平成26年1月14日 市長定例記者会見
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名古屋市役所 郵便番号:460-8508 愛知県名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 電話番号:052-961-1111(代表) 所在地、地図
おはようございます。1月14日(火曜日)の会見を始めたいと思います。
まず、ジャンパーを着とりますけれど、名古屋市水道給水開始100周年について、ご報告をいたします。
バックボードや、私が今、着ておりますPRジャンパー、バッジにも、水をイメージしたアクアブルーで「100」をデザインしたシンボルマークが付いております。バックボードの色がこのアクアブルーというんですか。それから、わしのここ(胸)に付いとるバッジです。
年頭記者会見や広報なごや1月号の表紙でも触れましたが、ということで、繰り返し申し上げておりますけれど、広報なごやの市長コラムにつきましては、河村たかしさんが本当に書いておりますので、市民の皆さんもぜひ読んでちょうだいと。僕も全部が全部。広報なごやは全部自分で書いております。いろんな書き物がありますので、全部書いとるわけではありませんけれど、広報なごやは本当に書いとりまして、楽しみに。皆さんに名古屋のええところをいろいろ知っていただきたいという思いで、心を込めて、ちゃんとインタビューしまして書いております。
広報なごや1月号の表紙でも触れましたけれど、名古屋市の水道は大正3年に給水を開始してから、今年で100周年を迎えます。100年の間、「断水のないなごや」「おいしいなごやの水」という伝統を築いてまいりました。
広報なごや1月号の(市長コラムの)一番最後のところに、「ナゴヤ人はみんな知っとる。ナゴヤの水、木曽川の水はうみゃあ。ほんだけど、うみゃあ水道水はあたりまえだにゃあよ!」と。そういうふうに結んでおきました。
そういうことでして、名古屋上下水道局の、類いまれなると言ってええか、技術もあると思いますが、何といっても長野県や岐阜県の水源地の皆さんの温かいご配慮といいますか。特に有名なのは、御嵩町でありました、(産業)廃棄物(処分場計画)ができるときに、皆さん努力されてですね。町長はあのときに暴漢に襲われたということまであって、(計画から)守ってくれました。産(業)廃(棄物)の廃棄(処分)場は、木曽川のすぐそばですから。
そういうこともあって、うまい水が飲めるということですので、ぜひ名古屋市民の皆さんにおかれましては、岐阜や長野の皆さんに「サンキュー・ベリーマッチ」という気持ちを忘れんようにお願いしたいと思います。
今年は、普段当たり前のように使っていただける水道について、100周年を機に、市民の皆さんにあらためて関心を持っていただき、楽しみながら理解を深めていただけるようなさまざまな100周年事業を開催してまいります。
その皮切りといたしまして、明日1月15日(水曜日)から21日(火曜日)まで、栄のオアシス21におきまして、「水道歴史写真展」を開催いたします。
水道にまつわる工事現場や施設、そこで働く人々の様子など、明治時代から今日に至るまでの貴重な写真49点を展示いたします。初公開の写真も含まれておりまして、現在の名古屋の水道を築いた先人たちに思いをはせていただくきっかけになればと思います。
私も、明日ですが、10時30分からオアシス21で行われますオープニングセレモニーに参加いたしますので、市民の皆さんにも、ぜひおいでをいただきたいと思います。
写真(付きの資料)が(手元に)行っとると思いまして。今日、幹部会で言っていまして、あまり言いたくないですけれど、言いたくないこともないんですけれど、今、名古屋のまちにいろいろ昔の写真を。ここから見た100年前の名古屋というのをやろうとしておりますけれど、ちょうど名古屋の水道も、100年前の写真ですけれど、(資料を)見ますと、左側に。皆さんもぜひ、名古屋の楽しみの1つですけれど、こういう写真がありまして。これも100年前の写真ですけれど、ここに本町通の、ちょうど広小路から南を写した写真がありますわね。左側の角は、江戸時代、牢屋だったところですが。まあ、ええんですけれど。
古い写真を見たときに、これはどこなんだと、今の名古屋の。ということを、正確にそれを推理すると。結構楽しいんですわ。これ(資料)で見ますと、この写真の左側に、何だった?
