ページの先頭です

ここから本文です

令和2年6月22日 市長定例記者会見

ソーシャルメディアへのリンクは別ウインドウで開きます

このページを印刷する最終更新日:2020年7月13日

ページID:130158

報告事項

  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について
  • 新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた防災の取り組みについて
  • 県をまたぐ移動等の自粛解除について

会見動画

報告内容

新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について

(市長)
 それでは、6月22日ということでございまして、おはようございます。

 はじめに、新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について、ご報告をいたします。

 市内におけます新型コロナウイルス感染症の発生状況ですが、5月15日(金曜日)から6月6日(土曜日)までは、患者発生がない状態が続いておりましたが、6月7日(日曜日)以降、新規患者が合計11名発生しております。

 本市では、昨日までの間に、累計3,966件のPCR検査を実施し、延べ288名の方について、新型コロナウイルス陽性であることが判明しております。また、昨日時点で入院・療養中の方は10名ということでございます。

 検査の結果、陽性となった方については、現在、名古屋市保健所において、感染者及び濃厚接触者の調査・健康観察を丁寧に行っているところでございます。また、本市の健康観察の対象となっている方は、現在約160名程度ということでございます。

 まあ、何遍も言っとりますが、この健康観察者の160名というのは、行政のやる仕事としては、極めて大事だということでございますね。ないほうがいいんですけど、当然。しかし、ようけやるということも、発生した以上は大変重要な行政の仕事でございまして、一旦ほとんどゼロになりましたけど。また、これだけ丁寧にやっておるということでございます。

 繰り返して申し上げていますが、市民の皆様には、医療機関や、不幸にも新型コロナウイルスに感染してしまった患者さん、関係する事業者の方々、健康を回復されて地域に戻られた方が、風評被害に遭うことのないよう、個人情報の保護、人権尊重に、より十分なご配慮をお願いいたします。

 ということで、今日は、皆さんのおかげで日経新聞、中日新聞、朝日新聞と、3つ。名古屋市の対応というのを(報道してくれた)。一番最初、国立感染症研究所だったか。研究所から、名古屋の対応ということでレポートを。英語はまだ出とらんの。まだ出とらん。ええ。英語も出るようでございまして。早期、なるべく早い時点で、国の仕組みよりももっと広げてですね、時期も範囲も広げて丁寧に観察してくと。でまあ、(健康観察対象者と)連絡を取って、2週間。あんまり勝手なこと言っていかんですけど、「うちにじっとしてもらえんか」という言い方はないかわからんけど、それぞれの対応があると思いますけど。そういうふうに、柔らかい隔離政策ということでご協力をお願いしたいという対応を名古屋市はずっとやってきまして。3月、繰り返しますが、8日時点ですか、これよう覚えとるんですわ。8日は、名古屋は、陽性者は、大阪や東京より多かったんです。で、そのときに、「市長、このままやっとると北海道抜いて日本一になってまうぞ」言って、マスコミの方に怒られたと。よう覚えとりますけど。というのが名古屋の状況でございました。

 それが何でこういうふうに、ストップできたのかということについて、今日はちょっと、責任者の浅井医監殿がお見えになりますんで、ちょっと本人から丁寧に聞いたってちょうでゃあ。お願いします。

(健康福祉局 医監)
 今、市長のほうから説明がありましたように、名古屋市では、2月にスポーツ施設をはじめとしたクラスターが発生しました。この際にですね、最初の症例から始まって数例のところで、その経過を詳しく解析しましたところ、発生の、いわゆる発症の2日前に感染が拡がるということが、我々のデータからもつかめました。一方で、海外からの論文、海外も含めてですね、論文の中にもそういうような報告がありましたので、もう何度もお話をさせていただいておりますが、そういう2日前、発症の2日前からですね、そういう濃厚接触というか、感染が拡がるということがわかりましたので、それを目標に、保健センターを中心にですね、接触者を、感染の拡がりを追うという作業を進めてまいりました。

 それから、もう一つは、スポーツ施設での環境などを解析する中で、少し幅広く濃厚接触者、健康観察対象者を広げたほうがいいだろうということもありましたので。つまり、時間的経過と、それから空間的広がりということを、少し広めに取って検査を進めてきたというのが一つの特徴だったかなと思います。

 そういう中で、そういう意味では少し、この福祉施設のところでは、関係の皆様に大変なご迷惑をおかけしましたが、そういう施設を一時的に閉鎖をお願いするというようなことを判断したわけですけども、これは本当に関係の皆様の大変なご努力と、それからご協力によりまして、ある意味、拡がり、softなisolationと言いますか、隔離ができたということで、拡がりを防げることができたんではないかなと思っています。もちろん、これから再度、その内容については検証をすべきであろうというふうには考えております。

