9月定例会は、9月14日から10月17日までの34日間にわたって開かれ、条例案、補正予算や平成29年度決算認定案など市長提出案件43件、議員提出議案6件についての審議などを行いました。
9月定例会の日程
9月定例会の日程月日 | 会議 |
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9月14日 | 開会 本会議 市長提出案件について市長より提案説明 |
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9月20日から9月25日 | 本会議 議案外質問 |
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9月26日から10月2日 | 常任委員会 市長提出案件について審査 |
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10月3日 | 本会議 市長提出案件などについて議決 決算認定案について市長より提案説明 |
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10月5日から10月15日 | 常任委員会 決算認定案について審査 |
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10月17日 | 本会議 決算認定案などについて議決 閉会 |
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台風第21号による災害復旧などの補正予算を可決
「平成30年度名古屋市一般会計補正予算(第3号)」など4件は、いずれも全会一致により原案どおり可決しました。
主な内容(1万円未満は四捨五入)
- 台風第21号による災害復旧(2億1,500万円)
台風第21号による被害に対し早急に対応するため、道路照明などの復旧や街路樹・公園樹の撤去を行うものです。
- 保育所及び学校のブロック塀撤去等の設計(2,770万円)
保育所及び小・中・高等学校において、現行の建築基準に不適合のブロック塀等の撤去及びフェンス新設の設計を行うものです。 - 地域密着型サービス事業所等の消防設備整備補助(1,903万円)
地域密着型サービス事業所等のスプリンクラー設備などの設置に対する補助を行うものです。 - 市民御岳休暇村セントラル・ロッジ等復旧工事の設計(1,100万円)
平成29年6月に発生した長野県南部の地震により被害を受けたセントラル・ロッジ等復旧工事の設計を行うものです。
- 総合リハビリテーションセンターにおける就労定着支援及び自立生活援助(644万円)
障害者総合支援法の改正により、総合リハビリテーションセンターにおいて、障害者の就労定着支援や自立生活援助を新たに実施するものです。 - 再犯防止推進モデル事業(402万円)
軽微な犯罪によって起訴猶予処分となり、福祉的な支援が必要とされた高齢者・障害者・若者を関係窓口につなぎ、その後の状況確認や必要な支援などを実施するものです。
平成29年度決算認定案について「認定」または「可決及び認定」
「平成29年度名古屋市一般会計歳入歳出決算の認定について」など各会計決算認定案19件については、全会一致または賛成多数により、「認定」または「原案どおり可決及び認定」しました。
一般会計の決算状況
- 歳入決算額は1兆1,658億円余、歳出決算額は1兆1,596億円余でした。
- 前年度に比べ歳入は954億円余増加し、歳出は1,010億円余増加しました。
- 翌年度繰越財源31億円余を差し引いた実質収支は31億円余の黒字でした。
「平成29年度名古屋市一般会計歳入歳出決算の認定について」は、採決に先立ち、日本共産党から反対討論(理由:市民税減税により財源不足をつくり出し、福祉・教育の民間委託や公共施設の統廃合を推進したこと。過大な需要予測に基づき、大型事業を推進したこと。)が行われました。
決算認定とは
前年度の予算が適正に使われたか、事業が効果的・効率的に執行されたかなどを常任委員会で慎重に審査して、本会議で認定(または不認定)します。
9月定例会において決算を検証し、2月定例会で予算に反映させます。
「決算」を十分に審査することで、今後の「予算」にしっかりと生かしていきます。