平成25年　人口動態統計の概況　名古屋市の確定数

出生数は19,492人で、平成24年より118人減少しました。母の年齢（5歳階級）別にみると、30歳代前半以下の年齢で減少し、30歳代後半以降の年代で増加しています。出生率(人口千対)は8.6で、平成24年から0.1減少しました。

死亡数は20,181人で、平成24年より501人増加しました。死亡率(人口千対)は8.9で、平成24年より0.2増加しました。

　死因別死亡数を死因順位別にみると、第1位が「悪性新生物」で、6,094人(死亡率(人口十万対)268.3)、第2位「心疾患」で2,816人(124.0)、第3位「肺炎」で　1,794人(79.0)となっています。全死亡者に占める割合はそれぞれ、約30％、約14％、約9％となっています。

  「悪性新生物」は、昭和53年以来、死因順位第1位を続けています。死亡率は年により増減はあるものの、昭和40年以降、増加傾向にあります。平成25年は24年に比べ7.1上回りました。なお、「悪性新生物」を部位別の死亡数でみると、男は「肺」、女は「大腸」が1位となっています。

 「心疾患」は昭和59年に「脳血管疾患」を上回って以来、死因順位第2位となっています。死亡率は平成24年に比べ、7.5下回っています。

「肺炎」は、平成24年と同様に、死因順位第3位となっています。死亡率は平成24年に比べ1.8上回っています。

乳児死亡数は42人で、平成24年より1人減少しました。乳児死亡率(出生千対)は、2.2で、平成24年と変わりませんでした。

 新生児死亡数は19人で、平成24年より5人増加しました。新生児死亡率(出生千対)は1.0で、平成24年より0.3増加しました。

自然増減数はマイナス689人で、平成24年より619人減少しました。自然増減率(人口千対)は、マイナス0.3で、平成24年に比べ、0.3下回りました。
　なお、出生数が死亡数を上回った区は、守山区、緑区、名東区、天白区の4区です。

死産数は443胎で、平成24年より10胎減少しました。死産率(出産千対)は22.2で、平成24年に比べ、0.4減少しました。

婚姻件数は13,885組で、平成24年より15組増加しました。また婚姻率(人口千対)は6.1で、平成24年と変わりませんでした。

離婚件数は4,430組で、平成24年より150組減少しました。離婚率(人口千対)は1.95で、平成24年に比べて0.07減少しました。