食中毒ミニ知識
ページの概要:食中毒の原因となる主な細菌・ウイルスについて
名古屋市瑞穂区役所 郵便番号:467-8531 名古屋市瑞穂区瑞穂通3-32 電話番号:052-841-1521(代表) 所在地、地図
名称 (発症までの時間) | 特徴 | 主な原因食品等 | 予防方法 |
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ノロウイルス (24から48時間) | 人の小腸のみで増える。感染すると回復後もしばらくの間便の中にウイルスを排出する。少量のウイルスで感染。 | 調理従事者から汚染された食品・カキ等の二枚貝 | 食品は中心部まで十分加熱(85から90℃で90秒間以上)。調理前、トイレの後など手洗いをしっかり行う。 |
カンピロバクター (2から7日) | 牛、豚、鶏、ペットなどの腸管に存在。特に鶏肉から多くに見られる。少量の菌で感染する。 | 鶏肉の刺身・霜降り・鶏肉料理 | 鶏肉の保存は、専用容器に入れて他の食品と接触しないようにする。中心部まで十分加熱。ペットを触った後は手をよく洗う。 |
サルモネラ (12から48時間) | 豚、牛、ペットなどが保有。 鶏卵からも見つかる。サルモネラ・エンテリティテ゛ィスの場合は少量の菌で感染する。 | 鶏卵・鶏・豚肉・卵を使用した生菓子 | 食肉や卵は十分加熱。卵は冷蔵庫で保管し、早めに食べる。ペットを触った後は、手をよく洗う。 |
腸炎ビブリオ (平均12時間) | 海の泥土に存在。海水温が上がると活発化し魚介類に付着。適度な塩分を好む。 | 魚介類の刺身・寿司 | 魚介類は真水でよく洗い、冷蔵庫で保存。 寿司は早めに食べる。中心部まで十分加熱。 |
腸管出血性大腸菌O157 (2から7日) | ベロ毒素という強力な毒素を産生。少量の菌で感染。 | 牛レバ刺し・ハンバーグ | 食肉は中心部まで十分加熱(75℃1分以上)。生肉や生レバーを食べない。食肉を取り扱った後、手・調理器具は十分洗浄・消毒。 |
黄色ブドウ球菌 (平均3時間) | 人の鼻腔、毛髪、手指(化膿した部分) などについている。食品の中で増殖する時に毒素を作り出す。 | おにぎり・弁当・生菓子 | 手洗いをしっかり行う。手や指に傷がある時は食品に直接触れない。 |
セレウス (嘔吐型:1から5時間/下痢型:8から15時間) | 土、ほこりなど自然界に広範囲に存在。穀類、豆類など多くの食品から見つかる。熱に強い「芽胞」の形になる。増殖する時に毒素を作る。 | チャーハン・ピラフ・パスタ | 炊き上げたご飯やゆでたパスタを冷ます時は、急速に冷ます。常温での放置をしない。 |
もっと詳しくお知りになりたい場合は、瑞穂保健センター健康安全課食品衛生・動物愛護等担当までお問合せください。
調理前、生の肉や魚・卵を触った後、トイレの後、おむつ交換後、吐物の処理後など。
手洗いをしっかり行います。
食品、調理器具はよく洗い、清潔を保持します。
冷蔵庫や調理場はよく清掃します。
調理は迅速に行います。
調理した食品は室温下に放置しないで、冷蔵庫で保管します。
十分な加熱調理を行います。
*ノロウイルスの場合は、人の小腸でしか増殖できませんので、1と3を行いましょう。
瑞穂区役所瑞穂保健センター健康安全課食品衛生・動物愛護等担当
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:052-837-3291
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