ページの先頭です

ここから本文です

中村区の結核について

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2023年3月29日

ページID:63023

ページの概要:中村区の結核の現状についての説明と予防等に関するページです。

 結核については全国的に減っているものの、減少のスピードは鈍化しています。今でも年間1,800人以上の方が結核で亡くなっており、日本では重大な感染症です。

中村区の現状

 令和3年の中村区の結核罹患率(人口10万あたりの結核患者数)は17.4と高く、市内ワースト3です。また、名古屋市全体の罹患率も令和3年は14.4と政令指定都市で4番目に高く、全国的にも結核患者が多い地域です。

 一方、年齢階級別の患者数は、65歳以上の高齢者が63%を占めています。

結核罹患率の推移

 全国的に結核罹患率は徐々に低下しています。しかし中村区は全国、名古屋市より高い罹患率で、令和2年には名古屋市内でワースト1となりました。

結核罹患率の推移の折れ線グラフです。

結核を防ぐには

普段から健康的な生活を心がけましょう

  • 睡眠を十分にとる
  • 適度に運動する
  • 好き嫌いをせずバランスのとれた食事をする
  • タバコを吸わない

など普段から健康的な生活を心がけ、免疫力を高めておくことが重要です。

年に1回、胸部エックス線検査を受けましょう

 発病した場合、早期に発見し、軽症のうちに治療を開始することが大切です。早期発見のため、年に1回、胸部エックス線検査を受け、健康状態をチェックしましょう。

 40歳以上(今年度中に40歳になる方も含む)の名古屋市民の方は市内協力医療機関で肺がん・結核検診を受診できます。自己負担金は500円(ワンコイン)です。肺がん・結核検診についての詳細は名古屋市公式ウェブサイト肺がん・結核検診のページをご覧ください。

2週間以上続く咳にご注意!

結核の症状は

  • 微熱
  • だるさ
  • 食欲不振
  • やせ
  • 息苦しさ

など、風邪に似ています。まさかという油断が結核を見逃します。2週間以上咳が続く場合は、呼吸器系の医療機関を受診しましょう。

増えています!高齢者の結核

 新たに感染するケースよりも、かつて国民病と呼ばれていた時代に感染し、高齢になって、全身状態の悪化など免疫を下げる要因が重なった時に発病する方が多いようです。高齢者にとっては今も「警戒すべき」感染症なのです。

結核について詳しくは

名古屋市公式ウェブサイト結核のページでもご案内しています。

このページの作成担当

中村区役所中村保健センター保健予防課感染症対策等担当

電話番号

:052-433-3093

ファックス番号

:052-483-1131

電子メールアドレス

a4333093@nakamura.city.nagoya.lg.jp

お問合せフォーム

お問合せフォーム

ページの先頭へ