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令和元年度田んぼアートの記録

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このページを印刷する最終更新日:2019年12月27日

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令和元年度田んぼアートの記録

今年で9回目となる令和元年度の田んぼアートをご紹介します。

令和元年度のデザイン図柄

今年で結成10周年を迎える名古屋おもてなし武将隊の6武将の絵

令和元年度のデザインは今年で結成10周年を迎える名古屋おもてなし武将隊です。左上から豊臣秀吉、織田信長、徳川家康。
左下から加藤清正、前田利家、前田慶次です。

5月3日(金曜日)測量

天皇陛下の即位に伴い10連休となった今年のゴールデンウィーク。新しい令和の時代、最初の作業、測量です。

朝日に輝く何も植わっていない田んぼの水面

朝日に輝く田んぼ、まっさらなキャンバスにこれから絵を描いていきます。

観察台の写真

既に観察台も完成。5月12日の田植えイベントに向けて準備を進めています。

測量の小道具

まずは、会長挨拶と作業説明。20名余りの皆さんが集まってくれました。今年も愛知県土地家屋調査士会の皆さんにご協力いただいています。

大量の竹串

今日使用する竹串です。一本一本、測量して竹串を田んぼに刺していき絵を描きます。今年の測点(竹串の本数)は2500本。

遠近法を使った平面図

こちらは実際に田んぼに描く絵の図面です。観察台から見たときにきれいに見えるよう、遠近法を使って遠いところは大きく、近いところは小さく描きます。上の三武将と下の三武将は実際の面積では大きな差があります。特に下の三武将の目鼻口は細かく、これを上手く描けるかが今年最大の難関です。

前田慶次の測量図面。無数の測点と測点番号が描かれている

前田慶次の測量図面。細かく書かれた数字の数だけ、これから竹串を打っていきます。

測量の様子

測量は4人一班で、5班に分かれて作業します。図面を見ながら測点番号と位置を指示する人、測量する人、串を運んで打ち込む人、串と串をテープでつなぐ人です。

田んぼに打たれた十数本の竹串。うち7本を黄色のテープでつなげてある。

1点づつ測量してテープでつなげようやくできあがった小さな形。これはおそらく加藤清正の下唇です。これは細かい。想像以上です。

測量完成が近づいた田んぼの様子

日が傾くころ、完成が近づいてきました。

観察台から見た測量完成写真。

測量完了。織田信長の絵に赤いテープを使ったので写真では見えないのが残念です。

5月6日(月曜日)輪郭植え

田んぼに入って輪郭植えをするスタッフ

今日は輪郭植え。輪郭植えでは参加者が植えるのが難しいような絵が細かい部分をスタッフで先に植えておきます。参加者が田植えをする部分も、当日何色を植えればいいかわかりやすいように輪郭に沿って各色の苗を植えます。

輪郭植えをしている写真、田んぼのアップ

一人1枚デザイン画を持ち、どこに何色の稲を植えるか判断しながらの田植えです。田んぼアートも9年目。スタッフは迷うことなくどんどん田植えが進みます。

輪郭植えが終わった田んぼの全景写真

お昼を少し回ったころ、無事輪郭植えが完了しました。次は田植えイベント当日です。

5月12日(日曜日)田植え

会長が参加者に挨拶している様子

おはようございます。今年は雨も降らず、良い田植え日和となりました。皆さん、田植え頑張りましょう。

名古屋おもてなし武将隊とスタッフの記念撮影

今年は結成10周年を迎える名古屋おもてなし武将隊とのコラボ企画です。田植えに織田信長、前田慶次、陣笠隊のお二人が駆けつけてくれました。

織田信長の掛け声でみんなエイエイオー

田植え当日が信長様485歳の誕生日だったこともあり、誕生祝いで開会式から会場はおおいに盛り上がりました。

田植えの様子

田植え開始です。

2歳児から小学校低学年の子達が田植えをしている様子

小さい子供たちも泥んこになるのを嫌がらず、頑張って田植えをしています。

本日使用の色苗の写真

皆さんに植えていただく色苗です。上段左は黒、真ん中が白、右が赤。下段左が黄、真ん中がオレンジです。これにあいちのかおりの緑が加わります。ほとんど見分けがつきません。参加者が間違った苗を植えないように、スタッフがしっかり色管理をしてサポートします。

田植えをする信長

武将隊のみなさんも一緒に田植えをしていただきました。

田植えをする陣笠隊のとうま

なかなか様になっています。

田植えをする陣笠隊のやたろう

あと少しで完了です。

田植えをする前田けいじ

今年は参加者に手植えをしてもらう面積が広く、イベント時間中にすべて植えることは難しいのではと思っていましたが、武将隊のみなさんに鼓舞され、楽しく最後まで植え切りました。

