ナデシコビジョン2023（名東区将来ビジョン）を策定しました!

　ナデシコビジョン2023（名東区将来ビジョン）は、区民会議での議論や区民の皆さまからのご意見をもとに、2023年に向けて名東区がめざすべき姿を明らかにし、その実現に向けた取り組みをまとめたものです。
　子どもや子育て世帯が多い一方、急速に高齢化が進んでいる名東区。安心・安全なまちづくりへの関心が高い名東区。豊かな自然にあふれ、スポーツや文化・芸術活動が活発な名東区。これらの現状や課題を踏まえ、「未来」「ひとの輪」「地域」「きれい」「笑顔」をキーワードに5つの将来像を掲げました。
　今後は、ビジョンに掲げる施策の目的や方向性を区民、市民団体、事業者の皆さまや関係機関と共有し、協働・連携を進めることにより、このビジョンの基本理念である『つながるまち、ひろがるまち名東』の実現をめざします。
　人の「つながり」によって生まれた輪が地域の力となり、まちの活気が「ひろがり」、名東区がより住みたくなるまちとなるよう、皆さまとともに職員一丸となって取り組んでまいります。
　今後とも区政へのご支援、ご協力をよろしくお願いします。

　令和2年5月　　　　　名東区長　　土本　仁美

　名東区将来ビジョンは、区を取り巻く社会状況の変化を踏まえ、めざすべき区の姿を明らかにし、その実現に向けた中長期の取り組みを体系化するものです。名古屋市総合計画2023 と整合性を図りながら、区における独自施策や区で展開する市の各局施策のうち区の特色を生かした施策をまとめ、区における個別計画として策定します。
　計画期間は、令和2（2020）年度から令和5（2023）年度までの4か年計画とします。（名古屋市総合計画2023と終了時期を合わせます。）
　また、名東区の花であるナデシコを、区への愛着を示すシンボルとして普及する意味を込め、「ナデシコビジョン」という愛称で呼びます。

　「つながるまち、ひろがるまち名東」

　名東区では平成19（2007）年に公表された「区役所改革基本計画」を受け、平成20（2008）年度から毎年度「ナデシコプラン（区政運営方針）」を策定し、区民の皆さまとともに多様な施策を展開してまいりました。
　プランでは『つながるまち、ひろがるまち名東』を理念として掲げ、「人と人のつながり」を起点に地域の輪を広げ、まちの活気につなげるという考えに立ったまちづくりを進めるとともに、より広く理解や協力を得られるよう、理念の普及・浸透をめざして取り組んでまいりました。
　今後、少子化・高齢化がさらに進行し、多様化・複雑化する社会経済環境下にある中で、名東区が持続的に発展していくためには、人と人がつながり、絆を深め、地域社会の中でみんなが互いに支え合うことがより大切になってきております。
　このビジョンの基本理念は、引き続き『つながるまち、ひろがるまち名東』とし、人のつながりによって生まれた輪が、地域の大きな力となり、まちの活気につながるよう、人の絆を大切にしたまちづくりを進めます。

1. 地域で安心して子育てができる環境づくりを進めます
2. 子どもや青少年が地域で健やかに成長できる環境づくりを進めます
3. 子どもを虐待から守るまちづくりを進めます

1. 高齢者や障害者など誰もが地域で安心して暮らせるよう支援します
2. 地域ぐるみで共に助け合い、互いに尊重し認め合い、共生できるまちづくりを進めます
3. いくつになっても健康で生きがいを持って暮らし、地域で活躍できるよう支援します

1. 災害に備え「自助」「共助」「公助」の役割を意識し、迅速かつ的確な対応が行える災害に強いまちづくりを進めます
2. 犯罪や交通事故がなく、安心で安全な地域づくりを進めます

1. 身近な自然に親しむ環境をつくります
2. 快適な生活環境づくりを進めます
3. 次世代につなぐ環境に配慮した暮らしを推進します

1. まちの魅力資源を活かし、にぎわいと交流のあるまちづくりを進めます
2. 生涯を通してスポーツや文化・芸術活動に親しむまちづくりを進めます
3. 区民が主体となり、多様な協働・連携を進めるまちづくりに取り組みます

1. お客様に満足いただけるサービスを提供します
2. 区民ニーズを的確に把握し、区政に反映します
3. 区民の立場に立ち、よりわかりやすい情報発信・情報提供を進めます
4. 区内公所や関係機関等との連携を強化します
5. 公共施設の適切な維持管理、保有資産の有効活用を進めます

「ナデシコビジョン2023」本編のファイルは、サイズが大きいため、ファイルを開くのに時間がかかることがありますのでご注意ください。

なお、分割ダウンロードファイルも用意してありますので、ご覧いただきますようお願いします。