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第2回第7期名古屋市男女平等参画審議会 記録

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このページを印刷する最終更新日:2016年2月17日

第2回名古屋市男女平等参画審議会会議録

日時:平成27年7月16日(木曜日)午前10時から

会場:名古屋市役所 東庁舎 大会議室

出席者:男女平等参画審議会委員 9名

企画調整監、総合調整部長、男女平等参画推進室長

傍聴:0名

1 開会

(進行:総合調整部長)

2 企画調整監あいさつ

(略)

3 議題

(1)次期基本計画の目標・方針について

(男女平等参画推進室より「審議経過と今後のスケジュール」、「部会審議報告」について説明)

【会長】4月に開催した第1回全体会において、市長から次期基本計画の策定に向けた基本的な方向性及び取り組むべき施策等について諮問を受けた。その後、答申案作成部会を立ち上げ、次期計画の目標・方針等について審議を重ねてきたのでその報告をしたい。

本日出席の委員の皆さんから、次期計画における目標・方針(案)や、今後必要となる主な取り組み等について一言ずつ意見をお願いしたい。

【委員】弁護士としてDV被害者支援に取り組んでおり、そこが方針として手厚くなったのでありがたい。名古屋市では、DV計画も同時に策定していて、別の弁護士が関わっており、それぞれ連携して進めたい。

また、男女平等参画については、子どもの頃からの啓発が大事だと思う。啓発物が配布だけで終わることがないよう、少しでも教員から情報が伝われば読むきっかけになる。そのあたりも、次期計画(案)に入っているので、よいと思う。

【委員】地域で活動する中で、女性会主催の行事以外は、男性割合の高い区政協力委員が主体の場合が多く、女性会はこれに参加して、あれに参加して、と参加のみになることがある。今後、地域防災において、女性リーダーが必要だと思うので、男性の意識改革も進めてもらい、女性も会合等に入れてもらえるとありがたいと思う。

【委員】部会にも参加しているが、改めて見直してみると、2点気がついたことがある。

ひとつは、目標1方針3「生涯にわたる性と生殖に関わる人権の尊重」の表現について。男女平等参画基本計画2015から掲載されているので今さらの指摘になるが、一般の方には意味がわからないだろう。このような表現になった理由など、前回からの経緯があれば説明してほしい。これは、性と生殖に関する健康・権利(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)のことだが、性の自己決定権という点で、妊娠中絶を容認すると捉えられ、今日まで続くジェンダーバッシングの発端となっているものである。性の自己決定権については、大事な事柄なので方針に入れたほうがよいと思うが、一般の方が読んでわからないような表現で書くことがよいとは思わない。

もう一つは、目標5「方針20防災における男女平等参画の促進」の、今後さらに必要とされる主な取り組みとして「消防団における女性の参画促進」があるが、防災に女性の視点を入れることの具体的な取り組みとしては安易すぎる。言葉としては消防団等とするしかないか。

【会長】方針3はご指摘のとおりで、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツと入れるのが妥当かと思われるが、カタカナをあまり使わないようにという配慮からこのような表現になった。答申案作成部会に持ち帰って表現を検討する。

【委員】私は、若い女性の研修等をする機会があるが、女性は専業主婦になるのがよいということがテレビでも取り上げられていたし、女性の活躍推進が取り上げられ日本が変わろうとしている中でも、当事者である女性の意識が低いのではないかと感じることがある。男女平等参画の意識は底辺には広がっていないと感じる。新しい計画がそれを変える視点があるのか、意識格差を縮めるためにどうしたらいいのかということが、この案では見えてこない。

【委員】男女平等参画基礎調査の結果の中で、「職場における育児休業制度の有無」にないと回答した方が40%以上いることに驚いた。他の自治体の状況はわからないが、この状態は大変問題がある。他とのバランスもあるので文言を修正する必要はないが、育児・介護休業に向けた方針を「目標4雇用等における男女平等」に入れてもいいくらいだと思う。育休・介護休業が制度としてあることが大切であるが、制度があるのに従業員に伝えていないことも相当多くあると考えられる。この計画を推進することで、制度があることを知らないために退職してしまう人を一人でも減らすことができればよいと思う。東京方面に若い女性が流出するという問題も、名古屋は女性がずっと働けるということが生活の中で見えてくることで変わってくるのではないかと思う。

【委員】父親の子育て支援を続けてきて、世の中の流れが変わってきていることを実感する。はじめは見向きもされなかったが、今では大手企業が父親向けの子育て支援をやるまでに意識が変わってきている。それを後押しするような計画になってほしい。

