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第3章 ジョッキー、栄光の光と影

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このページを印刷する最終更新日:2015年8月7日

ページID:72455

第3章 ジョッキー、栄光の光と影

前回のあらすじ

第2章では休日の過ごし方や息抜きの方法、仕事に取り組む姿勢などについて聞きました。

ここで、輝かしいお仕事の舞台裏、ジョッキーならではの苦労について聞いていきます。

 

本編

司会:

5月9日にイギリスで行われたレディスワールドチャンピオンシップ第8戦に勝って、アブダビ(アラブ首長国連邦)に行くって聞いて驚いたんですけど。

 

インタビューを受ける木之前葵騎手

 

葵:

そうなんです。11月8日にアブダビに行けることになったので。

司会:

イギリスでは、観光はできました?

葵:

1日くらいは観光の時間があったんですけど、周り見るのに忙しかったですね。あと時差ボケがちょっとえらかったんで。昼間なのにすごく辛い。飛行機の中でいっぱい寝たんですけどね。首のまくらを使って(笑)。日本に帰ってきてからは全然大丈夫だったんですけど。

 

バッキンガム宮殿

葵ちゃん、バッキンガム宮殿にて

 

司会:

アスリートは大変ですよね。コンディション整えないといけないですからね。

体調管理にも気を使うと思うんですけど、風邪ひいたときは・・・

葵:

風邪ひいたときは本当に大変。朝とかもっと寝たいなと思いますけど調教で馬に乗らないといけない。時間に遅れてもダメだし。私たぶん、熱があっても乗ると思う。みんなそうだと思うんですけど。

ベストなコンディションじゃないですけど、休んだり栄養剤飲んだりして、できるだけ力を出せるようにしないと馬に持ってかれたり、上手く追えなかったりするんで、どうにかこうにかしてベストに近づけようとはします。

司会:

同年代の女の子がオールで(一晩中)カラオケとか行くのは羨ましくないですか?

葵:

いや、私、オールでカラオケするぐらいなら寝たいですけどね(笑)

司会:

なるほど(笑)

制約いっぱいありますよね。普通の女の子じゃなきゃ、できないような羨ましいこととかないですか?

葵:

あんまり羨ましいと思ったことないかなあ。見てる世界が狭いのかもしれないですけど。

やっぱり、仕事のことを一番に考えてるからかなあ。

 

木之前葵騎手

 

司会:

朝は何時に起きますか?

葵:

1時20分とか1時30分とか。

司会:

あれ?思ったより遅いですね。“シチ”時半・・・

葵:

“イチ”時半です。午前1時30分。

司会:

スミマセン、失礼しました。・・・朝じゃないじゃん!

葵:

下手したら普通の人は寝る時間ですよね(笑)

で、午前2時から馬に乗って、8時くらいに調教が終わって、レースがあるときは8時30分にはバスに乗って9時ごろに競馬場に着いて、ちょっと休んで、第1レース乗るときは10時に起きて、10時50分までに準備して・・・

司会:

で、レースが終わるのが夕方で・・・ぜんぜん睡眠時間が足りないですね。

葵:

だから・・・今ちょっと今日は目にクマができてます。

昨日は9時ぐらいに寝ましたね。

司会:

午後9時に寝て、午前1時30分に起きる・・・睡眠時間4時間30分ですか?ヤバイですね!

葵:

途中、競馬場までのバスでは寝てますけど。やっぱり、昼寝しなけりゃやってられないです。

司会:

そうですよね。しかも休みが基本的にない。そりゃ休みは一日寝て過ごしますよね。

葵:

スキあらば寝る(笑)

司会:

芸能人みたいですね。売れっ子は移動中しか寝られない。すごいですね。

 

次章へ続きます。 第4章 葵ちゃんが見た名古屋

 

目次

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