(当局:一閑張(いっかんばり)。)
一閑張か。あれは何の商売だったな。
(当局:紙を、漆を塗って器を作るという。)
何か、一閑張という、紙、漆を塗ってそういうものを作る店が。「一閑張」って、看板がきれいに見えるんですね。ぜひ市民の皆さんも。
鶴舞図書館に行きますと、戦前の電話帳が1つあります。そうすると、屋号が分かっとると、住所が分かるということですけれど。それから、住宅地図も戦前のやつがありますので、これは、出とるんですよ。住宅地図に。戦前の。
今で言う本町通(広小路本町交差点)の岡谷鋼機さんの目の前よりちょっと南ですね。その辺のところに、この「一閑張」というお店の名前が明確に記述されておりまして、これは(資料の写真では)道路の左側にありますので、本町通の西側にあるということですので。
別にこのくらいの失敗も悪いわけじゃないんですけれど、昔あったところを記述しようというのはなかなかええセンスなんですけれど、これ(資料にある現在の街並みの写真)は北から南を見ていますけれど、この(資料にある)昔の写真は、南から北を見た写真です。
一閑張の店が(本町通の)西側にあるということと、(資料にある昔の写真の)ずっと先っぽのほうを見ていって、(水道管の)筒っぽをこうやって上げたり下げたりしとるようですけれど、その足場組みの右側に、ちょっと高い角が小さく見えますけれど、これが当時の長谷川時計舗という時計店のタワーだろうと。だろうというより、間違いないということでして。これが実際に特定される写真です。
こういうふうに、名古屋中に一応ずっといろいろ作って、皆さんで。産業遺産ですね、今はやりですけれど、名古屋の歴史を楽しんでいただければというんだけれど。
(資料にある)古い写真を見とると、鉄管を埋める向かって右側のところに、水道局の偉いさまだと思うけれど、この威張っとる姿が何とも言えんですね。職人を上から見下ろして、「お前ら、ちゃんとやっとるか」という、この雰囲気。これは今にも通じるのか、通じんのかは、ちょっと定かではありません。ということですが、ぜひ、こうやって、水道管。
ただ、名古屋のまちというのは、本当によかったらしいですよ。空襲前は。この昔の城下町のところ、碁盤割からずっと。だけど、こういう周りのうちも全部空襲で焼けちゃったということです。
そこからつくってきた名古屋のまちですが、ぜひ見ていただいて、「なるほどな。こうやってやったんだな」といって。「水道局の偉いさまは威張っとるな」といって。こういう感じですけれど、見ていただければということです。
次に、名古屋市では、守山区上志段味に今も残る古墳を活用いたしまして、「歴史の里」を整備することとしておりますけれど、この「歴史の里」基本計画案がまとまりましたので、ご報告をいたします。
「歴史の里」として整備する志段味古墳群は、今からおよそ1700年前の4世紀から7世紀にかけて約70基の古墳が造り続けられ、前方後円墳をはじめ、帆立貝式古墳や円墳、方墳など、さまざまな形をした古墳が歩いて見て回れる狭い範囲に集中して築かれているという点で、日本で唯一の古墳群と言えるということです。
主な整備内容としては、古墳が築かれた1700年前の姿に完全復元したり、実際に人が埋葬されていた石室に入ることができるようにするなど、調査研究の成果に基づいて、本物の歴史を肌で感じていただける場所にしてまいります。
さらに日本初の試みとして、本物の古墳を市民の皆さんが発掘できるようにします。本当かね。これはなかなかのことですけれど。また、見るだけでなく、埴輪づくりや勾玉づくり、古代の食事など、五感を使って歴史に触れられるようにしていきます。
本日は、「歴史の里」として整備を行う中社(なかやしろ)古墳から出土した家形埴輪を持ってきましたので、皆さんにご覧いただきたいと思います。ということで、これね。ちょっと触らしてちょう。
(当局:ぜひ持ってください。)
本物だそうです。
(当局:本物です。)
本物でしょう、これはね。
(当局:1700年くらい前のものです。)
1700年ぐらい。
(当局:はい。)
そうですか。後でちょっと説明していただきます。
この埴輪は、4世紀中頃のものと思われるということでして、東日本で最も古いものと考えられています。このように、日本全体で見ても非常に重要な埴輪などが出土しております。
今日は、特別に本物を持ってきましたが、1月26日(日曜日)まで見晴台(みはらしだい)考古資料館に展示してありますので、ぜひ一度、お越しいただきたいと存じます。
「歴史の里」は中部国際空港からも1時間ほどであり、国内をはじめ海外からも多くのお客さんにお越しいただくことで、年間100万人を超える来訪者を出迎えるようなということで、割と大きく。珍しく、教育委員会にしては、「100万人を超える」というふうに言っておりますが、ちゃんとやってもらわないといかんで。ほんだでね。
日本一の古墳群として、しっかりと施設整備をしていきたいと思います。