 で、4月以降はですね、やはり散発例が非常にたくさんありました。そういう中でですね、いわゆる、この間、国立感染症研究所から出していただいたレポートにありますように、検査の対象者を、そういう健康観察対象者、検査を受けられる方が、健康観察対象者なのか、それ以外の方なのかということを、きちんと検査前にもう区別しながら、その検査を、数値を追うと。そこの中での陽性率を確認するという中で、流行をある程度推測するようなことも可能になってきたんではないかなと思っておりますので、このデータについては、引き続ききちっとしたデータを取りながら、何らかの指標みたいになるのか。そういうことも今後、一つの名古屋としての特色を出せるような形のことを考えていきたいなというふうに考えている次第です。

(市長)
 医師のほうでやった、レートというか、ああいうのは、無作為抽出に若干近いもんで、全体の大きい流れがゲットできると。

(健康福祉局 医監)
 そうです。

(市長)
 健康観察者のほんとのこの濃厚接触者のほうは、そこのクラスターの中いうことで、意味合いが違うというか。それをゲットできるということですね。

(健康福祉局 医監)
 そうですね。はい。そういう中で、医師の判断というか、そういう濃厚接触者以外の方の陽性率が下がってくると、全体としては流行が収まってきているという傾向が見られますので、そういう中で、市中感染とか、そういう全体の流行を追うことが可能になるのではないかなということ。まだ数が少ないですので、今後そういう数値の積み重ねなんかも必要ではないかなというふうに考えています。

(市長)
 感染研(国立感染症研究所)のレポートだと、層何とか化いう、何だったね。

(健康福祉局 医監)
 層別化っていうことですね。

(市長)
 層別化いって、層を分けて。

(健康福祉局 医監)
 分けて、きちっと観察したほうがいいという。

(市長)
 難しい熟語を使ってあったですね。層を分けてやると。そういうのも、やはり世界に。ちょっと、アメリカがどうなっとるかわかりませんけど、 一つの参考になるんでにゃあかということで。

(健康福祉局 医監)
 そうですね。で、そういうことが、層別化ができるのも、いわゆるきちっとした、健康観察対象者をきちっと。

(市長)
 やっとるからね。

(健康福祉局 医監)
 調べられるから、そういうことの区別ができるというふうにご理解いただければと思います。

(市長)
 なるほど。ようやくわかってきたわ。何で医者のやつと、こっちの濃厚接触者と分けてどうのこうのいって、何なんだと思っとったけどね。なるほど。

(健康福祉局 医監)
 はい。

(市長)
 わかっとるきゃあ、ちゃんと。なかなかこれわからんでこれ。一般的な大きいトレンドをつかむには、医者。全員にやっとるわけじゃないもんで、PCRを。医者推薦でやるやつは、割とぽっぽっと出る傾向だもんね。

(健康福祉局 医監)
 そうですね、はい。

(市長)
 そこと、ほんとのクラスター型、そことを分けて。

(健康福祉局 医監)
 分けてきちっと。そうですね、検査すると。

(市長)
 うん、うん。そういうことですよ。どうでしょうか。

(健康福祉局 医監)
 すいません。あまり答えになっているかどうかもわかりませんし。そういうことを含めて、今後もこれまでの経験を、きちっとデータを解析しながらですね、次の波が来たときに、やはり効率のよい対策ができるように、今後体制整えていきたいと思っているところであります。以上です。

(市長)
 はい。ありがとうございます。

(健康福祉局 医監)
 ありがとうございました。

(市長)
 ということで、大変、浅井さん(健康福祉局医監)、立派なドクターでございまして。まあしかし、浅井さん(健康福祉局医監)が言ったことをずっと、みんな、保健センターの人がフォローしてくれたことがありがてゃあわな、これ。

(健康福祉局 医監)
 はい、そうですね。

(市長)
 ええ。わしが言うと、市長の言うことなんか聞けるかいうことになるけど。これはちょっとご人徳かわかりませんけど。保健所の頑張りによってこうなったと。

 ほんで、あんまり言うとあれですけど、テレビや何かでも、皆さんもこちらの健康観察者のほうをほとんどやれへんじゃないですか。もう圧倒的に何人陽性者が出たと。で、亡くなったのは何人。そればっかやっとるでしょう。これ何でなんだと。いうふうにツイッターにもちょっと書いとりますけど、ほんとに疑問を感じますね、私も、これ。