田植え機で引っ張られる木製の舟。定員2名。

人気のアトラクション?田舟コーナー。

田舟にのる陣笠隊のとうま

皆さんが帰り始めた後に、こんな余興が。

田植え機を運転する信長

運転しているのはなんと織田信長。さすが、新しいもの好きで知られた武将でござる。

信長運転のたぶねにのる子供

殿に舟に乗せていただくなんて恐悦至極にござります。

田植え完了後の田んぼを観察台から望む

余興はさておき、田植えが完成した田んぼです。絵が少し見やすくなりました。

竹串、テープを取り除いた後の田植え完了写真

植え付けの目印にしていた竹串とテープは田植え後は必要ありません。昼食後、スタッフで撤去作業をしました。後は、稲がすくすく生長するのを待ちます。

5月23日

秀吉、信長の絵が浮かび上がってきた様子。田んぼの左半分。

田植えから10日あまり。黒・緑・黄色が少し目立つようになってきました。

田んぼの右半分。信長、家康は見えるようになってきた。

上の三武将は見えるようになってきました。下の三武将は顔の部分がまだよくわかりません。かなり細かいデザインだったので、これからのスタッフの手直しの腕前にかかっています。

6月13日

鮮やかに絵が浮かび上がってきた田んぼの様子

田植えから1か月がたちました。久しぶりの梅雨の晴れ間。田んぼアートには劇的な変化が。色鮮やかに武将たちが浮かびあがってきました。上の三武将は予想通り良い出来です。下の三武将は心配していた通り、まだちょっと顔がはっきりしません。これからどうなるかな。

6月26日

観察台から見た田んぼアート

6月下旬、田んぼアートも見頃の季節を迎えました。マスコミ各社で取り上げていただき、たくさんの方が見学に訪れていました。観察台は9月29日の稲刈りまで24時間無料で開放しています。皆様、是非お越しください。

信長の田んぼアートアップ

信長・秀吉・家康の3武将は完璧の出来です。観察に来られた皆さんにすごくきれいと言ってもらえるととても嬉しいです。

田んぼアート秀吉の部分のアップ

こちらは秀吉。赤色もいい感じで発色しています。

田んぼアート家康部分のアップ

家康もデザイン通りの良い出来。下の3武将はやはり顔の細かい部分が難しかったなあ。

7月7日(日曜日)観察会

田んぼアートの様子。一番きれいな時期です。

今日は観察会。田んぼアートが一番美しい季節です。

除幕式を行う信長

会長のあいさつの後、信長によるかかしの除幕式です。どんなかかしが登場するでしょう。

3D発泡スチロールの信長像を眺める武将隊

登場したのはかかしではなく、なんと3D発泡スチロールの信長像。スタッフの手作り作品です。武将隊の皆さんと共に、人気の撮影スポットとなりました。

吹奏楽の演奏に合わせてカラフルなボンボンを両手に持ち踊る学生

南陽東中学校の吹奏楽の演奏。アンコールにも応えてくれる元気な演奏とパフォーマンスで会場は盛り上がります。

風でキラキラ輝く七夕飾り

今年は数年に一度の七夕と観察会が重なる年。会場には七夕コーナーができました。みんなたくさん願い事を書いたかな。

特設どろんこ会場で泥んこになりながらボールを探す子供たち

観察会一番のお楽しみイベント。子供のどろんこ遊びスタートです。スタートの合図と共にみんな一斉に泥の中へ。見つけたボールの色で色々な景品と交換してもらえます。

子供たちに混じってボールを見つける陣笠隊のとうま

おや?子供達の中に陣笠を被った方が。一番張り切っているようです。

一等賞の子供と信長の記念撮影

一等賞のアンパンマンのボールを見つけたラッキーガール。一等から三等までの特別ボールを見つけた子には、イオンシネマのチケットと手ぬぐい、巾着、タオルなどの武将隊グッズが贈られました。

どろんこ遊び景品交換風景

お楽しみ景品交換の時間です。何色のボールで何がもらえるかこの時までわかりません。シャボン玉や野菜詰め合わせセットやボール等、何が当たってもみんな嬉しそうな笑顔でした。

8月2日

田んぼアートの様子。白い稲の部分に緑が混じってきている。

観察会から1か月たちました。まだ絵は見られますが、顔など白い稲の部分に緑色が目立ち始めました。白い稲は生長が進むと緑色が多く混じってきます。そこにヒエなどの田んぼの雑草、緑の葉色のあいちのかおりなどが混ざりこみ、段々美しさが失われていきます。

8月16日

田んぼアートの様子。全体に鮮やかさが失われくすんだ色に変化。

7月には鮮やかな色合いだった田んぼアートも少しづつ黄色味を帯び、くすんだ感じになってきました。

あいちのかおりが実る様子

鮮やかさが失われた理由はこれ。

黒い葉の古代米に黄色の稲穂がでる様子

これは黒稲の稲穂。葉色は白や黄色や異なりますが、穂の色はすべて黄色の品種を植えています。出穂する8月中旬になると絵は全体に黄色く変化していきます。

9月18日

すっかり黄色く色づいた田んぼアートの様子

田んぼアートの最後の姿。暑さに弱い黄色の稲の葉は枯れてきています。稲穂の生長と共に田んぼはすっかりセピア色。9月29日のイベントで参加者が稲刈りをスムーズに楽しめるよう、4日後にスタッフで色の区別が難しい細かい部分を事前稲刈りします。6武将の姿も見納めです。

