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平成25年4月1日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2015年7月27日

ページID:46342

報告事項

  • 新規採用者辞令交付について

会見動画

報告内容

◎新規採用者辞令交付について

 おはようございます。4月1日(月曜日)の会見を始めたいと思います。

 

 本日から新年度ということでして、先ほど伏見の鯱城ホールで、今年度の新規採用者646名の方に対しまして、辞令を交付してまいりましたということで、「立派になってちょうよ」ということでして。

 

 それと、名古屋の持っとる、しょっちゅう言っていますけれど、交付税をもらっとるのを、皆さん、誤解しとらっせるもんで。交付税は66億円だったと思いますけれど、2兆円に及ぶ税金を県と国に実は上納しとるのが、この名古屋市ですので。もともと「交付税」という名前を変えないといかんのですわ。「還付金」ということで。自分のお金の、それも何百分の一ということですが、それはそれで、そういうことを認識していただきながら。

 

 それから、言いましたのは、名古屋市役所と、日本国政府もそうだけれど、報道なんかでも、そこに起債がいくらあってと、そんなことばかりしていますけれど、名古屋市役所で言うと、これは名古屋市全体の経済活動の一種の総務部なのであって。やっぱり大事なのはラーメン屋のおやじであり、焼き肉屋のおやじであり、パートで頑張っとらっせるおっかさんたちが大事なんだということを忘れんようにやってちょうよ、ということです。

 

 それから、信長、秀吉、家康とまいりまして、庶民革命を成し遂げまして、そういう「自由の聖地」と。ちょっとそこは言葉が足りなんだけれど。「自由」というのは誤訳説があって、「おのがまま」と取れるもんで、あれは正しくないと言っていますが。「フリーダム」とか「リバティー」という、「解放の闘い」という実際は。「おのがまま」では何もええことないんですわ。フリーダム、リバティーは、旧態依然のものを打ち破る、「解放」という、聖地ですので、庶民革命の。「そういう気持ちを忘れんようにやってちょうよ」と。

 

 「失敗を恐れやあすな」と。ろくでもない上司もおりますし、分かりませんが、「何ぞあったら、わしに言ってきてちょう」ということを申し上げたところです。

 

 「パブリックサーバント」と言いますけれど、パブリックサーバントというのは、パブリックスレイブとはちょっと違いますので。誇り高い言葉だけれど、抽象的によう言われますけれど、それは何やといったら、先ほど言ったように、納税者に感謝するという気持ちを持っとらないといかんということです。

 

 今日、たまたま某社のあれに出ていましたけれど、河村さんを嫌いな人は、公務員が70%ということで、大変誇り高い数字でして、私からすると非常にありがたいことだと。

 

 それから、行政改革を言うというのは、これほど厳しいことだということで。反対に、支持者は家庭のお母ちゃんと、家庭じゃないか分かりませんけれど、お母ちゃんと、事業をやっとる人たちが多いということは、まさに私が出てきた意味があるのであって。

 

 市長選挙というか、市長というのはそういうものだと。公務員の代表だったら、要らんですよ、こんなの。副市長が市長になればええんですわ、はっきり言いまして。

 

 何でこんな制度をもって、ある日突然選挙をやって、一応職制的に、ネグレクトの中にも苦しんどりますけれど、市長が一応行政のトップだと言われるようになるかといったら、それはやっぱり納税者を大事にするという思想ですわ、あくまで。ということでして、一層、私からすると勇気づけられたと。

 

 だけど、むやみに公務員に嫌われるのもええことはないもんで、そこらはちょっと気を付けないといかんですけれど。

 

 ただ、名古屋の政治が。ラスパイレス指数というのが一番だでいかんですけれど、これは本給を下げなかったということであって。年収でいきますと618万円、大都市最低ですので。

 

 外郭団体も半分になってもらっておりますし、非常に厳しい行政改革をやりながら減税を進めてきたということですので、むしろ、そういうことになるわなということで、今日きやしたということです。

 

 ということで、私からは以上です。

 

質疑応答

◎市長選への出馬表明と公約発表について(その1)

(記者)

 市長選の告示まで1週間を切りましたが、嘱託職員の不正採用問題の中間報告のめどと、併せて、市長の正式な出馬表明の見通しについて、お願いします。

 

(市長)

 これは本当に、うそを言っとるんじゃなくて、本当は2月の議会の冒頭にやろうと思ったんですわ。出馬表明を。

 

 ところが、同時に、答案偽造事件ですね。不正採用の。これは幹部職員3人の組織的な犯罪ですので、大変重いということの指摘がありまして。右の手でこんなことをやっとって、自分自身に対する監督責任があるのにもかかわらず、左の手でわしはこういうことで立候補しますわというのはおかしいじゃないかという指摘があって、「確かにそうだな」ということで、そう言ってきましたけれど。

