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6.自転車の共有(利用する)

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このページを印刷する最終更新日:2012年7月27日

ページの概要:名古屋市自転車利用環境基本計画について

6.自転車の共有(利用する)

効率的な自転車利用のあり方

これまでの自転車対策と限界

これまでの自転車対策は、放置自転車対策としての駐車場整備、歩行者の安全性確保を目的とした自転車走行空間の整備に代表されるように、需要に応じた整備を基本としています。

自転車は、昨今の環境志向や健康志向の高まりにより、今後、ますますその利用が増加することが予想されます。自転車駐車場の整備は、こういった自転車需要に対応した整備を行う必要がありますが、自転車利用が増加する状況においては、用地の確保やコストの点から困難になることも考えられます。そのため、今後、自転車利用が増加するなかでも、自転車の利便性を損なわずに、都市における駐車空間を減少させる対策が必要と考えられます。

所有から共有へ

都心部や駅周辺において、自転車の駐車が発生するのは、個人や会社で所有している自転車を利用していることが原因です。自己所有の自転車であるために、都心部の目的地や駅周辺で、帰宅・帰社するまで、駐車が発生します。しかし、都心や駅周辺に、もともとあった自転車を借りて、自宅や会社まで帰るのであれば、次の日に都心部や駅周辺に自転車で行っても、駐車するのではなく、借りた自転車を返すということになります。返した自転車は、また別の人が利用できることになるため、長時間の駐車は発生しません。

つまり、自転車を所有するのではなく、皆で共有することができれば、利用者は現在の利用形態と何ら変わることなく、自転車を利用することができ、かつ自転車の駐車を減少させることができます。そこで、自転車の所有から共有が実現できる対策が必要となります。

コミュニティサイクルの特徴と期待される効果

自転車を所有するのではなく、共有し、利用する取り組みは、近年、ヨーロッパを中心に実用化され、短距離・短時間の移動を目的とした新しい交通手段として、世界中の都市で導入が進んでいます。こういった新しい交通手段を「コミュニティサイクル」と呼んでいます。

従来のレンタサイクルは、レンタサイクル店が所有する自転車を、利用者が借りて、借りた場所に返すことが原則となっています。これに比べて、コミュニティサイクルは、単に借りるのではなく、共有することを目的としています。つまり、皆で所有している多くの自転車を好きな場所から利用し、どこへでも返すことができ、いつでも借りることができます。

コミュニティサイクルは、自動車から“公共交通+コミュニティサイクル”への転換によるCO2排出量の削減効果、自転車の利用による回遊性の向上、自転車の所有から共有への転換による放置自転車台数の削減といった効果が期待でき、更には、健康や良好な都市環境の形成にも寄与することが期待されています。

コミュニティサイクルと公共交通

自転車は環境にも健康にも優れた乗り物でありますが、すべての人が利用できる交通手段ではありません。高齢者や体に障害がある人は利用が制限される場合もあり、超高齢社会を迎えるにあたっては、すべての人が利用できる公共交通機関の充実が不可欠と考えます。また、自転車は一度に1人しか運ぶことができないため、一度に大量の人を運ぶことのできる地下鉄やバスの必要性は変わりません。

そのため、本市では、自転車の賢い使い方として、コミュニティサイクルの普及により総駐車台数の減少を図るとともに、公共交通の利用促進や公共交通を補完する交通手段としての役割を担うよう、公共交通機関と連携した利用のための仕組みづくりが必要であると考えています。

名古屋市における自転車共有システムのイメージ

公共交通機関と連携した自転車の共有システムは、都心部や郊外駅など、地域によって異なる方法が考えられます。

名古屋市における自転車共有システム(都心部と郊外駅での活用イメージ)

このページの作成担当

緑政土木局路政部自転車利用課駐車対策係

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ファックス番号

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