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第8章 ガイドマイスター髙羽章 語る!

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このページを印刷する最終更新日:2016年9月13日

ページID:81439

第8章 ガイドマイスター髙羽章 語る!

名古屋港ガイドマイスターを務める髙羽さん(右から3人目)

司会:

髙羽さんはガイドマイスターとして、区内の見どころを案内されていますよね。どうしてマイスターになろうと思ったんですか?

髙羽:

ガイドマイスターは、生涯学習センターでたまたま第一回の講座があったときに応募したら満員ではねられてな。別の機会に、「これを受講したらマイスターになれますよ」というのがあって、そこに11人集まったもんだから、「じゃあ会を作ろまい」となって。メンバーは住んどるとこもバラバラだけど、好奇心で集まっとる。今は20人ぐらいになったかな。生涯学習センターの一ノ瀬さんが熱心にやってくれとって。スライドを映しながら、参加者が絵を見ながら説明するというやり方に変えたら人気が出たね。それで、新人にも話させて、親近感が湧いて、ドッと増えた。

司会:

今でもウォークイベントとか、いろいろな機会で活躍されていますよね。

髙羽:

1時間30分のコースなんだわ。俺はふ頭の説明しかできんわな。

司会:

見どころについて、簡単にお話しをいただきたいのですか。

髙羽:

いつもガイドをするときは、その場へ行って話をするんだけど、築地神社と築地口神社のこぼれ話が面白いかな。今では、「築地神社」と「築地口神社」という名前なんだけど、もともとは、両方とも「築地神社」だった。

司会:

えー?紛らわしいですね!

築地口神社

髙羽:

築地口神社の境内は今の3倍か4倍かあった。どっかに土地があれば補償で移築していただろうな(笑)。

昔はこの地域にもたくさんの社があってな。俺の家の近くにお稲荷さんがあった。稲永の錦神社も古いよ。あと、東陽倉庫という会社の中には「東陽神社」があるよ(笑)。

司会:

何と言うか、神社って大昔からあって、過去の歴史を紐解きながら宮内庁で管理しているのだと思っていましたが、いろいろあるんですね。そうした神社は一応、省庁の登録とか認定を受けているのでしょうか?

髙羽:

どうだろうな。登録料いるもんな。神社は国が格付けをして台帳で管理しているのだけど、格を上げるのも高いんだ。港区内で言えば、当知神明社は格が高いんだよ。ちなみに、運河神社は上ノ宮と下ノ宮あるんだけど、下ノ宮は管理費が足りないもんだで台帳に載っとらんわ。

司会:

そういうシステムなんですね。載ったら金がかかるというのは分かりました(笑)。

思ったより近代的な組織ですね。他のエピソードはありませんか?

髙羽:

穴場としては壁に埋まった金庫を説明するね。

司会:

あの謎のモニュメントみたいな金庫の扉のことですね。

髙羽:

もともとは築地の開発のときに、地域にあった銀行が移転することになって地元の人たちが保存しようと熱心だった。で、開発・拡張のときに銀行と交渉してやっと金庫を残してもらえることになったんだ。それで金庫をそのまま壁に埋めた。もともとは建物が港橋の北角にあったんだよ。
壁に埋め込まれた金庫

司会:

素朴な疑問なんですが、あの金庫は開くんですか?

髙羽:

開くよ。ショートストーリーなごやに応募した時にもこの話を書いた。ただ、開けようと思うと油さして養生せにゃならんのだわ。ダイヤルも独特の方式だもんで地元の一部の人間にしか開けれん(笑)。

司会:

せっかくだから、「髙羽先生」のショートストーリーも掲載していいですか?あと、ときどき金庫について問い合わせがあるんですけど、「髙羽先生が詳しいです」とお伝えしても?笑

髙羽:

何でも使ってちょーだい(笑)。

しかし、入選作以外で日の目を見ることがあるとは思わなんだ。

 

次章へ続きます。第9章 これからの西築地

髙羽さんがショートストーリーなごやに応募した作品は、こちらのリンクからご覧いただけます。

目次

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