なお、2月11日(火曜日・祝日)まで、「歴史の里」基本計画案のパブリックコメントを実施しております。計画案は、区役所や市役所市民情報センター、名古屋市公式ウェブサイトなどでもご覧いただけますので、市民の皆さまから、計画案へのたくさんのご意見をお寄せいただきますよう、よろしくお願いいたします。
ということで、せっかくおみえになりますから、説明などお願いいたします。
(当局:お願いいたします。この、私が今、手に持っている家形埴輪は、1650年から1700年くらい前に作られたものと考えられています。
まだ当時、家形埴輪がたくさん出ていない頃のものでして、基本的にはこういったものは近畿の大和政権の古墳で出てくるものなんですが、まだまだ家形埴輪が出そろっていない時期に、早い段階で志段味古墳群の中にこういった家形埴輪が入ってくるということで、中央政権にとって志段味古墳群がいかに大切な場所であったかということをまた表すようなものだと思っています。
見晴台考古資料館は、今、24年度の調査成果を展示する展示会をやっておりますので、よかったら、ぜひご覧ください。ありがとうございました。)
おとっつぁんの方はどうだね。せっかくだで、しゃべっていきゃあ。
(当局:「歴史の里」のパブリックコメントを募集しておりますので、たくさんご応募いただければと思います。よろしくお願いします。)
という硬い雰囲気でしたが、(家形埴輪 復元予想図パネルを指して)これは何。(家形埴輪の写真パネルの破片を指して)ここのばらばらのやつのこれは、(家形埴輪の復元予想図パネルの)どこら辺を集めたわけ。
(当局:(学芸員が持つ家形埴輪を掲げて)これは(家形埴輪の写真パネルの破片Aを指して)これですね。)
(家形埴輪の写真パネルの破片Aを指して)これだろう。これ(学芸員が持つ家形埴輪)が、(家形埴輪の写真パネルの破片Aを指して)それだろう。
(当局:そうです。)
(家形埴輪 復元予想図パネルのAの箇所を指して)ここの位置であろうと。
(当局:そうです。なので、この(学芸員が持つ家形埴輪の)破片。比較的大きいのですが、復元していくと、(家形埴輪の全体像は)かなり大きなものになると想定されています。)
大きくなるな。そういうことですね。家を作って、亡きがらは、(家形埴輪 復元予想図パネルを指して)この中にあったの? そうでない、副葬品かね。
(当局:古墳の上にお供えするようなものなので。埋葬される人は古墳の中に入っていると思います。土の中に入っていると思います。)
土の中にね。なるほどね。
昔は、死んでもまたもう1個、世の中があると思われていましたからね。二元論で。ほんだで、ここでまた幸せに暮らしてちょうという、そういうことでしょう。
(当局:恐らくそういう。意見としては、そういう話もあります。)
ありますね。(学芸員が持つ家形埴輪を)触らせてもらうとね。焼いてあることは焼いてあるな。
(当局:はい、焼いています。)
素焼きか何か。絵の具は何だね。昔から付いとったの?
(当局:これは多分、焼いたときの、火の当たりが良くなかったところではないかなと思います。)
なるほど。はい、分かりました。
家形埴輪の写真
それから、最後に、ボランティアマッチングイベント「ぼらマッチ!なごや」について、ご報告します。
3月2日(日曜日)、午後1時からナディアパークにおきまして、ボランティア活動を希望する人とボランティアを募集している団体や施設とのマッチングを行うイベント、「ぼらマッチ!なごや」を開催いたします。
ボランティア団体や福祉施設による20のブースや、ボランティア活動を簡単に体験できるコーナーなどを回って、ボランティアをしてみたい方が直接団体や施設の方とお話をして、自分に合ったボランティアを探すことができます。就職活動でよくある「企業展」のボランティア版です。
また、午前10時からは年齢やテーマ別のボランティア講座を開催します。実際にボランティア活動を行っている方のお話を聞いて、具体的な活動のイメージをつかんでいただくことができます。
参加をご希望される方は、区役所などで配布しているチラシや、市民活動推進センターウェブサイト「なごや ぼらんぽナビ」をご覧いただくか、広報なごや1月号におきましても、はがきに貼り付けることができる応募用紙を添付しております。
ぜひ、ボランティアに興味があるという方は、これを機に一歩を踏み出していただけたらと思います。
ということで、(応募は広報なごや)1月号の見開きのところに。それでなくてもいいんですけれど、(問い合わせの)電話をかけていただくだけでもいいんですけれど、ぜひ。
若い方もそうですけれど、僕らの、65歳ぐらいの、一応、第一の人生をつつがなくといいますか、過ぎてこられた方が、「今度はちょっと世のため人のために何ぞやろうか」という方は、ぜひ応募いただいて。
学区連(絡)協(議会)の中でやっていただくのも1つですけれど、また他にいろんな活動のメニューがありますので、裾野を広げないといかんがやと。気持ちのある方はぎょうさんみえるんですわ、実は。だけど、なかなかね。学区連(絡)協(議会)も大変ええところもありますけれど、地元の偉いさまがようけござるもので、何となく尻込みする場合もあるということでして。
