(この資料は冊子で配布しています) 表紙 金山駅周辺まちづくり計画(案)概要版 名古屋市 みなさまのご意見をお寄せください。 市民のみなさまをはじめ多くの方々のご意見を参考にしながら、金山駅周辺におけるまちづくりの計画を策定することとしております。 金山駅周辺まちづくり計画(案)本編は各区役所情報コーナー・支所、市民情報センターのほか、名古屋市公式ウェブサイトでもご覧いただけます。 なお、「新たな劇場」整備の基本的な考え方や計画等については、観光文化交流局において基本計画(案)を公表しておりますのでご参照ください。 募集期間 令和6年10月7日(月)から令和6年11月5日(火)まで(必着) ご意見の提出方法 ご意見シートもしくは、書面に「金山駅周辺まちづくり計画(案)」へのご意見であること・ご意見・氏名・住所(市区町村まで)・年齢(任意)を記入し、郵便・ファックス・電子メールにてお送りいただくか、ご持参ください。 留意事項 (1)お電話又はお越しいただいての口頭でのご意見はお受けできませんのでご了承ください。 (2)ご記入いただいた個人情報は、他の目的に利用・提供しないとともに適正に管理します。 (3)みなさまからのご意見に対して、個別の回答はいたしませんのでご了承ください。 ご意見の提出先 名古屋市住宅都市局まちづくり企画部まちづくり企画課意見募集担当(西庁舎4階) 郵便:〒460-8508・名古屋市中区三の丸三丁目1番1号 ファックス番号:052-972-4162 電子メール:a4224@jutakutoshi.city.nagoya.lg.jp 1ページ 金山駅周辺まちづくり計画(案) 1.策定の目的 地域住民、地元団体、民間企業、行政等で共有できるまちの将来像を示し、官民協働の取り組みにより、名古屋駅・栄とは異なる金山ならではの魅力をより一層高めることを目的とします。 2.まちづくりのコンセプト 人・文化・芸術とともに育つまち・にぎわいと感性あふれる交流創造の場づくり 3.まちづくりの方向性 (1)都市機能の集積 交通結節点である金山のポテンシャルを活用し、駅前に都市機能を効果的に集積させ、にぎわいや交流の更なる発展を図ります。 (2)交通結節点としての機能強化 ①駅利用者の利便性向上等、機能強化を図ります。 ②金山総合駅連絡通路橋は、リニューアルにより、高い乗換利便性に加え、情報発信機能やにぎわい交流機能の向上を図ります。 (3)ウォーカブルなまちの形成 ①道路やオープンスペース等の都市基盤をウォーカブルなまちに資する空間へ再編し、アスナル金山の持つ界隈イメージを継承し、地域全体に拡大を図ります。 ②沿道建物の低層部において、新たな発見や様々な活動・交流が生まれるよう機能更新の促進を図ります。 (4)人・文化・芸術の交流創造 まちに開かれた新たな劇場とまちとの連続性を確保し、文化芸術との交流を育むことで金山らしさの発展・拡大を図ります。 2ページ 4.まちのゾーニングイメージ 対象範囲 整備を予定している市有地を中心に、その波及効果が及ぶと考えられる周辺を含めた範囲を対象とします。 対象範囲は、 (1)アスナル金山エリア (2)古沢公園・市民会館エリア (3)駅南口エリア (4)金山総合駅連絡通路橋 (5)ウォーカブル界隈 です。 5.主な配慮すべき視点 環境、ユニバーサルデザイン、情報発信、景観、防災等に配慮してまちづくりを行います。 3ページ 6.主な取り組み (1)アスナル金山エリアの再整備 ①地域住民や観光客を含む様々な来訪者の多様なニーズに対応した交通機能の再配置を行います。 ②様々な都市機能を高度に集積させつつ、アスナル金山のにぎわいや界隈性を継承するとともに、駅とまちとの接点になるオープンスペースを地上部に配置します。 (2)古沢公園・市民会館エリアの再整備 まちに開かれた劇場を中心に地域住民や来訪者が利用するオープンスペースを適切に配置することにより、魅力的なエリアを形成します。 (3)駅南口エリアの利活用 既存の公共空間を利活用したソフト施策の展開及び地域や都市再生推進法人と連携した管理・運営により、にぎわいの強化を目指します。 (4)金山総合駅連絡通路橋の利活用 ①国内外からの多様な来訪者に向けた情報発信や大規模災害時の帰宅困難者対策等、多様なサービスの提供を目指します。 ②都市再生推進法人によるエリアマネジメント活動の取り組みとして広告・イベントへの活用を図ります。 (5)道路空間の再編や利活用 都市再生特別措置法や歩行者利便増進道路等の制度活用により、道路や駅前広場等における居心地が良く歩きたくなる公共空間の創出を図ります。 4ページ (6)ウォーカブル界隈の形成 沿道建物低層部の店舗の充実・オープンスペース化等に向けて、まちなかウォーカブル推進事業やまちづくりファンド等の支援策を活用し、居心地が良く歩きたくなるグランドレベルの実現を図ります。 7.まちの将来イメージ (1)ウォーカブルなまちの構成イメージ ①ウォーカブル・ストリート 並木やまちなみを楽しみ、様々なアクティビティの誘発や文化に触れあえるまちのシンボル ②ウォーカブル・プラザ 様々なイベントや出会いを生み出す交流の場(駅を中心に配置) ③ウォーカブル・スポット 市有地における取り組みを契機に地域全体においても日々の楽しみを育む開放的スポット(まちに点在・複数展開) ④ウォーカブル界隈 まちの奥行きを拡げ新たな発見を生み出す駅周辺のエリア (2)想定される文化芸術の施策展開 ①金山駅周辺の文化芸術施設の連携 ②劇場施設等の連携 ③アスナル金山エリアでの連携 ④金山南ビル美術館棟との連携 ⑤広場等を活用した文化芸術活動 ※本計画(案)概要版1から5及び7(本編1から4及び6)については、「名古屋市都市計画マスタープラン2030」における地域別構想に位置づけます。 5ページ (参考)アスナル金山エリア再整備実施方針(案) 1.趣旨 アスナル金山エリアにおける市有地と民有地との共同開発を想定した再整備について、事業化に関する方針を定めるものです。 2.機能配置の考え方 (1)アスナル金山街区 ①駅前複合施設 周辺街区や駅との連続性に配慮しつつガイク中央から西側にかけて配置します。 ②アスナル金山街区オープンスペース 駅前複合施設との一体性を考慮して地上部に配置します。 ③交通施設 バスターミナルを街区東側に配置するとともに、タクシー・一般車乗降施設、自転車駐車場等については、駅前複合施設との整合を図りつつ適切に配置します。 ④地下空間 エリア内の既存地下鉄出入口機能を確保するとともに、街区内の地下空間の拡大を検討します。 (2)金山一丁目12番街区 ①アスナル金山街区からさらに人々をまちへ誘引する連結拠点として、地上部へのオープンスペースの配置を検討します。 ②アスナル金山街区オープンスペースとの連続的な配置により、駅から新たな劇場への一体的な空間形成を図ります。 ③地上の広場空間とともに、地下空間を含めた利活用を幅広く検討します。 6ページ (3)道路空間 ①東雲東古渡町線(シンボル軸) 既存の緑豊かな道路空間を継承し、沿道の市有地や民有地と連携した居心地が良い歩行者空間を目指します。 ②向田町線 アスナル金山エリアの整備と連携し、まちのにぎわいや歩行者の回遊性向上に向けて歩行者空間の拡大を目指します。 ③その他道路 エリアマネジメントによる活用を図るとともに、ウォーカブルなまちに資する空間への再編を目指します。 3.再整備の事業手法の基本的な考え方 民間活力の活用を想定し、民間の事業参画者の参画方法について検討を進めます。 4.想定スケジュール 令和6年度、実施方針策定、事業協力者公募・選定 令和7年度、再整備基本計画検討・策定 令和8年度、事業参画者公募・選定 令和9年度から、再整備計画検討 令和12年度、都市計画決定 令和13年度、再整備計画策定 令和14年度から、事業着手 ※この想定スケジュールは、市が想定した事業手法・事業規模等から推定される標準的な期間によるものです。