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堀川浄化の社会実験計画

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このページを印刷する最終更新日:2011年6月9日

ページの概要:堀川浄化の社会実験計画の紹介をします。

堀川浄化の社会実験計画

社会実験の目的

導水状況

(1)新規浄化施策への展開

水源を持たない堀川に、木曽川の清浄な流水を、3年間という長期にわたって、しかも安定的に導水することによる浄化効果を検証し、今後の浄化計画を策定する上での基礎資料とします。

(2)生態系への影響

効果が確認できるまでに長い期間が必要な生態系への影響や改善効果を中長期にわたって継続して調査し、把握します。

(3)市民の浄化活動の継続と盛り上げ

浄化の進み具合を市民の目線で確かめられるようにすることで、愛・地球博で高まった環境改善への気運をさらに盛り上げていきます。

(4)流域全体の浄化意識向上への展開

今回の社会実験を契機に、水環境に対する意識の向上を図り、水源地域から木曽川沿岸、さらには伊勢湾までを含めた木曽川流域全体、さらには他の河川の浄化や河川上流の水源林の保全、伊勢湾全体の浄化などへもつなげていきます。

社会実験導水量・実施期間

水源及び導水量

水源:一級河川木曽川水系木曽川

導水量:毎秒0.4立方メートルを上限

実施期間

実験期間:概ね5年間(導水終了後の事後調査、評価期間を含める)

導水期間:平成19年4月22日から平成22年3月22日の3年間

社会実験導水ルート・導水条件

導水ルート

木曽川犬山取水口→既設水道導水管→鍋屋上野浄水場構内→新設連絡管→既設下水道雨水管(大幸川幹線)→堀川猿投橋直下流

導水停止条件

  • 木曽川成戸地点流量が50m/sを下回ることが予想される場合
  • 木曽川で渇水調整が実施された場合
  • 河川管理上及び社会実験上の必要により、河川管理者が導水停止を指示した場合
  • 大雨等により雨水管路に負担がかかる場合
  • 浄水場の浄水処理及び管理に支障がある場合

など

導水ルート

浄化効果の把握(名古屋市による調査)

  1. 導水開始時(再開時を含む)に堀川の水質に及ぼす影響を確認するための調査
  2. 実験による水質・底質・生物の変化を確認するための調査
    ア)定期調査:年間の水質の変化を調査
    イ)24時間調査:潮汐の変化に伴う水質の変化を調査
    ウ)底質調査:堆積した底質の変化の調査
    エ)水生生物調査:生息する水生生物の種・個体数の変化を調査
  3. 1.2.以外に、水質シミュレーションモデルを構築するために必要なデータを収集するための調査
  4. 社会実験の影響を確認するための調査
    海域と木曽川への影響調査

浄化効果の把握(市民による調査)

"水の臭い"、"水の色"、"泡の発生"などの変化は、人の感覚に支配される項目であるため、市民で構成される調査隊での調査

堀川1000人調査隊2010(平成19年4月22日結成)

調査内容
プログラム隊数調査項目提供機材
定点観測隊(透視度調査有)50隊透視度、COD、水のよごれ、水の臭い、水の色、川の様子など透視度計、パックテスト
定点観測隊(透視度調査無)制限なしCOD、水のよごれ、水の臭い、水の色、川の様子などパックテスト
自由研究隊制限なし水の流れ、水生生物の様子などの他、堀川の歴史や文化、堀川の魅力発掘など、自由な視点で調査
堀川応援隊制限なし自由にイベントに参加し、交流の輪をひろげる他、事務局から随時報告される堀川に関する情報を受信し、堀川について知らない市民への広報活動など、自分のスタイルにあわせて自由に調査隊を応援

予想される効果

本実験の効果を予測するため、木曽川導水事業の効果予測を目的とした「鉛直2次元シミュレーションモデル」を用いて効果予測を行いました。

シミュレーションケース

シミュレーションケース
ケース1 現況〔庄内川毎秒0.3立方メートル(現況水質)〕
ケース2 清ルネ2+庄内川毎秒0.7立方メートル(現況水質)
ケース3 清ルネ2+庄内川毎秒0.7立方メートル(改善水質)
ケース4 清ルネ2+庄内川毎秒0.3立方メートル(改善水質)
ケース5 現況+木曽川毎秒0.4立方メートル導水

予想される効果

  • BODの改善には、効果が期待できます。
  • DOの改善は、尾頭橋付近まで効果が期待できます。
シミュレーション結果

実験成果の活用

(1)今後の施策展開

  • 3年間の継続性を前提とした施策の効果について、これまで以上に現地の条件を反映しつつ分析できる浄化モデルを構築し、今後の浄化施策の展開を考える上で、有力なツールとして用いていくことをめざします。
  • 時間軸まで考慮した分析に基づき、有効性に関して一層正確に把握することにより、限られた事業費の中で、より効果の高い浄化施策を展開する手段として活用していきます。
  • 下水道関係の施策では、実験期間中に新たに展開される施策がいくつかあり、直接その効果を確かめることが期待できることから、有効な施策については、社会実験完了後もさらなる展開を求めていく基礎的なデータとして活用していきます。

(2)生態系の保全

  • 導水時はもとより、導水終了後も数年間にわたり生態系の変化を綿密に把握することにより、浄化効果と生態系保全の相関関係を明らかにし、今後の施策展開につなげていきます。

波及効果

(1)啓発活動

市民調査における一斉調査日等のイベント企画に際して、行政の行う河川環境整備事業や下水道事業などの広報・キャンペーンなどを積極的に行うことにより、市民の水環境に関する意識の向上を図り、河川浄化のさらなる促進につなげていきます。

(2)流域全体の浄化意識向上への展開

堀川の浄化活動の取り組みを契機として、水道の水源地域から木曽川沿川、伊勢湾までの上下流の市民の交流を積極的に進め、市民の水環境の改善に対する意識が流域全体に広がり、上流の水源林の保全、周辺河川や伊勢湾全体の浄化の促進につながるよう、ホームページや説明会等において各種活動を展開します。

このページの作成担当

緑政土木局河川部河川計画課堀川総合整備担当

電話番号

:052-972-2823

ファックス番号

:052-972-4193

電子メールアドレス

a2881@ryokuseidoboku.city.nagoya.lg.jp

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