消防団なんかも、ぎょうさんの人に入ってもらうように、今、やっておりますけれど、こちら(市民活動推進センター)にお問い合わせいただきますと、いろんな活動が一応ここに集まっておりますので、どうですか、こうですかと、こういうご紹介ができるということですね。
(当局:はい。)
そういうパターンでの参加と、あと、減税をしておりますので、ぜひ。110億円、年間、100万世帯ありますので、法人分も入れてですけれど、世帯当たり1万1000円と。法人も入れてですけれどね。また寄附していただくのも、参加の1つの形態なんだわね。それも大変貴重なことですので。
その場合、抽象的に寄附するのがええ方もおみえになるけれど、陸前高田の中学生(「陸前高田市の子ども達を名古屋市へ招待するプロジェクト」)なんかが一番典型的だけれど、このために使ってほしいと。こういうことをと。東山動物園で、例えば、ライオンなり、トラちゃんの誰々をというのもオーケーです。分かりやすく、特定の寄附ですね。目的がこれだというのもいいですけれど、そういうサービスを、こちら(市民活動推進センター)で、職員がフォローさせていただいておりますので、ぜひ応募いただきたいと。
広報なごや1月号を見てちょうよ。1面の裏にはがき(に貼り付けることができる応募用紙)が書いてありますので。はがきを出していただいてもええですけれど、はがきを出していただかなくても、メールでもええし、(問い合わせは)電話でも結構です。せっかくだで、しゃべっていってちょうだい。
(当局:ちょうど今日から、先ほど市長からもお話がありましたが、「ぼらチャリvol.2」が、この「ぼらマッチ!なごや」(が開催される)3月2日の日まで同時に行われます。「ぼらチャリvol.2」の方は、お買い物や飲食をしていただきながらクーポンで投票していただくという仕組みで、楽しみながら寄附とか、あと、イベントでボランティア体験などを経験していただきたいなと考えております。
ここで少しでも関心を持っていただいた方には、今の「ぼらマッチ!なごや」に参加をしていただいて、実際に自分に合ったボランティアを探していただいたり、次の一歩を踏み出していただけたらなと考えております。
どちらも本当に気楽に参加できるイベントですので、ぜひ市民の皆さまにはご参加をいただけたらなと思っております。)
ボランティアという名前が付いておりますけれど、本当は、NPOというのは別に無償でやらなくても結構で、本当はね。収益事業ばかりではちょっと困りますけれど、関連のある収益事業もやっていただいて、残ったお金をみんなで分配しないというのが、実はNPOの本質ですので、別に給料をもらってまったって、どうってことない。1つの事業形態としてあるというのが、インディペンデント・セクターという、独立したセクターの意味ということなんですが、そういう難しいことを言う前に。
何かちょっとね。ちょこっとでも、何ぞ骨を折ることはないかなという方は、ぜひ、電話というより、どうすりゃええんだ。
(当局:これ自体は、広報なごや1月号で見ていただくと、「ぼらマッチ!」も「ぼらチャリ」も書いてありますので。)
そうですか。とにかく広報なごや1月号を見てちょうということだね。
(当局:はい。それが一番分かりやすいかと。)
まず、そこに。で、電話をかけると、こういう職員が返答しますので。ぜひ、そんなことでご参加をいただきたいと思います。そういうことです。ご苦労さまでした。
私からは以上です。
(記者)
仕事が始まって2週目になりましたが、敬老パスの進捗状況はどうなっていらっしゃいますか。
(市長)
敬老パスは、この間、話があって、「とにかく(敬老パス)一部負担金は上げない」と言って、はっきり健康福祉局ならびに交通局に話をしまして。じゃあどういうところで(交通局への負担金の)上限、キャップをつくるかという辺の議論が残っとるところです。127億円だったか。(敬老パス一部)負担金を入れてですけれど。今、それでやっとるんだで、それでええじゃないかと僕はそう思うんですけれど。それより減らすぐらい頑張らないといかんがやと思っとるんです。
例えば、若い人が減ってきたら有料乗車人数が減るじゃないですかという話もありますけれど、そういうのは、世の中みんなそうなんで。それを見込んで初めから値上げしていくというなら、商売なり、企業局の意味がないじゃないかと。そんなものに。努力しないといかんがね。コストダウンもそうだけれど、名古屋中を面白うして、ちいとはようけ乗ってもらえるようにするとか。「そういう経営努力をしないといかんがね」と言って。そういう話を、今、しとるところです。
(記者)
それでは、(敬老パス一部負担金を)上げないということは交通局も含め理解済みで、あとはどう。
(市長)
それは、理解しとると思いますよ。わしは言っていますから。「上げえせん」と。
