名古屋市精神保健福祉センターから発信する情報誌 名古屋市精神保健福祉センター通信ここらぼNAGOYA37号 今号の内容 2ページ ひきこもり家族教室のご案内 3ページ 居場所「ねこもりルーム」活動について ここらぼNAGOYA掲載作品の募集 4ページ 令和7年度依存症講演会のご案内 ネット・ゲームとの付き合い方を考える家族のつどい 5ページ 令和6年度「こころの健康フェスタなごや」を開催しました 6ページ 第27回 リレーでつなごう!地域の支援機関 「訪問看護ステーションここのあ」 このページには、共和病院のデイケアのメンバーが作った作品の写真5点を掲載しています。 2ページ ひきこもり家族教室のご案内 名古屋市ひきこもり地域支援センターでは、名古屋市在住のひきこもり当事者のご家族を対象にひきこもりについて理解を深め、家族本来の力を引き出すとともに、家族の孤独・孤立を防ぐことを目的に家族教室を開催しています。 今年度も専門家からの話だけでなく、ひきこもり経験者やその家族から生の声を聞く事ができる教室を開催します。家族教室の後に交流会も設けています。 対象はひきこもりのご家族の方です。ご本人の参加はできません。 第1回は10月17日(金)。内容は、ひきこもりの理解と対応と交流会。申込開始日時は9月11日(木)9時より 第2回は10月31日(金)。内容は、ひきこもりと精神科医療と交流会。申込開始日時は9月11日(木)9時より 第3回は12月2日(火)。内容は、ひきこもり経験者・家族からのメッセージと交流会。申込開始日時は11月11日(火)9時より 第4回は1月14日(火)。内容は支援機関を知ろう、交流会。申込開始日時は12月11日(木)9時より 詳細及び申込は名古屋市公式ウェブサイト URL https://www.city.nagoya.jp/kenkoufukushi/page/0000173715.html 画像としてひきこもり家族教室のURLのQRコードを添付 定員:各回20名(先着順) 開催場所:名古屋市ひきこもり地域支援センター(ここらぼ内) 住所:名古屋市中村区名楽町4丁目7番地の18 掲載作品募集 デイケア等で作成した作品をここらぼNAGOYAに載せてみませんか 前号に引き続き、ここらぼNAGOYAに掲載する作品を募集します。 ●対象団体:精神保健に課題のある方や精神障害がある方に関する団体 ●作品数:1団体5作品程度まで ●選考方法:先着順2団体 ※選ばれた団体には後日ご連絡します。 ●締切:令和7年12月12日 申込:https://logoform.jp/f/ev6hY 画像として掲載申込のURLのQRコードを添付 3ページ 居場所『ねこもりルーム』活動について ひきこもり状態にある方がのんびり、ゆったり過ごせる居場所をつくりました。当センターでひきこもりについての来所相談をされている方にご利用いただける居場所です。 社会につながる1歩として、安心して過ごせる場所の1つにしていただけるように、人と関わることへの不安や恐怖がある方も気軽に来られる居場所作りを心がけています。年齢制限はありません。1人で過ごすこともできるし、人と交流することもできます。読書、パソコン、ぬり絵、その他趣味の活動など自由に過ごしていただけます。 令和6年6月に開設されてから約1年。週に1回居場所を開所しています。また、月に1回程度のイベント(料理、外出、ハンドメイドなど)を開催してきました。今後はひきこもり経験者とのおしゃべり会等も企画しています。 お問い合わせ先:名古屋市ひきこもり地域支援センター 名古屋市精神保健福祉センターここらぼ内 TEL:052-483-2077 FAX:052-483-2029 詳細はこちら:名古屋市公式ウェブサイト https://www.city.nagoya.jp/kenkoufukushi/page/0000173715.html 画像としてねこもりルームのURLのQRコードを添付 テキストの記事の他に、次の写真を掲載しています。 ねこもりルームの部屋、料理でつくったたこ焼き、フルーツポンチ、冷やしそうめん、活動で外出した名古屋城の桜、名古屋港水族館のいるか、ハンドメイドで作ったプラバン、塗り絵と花 4ページ 令和7年度依存症講演会のご案内 当センターでは、例年名古屋市民を対象に、依存症への理解を深めていただくことを目的として、依存症講演会を開催しております。 今年度は11月26日(水)14時20分から、中区役所ホールにて開催予定です。 講師に俳優の高知東生さんをお招きし、「生き直す〜依存症からの回復で学んだこと〜」をテーマにご講演いただきます。 芸能界で活躍していた高知さんが薬物依存症になってしまった経緯やそこから回復していく過程、そして現在精力的に取り組まれている依存症の啓発活動に対する思いなどをお話しいただける予定です。 既に依存症の問題で悩んでいる方も、依存症はどこか遠い話のように感じている方も、ぜひ高知さんのご講演をお聞きいただき、「依存症は誰でもなる可能性がある身近な問題」という理解を深めていただくきっかけとなればと思います。 お申込みの詳細は10月以降、広報なごや、名古屋市公式ウェブサイト依存症相談窓口のページ、X(旧Twitter)等でご案内いたします。 画像として依存症相談窓口のウェブサイトURLのQRコードを添付 ≪ネット・ゲームとの付き合い方を考える家族のつどい≫ 子どものインターネットやゲームの使用について「学業に影響はないのだろうか」「注意すると無視したり、怒ることがある」と心配している親御さんも多いのではないでしょうか。ここらぼでは、ご家族を対象に『ネット・ゲームとの付き合い方を考える家族のつどい』を開催しています。 