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地域で活躍している団体へインタビュー!

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このページを印刷する最終更新日:2022年1月27日

ページの概要:地域で活躍している南区医師会、南区薬剤師会にインタビューを行いました。

はじめに

令和3年5月から10月にかけて行われた新型コロナウイルスワクチン集団接種(1、2回目接種)において南区集団接種会場に従事していただいた南区医師会長・山口賢司さんと看護師・角田明美さん、南区薬剤師会長・日比野正範さんにお話を伺いました。

南区医師会 会長  山口賢司さん(山口病院)

南区医師会 会長  山口賢司さん

南区医師会の概要について

南区医師会は、会長1名(山口医師)、副会長5名をはじめ134名の会員、90弱の診療所で構成されています。

医師会の活動は主に2つあり、まず1つは患者さんの病気等の発症予防に関する活動と治療です。もう1つはいざという時に会員同士でフォローしあう活動で、医者が体調不良などで診療できなくなった際に、患者さんを医師会の医師が代わりに診察したりすることです。

ここ1年は、会議などが対面からオンライン形式になり、大きな総会などは対面とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。

新型コロナウイルス感染症と医療の状況について

地域の診療所は、新型コロナウイルス感染症の診断はしていますが、治療は大きな病院でないと行っていません。これからは内服薬(治療薬)が承認されれば、地域の診療所でも治療が可能になるかもしれません。(インタビュー令和3年12月20日現在情報)

外来患者は新型コロナウイルス感染症の影響で激減しました。感染症にかかることが怖くて、持病の治療に必要な薬が無くなっても受診を控える患者さんもいました。今は電話による再診が認められ、受診方法も変化しています。

オンライン診療についても一部医療機関が行っていますが、まだ本格的ではありません。自分自身は整形外科医でオンライン診療は難しいです。耳鼻科、眼科等直接症状を診て治療する診療科のオンライン診療は難しいですが、どんな方法で行うかなど、情報を共有しているところです。

南区ワクチン集団接種における南区医師会の役割、活動

医師会からは、予診と接種を行う医師と、接種の介助と接種後の経過観察を行う看護師を派遣しました。

会長として、主に従事者のシフト調整を行いましたが、多くの医師・看護師が手を挙げていただき、難なく調整できました。

会場では当日従事する医師同士で役割分担を柔軟に対応していただけましたし、会場内の消毒などを看護師が積極的に行ってくれて感染症対策もしっかりできていたと思います。

集団接種に従事した感想や思い

ワクチン集団接種は医師会として医師・看護師各300名を超える派遣を行い、過去にない大きなプロジェクトでした。1,2回目のワクチン集団接種を終えた達成感、無事行えた安堵感や充実感を感じています。そして、南区医師会として協力体制ができていることも実感できました。

従来から医師会・歯科医師会・薬剤師会でつながりがあるため、会場での薬剤師さんとの連携もスムーズでした。

南区医師会 山口賢司さん インタビューの様子

インタビューをうける山口医師

個別接種と集団接種で感じた違いについて

個別接種については、普段見ている患者さんがほとんどなので、特段心配はありませんでした。診療所によっては、個別接種対応が忙しい、接種後の経過観察に15分かかるなど、普段の外来患者さんを待たせるなどの診察への影響がありました。

集団接種の場合、初対面の方への診察・接種が基本となります。アレルギーをお持ちの方や過去に迷走神経反射等が出現した方はベッドで接種するなど、個別の事情で対応しました。

医師として考えるこれからのコロナ対策・ワクチン接種について

現状の感染予防対策を継続して行っていくことが大事です。また、可能であれば、ワクチンの抗体価も減少するため、3回目のワクチン接種もしていただいた方がいいと思っています。

地域の皆さまへのメッセージ

南区医師会は地域住民の皆さまが地元で自分らしい生活が送れるよう医療の立場から支援をしています。また、診療のみならず、地域包括ケアにも関わり、皆さまが住み慣れた町で最後まで過ごしていただく試みも手伝っています。介護保険等にも携わり、ケアマネージャー等介護職とも連携しています。病気・介護など医療に関することは主治医や看護師にご相談ください。

インタビューを終えて

医師会の皆さまには地域のために多くの医師・看護師を派遣していただき、ありがとうございます。地元の先生方が従事していただけてとても安心です。

ちなみに山口先生はインドア派で、趣味はプラモデルづくり!塗装も手掛けるそうです。

令和4年1月からワクチンの3回目接種が受けられるようになりますが、医師会の先生方には南区での集団接種に従事していただきます。引き続き、よろしくお願いします。

看護師 角田明美さん(山口病院)

看護師 角田明美さん

南区ワクチン集団接種における看護師の役割、活動について

ワクチン接種を行う医師の介助、接種後の経過観察に従事しました。

集団接種会場には南区内の診療所から複数の看護師が来ており、専門職同士、相談しながら活動をしていました。

従事する時に気を付けていたことについて

接種介助では、ペアになる医師・看護師が初対面の場合もありましたが、「接種にいらっしゃった方を待たせてはいけない」という共通する思いがあり、お互いに協力し、スムーズに接種が進められるよう心掛けました。

経過観察では、会場の消毒をしつつ、待っている方の顔色や言動にアンテナを張り、声をかけるようにしていました。安心してもらうため、常に優しい声、笑顔を絶やさないよう気を付けていました。