(記者)
確認ですが、では、据え置きということでよろしいですか。
(市長)
まあ、あと、交通局への負担金のキャップ(上限)を幾らにするかと。
(記者)
そこの議論は残っているけれども、(敬老パス一部)負担金に関しては据え置きだと。
(市長)
私はそう言っています。そうじゃない? 本当に。空気を運んどるのが、空気が年寄りに変わって、何で金をようけ取るの。分からんですよ、わしも。「どうなっとるんだ」と言って。年寄りという言い方は悪いけれど。わしも含めてだけれど。
むちゃくちゃようけ乗って、バスが年寄りであふれたと。増便しないといかんとか、そうなれば別ですよ。それと、朝晩の通勤通学のときにようけ乗られて、通勤通学の学生さんや勤め人が困るということになれば別だけれど、なりませんから。みんなちゃんと分かっているので、すいたときに乗られるんでね、お年寄りは。
それと、やっぱり経営努力をしないといかんですわ。経営努力を。原発と同じで、いわゆる総括原価方式でね。これだけ原価が増えていけば、そのまま全部売上に転嫁できるということをやっとったら、ようなりませんよ。
(記者)
敬老パスの話ですが、「両局、(敬老パス一部負担金を上げないということを)知っていると思いますよ」というのは、もうこういうふうにやっていくと了解して、あと、(交通局への負担金を)幾らでやるという折衝が残っているという意味なのか。それとも、市長がおっしゃっているから、そういうふうに市長がおっしゃっていることは理解しているという意味なのか、どちらなのですか。
(市長)
そうはっきり言ってありますから。こういうような会合で。
(記者)
要するに、もうそれは決まっていてというか、健康福祉局と交通局も、「もう分かりました」と。「(敬老パス一部)負担金は上げません」と。
(市長)
そういう感じですよ。わしが市長なら、そうならないとおかしいわね。これがならなんだら、市長でないということですよ。
(記者)
市長のおっしゃるとおりで、首長の発言ですから、これはもう市として(敬老パス一部負担金を)上げない方向だということでいいのですか。
(市長)
だけど、完全に決めるときは、またちゃんと言いますのでね。あと、お金(の話)もちゃんと詰めて。一部だけで抜き取って報告するというのは、おかしいでしょう。
(記者)
もちろんそうですが、今、こういうふうに触れられている以上は、関心事なので。市としての方向としては、(敬老パス一部)負担金を上げずに、市からの持ち出し(となる交通局への負担金)の上限を決めるというところで、今、議論しているということですか。
(市長)
そういう感じです。
(記者)
では、(敬老パス一部負担金を)上げないということは、名古屋市としては最終決定と。
(市長)
そういうことを言うと、一部の結論の中で、お金が幾らと全部セットにならないといかんでしょう。そのときに、1個抜いて話すと、おかしいじゃないですか。
(記者)
ただ、市長がおっしゃっているとおり、最終責任者である市長の発言と市の最終決定が違うというのもまた不思議な話で。
(市長)
それはおかしいですよ。違っとったら。わしは(敬老パス一部負担金を)「絶対上げん」と言っとったがね。某マスコミでもないけれど、(敬老パス一部負担金を上げるという)そういう話がありましたので。「それは違うで」と言って。いろいろ、滑った、転んだ、ありましたけれど。私は「上げる」と言ったことはないし。私は、職員のせいにしたとか何とかいうけれど、そんなことはありませんよ。一切。そんなもの。
(記者)
名古屋市として、結局、来年度は(敬老パス一部負担金を)上げないということで、いいですか。
(市長)
その分、だけど、一部だけの、パート的に抜くというのは、ええかどうか知りませんけれど。
(記者)
でも、市長から発言されているわけですから。
(市長)
俺は、言っていますよ。こんなことになった以上は。はっきりしていかないと。
(記者)
そこは興味のある方がたくさんいらっしゃるので。
(市長)
いやいや、何か(敬老パス一部負担金を)上げるような報道もあったり、変なふうに一部抜いた、何であんなふうになったか、知らんけれども。それは、私は。
(記者)
では、市としては、来年度は(敬老パス一部負担金を)上げない方向でということでよろしいですね。
(市長)
河村さんは、その会合で、「(敬老パス一部)負担金を上げない」ということを明言したというのが事実です。そういうことですわ。
(記者)
先週の金曜日に予算案が公表されましたが、その中で、敬老パスは要求額未定ということになっていましたが。
(市長)
はい。
(記者)
そうすると、予算額、来年度提示する額というのは、今年度より増やして、(交通局への)負担金の部分をカバーするということになるのですか。
(市長)
それを今、議論しとるところです。127億円なのか、どうなのかと。僕は、それでええと思うんだけれどね。
(記者)
(交通局への)負担額に関しては、まだはっきり決めていらっしゃらない?
