令和元年度千種区区民アンケート
あじさいプラン(区政運営方針)に対する区民の認知度や取り組みへの満足度、意見等を把握し、区政運営の基礎資料とするため、千種区区民アンケートを実施しました。
調査の概要
- 調査の地域:千種区内全域
- 調査の対象及び数:18歳以上2,000人(外国人を含む)
- 調査対象抽出方法:無作為抽出法
- 調査方法:通達員配布後、郵送により回収
- 調査時期:令和元年6月10日から6月30日まで
- 回収数(回収率):800人(40.0%)
調査の結果について(概要)
- 「あじさいプラン(千種区区政運営方針)」について
- 「あじさいプラン2018(平成30年度千種区区政運営方針)」の取り組みを踏まえた千種区のまちの姿について
- 区役所の広報について
- 目指すべき千種区の将来像について
1.「あじさいプラン(千種区区政運営方針)」について
「あじさいプラン」を知っていたかをたずねたところ、「知っていた」と答えた人は15.3%、「知らなかった」と答えた人は84.2%でした。
「あじさいプラン」を知っていた人に知った手段をたずねたところ、「広報なごや千種区版」と答えた人が76.2%、「区役所(あじさいひろば・情報コーナー等)」と答えた人が28.7%でした。(複数回答可)
2.「あじさいプラン2018(平成30年度千種区区政運営方針)」の取り組みを踏まえた千種区のまちの姿について
【重点推進施策1:地域で支えあうまちづくり】
- 取り組みが進んでいると5割以上の方が回答したものは、「高齢者が地域で安心して暮らせるまち」「子ども(主に乳幼児)を安心して育てることができるまち」「子ども(主に小学生以上)が健やかに成長できるような取り組み」「自然と触れ合い環境保全について考える取り組み」でした。
- 一方、「犯罪や交通事故のない安心・安全なまちづくり」については、3割以上の方がまちづくりが進んでいるとは思わないと回答しており、「安心・安全なまちづくり」について、より一層の取り組みが必要であることがわかりました。
- 「わからない」と回答した割合が3割を超えているのが、「障害のある人が自立して、安心して暮らせるまち」「地域における防災への取り組み」「子供(主に小学生以上)が健やかに成長できるような取り組み」であり、これらの分野に関する区民の関心や取り組みの周知について課題があることがわかりました。
【重点推進施策2:千種区の魅力を活かしたまちづくり】
- 8割以上の方が「きれいで気持ちよく暮らせるまち」であると回答しました。
- 一方、「文化芸術活動やスポーツを通じてまちの活力が向上していると思う」「まちの魅力が十分に発信されていると思う」については、「そう思わない」「あまりそう思わない」と3割以上の方が回答しており、文化芸術・スポーツ・まちの魅力発信の取り組みについて課題があることがわかりました。
【重点推進施策3:利用しやすい、信頼される区役所づくり】
- 「区民サービスの満足度」については、約5割の方が満足していると回答がありましたが、一方で約2割の方が満足していないとの回答があり、満足度を高める取り組みが引き続き必要であることがわかりました。
- 「区民ニーズの把握」については、区役所が区民のニーズを把握していると思うと答えた方が4割に届いておらず、区民ニーズを把握し、そのニーズに合った取り組みやサービスの提供を一層行っていく必要があることがわかりました。
3.区役所の広報について
広報なごや千種区版や千種区ウェブサイトで知りたい情報として選ばれた上位3つは、「各種イベント情報」、「いざという時の防災情報」、「助成や相談など行政の制度や手続きの方法」となりました。
4.目指すべき千種区の将来像について
- 「暮らし、住み心地の満足度」について、9割以上の方が千種区は住みやすく満足していると回答しました。
- 「地域で住みやすいと思われる点」で選ばれた上位3つは、「交通の便がよい」、「買い物がしやすい」、「治安がよい」となりました。
- 「今後、さらに力を入れてほしいと思う取り組み」の中で、いただいた意見の上位3つは、「交通安全対策や防犯活動の強化」、「防災訓練などの大規模な地震、風水害などに対する構え」、「高齢者や障害のある人に対する支援」でした。
令和元年度千種区区民アンケート調査結果