そのためには、イクボスなど管理職の意識改革とイクメンの推進、そして女性の活躍推進が同時に進んでいかなければならず、この計画(案)にはすべて盛り込まれているので、今の世の中に吹く風に乗って進んでいくとよいと思う。

【委員】これまでの経歴から、特に教育のことについて述べる。意見としては3点ある。

目標1「方針5様々な困難(貧困・ひとり親・障害・同和問題・外国籍等)を抱える人々の支援」の中にもあるが、この格差社会の中で、貧困家庭への教育支援が必要だと思う。具体的には、大学で授業料未納により除籍になる学生がいる。奨学金制度もあるが、4年間利用することで、かなりの借金を背負って社会に出ることになり大変厳しいと感じる。そういうところを重点的に支援してほしい。

2点目は、男女平等参画について学校で学習する時間の確保について。人権問題や男女平等参画に関しては、「あらゆる機会をとらえて」学習することになっているが、これが難しい。時間を作らないといけない。時間を確保することで、児童に教えるための方策を教員も自ら学習することができる。

3点目は教育現場においても女性の管理職が増えることを期待する。教職員の異動が新聞で発表される際に、顔写真が掲載されるので女性が増えてきたという印象を受けた。学校が変わることは、社会に対する影響も大きいと思う。

計画全体としては、長い目で見て推進していくもの、すぐに対応しなければならないものという観点を持って推し進めてもらいたい。

【委員】2点ある。ひとつ目は、「目標1性別に関わる人権の尊重」の中で、今後さらに必要とされる主な取り組みとして相談事業の充実がある。相談事業の充実は大切なことであるが、一方で相談件数自体を減らす仕組みも大切ではないかと思う。名古屋市だけに限ったことではないが、DVなど暴力はダメだという意識を広げることが大事だ。

2点目。中京圏は、自動車を中心とした製造業、男性中心の社会ということもあって、名古屋圏から東京圏の方へ若い女性が流れる傾向があるということだが、「目標3方針決定過程への女性の参画」や「目標4雇用等における男女平等」の中で、育児など若い女性がより魅力を感じられるような施策を盛り込むと活性化してよいのではないかと思った。時間がかかるかもしれないが、中長期的な視点で取り組んでほしい。

【事務局】本日欠席の委員からも意見をもらっているので、紹介する。

  • 「目標1性別に関わる人権の尊重」について。目標2~5では「男女」という言葉を用いているので、統一して「男女の人権の尊重」の方がよい。方針においても、「男女」を用いた方が市民に受け入れられやすいのではないか。
  • 「目標4方針14雇用主及び労働者(管理者・従業員等)への男女平等に向けた啓発」について。企業における男女平等を促すためには、管理職層に対する意識啓発が重要であることから「雇用主及び労働者」のくくり方を変更するか、従来のまま「雇用等における男女平等の推進・啓発」にした方がよい。
  • 「目標4方針16雇用等における仕事と生活の調和実現に向けた支援」について。ワーク・ライフ・バランスは仕事と生活について言及しているので、「雇用等における」を削除した方がよい。
  • 「目標1性別に関わる人権の尊重」「方針1性別に基づく人権侵害の解消に向けた啓発」について。「男女」を「性別に関わる」とするのは、わかりにくい。不当な区別の原理(性別、人種)につながるのは「差別」「人権侵害」などの言葉であり、平等な権利主体につながるのは「男女」などの言葉がよいのではないか。
  • 目標1の文言を変更した場合でも方針1はそのままでよいと思う。ただし、「人権」の意味の射程を広くとるのが望ましい。個人間の人権侵害だけでなく、社会構造による格差(賃金格差等)を差別、人権侵害としてとらえることが大切。答申の中に「男女差別撤廃への一層の取り組み」などの文言が入るとよい。

【会長】皆さんから意見を頂戴したので、文言をそろそろ固めていこうと思う。全体会としての意見をもらい、決まらないものは次回の部会に持ち帰って議論を深めたい。目標1の文言について、「性別に関わる人権の尊重」がよいのか、事務局案「男女の人権の尊重」がよいのか。答申案作成部会としては、「性別に関わる人権の尊重」で意見がまとまり、全体会に出した。

「方針1性別に基づく人権侵害の解消に向けた啓発」については、具体的な中身について、個人対個人の人権侵害だけでなく、もう少し広く網羅した方がよいという意見もあるので、答申案作成部会でつめていきたい。また、方針3についても、表現を検討したい。