【日程】 ・令和7年11月7日(金)オンライン開催 講演会「 ネット・ゲームの向き合い方〜思春期の特徴と理解、対応について〜 」医師による講話 ・令和8年1月23日(金)オンライン開催 講演会「 ネット・ゲームがやめられない?〜家族にできること〜 」ネット・ゲーム依存家族の会 ・令和8年2月20日(金)対面開催 「ゲーム依存の治療方法、子どもへの対応」公認心理士による講話と交流会 【対象者】思春期の子どものネットやゲームの利用についてお困りのご家族(市内在住・在勤)。オンライン開催は支援者の方も参加可 【お申込み】各回ごとに申込みが必要です。 詳細はこちらから https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000174549.html 画像としてネット・ゲームとの付き合い方を考える家族の集いのウェブサイトURLのQRコードを添付 このページには、好生館病院のデイケアのメンバーが作った作品の写真5点を掲載しています。 5ページ 令和6年度「こころの健康フェスタなごや」を開催しました 令和7年3月20日、名古屋市栄のオアシス21「銀河の広場」にて「こころの健康フェスタなごや」が開催され、多くの市民が訪れました。このイベントは、自殺対策強化月間に合わせて名古屋市が企画したもので、こころの健康への関心を高めることを目的としています。近年、自殺者数は減少傾向にありましたが、令和2年以降は高止まりの傾向が続いており、誰もが安心して暮らせるまちづくりの一環として、幅広い世代に向けた啓発活動が求められています。 当日は、音楽やダンス、ヨガ、トークショーなど多彩なステージプログラムが展開されました。SO.ON projectや78(ななはち)によるダンスパフォーマンスは若者を中心に大きな盛り上がりを見せ、サックス侍による演奏は会場にやさしい音色を響かせました。ヨガ講師・熊澤渚さんによるチェアヨガ体験では、誰でも気軽にできるセルフケアとしてのヨガが紹介され、参加者は自分のこころと体に向き合う時間を持ちました。精神科医Tomy先生とひかりんちょさんによるトークショーでは、落ち込んだ時の対処法や自分に優しくすることの大切さが語られ、多くの共感を呼びました。 会場には、パンや花の販売、カラーセラピー、情報発信、相談案内などのブースが並び、足ツボマットや褒めフォトスポット、Free Wallなどの体験型コーナーも設置されました。参加者は楽しみながら、自分のこころと向き合う時間を過ごしました。また、香りを選んで自分の状態を見つめる「こころのカード」も配布され、セルフケアのきっかけとして好評を得ました。 事前告知としてInstagramを活用し、イベント情報やこころの健康に関する投稿を展開。出演者によるSNS発信もあり、来場できなかった人にもメッセージが届きました。アンケートも実施され、参加者からは「楽しかった」「また参加したい」といった声が寄せられました。 今年度の「こころの健康フェスタなごや」は令和8年3月に開催予定です。詳細は、決まり次第当センターのSNS等で発信してまいります。開催の際はぜひお越しください。 テキストの記事の他に、次の写真を掲載しています。 こころの健康フェスタのポスター、配布物、会場の光景、会場のメッセージボード 第27回 リレーでつなごう!地域の支援機関 訪問看護ステーションここのあ Q:ここのあさんの名前の由来は何ですか? 『志』(こころざし)と言う漢字が好きな為『志と愛を持って訪問看護を行いたい』と言う意味も込めて名付けました。漢字で『志乃愛』として合同会社を設立し、訪問看護ステーション名はひらかなで『ここのあ』としました。 Q:訪問看護は何をするお仕事ですか? 精神障害者や知的障害者、発達障害の方を対象に、住み慣れた場所で、安心して穏やかな日々を送れるようケアをすることで、一人ひとりにゆっくり向き合う看護(健康管理・服薬管理・日常生活相談・社会復帰へのサポート)を提供する仕事です。 Q:訪問看護以外の取組みもしておられると伺いましたが、どのようなことですか? ファミリーサポートと言う、自費サービスをしており、通院・外出サポート、家事代行サポート、見守りサポート、日常生活サポート等、医療・介護保険ではまかないきれない事を看護師がサポートしていくシステムです。自費の為金額的に厳しいと言われる方でも、ご相談次第で低価格で提供できるようにしています。 また月一回、市内のコミュニティにて『地域の皆さんの健康相談会』も開催し、ちょっとした不安や気になる症状を気軽に相談する場所を持っていただきたいと思い続けています。 Q:最後にお問合せ先を教えてください。 〒457-0866 名古屋市南区三条二丁目2-13-1 フリューゲル三条101号 管理者:相良智惠子 電話:052-990-4652 FAX:052-990-4653 HP:https://kokonoa.com テキストの記事の他に、次の画像を掲載しています。 ここのあさんのロゴ、健康相談会のポスター、職員の集合写真 名古屋市精神保健福祉センター通信 ここらぼNAGOYA 37号 発行 名古屋市 発行日 令和7年10月31日 発行部数 2,600部 編集 名古屋市精神保健福祉センターここらぼ 〒453-0024 名古屋市中村区名楽町4-7-18 電話 052-483-2095 ファクス 052-483-2029 テキスト版 URL https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000012841.html 画像としてここらぼNAGOYA掲載のURLのQRコードを添付