環境の確保等に努めていく。(子ども青少年局長)
保育所の写真

保育所の光景

北野よしはる議員(自民)

居住実態が把握できない児童への対策

【質問】自治体の域を超えて徹底して調査するため、全国的な対応を国へ働きかけることも必要では。

【答弁】広域的な調査の仕組みの検討や、警察との関係などの課題について、国に対し今回の調査を踏まえて整理していただくよう強く訴えていきたい。(子ども青少年局長)

冨田ひでとし議員(減税)

乳がん検診の受診率向上

【質問】乳がん早期発見のための啓発アイテム等を市施設に掲示してはどうか。また、個別再勧奨は確実に行われているか。

【答弁】啓発アイテム等の掲出は、掲出先の選定を含めて検討する。また、個別再勧奨は、より効果的・効率的な勧奨方法を検討していきたい。(健康福祉局長)

うさみいく愛議員(改革)

高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種化に伴う周知方法

【質問】非常にわかりにくい制度のため、市民の皆様が一生に一回の接種チャンスを逸してしまうかもしれない。個別通知の実施についてどのように考えているか。

【答弁】国の制度の詳細が明らかになるまでは待つが、個別通知を実施したい。 (河村市長)

木下優議員(公明)

発達障害への支援

【質問】小中学校におけるいじめや不登校を減らしていくために早期発見と早期療育、支援について、プロジェクトチームを作って推進すべきでは。

【答弁】名古屋市発達障害者支援体制整備検討会にワーキング・チームを設置し、保護者の支援等について検討していきたい。(子ども青少年局長)

6月26日(木曜日)

斎藤まこと議員(民主)

人にやさしいまちづくり

【質問】「人にやさしい」や「人のつながり」を具体化するツールとして条例や何らかの枠組みを策定する考えは。

【答弁】都市計画マスタープランや総合計画に掲げた理念の実現に向けて、全庁一体となって「人にやさしいまちづくり」の各種施策に全力で取り組んでいきたい。(田宮副市長)

中村孝太郎議員(民政)

多重債務相談への消費生活センターにおける取り組み

【質問】多重債務相談について、他都市の一歩進んだ取り組みを踏まえ、新たな取り組みを行う考えは。

【答弁】様々な消費生活問題に対してアドバイスを行うとともに、必要に応じて専門家を紹介するなど、引き続き丁寧な対応に努めていきたい。 (市民経済局長)

山口清明議員(共産)

集団的自衛権の行使と日本国憲法

【質問】市長は首相とほぼ同じ見解を述べているが、現在の憲法の下で集団的自衛権の行使は容認できると考えるか。憲法解釈の変更でできるのか。

【答弁】憲法改正は私も支持者だが、大変時間がかかると思われる。議論を深めていただくのはいいが、私は一定の理解をしている。(河村市長)

斉藤たかお議員(自民)

堀川の防潮水門の津波対策

【質問】堀川の防潮水門は巨大地震による大津波には耐えられないと危惧する。新たな防潮水門が必要では。

【答弁】新たな水門の早期整備に向け、今年度は国庫補助による調査を行う予定としており、来年度以降も事業展開が図られるよう、国に予算要求していきたい。 (住宅都市局長)
堀川口防潮水門の写真

堀川口防潮水門 《写真提供》名古屋港管理組合

金城ゆたか議員(減税)

地球温暖化対策計画書制度の活用

【質問】事業者の温室効果ガス削減を効果的に進めるため、計画書制度で集められた情報についてどのように活用を図っていくか。

【答弁】事業者の取り組み事例を現在の事業者ごとの公表に加えて、空調設備などの具体的な取り組み事項ごとにウェブサイトに掲載していく。(環境局長)

荒川和夫議員(名市)

地下鉄東山線ホーム柵設置に伴う課題と対策

【質問】スピードアップを図り運転時間を延長させないようにすることが必要では。また、ワンマン運転の実施予定は。

【答弁】スピードアップはお客様サービスの一つと考えるが、安全を第一に取り組みを進めていく。ワンマン運転については慎重に検討していく。(交通局長)

小林祥子議員(公明)

デートDV防止の取り組み

【質問】被害が深刻化しがちな高校生向けには教材がない。市立高校における指導はどう進めていくか。

【答弁】今年度はデートDVやストーカーについての講座を市立高校3校で実施する。今後は高校生用の啓発資料を活用しつつ、この講座を市立高校全校に拡大していく。(教育長)

橋本ひろき議員(民主)

