公園・街路樹関係の各種仕事の紹介

　皆さんが安心・安全に施設利用できるように、公園巡視員による点検を行っています。

　古くなった公園を全面的に造り直したり、新しい遊具を置くなどして、魅力ある公園にしています。

　　なごや西の森づくり

　公園緑地などの緑の空間は、自然とのふれあいの場として、生活にうるおいとやすらぎを与えるとともに、様々なレクリエーションの場として活用されています。また、災害時には避難場所としての機能も持っています。良好な状態で公園を維持するために、主に以下のような維持管理を行っています。

　壊れた施設や危険個所は、速やかに修繕したり、撤去・更新しています。遊具やトイレの故障や不具合、公園灯の不点、側溝・集水桝のつまりなど、異常を発見したときは通報にご協力ください。

　樹木の枝葉を切り詰めることを剪定といいます。公園の樹木は、四季の移り変わりを楽しませてくれるとともに、暑い夏に木陰をつくるなどの機能を持っています。そのため、公園の樹木は定期的な剪定を行わず、自然な樹形のまま育てることを基本としています。公園灯の灯りをさえぎる支障枝の剪定や、公園全体が暗くなるのを防止するための下枝の剪定が主な作業になります。

　公園の低木や中木は、見通しを確保するため、年に1回の刈込みを行っています。

　港区の公園では、年に3回をめやすに除草を行っています。また、公園愛護会など、市民の方がボランティアで除草に協力してくれています。

　公園樹に害虫などが発生して、公園の利用に支障を及ぼす場合には、被害を受けた枝葉を切除するなどして対応しています。農薬・殺虫剤等は、住民や子ども等の健康被害や周辺環境への悪影響を及ぼす恐れがあるため、使用をせずに対応しています。

　根を張り、枝葉を広げながら、大きく生長していく街路樹は、まちに風格を感じさせ、市民共有の大切な財産です。街路樹は生き物ですので、まちの財産として健全に育てていくためには、様々な手入れが必要です。植えた直後は問題がなくても、大きくなるにしたがって信号や電柱、地下の埋設管などの施設と競合したり、道路の舗装を根が持ち上げたりすることも起きてきます。限られた道路空間の中で、街路樹を適正に管理し、健全に育てていくために、主に以下のような維持管理を行っています。

　樹種や立地条件にあわせて、街路樹の枝葉を切り詰める作業(剪定、せんてい)を行っています。樹形を整えるために秋から冬にかけて行う骨格剪定の他、車や歩行者の通行の安全を確保するために、下枝剪定・支障枝剪定・やごかきなどの作業を行います。また、十分に広い歩道幅があるなどの条件がそろった路線では、できるだけ自然の樹形に近い姿を維持するように管理しています。

　歩道と車道の境界沿いにある低木などの植え込み(植樹帯)には、まちに彩を添えるため、花の咲く種類を多く植えています。枝が伸びすぎると、安全、快適な通行に支障となるため、樹種に応じて年に1回程度の刈込みを行っています。

　本市では、街路樹の根元や植え込みなどについては年1回から2回の頻度で除草を実施しています。街路樹愛護会が設立されている路線などでは、市民の方がボランティアで歩道の清掃や除草などを行っています。

　街路樹に害虫などが発生して沿道に多くのご迷惑を及ぼす場合には、被害を受けた枝葉を切除するなどして対応しています。農薬・殺虫剤等は、住民や子ども等の健康被害や周辺環境への悪影響を及ぼす恐れがあるため、使用をせずに対応しています。

　樹木が大きく育ってくると、地表に近い部分の根が太くなり、周囲のブロックや舗装面を持ち上げることがあるため必要に応じて修繕しています。

　公園や街路樹の維持管理作業については、地域の皆様で組織された公園愛護会や街路樹愛護会にご協力いただいております。愛護会の皆様には、除草やゴミ・落ち葉の清掃、夏のかん水、草花の手入れなどの活動を行っていただいています。 また、遊具の故障や施設の不具合などの通報にもご協力いただいています。

　公園内でお祭りや運動会などを行う場合には、事前に都市公園内行為許可の手続が必要となります。

　気軽にスポーツを楽しんでいただけるように、テニスコートや野球場などの有料公園施設を設置しています。