平成26年度人権尊重のまちづくり事業「感じよう&考えよう、世界の今を!ワークショップ世界がもし100人の村だったら」を開催しました。
ページID:65481
名古屋市港区役所 電話番号:052-651-3251(代表) 南陽支所 電話番号:052-301-8118 所在地、地図
平成26年11月30日(日曜日)午後2時から4時
まずイントロダクションでは、世界についてのYES/NOクイズ。「世界の人口は72億人である」、「世界で最も話されている言語は中国語である」といった質問に参加者は他の人と話し合いながら、YESかNOを選んでいました。
ワークショップは『世界がもし100人の村だったら』の読み聞かせからスタートです。
ここでは、世界人口に占める男女の割合や世界で使われる言語の割合、地域ごとの多様性について、本の朗読を通じて知ることができました。特に、資源や富の偏りに関して、参加者から驚きの声が上がっていました。
参加者は大陸ごとにグループに分かれ、白地図に人や動物など様々な情報を書き込みました。参加者は楽しそうに、自分の知っていること(アジア大陸といえばパンダ、アメリカの大統領はオバマ、南アフリカ大陸にある国はブラジルといったこと)を絵や文字で表現していました。最後は、全体で各大陸について共有しました。
ここでは、ネパール語で書かれた「薬」、「水」、「毒」のなかから「薬」を選ぶというゲームを行いました。参加者の約半分が「毒」を選んでいたのを見て、改めて教育の大切さをしりました。参加者も文字が読めないことの大変さを感じてもらえたようです。
ワークショップの最後は、大陸別「富の分配」シミュレーション。世界の富を水とクッキーに見立て、大陸ごとに分配していきました。分配の結果、ヨーロッパや北アメリカに比べ、アフリカや南アメリカの水やクッキーの数はとても少なかったです。特に、南アメリカがアフリカより貧しいということに子どもだけではなく、大人もびっくりしていました。
参加者からは「貧困がはげしいということにおどろいた」や「多いところから少ないところに分けてあげればいい」というコメントがありました。
港まちづくり協議会の稲葉久之さんにアフリカの都市部と農村部についてお話していただきました。稲葉さんは青年海外協力隊員としてアフリカのセネガルで活動し、その他にもザンビアやブルキナファソ等でもNGOのスタッフとして活動されていました。
写真を見せながら、わかりやすくアフリカの農村部や都市部にお話しされました。都市部にあるショッピングセンターの写真を見た時、参加者は「すっごくきれい」や「アフリカじゃないみたい」と言って大変驚いていました。また、教室の中に生徒がぎゅうぎゅうに座っている小学校の写真では、自分たちの学校の様子と全然違うというコメントがあがっていました。
2時間のワークショップを通じて参加者には、世界について様々なことに驚いたり発見していただけたようです。このように世界について体感的に学ぶことで、世界ついてより関心を持つことになればいいですね。
参加してくださった方々、本当にありがとうございました。
港区役所区政部地域力推進室地域力推進係
:052-654-9621
:052-651-6179
名古屋市港区役所 所在地、地図
開庁時間 月曜日から金曜日 午前8時45分から午後5時15分まで(休日・祝日・年末年始を除く)
(注)開庁時間が異なる組織、施設がありますのでご注意ください
Copyright(c) City of Nagoya. All rights reserved.