「方針4メディアにおける性別に関わる人権の尊重」や「方針5様々な困難(貧困・ひとり親・障害・同和問題・外国籍等)を抱える人々への支援」は「男女」という表現を「人々」などに置き換えているが、こちらについても意見があればください。

「方針16雇用等における仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)実現に向けた支援」では、「雇用等における」が必要ないという意見があったので、こちらについても意見をください。

【委員】目標1の表現について。全国的な表現に合わせないといけないという決まりはないが、「性別に関わる」というのは新しい表現である。国や他都市では「男女共同参画」と言うところを、名古屋市では「男女平等参画」と言っているが、明確な理由があって使っていても、それに関する質問が今なお多い。今回、「男女」から「性別に関わる」と変えるのであれば、名古屋市として明確でわかりやすい理由が必要だと思う。そのような明確な理由がなくて、大きな支障もないようであればあえて「男女」を変える必要はないのではないか。

【会長】基本計画2015を策定するときも、内容としては性別に起因する人権だという確認はしていたが、「女性の人権」からの変更であったため、まずは「男女の人権の尊重」という文言で落ち着いた。また、セクシュアル・マイノリティについても、諸外国や他都市の動きや、基本計画2015の策定から5年の変化もあり、それらを考慮すると「男女」という表現ではない方がよいと答申案作成部会で確認した。

【委員】次期基本計画の体系を見て、「男女」から「性別に関わる」への変更は、計画期間の5年を考えると半歩進んでいてすごいと思った。「男女」ではないわかりにくさもあると思うが、「男女」と言われることに傷つく人もいるので、この変更はよいと思う。

【委員】「性別に関わる人権の尊重」という表現は、固有の人権、例えば男ならではの人権を尊重しようという意味にもとれるので、人権侵害の解消という表現の方がよいと思う。

【委員】東海市は「みんなの人権」という風に「男女」という言葉を外している。全国的にも計画を策定するタイミングにある都市は、表現を変えるのではないか。男女共同参画社会基本法という名称は変わらないが、セクシュアル・マイノリティへの配慮については、行政でも今までにないような動きがある。計画期間のこの先5年を考えると、「性別に関わる」という表現はわかりにくさは若干あったとしても、それでいくのがよいと思う。

【会長】性別に関わる「人権の尊重」よりも「人権侵害の解消」の方が、より明確でよいという意見があるが、その点についてはいかがか。

【委員】基本計画の目標ということを考えると、意味合いは人権侵害の解消が正しいのかもしれないが、前向きなメッセージとして、人権尊重という表現の方がよいと思う。

【委員】「性別に関わらない人権の尊重」はどうか。「性別に関わる人権の尊重」では、男性固有の人権、古くからあるそれを尊重しなければならないという意味にとれる。

【委員】人権を侵害することが問題であるので、その文言が入った方がよい。

【会長】「性別に関わる人権侵害の解消」だと方針1と近い表現にはなるが、そのために啓発をするというのが方針なのでそこは問題ない。「性別に関わる人権侵害の解消」とか「性別に基づく人権侵害の解消」とすることで本日、合意をいただいた。

方針16も「雇用等における」を削除してもよいということも確認した。

【委員】「目標3方針決定過程への女性の参画」のところで、市議会はどういう扱いになるのか。議員は選挙で選ばれるので、女性議員を増やすというような目標は難しいのだろうか。

【事務局】審議会委員の女性比率でも、選挙で選ぶ委員は対象から外している。名古屋市の計画なので、市で努力して上げていけるものでないと難しい。

【会長】答申の中で、そういったメッセージを伝えるように書いていくことはできる

(2)その他

(男女平等参画基本計画2015推進状況報告(平成26年度事業実績)について、男女平等参画推進室より説明)

【委員】名古屋市の色々な取り組みについて理解できた。最近は映像文化だと思うが、女性の働き方や家族のあり方など、これだけ講座・セミナーを開催しているのであれば、最初の15分くらいでも流すと効果があると思う。冊子では捨てられてしまうが、映像であれば区役所など色々なところで流せる。

【事務局】他都市のものも参考に、名古屋市でもやることはあり得ると思う。

【委員】人権啓発センターについての掲載はあるか。

【事務局】ある。まだ速報値ではあるが、事業実績として掲載する。また、次期計画にも掲載する。

 

4 閉会

閉会

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