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令和3年度 食の安全に関する意見交換会開催結果

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このページを印刷する最終更新日:2022年12月5日

ページID:151620

ページの概要:「農薬について考える」をテーマに開催しました。

食の安全に関する意見交換会「農薬について考える」を開催しました。〈令和4年3月24日〉

内閣府食品安全委員会と名古屋市との共催で、食の安全に関する意見交換会「農薬について考える」を開催しました。

名古屋市では、市内に流通する食品について、残留農薬等の収去検査を行い、違反食品の発見・排除に努めています。

また、農薬取締法の改正により、令和3年度からは農薬の再評価制度が開始されています。

今回の意見交換会では、将来「食」に携わる学生(名古屋女子大学健康科学部健康栄養学科(外部リンク)別ウィンドウで開くの学生12名)の方々に参加いただき、農薬の安全性に関する理解を深めました。
開催方法は、会場(名古屋女子大学)と食品安全委員会事務局をウェブ会議システム(zoom)でつなぐ、ハイブリット形式となりました。

意見交換会の様子

話題提供

  1. 「農薬の安全の確保について」内閣府食品安全委員会
  2. 「名古屋市における農薬の検査と規制の状況について」名古屋市保健所

情報提供資料

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グループ意見交換

学生が、2つのグループに分かれて、次の項目についてグループ内で意見交換を行いました。

  1. 講義を受ける前の農薬への理解
  2. 講義による考え方の変化の有無
  3. 農薬の使用についてのメリット、デメリット
  4. ケーススタディ

【ケーススタディの内容】

  • 仕事として他人に食事を提供する場合、「地場産の有機栽培野菜(1キログラムあたり1,500円)」と「地場産の慣行栽培野菜(1キログラムあたり1,000円)」のどちらを選びますか。誰にどのような食事を提供するのかを考慮して決めましょう。

活発な意見交換が行われ、様々な意見をグループで共有しました。一部をご紹介します。

講義を受ける前に農薬を「なるべく避けたい」と思っていた理由

  • 危険なものだと思っていたから。
  • 農薬の蓄積による身体への影響が心配だから。
  • 学校の授業で「農薬が危ない」というDVDを見たから。
  • 虫がつかないようにする効果があるなら、人の身体にも害があるかもしれないから。
  • 親が農薬を気にするから。

講義を受けた後の農薬についての考え方の変化

  • 多くの試験を受けていることを知り、安全である(食べても問題がない)と気づいた。
  • しっかりと科学的な根拠に基づいて、基準が決められていることを知った。一生食べても大丈夫な量で管理されていることに気づいた。
  • 日本は食料自給率が低く、食料自給率を上げるためにも、高品質の野菜を提供するために農薬を使用する意義があると感じた。
  • 正しい情報に基づいて行動しなければならないと感じた。
  • いくつも試験を通さなければならないほど、もともとは危険なものだから、考え方は変わらない。
  • これまでも農薬を避けていなかったが、改めてしっかりと管理されていることを知り、気にしなくていいと考える。
グループ意見交換の様子

意見交換の後、代表者による発表を行いました。

参加者の感想

参加者アンケートでは次のような感想がありました。

  • 農薬が厳しい審査を経て利用されていることを、しっかりと理解することができました。
  • 農薬に対して、誤った知識ではなく正しい知識を身に付けることが大切であると感じました。
  • 農薬を使う、使わない、それぞれにメリット、デメリットがあるため、用途に合わせて選ぶことが必要だと分かりました。
  • 農薬は身体や動植物、環境へ良くない影響を及ぼすものですが、生産者の労働や安定供給を考えると、全く使用しないようにすることは難しいと感じました。また、多くの試験を通過した農薬が使用されているはずなので、気にしすぎなくても良いと感じました。
  • 他の人がどう思っているのかを知ることができ、自分の考えが深まった気がします。

関連ページ

内閣府食品安全委員会:地方共催意見交換会(名古屋市)「食の安全に関する意見交換会『農薬について考える』」(外部リンク)別ウィンドウで開く-内閣府食品安全委員会のホームページでも、今回の意見交換会の実施結果を掲載しています。

内閣府食品安全委員会:公式Facebook(外部リンク)別ウィンドウで開く-内閣府食品安全委員会は、食品の安全に関する知識・理解を深めていただくために、Facebookページによる情報の配信を行っています。

過去の意見交換会開催結果は以下からご覧いただけます。

名古屋市:食の安全に関する意見交換会「カンピロバクター食中毒を防ごう!」を開催しました。(令和3年3月24日)

名古屋市:食の安全に関する意見交換会「からだに良いもの?悪いもの?カフェインについて考える」を開催しました。〈令和元年8月29日〉

このページの作成担当

健康福祉局生活衛生部食品衛生課食の安全対策担当

電話番号

:052-972-2648

ファックス番号

:052-955-6225

電子メールアドレス

a2648@kenkofukushi.city.nagoya.lg.jp

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