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名古屋市歴史文化基本構想 私たちのまちの文化財「知る」「伝える」「活かす」

我が国には、古代から受け継がれてきたさまざまな時代や種類の文化財が存在しています。しかし、少子高齢化といった社会構造や価値観の変化などによって、いま多くの文化財やそれを守ることで伝えられてきた伝統的な社会組織が失われつつあります。こうした状況の変化から、これからの文化財の保存活用について新たな方策を講じることが全国の自治体で喫緊の課題となってきています。
こうした環境の変化を背景に、平成19年に国の諮問機関である文化審議会は、地域の文化財をその周辺環境も含め社会全体で総合的に保存・活用していくために、地方公共団体が「歴史文化基本構想」を策定していくことの重要性を提言しました。
名古屋市でも、市内各地域にあるさまざまな文化財を、指定の有無や類型の違いに関わらず、文化財相互の関連や文化財の周辺環境も含めて総合的に把握し、地域の歴史的経過や特性を明らかにする取り組みを行いました。その結果をもとに、地域の文化財の保存活用の方針についてまとめ、文化財を未来に伝え活かしていくことをめざし、平成29年3月に名古屋市歴史文化基本構想 私たちのまちの文化財「知る」「伝える」「活かす」 を策定しました。
本文の構成
名古屋市歴史文化基本構想 目次・凡例
- 目次・凡例 (PDF形式, 2.26MB)
名古屋市歴史文化基本構想 目次・凡例のPDFデータです。
第1章 名古屋市の姿
第1章 名古屋市の姿
1 自然環境
2 地勢
3 社会的環境
4 歴史的環境

名古屋市内には旧石器時代以来の生活の足跡が残されており、特に江戸時代以降の名古屋の歴史と文化は、現在の名古屋市民の生活文化の基層となり、現代を生きる私たちの生活と切っても切れないものになっています。多様な文化を生み出した地域「名古屋」。1章では、その多様な文化が展開した自然環境ならびに、文化が継承されている現在の名古屋市の社会的環境を確認します。また合わせて2章以降で語る文化財が残された背景ともいえる歴史的環境を明らかにしていきます。
第1章 名古屋市の姿
- 第1章 名古屋市の姿 (PDF形式, 2.86MB)
第1章 名古屋市の姿のPDFデータです。
第2章 名古屋の文化財の現状
1 これまでの文化財調査の概要
2 名古屋市の文化財詳細調査
3 名古屋市の文化財の現状
有形文化財(建造物)
有形文化財(美術工芸品)
無形文化財
民俗文化財
記念物
名勝
天然記念物
文化的景観
伝統的建造物群保存地区 ほか
国選定保存技術
その他の文化財

多様な文化を生み出してきた名古屋。戦災や自然災害を経てなお現在市内には多くの文化財が残されています。それは古墳、城跡などの遺跡や史跡、名古屋城や社寺建築、町並みや町家建築に代表される建造物、供養塔などの石造物、宿場町の名残を残す街道といった有形文化財の他、「芸どころ名古屋」を象徴する芸能などの無形文化財などさまざまです。2章では、市域の文化財の現状を確認していきます。
第2章 名古屋の文化財の現状
- 第2章 名古屋の文化財の現状 その1 (PDF形式, 772.38KB)
2章冒頭部分
- 第2章 名古屋の文化財の現状(24・25頁)石造物の分布 (PDF形式, 5.66MB)
文化財詳細調査の成果の内、石造物類の分布図です。
- 第2章 名古屋の文化財の現状(26・27頁)民俗文化財の分布 (PDF形式, 5.65MB)
文化財詳細調査の成果の内、山車と神楽屋形、屋根神さまの分布です。
- 第2章 名古屋の文化財の現状(28・29頁)寺院神社の分布 (PDF形式, 5.67MB)
文化財詳細調査の成果の内、神社、寺院の分布です。
- 第2章 名古屋の文化財の現状(30頁)構造物の分布 (PDF形式, 2.87MB)
文化財詳細調査の成果の内、構造物の分布です。
- 第2章 名古屋の文化財の現状 その2 (PDF形式, 3.51MB)
2章後半部分です。
第3章 名古屋の文化財の特徴
1 文化財の特徴
2 関連文化財群の抽出

今回の文化財詳細調査の成果から、市内全域に文化財が広く分布していることが確認されました。さまざまな文化財が広い市内に数多く残されている現状が把握され、そのなかで市民に広く認識された文化財が限られているという現状も確認することができました。こうした現状を踏まえ、市域の文化財の特性を把握するに当たって、熱田神宮や名古屋城など、「名古屋を代表する文化財」と地域に残された石造物や屋根神などの「身近なまちの文化財」の2つの視点でとらえ、取り組んでいくことにしました。
そのうえで、「名古屋を代表する文化財」を核としながらも、埋もれている「身近なまちの文化財」に焦点をあて、地域的・歴史的・空間的な関係性から意味づけた「関連文化財群」を抽出することにより、文化財の新たな価値を見いだすことをめざしていくことにしたいと思います。
ここでは、名古屋市全体の文化財の特徴を時系列に沿って把握するとともに、「身近なまちの文化財」を地域的・歴史的・空間的な関係性から6つのエリアに分け、13の「関連文化財群」を抽出しました。
第3章 名古屋の文化財の特徴
- 第3章 名古屋の文化財の特徴 (PDF形式, 2.90MB)
第3章 名古屋の文化財の特徴のPDFデータです。
第4章 文化財の保存活用の方針
第4章 文化財の保存活用の方針
1 文化財保存活用体制の現況
2 文化財保存活用の基本方針
3 分野別方針
4 周辺環境保全の方針
5 文化財の防犯・防災に関する方針
6 文化財の活用の普及啓発と保全の関係性
7 地域の文化財の保存活用の方針
第4章 文化財の保存活用の方針
- 第4章 文化財の保存活用の方針 (PDF形式, 752.33KB)
第4章 文化財の保存活用の方針のPDFファイルです。
名古屋市歴史文化基本構想 私たちのまちの文化財「知る」「伝える」「活かす」概要版
名古屋市歴史文化基本構想 私たちのまちの文化財「知る」「伝える」「活かす」概要版
- 名古屋市歴史文化基本構想 私たちのまちの文化財「知る」「伝える」「活かす」概要版 (PDF形式, 5.46MB)
名古屋市歴史文化基本構想 私たちのまちの文化財「知る」「伝える」「活かす」概要版のPDFデータです。


このページの作成担当
教育委員会事務局生涯学習部文化財保護室文化財保存活用係
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ファックス番号
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