(市長)
うん、まだ残っとる。この間ちょっと話を聞いて。交通局の言い分もありましたので聞いて、また議論するということでしょう。
(記者)
(敬老パス一部)負担金を上げないということは、予算額を上げないと厳しいのかなというふうに思うのですが。
(市長)
いやいや、それは、答申(今後の高齢者の生きがい施策のあり方について(報告)<意見具申>)は、このままやっていくと、高齢者がたくさん乗って、カウントしとることになっていますので、と言ってはいかんけれどもね。なっとるもんで、そうすると、どんどん、どんどん、必要な(交通局への)お金が増えていくから、そうであるなら、(敬老パス一部)負担金を上げないといかんという、そういう結論でしょう。答申(今後の高齢者の生きがい施策のあり方について(報告)<意見具申>)は。
だけど、今みたいに(交通局への負担金の)上限を定めれば。よっぽど突発事故が起きて、年寄りがものすごく乗って増便しないといかんとか、そんなことはあり得んですけれど、また余分なことを言うと紛らわしくなるけれど、要するに、この金額で頑張ろうとなれば、別に(敬老パス一部)負担金を上げんでもいいですよ。答申(今後の高齢者の生きがい施策のあり方について(報告)<意見具申>)とは矛盾しないですよ、全然。それでできるがね。
(記者)
でも、今の段階では、来年度提示する予算額については、まだ市と話し合っていらっしゃる段階ということですか。
(市長)
そういうことです。
(記者)
市長、それに関連して、細かいことですが、以前、「上飯田連絡線(で敬老パス)を使えるようにしてほしい」というような陳情があったと思うのですが、そのとき市長は結構前向きな発言をされていたと思うのですが、それについては、市長は今どういうふうに考えておられますか。
(市長)
使えるものは、ようけ乗ってもらえるために、とは考えていますけれど。
(記者)
またそれを、確かプラス4億円だか何だかかかるという試算があったと思うのですが。
(市長)
4億円もかからんでしょう。あれは、1,300万円でなかったですか。確か、上飯田連絡線(の運賃)だけだとすると。
(記者)
それは、市長は引き続き、今回の検討の中でやれるように考えていくと。引き続き。
(市長)
それは考えるんです。経営努力ですわな。経営努力。
(記者)
それと、27年度の秋にマナカ方式に移行するというのを考えているみたいですが、それはまだ続行していると考えていいのですか。
(市長)
それも続行しています。
(記者)
そうすると、それらの予算もカバーできる形で、今回の改善は行われると。
(市長)
まあ、できるんじゃないの? いろいろ改善の余地って。いろいろメニューはありますけれど。外部委託はまだ2件だけだしね。営業所。とか、個別の話はまた何としても、いろいろ考えられると思いますよ。幾らだった、忘れちゃったな、すごい予算ですから。1,700億でしょう。 忘れた。不正確なことを言ってはいかん。
(記者)
プライスキャップ(上限)を、定額化した場合、交通局に行くお金は何名義になるのですか。
(市長)
それもあるもんで。
(記者)
それは健康福祉局からの支出になるのですか。
(市長)
その議論もありますわね。
(記者)
その議論は大事な議論で、それもまだ決められていなくて、「(敬老パス一部負担金を)上げない」などということをまず先に言うことができるのですか。
(市長)
それは経営体としてできるでしょう。
(記者)
予算編成も迫っていますし。
(市長)
それは十分議論すればええと思います。形式的にどういう仕組みでお金(交通局への負担金)を出すかと。一般的な補助金になれば、どこから出るのか、きちっとあれしないといかんですけれど。
(記者)
財政局案もできていて、健康福祉局からの支出なのか、はたまた一般財源からの補助金としての総務局からの支出なのか、それもまだ決められないうちに、「(敬老パス一部)負担金だけ上げない」ということを言えるのですか。
(市長)
経営って、そんなもんです。経営というのは、まず値段を上げないと。それで、頑張るんですよ。ちょっとマスコミと違うんですよ、そこが、総括原価方式と。商売というのは、みんなそうです。
(記者)
あと、(交通局への負担金を)定額制にすると、敬老パスを使う方がどれだけ乗ったとしても変わらないと。つまり、ほとんどただで乗っているようなことになるのですが、そうなったときに、普通運賃を払っている若年層の理解は得られると思いますか。
(市長)
だけど、うーん、まあ、そこのところは政策選択ですわね。
(記者)
どういうふうに理解を呼び掛けていかれますか。
(市長)
それは、高齢者に乗ってもらうということで。
(記者)
でも、いくら乗っても(交通局への負担金額は)同じなんですよね。定額制にすると。
(市長)
(交通局への負担金が)ようけになっていくより、定額にした方がええがね。
(記者)
(高齢者が)ようけ乗ってくれたら、収入が増えるわけですよね。(交通局への負担金を)定額制にしたら、どれだけ乗っても市(交通局)の収入は増えないですよね。
(市長)
市(交通局)の収入といいますか、負担が増えないじゃないですか。
(記者)
乗った分だけ増えますから。(交通局への)負担金を払ってくれますし。
(市長)
しかし、もともと空気を運んで動いとるでね。どうもおかしいんですわな。それと、もともと補助金は出ていますので。路線の補助金なんかが。
