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資料編「自然」について

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このページを印刷する最終更新日:2015年8月31日

ページID:2737

ページの概要:名古屋の自然環境や生息する生物のデータ集を収録

『新修名古屋市史』資料編「自然」 概要

資料編「自然」の特徴

本文編の内容を裏付ける自然環境のデータや情報をオールカラーでわかりやすく紹介するものです。
気象、気候、地形、地質、河川、自然災害などを取り上げる「名古屋の自然環境」と生物の特徴や分布などをまとめた「名古屋の生物」の2部構成となっております。また、生物に関する詳細なデータを記載した「目録」を別冊にまとめました。

本書について

B5版 本編548ページ(上製本)・目録228ページ(並製本) 定価4,500円 平成20年5月21日販売開始

名古屋の学区別緑被率の画像

名古屋市域の学区別緑被率「名古屋のみどり」から

藤前干潟航空写真の画像

藤前干潟航空写真

『新修名古屋市史』資料編「自然」 目次

本編

第一部 名古屋の自然環境

第一章 気象・気候
第一節 平年値からみた名古屋の気象・気候
第二節 気象要素の経年変化

第二章 地形・地質
第一節 名古屋の地形・地質に関する資料
第二節 市内各地域における地形

第三章 河川と流域
第一節 河川と流域の特徴と変遷
第二節 河川の水質

第四章 自然災害
第一節 気象災害・風水害
第二節 地震災害

第二部 名古屋の生物

第一章 菌類
第一節 キノコ類
第二節 地衣類

第二章 植物
第一節 珪藻類
第二節 コケ植物
第三節 シダ植物
第四節 種子植物

第三章 動物
第一節 魚類
第二節 両生類
第三節 爬(は)虫類
第四節 鳥類
第五節 哺(ほ)乳類
第六節 クモ類
第七節 甲殻類(カニ類)
第八節 昆虫類

第四章 代表的な自然環境と生物

目録

第一章 菌類
第二章 植物
第三章 動物

『新修名古屋市史』資料編「自然」 本文抜粋

本文抜粋 第2部第4章 代表的な自然環境と生物

 この章では、市西部の西区・中村区・中川区・港区・南区などが位置する「低地」、市中央部の北区・東区・中区・熱田区および昭和区・瑞穂区の一部を含む「台地」、市東部の守山区・千種区・名東区・天白区・緑区などが位置する「丘陵地」の中から、それぞれ1地点を選び、環境と生物との関係や生物相互のつながりなどに注目しながら、生態学的な視点で記述を試みた。
 低地は、伊勢湾に注ぐ庄内川・新川・日光川の河口に広がる干潟の自然(庄内川河口)を取り上げた。庄内川河口は、木曽三川が形成した日本を代表する沖積平野である濃尾平野の南端部に位置し、2002(平成14)年11月ラムサール条約に登録された藤前干潟を含む広大な自然環境である。庄内川河口は、干満の差によって陸化したり水没したり、また海水と淡水が入り混じる感潮域となっており、こうした移ろいやすい環境にもかかわらず、多様な生物が生活している。
 台地の自然では、都市空間に残された鎮守の森(熱田神宮公園)に注目することにした。熱田神宮公園は、標高5から6m、熱田台地と呼ばれる第四紀更新世に形成された河岸段丘上に位置していて、周囲を住宅地や道路・高層ビルなどに囲まれながら現在も緑被率80%以上、学区別でも20から30%の緑被率を誇る市内有数の緑の拠点である。

このページの作成担当

総務局行政DX推進部市政資料館庶務係

電話番号

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ファックス番号

:052-953-4398

電子メールアドレス

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