南海トラフ巨大地震の被害想定を踏まえた避難所への対応

【質問】避難所における備蓄品の分散保管やデジタル移動無線の移設についての考えは。

【答弁】避難所ごとにこれらの対応を早急に進める必要があると考えており、本年度中に必要となる対応策の検討を進め、平成27年度より順次実施していきたい。(消防長)
避難所の備蓄品の写真

避難所の備蓄品

松井よしのり議員(自民)

生活保護受給者への対応

【質問】金銭管理が困難な受給者に対する金銭管理の支援を、ケースワーカーに代わって民間事業者やNPO団体等に委託してできないか。

【答弁】金銭管理を含めた日常生活の支援について、専門的な知識や経験のある民間事業者や団体等の活用を検討していく。(健康福祉局長)

6月27日(金曜日)

浅井康正議員(減税)

住民票の写し等の誤交付

【質問】誤交付が相変わらず発生していることは非常に残念。さらなる再発防止の対策を行う考えは。

【答弁】職員一人一人が、個人情報に対する高い意識を持ち続け、再発防止に取り組めるよう、当局と区役所が共通認識のもと誤交付の防止に向け、一層の努力をしていく。(市民経済局長)
住民票交付窓口のイラスト

玉置真悟議員(政和)

コミュニティ・スクールについて

【質問】教育委員会制度改革を初めとする教育再生の動き等、学校を取り巻く状況も大きく変化している。導入に向けた議論を再開させるべきでは。

【答弁】学校運営の充実を図る仕組みについて、教育を取り巻く状況の変化を踏まえながら、さらに議論を深めてまいりたい。(教育長)

佐藤健一議員(公明)

認知症対策特区

【質問】名古屋市周辺には、研究機関・医療機関が多く存在し、環境的に非常に恵まれた地域である。市長が本気で考え行動すれば、特区化が可能と考えるが、市長の熱意は。

【答弁】せっかくこれだけ認知症のインフラを整えてきたこともあるので、特区化に向けて取り組んでいきたい。(河村市長)

浅井正仁議員(自民)

名古屋を駆けめぐる真っ赤なオープンバス

【質問】平成24年11月議会で質問したが、その後どうなったか。

【答弁】東京で運行されている車両と同じ赤いオープンバスを借りて試験運行する。運行期間は今年の9月18日から10月19日の32日間で、運行ルートや料金については7月中旬をめどに公表したい。(市民経済局長)

湯川栄光議員(減税)

弥富相生山線に関する住民意向の調査

【質問】一般市民の意見を聞くことは当たり前のことではないか。住民意向の調査に対する市長の見解は。

【答弁】道路が通るということは近隣にお住まいの方に大きな影響がある。色々な意見があるが、有権者の方の考えを聞くことが私の仕事だと思っている。(河村市長)

丹羽ひろし議員(自民)

近隣市町における敬老パス制度の導入

【質問】他都市から敬老パス制度導入に対する要請があった場合どう対応するか。

【答弁】本市の地下鉄、市バスの利用促進につながり、近隣市町からのご高齢のお客様の利用増加が期待されることから、当該団体と諸課題の解決を図るべく取り組んでいきたい。(交通局長)

山田まな議員(減税)

民間活力を導入する行政改革

【質問】本市における行革の定義を時代に即したものに再定義する必要があると思うが、市長の考えは。

【答弁】私にとっての行革は市民の払った税金が1円でも有効になるようにすること。人を減らすだけではなく、民営化なども含んだ戦略的行革とならなければならない。(河村市長)

成田たかゆき議員(自民)

新たな保健委員のあり方 -保健環境委員-

【質問】本年2月に保健委員会から提出された「保健環境委員」への改称などを内容とする要望を、どのように受け止めているか。

【答弁】要望は保健委員の皆様の総意と受け止めている。今回の要望の実現に向けて、環境局とともにしっかりと検討していきたい。(健康福祉局長)

岩本たかひろ議員(自民)

子どもと高齢者とのふれあいの促進

【質問】新たな受け皿となる介護施設等について調査し、それに基づき小中学校に対して情報提供するような仕組みづくりはできないか。

【答弁】介護施設等にアンケート調査を行い、小中学生の受け入れ可能な施設の情報を地域の学校等に提供していきたい。(健康福祉局長)

会派の略称説明

会派の略称説明
自民自由民主党名古屋市会議員団
減税減税日本ナゴヤ
公明公明党名古屋市会議員団
民主民主党名古屋市会議員団
民政民政クラブ
共産日本共産党名古屋市会議員団
維新名古屋維新の会
名市名古屋市民クラブ
市志減税日本 市志の会
庶民減税日本 元祖・庶民革命
改革地方分権改革会
無ク無所属クラブ
民和民和会
政和政和クラブ

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