医師に聞きたいけど聞けなかったこと、些細すぎて聞いていいのかわからなかったこと等ワクチンに関する質問も多かったです。そのため、聞きたいことが聞けるような雰囲気をつくり、接種後の不安・副反応等の相談にのるようにしていました。ワクチンに関しての情報を集め、勉強もしました。

看護師 角田明美さん インタビューの様子

インタビューをうける角田看護師

Q.集団接種に従事した感想や思いについて

使用した場所の消毒作業等、一日の従事は大変でした。体調不良の方が出た場合には救護スペースで見守りをしたり、処置をしたりと臨機応変な対応が求められます。

同じ日に従事する他院の看護師と協力し、初めての従事する看護師には経験者が申し送りをし、改善できることはその場で相談して対応しました。

集団接種に従事したことで色々な医師、看護師とお会いすることができました。情報交換できたこともよかったです。

インタビューを終えて

集団接種会場では地域の方のために寄り添い、優しい声かけや笑顔、感染症対策など安心できる環境づくりにご協力いただきました。ありがとうございます。

看護師の方々も1月からの集団接種に従事されます。引き続き、よろしくお願いします。

南区薬剤師会 会長 日比野正範さん(第2どうとく薬局)

南区薬剤師会 会長 日比野正範さん

南区薬剤師会の概要、業務内容

薬局にいる薬剤師は、直接、患者さんに対して薬の説明やアドバイスをしますが、薬剤師会の役割は会員の薬剤師に対して情報発信をしていくことなどがあります。最近では、災害時に備えて、中学校の近くの薬局に備蓄薬品を置くことができるよう整備を進めています。南区では現在4か所ほど置くことができました。

普段の活動の中で、医師会や歯科医師会と災害対策含め様々な場面で連携しています。とてもありがたく思っています。

新型コロナウイルスと南区薬剤師会

薬剤師会の会議等は専らZoomを使ったオンライン会議になりました。

私は薬局経営をしていますが、薬局の患者さんが半数以下に激減しました。三密を避けるため、ちょっとした風邪や花粉症での通院を控える方が多くなった印象があります。

南区ワクチン集団接種における南区薬剤師会の役割・活動

集団接種会場での主な役割は、看護師とともにワクチンの準備を行うことでした。ワクチンは冷凍状態で会場に運ばれてくるため、「解凍→生理食塩水で希釈→注射器に充填」という作業が必要です。作業自体は薬剤師が行える業務ですが、薬局で注射器に触れることはあまりありません。ほとんどの薬剤師が注射器を扱うこと自体、大学での実習以来でした。

地域の皆さんが安心・安全にワクチン接種を受けるためには、薬剤師が技術を学びなおさなければいけないと思い、南区薬剤師会では集団接種が始まる1か月ほど前から区内の薬局で独自の研修会を開催し、練習を繰り返しました。私も約2か月間毎日、注射器に触れて感覚をつかむ練習をしました。

また、南区薬剤師会の薬剤師は南区以外の集団接種会場やパロマ瑞穂スタジアムなどの大規模接種会場に派遣されました。遅刻やドタキャンで任された仕事に穴をあけないこと、各会場に従事する看護師としっかり連携をとりながらワクチン準備を行うことを心がけました。

集団接種に従事した感想や思い

「失敗してはいけない」というプレッシャーや緊張感はありましたが、医師や看護師と連携してワクチンの準備作業を円滑に行うことができたと思います。

また、集団接種によって、普段なかなかお会いすることのない医師や看護師の方々とお話する機会ができ、色々な情報交換をすることができました。

南区薬剤師会 会長 日比野正範さん インタビューの様子

インタビューをうける日比野薬剤師

薬剤師として考える今後のコロナ対策・ワクチン接種

もうすぐ3回目の接種が始まりますが、1・2回目のように医師や看護師と連携をとることができれば不安はないです。

集団接種会場において医師、看護師の仕事は見えますが、薬剤師の仕事は見えづらいと思います。実は陰で頑張っていることを多くの方に知ってもらえると嬉しいです。

地域の皆さまへのメッセージ

ワクチンについての誤った情報に惑わされないようにしてほしいです。ワクチンに関することはもちろん薬のことで心配なことがあれば、お気軽に近くの薬局へご相談ください。

インタビューを終えて

南区薬剤師会の皆さまが地域のために集団接種に向け事前準備をし、多くの薬剤師さんが協力してくれました。ありがとうございます。

ちなみに、日比野先生は趣味の釣り。最近、釣り以外に新たな趣味を見つけられたそうです。

薬剤師の方々も1月からの集団接種に従事されます。引き続きよろしくお願いします。

南区集団接種会場の様子

集団接種会場の様子




左上 経過観察ブースの様子
右上 接種ブースの様子
左下 薬剤準備ブースの様子
右下 予診ブースの様子

1,2回目の集団接種では、社会医療法人宏潤会様に、だいどうクリニック(南区白水町)の講堂を会場としてご提供いただきました。

ご協力ありがとうございました。

このページの作成担当

南区役所区政部総務課庶務係

電話番号

:052-823-9311

ファックス番号

:052-811-6360

電子メールアドレス

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