29ページ~30ページ 第3章 施策の全体像 第2章までの文化芸術推進の基本的な考え方や今後の課題を踏まえ、以下の文化芸術推進三箇条及び四つの視点と各視点に紐づく施策を基に、今後5年間を見据えた取り組みを進めます。 1 スローガン 日常に文化を、名古屋(まち)に彩りを 今もこのまちの日常に根づく、「芸どころ名古屋」の気風は、独自の文化芸術とともに受け継がれ、社会に活力を生み出し、その力が文化芸術活動をさらに活性化させてきました。 本市は、時代の変化を見据えながら、文化芸術への親しみを広げ、磨き育て、その力を多様な場面で活用し、文化芸術活動を支える基盤を整備することで、日常が文化芸術で満たされ、このまちに根差した文化芸術が持つ多様な価値が活きる、彩りあふれる名古屋(まち)を目指していきます。 2 文化芸術推進三箇条 本市の文化芸術を推進するため、本計画では以下の三箇条を掲げます。 其の一 文化芸術の振興及び他分野連携を推進します 其の二 多様な文化芸術活動の拠点として文化施設の整備・管理運営を推進します 其の三 文化芸術を支える財源の確保に努めます 3 四つの視点と各視点に紐づく施策 以下の各視点には各施策が紐づいており、特にこの5年間で力を入れて取り組む施策は重点施策としています。 視点:親しむ 身近な場所で誰もが等しく文化芸術に触れ、親しむことができる機会をつくることにより、生活に楽しみや彩りをもたらし、心の豊かさや想像力を育む力をさらに伸ばしていきます。 【重点施策】子ども・若者への文化体験機会の提供 【基本施策】誰もが等しく文化芸術を享受する機会の拡大 【基本施策】文化芸術情報の発信力の強化 【基本施策】文化芸術資源の継承・保存  視点:磨き育てる 名古屋の文化・歴史資源を再発見し、この地域の強みでもある盛んな文化芸術活動を磨き上げながら、その担い手を発掘・育成していくことで、創造活動の充実や、名古屋の文化や歴史に対する市民の誇り・愛着を高めていきます。 【重点施策】若手アーティストの支援 【基本施策】創造的文化芸術活動及び市民文化芸術活動の支援 【基本施策】文化・歴史資源の活用 視点:活かす 新たな文化芸術施策の潮流である「文化の力を活かす」取り組みを積極的に進め、文化芸術の創造力をもって、観光、まちづくり、国際交流、福祉、教育、産業その他の各関連分野との連携により、都市魅力の向上を図っていきます。 【重点施策】文化芸術を活かしたまちづくり 【基本施策】観光、国際交流、福祉等他分野との連携 視点:支える 文化芸術関係者がこの地域に集い、活動したくなる環境を整え、多様な活動が高いレベルで盛んに行われるようにしていきます。また、安心安全で使い勝手の良い、優れた文化施設の整備と適切な管理等、文化芸術活動を支える財源の確保を含めたソフト・ハード両面の取り組みを進めていきます。 【重点施策】新たな劇場の整備(市民会館の改築) 【基本施策】文化施設の整備・管理運営 【基本施策】文化芸術を支える資金等の活用 ※名古屋市文化芸術推進基本条例を太陽に、本市の文化芸術を木(名古屋市の木であるクスノキをイメージ)、文化芸術を支えていく財源を、木を支える土壌に降り注ぐ雨(文化芸術推進三箇条其の三)に見立て、太陽に照らされ、雨の恵みを得て、本市が、親しむ、磨き育てる、活かす、支えるという四つの視点で施策を展開していくことにより、文化芸術を支える土壌が豊かになり(文化芸術推進三箇条其の二)、文化芸術の木が育っていって実を付け、その文化芸術の実を、他分野をイメージした鳥が食べて活発に飛び回るとともに、この鳥が文化芸術の種を運んでいくことにより、他分野に見立てた文化芸術の花(名古屋市の花であるユリをイメージ)が色々な場所で花開いていく(文化芸術推進三箇条其の一)ことをイメージした図を掲載