 

 今日も何べんか弁護士の方と連絡しておりますけれど、大変熱心に、丁寧にやっておられまして。だで、もうちょっと待ってちょうと。今の時点でも。なるべく早く。「今、書いとる」と言っていましたわ。

 

 ということですので、「もうちょっと待っていただきたい」ということしか、今の段階ではちょっと言えない。ヒアリングに応じられない方がありまして、その関係もあって遅れてしまったということは言っておられました。

 

(記者)

 出馬表明に関しても、明日以降ということですか。

 

(市長)

 そういうことですね。はよ、表明って、言っとるようなものですけれど、一応正式に記者会見をやりながら、マニフェストもずっと。これは本当に自分で作っとるもんだで、大変なんですわ。当たり前ですけれど、そんなことは。

 

 だで、本当の確定的なやつは、そろそろ出さないといかんですけれど、選挙の告示の前に出せばいいですけれど、それをサマリー、要約してやるかどうかについては、同時に会見のときに出したいと思います。

 

◎再議にかかる知事への審査申立てについて

(記者)

 もう1問、質問したいのですが、臨時議会で予算の修正案が再可決しましたが、これについて、知事への裁定の申し出については、市長はどうされますか。

 

(市長)

 それで、あの議決がありまして。これは皆さん、分かってみえますけれど、保育料はあれで確定しました。最終、最後ですので、保育料が上がることはありません。それはそれで一つの見解ですので、しっかりやりますと。

 

 ですけれど、問題は、そのために。待機児童ゼロが、今日で実現されたわけですね。4月1日で。あと1年ずっと続けるということをやりますと、今年でいきますと4億円ぐらいお金がかかると。保育園をつくるばかりじゃないですけれど。いろいろサービスの拡充まで。

 

 この4億円をどうするかという話だったんですけれど、それが、株が上がったらというのは、ちょっといかんのですね。ほらひどいということで、責任ある財源をちゃんと出していただけるかどうかということで、議決後直ちに、裏を取ってもらってもいいですけれど、議長に電話をしまして、そこら辺のところを。

 

 本来は事前にやらないといかんという、一応の規約になっとるんですわ。議会が予算を増額修正してもええよという条文ができたときに。しかし、そういう場合は市長と議会とよく相談して、市長の予算調整権を侵さないようにというふうにやりなさいよ、というルールになっとるのが、なかったんです。

 

 ということでして。こちらはこちらでいろいろ、「こうしたらどう、こうしたらどう」ということはちゃんとやっておりました。実は。だけど、いかなかったので、てれこになったようなものですけれど、直ちに議長に電話しまして、「ちょっと相談させてください」ということは申し出てあります。

 

(記者)

 それでは、裁定ではなくて、一般の増額補正の調整ということになるのでしょうか。

 

(市長)

 それになるのか。なるべく早く、違法状況は解消してほしいということです、要は。

 

 

◎市長選への出馬表明と公約発表について(その2)

(記者)

 弁護士さんからの報告が仮に告示までに出なかった場合は、立候補しないということはあり得るのですか。

 

(市長)

 そういうことになってしまってもいかんもので。今、ちょっと電話して、そのことも話をしとったんですわ。

 

 話の中では、一応弁護士会の方から、本当に「今作っとるから」と言っていましたけれど、一定のコメントというか、は出していただいて。それはそれで立候補の記者会見をさせていただくということになると思いますけれど、出せるんじゃないかと思います。

 

(記者)

 今までも、「出る、出る」で出ていないという状況があるので。仮に出なかった場合に、立候補されないということがあるのかどうかというのは。

 

(市長)

 それはちょっと、なかなかないと思いますけれど。

 

(記者)

 それはないわけですか。

 

(市長)

 ええ。ヒアリングに応じられない方がおられまして、そこのことでちょっと遅れてしまったということがあり。それだけであるのか、ないのか、僕も分かりませんけれど、言っておられまして。

 

 本当に独立してやっていただいておりますので。完全に弁護士のチームが。やっぱりそういう真相解明というのは、最優先しないといかんでね。こういうことになっておるということです。

 

◎不正採用にかかる調査について

(記者)

 市長がおっしゃられるヒアリングに応じられないというのは、どの方が応じないのですか。役所の方ですか。

 

(市長)

 それもちょっと、私からは言いにくいものですから。正式に、ちゃんと出すときには、全部出してちょうよということになっていますので。そういうことでして。名前を言うのは、今の段階ではちょっとお許しをいただきたいということです。

 

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