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ミナトの匠-プロフェッショナルの現場-地下鉄名港工場&あおなみ線潮凪車庫編体験記

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このページを印刷する最終更新日:2015年10月7日

ページID:73272

ページの概要:平成27年8月18日(火曜日)に実施した、ミナトの匠―プロフェッショナルの現場―地下鉄名港工場&あおなみ線潮凪車庫編の体験記をご紹介します。

ミナトの匠-プロフェッショナルの現場ー地下鉄名港工場&あおなみ線潮凪車庫編体験記

平成27年8月18日、名古屋市交通局(名古屋市営地下鉄)の名港工場と、名古屋臨海高速鉄道株式会社(あおなみ線)の潮凪車庫にお邪魔しました。史上初の地下鉄とあおなみ線のダブル車庫見学です!

名港工場へ出発

朝9時30分、港区役所から最初の見学地である地下鉄名港工場へ向かいます。

今回は夏休み期間中に開催ということで、小学生の参加多数!

トロリー庫を見学する様子

まず向かったのは、港区の熱田前新田にある名古屋市交通局の名港工場。ここでは地下鉄の名城線・名港線の車両の点検や検査、修理などを行っています。

工場に入り、まず最初に現れたのは「トロリー庫」です。ここでは、地下鉄のレール補修を行う車両や機材が、夜間の作業に向けてスタンバイしています。

整備員さんが危険箇所について説明をする様子

門から先は、ついに電車が走る線路が見えてきます。ここから先は触れるととても危険な箇所があるため、整備員さんから安全のための説明がありました。

防護カバーに手をついて、高電圧が通った危険箇所を説明する整備員さん

歩道と線路との間に見える黒っぽいカバーに覆われた線は、地下鉄の動力となる「電気」の通り道です。600ボルトもの高い電圧がかかっているので、触るととっても危険!近づかないように注意しながら見学します。

線路上で整備を待つ名城線・名港線の電車

地下鉄名城線・名港線のトレードマークである紫のラインが入った車両が見えてきました。
名城線・名港線の車両を地上で見るのは、とても新鮮ですね!

地下鉄車両の側面、受電部分周辺の写真

地下鉄は車両の下、横に突き出た部分(集電靴)から電気を受け取って走ります。ここにも電気が通っているので、触ると感電してしまいます。要注意!

受電部分、集電靴の拡大写真

これが「集電靴」

地下鉄車両と観覧車が一緒に写った写真

来た道を振り返ると、地下鉄車両と観覧車の夢のコラボ!
写真では明るくて見えづらいですが、空の向こうにシートレインランドの観覧車が見えます。

いざ、工場内部へ!

広大な工場内部を見学する様子

工場の中に入ると、広い敷地内でたくさんの設備がお出迎え。
見渡す限り機械、機械、機械。見ているだけでワクワクしてしまう世界が広がっています。

  • 工場の奥へと進んでいく様子
  • 整備員さんが働いている横を見学の列が通過して行く様子
奥へ奥へと進んでいきます。
整備員さんから列車集塵装置についての説明を聞く様子

もう1か所ある入り口を入った所には、「列車集塵装置」が設置されています。定期点検を受ける車両は、最初に汚れを落としてから検査に入ります。

点検・検査のため解体された車両の写真

点検に入った車両です。車輪の部分(台車)と胴体の部分(車体)を、クレーンを使って持ち上げるようにして分離します。バラされた車両は、およそ1か月半かけて点検・検査されます。

台車回転試験機で回転試験を行っている様子

車体と別々に検査を受けた台車は、組み立てられた後に「台車回転試験機」で回転試験を行い、安全性をチェックします。
台車回転試験機が動いているところは滅多に見られないのですが、なんとこの日は運良く見ることができました。これはラッキー!

質問に答える整備員さんの様子

「車輪の溝の幅はどれくらいですか?」
途中、参加者から思いもよらぬ質問が飛び出します。
マニアックな質問に整備員さんもタジタジ(笑)。

行き先に試運転と表示されている電車の写真

電車の行き先表示のところには、赤い盤面に「試運転」の文字。
これも日常では見られない、工場見学ならではの風景です。

名港工場の見学を終え、バスへと移動する見学者の皆さん

巨大な工場をぐるーーーっと1周し、入り口に帰ってきました。
・・・と、ここでうれしいサプライズ!なんとお土産を頂いちゃいました!

名港工場でもらったおみやげ

頂いたお土産を手にバスへと乗り込み、次なる目的地を目指して名港工場を後にします。
名港工場の皆さん、ありがとうございました!

続いて潮凪車庫!

次の目的地は港区の潮凪町にある、あおなみ線の潮凪車庫です。ここでは、あおなみ線を走る車両の整備が行われているのですが、実はなんとこの潮凪車庫、今までたった2回しか一般公開されておらず、今回が貴重な3回目の公開となりました。

事務所で説明を受ける様子

最初に担当の方からあおなみ線の概要について説明があり、なんとここ潮凪車庫でもペンやメモ帳など、色とりどりのお土産を頂きました。うらやましい!

潮凪車庫でもらったおみやげ
潮凪車庫の内部を移動する様子

あおなみ線についての簡単な紹介・説明の後、いよいよ潮凪車庫内の見学が始まります。

  • あおなみ線電車の入庫の様子
  • 間近で車両を見学する様子

見学中に、ちょうどこれから検査に入る車両が車庫に入ってきました。

普段は絶対に見られない距離・アングルからの絶景に、思わず歓声が上がります。

  • ブレーキとエアサスペンションについて説明している様子
  • 扉の真下にある円盤形の部分が空気ばねになっているエアサスペンション

整備員さんからブレーキとエアサスペンションについて説明がありました。

エアサスペンションは、電車の高さを調節して、車両の乗降口と駅のホームとの間の高低差を少なくするなどの働きをしています。

車両の中へ入っていく様子

なんと点検中の車両に入れてもらえました。

車窓から整備員さんたちの働く姿が見える写真

車窓からは、整備員さんたちの働いている姿が間近に見えます。

  • 点検中の車両内部で質問を受ける整備員さんの様子
  • 見学者からの質問に答える整備員さん
車両の中では、潮凪車庫で働く整備員さんへの質問タイム。
整備のお仕事のことについて質問します。
見学を終え、事務所へ戻る見学者の様子

潮凪車庫の見学も終わり、この日の見学は終了です。
最後まで足元に気を付けながら事務所へと戻っていきます。
ご参加いただいた皆さま、暑い中ありがとうございました。

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