9月29日(日曜日)稲刈り

一部稲刈りが終わった田んぼアートの様子

今日は稲刈りです。昨夜から今日にかけて降雨の予報でしたが、雨は一滴も降らず田んぼはよく乾き最高の稲刈り日和になりました。事前にスタッフで色稲刈りをしたので田んぼには3武将が残るのみ。今日でお別れは少し寂しいですね。

信長の3Dオブジェと記念撮影をする田んぼアート会長と前田利家となつ

今日も武将隊の前田利家と陣笠隊のなつが応援に駆けつけてくださいました。まずは、信長様に挨拶じゃ。

稲刈り開始の号令をかける前田利家

会長挨拶に続き、武将隊による出陣の掛け声。みんな今日は頑張るぞ。

スタッフによる稲の刈り方束ね方の説明

稲を上手に束ねる方法の説明です。難しいけど上手くできると結構かっこいい。

田んぼに入って稲刈りを始める参加者の様子。観察台から。

稲刈りスタートです。

稲刈りの様子、背景に観察台

青空の元、だんだん気温があがり暑くなってきました。

自分の背丈ほどもある稲の束を運ぶ小さい女の子

小さな子も頑張ってお手伝い。

大きなコンバイン

かっこいい働く車、コンバイン。乗って記念撮影もできます。

稲を束ねる前田利家

稲はこうやって束ねるのだ。結構上手です。武将様はなんでもできるようです。

小さな男の子が足踏み脱穀を体験中

昔ながらの農機具、足踏み脱穀機。楽しい体験ができたかな。

田んぼアート米、黒稲と白稲の試食用小型おにぎり

稲刈りが終わったら、白稲と黒稲の古代米を試食します。葉っぱの色は様々でも、精米するとお米は全部白色。味は古代米なのでそこそこと言った感じですが、良い記念になる味です。

完成した焼き芋の山

こちらも稲刈り後のお楽しみの焼き芋。朝の5時半から火入れをして焼き上げました。おいしかったかな。

あまり花の咲いていないコスモス畑

最後にコスモス狩り会場。例年より2週間早い稲刈りに合わせて、早咲きの品種を早めに種まきしましたが、ちょっと花が間に合いませんでした。残念。でも、わずかな花でも楽しんで摘んでいただけました。

12月8日(日曜日)収穫祭

今日は田んぼアートの今年最後のイベント収穫祭です。一年間かけて育てたお米や、採れたお米で醸造した日本酒の配布などが行われます。

ステージで太鼓や横笛の演奏を行っている様子

尾張新次郎太鼓で収穫祭の幕開けです。

餅つきをしているピンクの服を着た女の子

餅つきも始まりました。

ベニヤ板で囲まれた屋外のスペースにコンロが3つ

お餅つきの裏側。ベニヤ板で風よけをした秘密基地のような屋外スペースでもち米を蒸します。寒風が吹くとお米を蒸すのに時間がかかるし寒くて大変。今年はとても暖かい日になってよかった。

お餅をつく秀吉

秀吉様もお餅つき

餅をつく信長

信長様お手つきのお餅は誰の口に入るかな。

テーブルに大量に並ぶ黄粉餅の皿

お餅はたくさん準備したので、皆さんおかわりもできたようです。

縄をなう親子

人気の縄ないコーナー。地元の農家さんの指導で皆さん上手にお正月飾りを作っています。

体育館のステージのスクリーンで1年間の映像を上映している

一年間の田んぼアートの記録を上映しました。田植えから稲刈りまでたくさんの思い出が詰まった映像です。映像に自分が出るとみんな大喜び。

男の子にインタビューする司会のきょくどうりんりんさん

司会の講談師、旭堂鱗林さん。ステージの幕間も参加者にインタビューして楽しませてくれました。

30人近い生徒が先生の指揮で演奏

南陽東中学校の吹奏楽演奏。観察会に引き続き参加いただきました。

ステージの陣笠隊の二人と参加者が一緒になってエイエイオー

いよいよ、本日のクライマックス。名古屋おもてなし武将隊の演武スタートです。みんな一緒にエイエイオー。

陣笠隊の二人と秀吉と信長の演武

熱の入った演武にみんな釘付け。

秀吉とマントをひるがえす信長

かっこいいなあ。マントの裏と幕が同じ色でぴったり。

ぐー、ちょき、ぱーのグループに分かれて整列する子供達

最後は恒例子供のじゃんけん大会。パーの子はこっちにおいで。

サイコロを持つ信長

みんなの運命を握っているのはこの人。

色紙をもらう女の子

見事、じゃんけんを勝ち抜いた子には、武将隊全員のサイン入り色紙や収穫祭で上映した記録映像の入ったDVDが配られました。

大きなパパイヤの鉢を持つ女の子

こちらは特別賞?地元の農家さんが種から育てたパパイヤの
鉢植えがあたりました。

ステージであいさつをする田んぼアート実行委員会の会長

長かった1年の田んぼアートイベントもいよいよ終わりの時を迎え会長の挨拶です。今年は武将隊とのコラボもあり、魅力満載のイベントになりました。来年は田んぼアート南陽も10周年を迎えます。皆様のまたの参加をお待ちしています。

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