平成29・30年度自動車騒音調査結果（令和元年8月30日公表）

本市では、市内の自動車騒音の状況を把握するため、毎年、同一地点・同一時期に行う定期監視と、概ね5年おきに市内全域の自動車騒音の状況を把握する実態監視を行っています。また、平成27年度からは、前回の実態監視において環境基準達成率が低かった地点で自動車騒音状況を把握する現況調査を行っています。

調査結果は、以下のとおりです。

• 定期監視・現況調査：平成30年7月から平成31年2月
• 実態監視：平成29年7月から平成30年3月、平成30年7月から平成31年3月

• 定期監視（注）：7地点
• 現況調査（注）：29地点
• 実態監視：225地点
  （注）平成30年度に測定した地点数
  

なお、以下の15地点については、要請限度の調査もあわせて行いました。

• 要請限度測定地点を地図上に示したものは、詳細資料の図1のとおりです。
  ただし、図1の添付ファイルはテキスト情報を含まない画像データになります。内容を確認したい場合はこのページ作成担当までお問い合わせください。
• 定期監視、現況調査及び実態監視の測定地点の詳細については、詳細資料の表5をご参照ください。

「自動車騒音常時監視マニュアル」及び「騒音規制法第17条第1項の規定に基づく指定地域内における自動車騒音の限度を定める省令」に基づき実施しました。

自動測定器により測定し、環境基準(注1)は代表する1日の結果を用いて面的評価(注3)による評価を行いました。また、要請限度(注2)については、連続する1週間の結果のうち、代表する3日間の結果を用いて評価を行いました。

注1環境基準：生活環境を保全し、人の健康の保護に資する上で、維持されることが望ましい基準。
注2要請限度：自動車騒音が要請限度値を超えることにより、道路周辺の生活環境が著しく損なわれると認めるときに、市町村長が関係機関に措置を取るよう要請する際の基準。
注3面的評価：道路を一定区間ごとに区切って評価区間を設定し、評価区間内の代表する1地点で等価騒音レベル（LAeq）の測定を行い、その結果を用いて評価区間内の道路端から50メートル範囲内の全ての住居等について騒音レベルの推計を行うことにより環境基準を達成する戸数とその割合を把握する評価方法。自動車騒音に係る環境基準については面的評価により達成状況の評価を行うこととなっている。

環境基準の達成率は、昼間(午前6時から午後10時)98．2％、夜間(午後10時から翌午前6時)96．9％、昼夜間(24時間)96．7％でした。

詳細な環境基準の達成状況は表1、表3及び表4のとおりです。

要請限度測定地点15地点のうち1地点で要請限度を超過しました。

詳細な調査結果は詳細資料の表2のとおりです。

自動車騒音・振動の調査結果の推移は、騒音・振動関係調査結果のページをご確認ください。

この詳細資料はオープンデータとして提供しており、クレジット表記することにより、二次利用していただくことが可能です。ご利用の場合は以下のページもご覧ください。

• 名古屋市におけるオープンデータへの取り組みについて
  オープンデータの概要およびご利用案内など