(記者)
それとは別に(交通局への負担金を)定額制にすれば、それは補助金になりますよね。交通費ではなくて。
(市長)
形式的に言えば、そういう、ではないかという話になりますけれど。だけど、今でも(補助金が)出ていますわね。
(記者)
さらに上乗せするということになりますよ。(交通局への負担金を)定額制にしたら。
(市長)
だけど、今みたいにやっていきますと、(高齢者が)ようけ乗るようになると、何やら知らん、ものすごい金が増えていってしまいますわな。
(記者)
だから、(敬老パス一部)負担金を増やすという議論が始まったのだと思いますが。
(市長)
(敬老パス一部)負担金ばっかりじゃなしに、そもそも増えていくんじゃないですか。どこでどうするか知らんけれど。一般会計なのか、健(康)福(祉局)なのか、知らんけれど。負担が。(高齢者が)ようけ乗ると。勘定しとると、そうなるでしょう。それはまずいと思うよ。
それは、余計と子どもに。子どもは税金を払っていないと言ったらいかんですけれど、家族で見れば、世帯で見ればええけれど、そういう敬老パスを持っていない人との世帯からの税金が入っていくことになるわね。そういうことをやると。
(記者)
だからこそ乗っている人が負担すれば、その人たちも使いやすくもなるし、というのが健(康)福(祉局)の言い分ですよね。
(市長)
乗っている人が負担を。
(記者)
利用している人が。敬老パスを。
(市長)
はいはい。だけど、今だと、税金で増えていくでいかんがね。(敬老パス)一部負担金だけじゃないもの。増えていくのは。一般会計からのというか、健(康)福(祉局)からの投入(である交通局への負担金)が増えていくわけでしょう。ずっと。それを抑える意味は、でかいですよ。
(記者)
それだと、先に(敬老パス一部)負担金を上げるとか据え置くとかの話ではなくて、その制度を先に議論すべきではないでしょうか。今、乗れば乗るほど健(康)福(祉局)からのお金(交通局への負担金)が増えているということが問題なのであって。
(市長)
そうそう。それは、何かおかしいんだね。もともと走っとるから。公共交通網そのものを充実させるわけじゃないものね。もともと空で走っとるのに、人がようけ乗ったやつが、何で市民の負担が増えないといかんかという話。じゃないですかね。
(記者)
市長としては、敬老パス利用の高齢者が何人乗ったかというのは、極端なことを言うとカウントしなくてもよくなるということですか。
(市長)
カウントについても、私は疑問を持っとるの。本当のことを言うと。1人頭4万円乗ったことになりますけれど、4万円ということになりますと、バスで言うと180円でカウントしとる。360円の往復で言いますと、3日にいっぺん、30万人の敬老パスを持っとる人が、全員が3日にいっぺん乗ったことになるんです。バスでだけれど。
これはどうなっているんだと。本当に乗りますかね。やっぱり乗っとるのかね。
(記者)
つまり、過剰にカウントしているのではないかということを疑っているということですか。
(市長)
そういうのは、ややこしくなるといかんで、しゃべりませんけれど。いろんな話を聞いたことがありますよ。それより、直感的に3日にいっぺん乗っとるか考えてみりゃあいいがね。30万人が。全員ですから。
ようけ乗っとる人もありますよ、当然。ものすごく乗っとる人も。俺もちょっと、年寄りと言ってはいかんけれど、(敬老パスを)持っとる人がほとんどのイベントがありましたので、この間、聞いてみましたけれど。俺が聞いたところでは、「全員が乗っとらんのではないか」と言っていましたけれどね。分からんですわ。これは、ちゃんと調べないと。いいかげんなことを言ってはいかん。
それより、その便が走っていると。ちゃんと、一定の経費をもって、そのバスの路線が、1時間に何本か知らんけれど。その経費でええんでないの? ということです。その経費で。
公共交通網をどう維持していくか。今の名古屋の中で、これだけのバス網、地下鉄の路線、これはこれで維持しましょうといったら、それでええんじゃないですか。ということですわね。
(記者)
予算案のお話で、今回、待機児童対策に予算が付いて、それはいいのですが、一体いつになったら待機児童ゼロになるのか、教えていただけないでしょうか。
(市長)
今、全力でやっていまして、結局、ゼロという定義が非常に難しいんですけれど。実際はね。
(記者)
定義が難しい中で、市長選のときに「待機児童ゼロ」という話を市長はおっしゃられて、例えば2月定例会が終わるとなると1年たつわけですが、市長選のときの「待機児童ゼロ」というのは何だったのでしょうか。
(市長)
それは、(待機児童を)ゼロにするということで。
(記者)
「待機児童ゼロ継続」とまで言っていましたよね。
(市長)
はい。
(記者)
一度もゼロという数字を見たことがないのですが。
(市長)
わしは、子ども青少年局からも、「ゼロと言っていいですか」と、「いいです」と言うことで、それに従ってやってきたと。
(記者)
先ほどの敬老パスのときに、市長の首長としての発言、市の行政運営者としての最終の発言として、「待機児童ゼロ」というのはどう市民に説明するのですか。
(市長)
今、全力でまだやっておりまして、今度は保育園の園長さんの、この間、(民間保育所長研修)会にも出てきまして。皆さんも「全力で協力する」と言っていただいておりますので、総力戦がまず始まります。
