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第3章 棒の手の見どころ

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このページを印刷する最終更新日:2015年2月26日

ページID:67746

第3章 棒の手の見どころ

溝口さん直伝、棒の手の見どころ!

最後に、保存会 世話役の溝口さんが直々に、棒の手の見どころについて語ってくれました。

ここを見れば、これからは棒の手公演がもっと楽しめます!

司会

善進町の棒の手は、どこで披露されていますか?

(溝口) 名古屋まつり、区民まつり、あと神明社のお祭りでやっとる。

これが2000年の名古屋まつりで、噴水の前でやったやつだな。

名古屋まつり 噴水前での公演

(当時は噴水前の広場。ステージではなくアスファルト上で演技を行っていました。)

司会

額に巻いた「わら」を切る、難度の高い演目があるそうですが…

「真刀」の写真

(溝口) それは「真刀」って言う演目で、「真剣」と言うときもある。桜(南区の棒の手)もやるんだけど、額にわらを1本巻いて、そのわらを切って飛ばす。切るといっても、擦ってはいかんのだわ。擦ったらもう絶対やられる(怪我する)から。真剣だから切れるわね。今は1人しかやれんのだわ。

司会

すると今、その方が若い人に教えないとできる人がいなくなるのでは?

(溝口) もう無理だわ。やられる人間が怖いというもん。事実ね、お宮さんのお祭りではやらんでな。それと受ける人間も怖いものだから「嫌だ」って。そら怖いわな。

そりゃ、成功したら歓声がワッとくるよ。それもその人は上手にね、そばでひねってピッと切る。ごまかし。
司会

でも、切れたことには変わりないですよね。

(溝口) そう。それも昔から練習していないとできないから、難しいことには変わらない。

(名簿を指して)この人が受けで、この人がやる。これが一対だわ。わらを切るこの技が一番の見どころ。そりゃ面を切るもんね。いつも最後にやる。今はまだ若いからやれとるけど、段々やれんようになっていくと思う。

司会

では、他にもこれが面白いぞ、見どころだぞ、という演目はありますか?

切り割けの写真
(溝口) 写真に、すごくジャンプしとる奴あるでしょ。これ演者の顔もいいでしょ。これ切り割け(きりわけ)っていうんだよ。切り割けは動きが大きいから。切り割けは3人でやる。若いもんでないとやれんわ、これはな。
司会

最後に、ご覧になっている皆さんに一言お願いします!

(溝口) 善進町真影流棒の手は、何とか今のところは続けられていますが、舞台で演目を披露できるぎりぎりの人数しかいないのが現状です。

まつりでは、少人数ですが力いっぱいご披露しますので、ぜひとも見に来ていただき、応援くださいますようよろしくお願いします。

棒の手の写真

善進町真影流棒の手保存会 世話役の溝口裕男さん、ありがとうございました!

目次

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