今のところは子ども青少年局といいますか、そちらの仕組みで(保護者へ保育園の紹介の)連絡をしておりましたけれど、今度は、保育園の園長さんの力を、ありがたいことですけれどお借りして。それぞれ、プライバシーは大事にしますけれど、この子をどうやって引き受けるかということについて一個一個詰めていくという作業が、これは初めてですけれど、始まりますので。
そういう方向を取りながら、ゼロを実現していくということですね。
(記者)
先ほどの敬老パスの財政的な問題ですとか、待機児童対策ですとか、もうちょっと言うと市長のSL構想とかですが、減税をやめて110億円を使えば、市長の申し上げている主張というのは、実現に一歩近づくものではないかというのが、市民の単純な質問として出ているのですが、ここに対してはいかがでしょうか。
(市長)
そんなもの、「公約をやめたらどう」という言い方でしょう。そんなことはいけませんよ。減税は減税で、別個の一個とした確立した政策なのであって。
もし「減税をやめて」と言う人がいたら、こう言ってやってくださいよ。「じゃあ、減税をやらずにやる前になぜやらなかったのですか」と。できたじゃないですか。保育園だってたくさんつくればええし、基幹バスだって、もっとガーンと負担を減らしてやればよかったじゃないですか。そこの話を全然置いておいて、「減税をしたからその金をよこせ」というのは、それはむちゃくちゃな話ですよ。
(記者)
では、市長としては、市長選のときのマニフェストは整合性が取れているというような。
(市長)
それを実現するためにやっていますので、取れとりますよ。
(記者)
例えば今の敬老パスの問題でも、減税をやめたとしても救済はしないということですか。
(市長)
減税はやめません。そんなむちゃくちゃな、「公約を破ってええ」というような、ジャーナリストがそんなことを言ってどうするんですか。減税は、別個の、独立した、一つの立派な政策なんですよ。
(記者)
では、マニフェストに載っていた「待機児童ゼロ継続」というような文言は何なのですか。
(市長)
今も全力でまたやっとるじゃないですか。
(記者)
では、いつから。今年の春にでも見られるのですか。ゼロという数字は。
(市長)
見られるようにやっています。
(記者)
見られるか、見られないかを聞いているのです。
(市長)
見られます。けれども、それは政治のことですから、「100%が99%で終わった場合に切腹しろ」と言われても困るよと。ということでありますけれど、それにふさわしいだけの。
この総力戦も初めてですよ。園長さんが全部協力して、フォローしていくというのは。そこまでやっていくと。1人ずつね。子どもさんをどうやって引き受けようかということを、園長さんを含めてやっていくということで、これも初めてです。この手段も。これからやり方をもうちょっと変えると言っとったかな、どういうふうだったかな。
待機児童というのは、一応、「ここ(の保育園)でどうですか」と言って、(保護者から)断られると、その児童は待機児童から外れちゃうんですわ。(保育園に)入れていない子でも。だから、そこの、どういうふうに考えるかというのが若干あるのでね。
今は、どう言っとったか。(紹介する保育園は)自宅と勤め先との距離の、逆側は半分だったかな。ちょっとええかげんなことを言っては。そこぐらいに、なるべく勤め先の方に、名古屋は非常に近いところしか紹介していないんですわ。
だけど、もうちょっと遠いところも紹介しかけますと、(保護者から)そこは「嫌だ」と言われますと、それで待機児童から外れちゃうと。実はね。(待機児童数を)減らすだけならそういうことになるんですけれど、名古屋の場合は、なるべく自宅と勤め先の近いところ(の保育園)に行ってもらおうということで、非常にきめ細かくやっとることは事実です。
だから、僕もたまに、あっちこっちしていますけれど、お母さん方から本当に保育園に入れんというのは、あまり聞こえないですよ。実は。ないわけじゃないですけれど。
この間聞いた人は、この間も言ったけれど、「私は公立保育園でないと行かんもんで」と。「私立を紹介されちゃったから断った」と。「それはいかんよ」と言って。そういうのは待機児童に入らないんですよ。
だけど、なるべく緩めずに、やっぱり自宅と勤め先の中(の保育園)で何とか行ってもらえるように、全力投球しとるということですので、これはちょっとご理解をいただきたいと。
この場でまた頼みますけれど、この間、園長さんが集まっとる(民間保育所長研修)会で、皆さんに深々と頭を下げまして、「ぜひお力をお貸しいただきたい」と。「みんなで総力戦で、お母ちゃんがみんな保育園へ子どもさんを入れられるようにお願いします」と言ったら、皆さん、「やろう」ということで、今。この間も来ていただいてなっていますので。また始まっていませんけれど、もうすぐ始まりますので。とにかく総力戦、全力を挙げて取り組むと。
区ごとに(各区園長会を)やることになります。今度は。今までは子(ども)青(少年)局、区も(保護者へ電話を)かけとるようですけれど、区長が乗り出してもらって、園長さんに集まっていただいて、そこ(各区園長会)でざっとみんなで(区の待機児童の状況を)シェアするというやり方でやっていくと。
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