 そりゃ、陽性者も少ないほうがええんですけど、陽性者とか、亡くなられた方いうのは、これやっぱり医療の問題ですからね、どっちかいうと。行政っていうのは、もっとほんとにやることってあれへんのかと。ほんとにね。名古屋でも何人、700人ぐりゃあだったかな、保健所の方は。ここらで担当しとるのが300人か400人いるわけですよ。だで、日本中に、当然だけど、保健所ってありまして、かつて感染病なんかの大貢献をしたセクションですけどね。だで、そういうとこは、医療は医療なんだけど、別個に何かやることっていうのは、目に見えるとこはなかなかこの地味な仕事というか、わからんですわな、これ。だけど、非常にやっぱり重要だったと。だった言うと過去形になってまうでいかんけど、だろうと思いますね、これ。

 で、何か、わしらもはじめ見とって、NHKばっか見とると、ワーワー、ワーワーやるもんで、何か結核か何かの、空気感染するような、そんなとんでもにゃあことでにゃあかというふうに多くの人が思ったんじゃない、これ。ほんとに。だからまあ、そちらのほうに目が行きますけど、やっぱり地道な、今言った丁寧なisolationと。

 まあ、隔離政策言うと、かつてのハンセン病やら、結核もそうでしたけど、特にハンセン病はやり過ぎたと。結核もですね。あれも、実は遺伝するんだというように言われた時期があるんですよ、あれも、たしか。だからその、ほんとに悲しい人類の過去になるもんで、初め柔らかでも隔離をしていくということが、やっぱりちょっと言いにくかったんでにゃあのかという感じはしますね。何となく。そういうことでございまして。はい、ありがとうございます。

 

新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた防災の取組みについて

(市長)
 それから次に、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた防災の取組みについて、ご報告いたします。

 出水期を迎えるにあたり、先日、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所の運営訓練を実施いたしました。この訓練の経験や検証を踏まえ、今月中に新たな避難所運営マニュアルを作成予定であり、このコロナ禍においても、市民の皆様が災害時に安心して避難できるよう、準備を進めているところでございます。

 また、例年、出水期前に各区で大規模な水防訓練を実施しておりますが、本年度は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、「おうちで水防訓練」と題して、昨年とは違った形で、市民の皆様がご自宅にいながら水防について楽しく学べる謎解き企画を名古屋市公式ウエブサイトにご用意いたしました。こちらを活用して、ぜひ、災害への備えを今一度ご確認いただきますようお願いいたします。

 

県をまたぐ移動の自粛解除について

(市長)
 最後に、6月19日(金曜日)から、県をまたぐ移動等の自粛が一段と緩和されました。

 これを受けまして、名古屋テレビ塔とオアシス21において、今月1日より実施しております「市民応援スカイブルーライトアップ」を、6月19日から、「市民応援レインボーライトアップ」と、配色を変更して実施しております。未来への希望を連想させるということで、明るく前向きな気持ちで、「新しい生活様式」を市民一丸となって実践できるよう、レインボーに配色を変更いたしました。

 しかしながら、依然として患者の発生が続いている地域もございますので、他の地域へ出かける際は、「3つのD」ですね。これは名古屋だけの主張でございますけど、「ドアノブ、電気スイッチ、電話」に気をつけるなど、引き続き感染対策を徹底した上で行動していただくよう、ご協力をお願いいたします。

 まあ、ドアノブ、ドアノブ言うもんだで、居酒屋へ行ったときに、ドアノブ触っていかん言うと、なかなかよう。肘でやるんだけど、うみゃあこといけせんのですわ、これが。だけどまあ、地元でそういうちょっとおもしれえ器具を開発したとこもありますし。ちょっと探していただいてですね、こういう接触感染に特に注意を払っていただきてゃあと。そんなふうに思っとります。

 また、先日、名古屋の土産物の充実や情報発信に取り組む名古屋観光ブラント協会の方々から、観光関連業界の厳しい状況をお伺いいたしました。

 いきなり遠出はしづらいという市民の皆さんには、まずは身近な市内で観光したり、買い物や飲み食いをしたりというところから始めていただき、名古屋のまちの魅力や名産品のすばらしさを改めて感じていただけたらと思います。

 ここに書いてありますが、私も、もちろん感染症対策に気をつけながら、きしめんやみそ煮込み、ういろう。日頃お土産として愛用されている地場の名産品を食べたり、居酒屋なども、感染症対策をしっかりしている店を選んで、飲んだりしていきたいと思います。

 きしめんなんかも、改めてまた食ってみるというのもなかなかええかと思いますけどね。新幹線の4号車、14号車のことばっか言っとりますけど。かき揚げ玉子入りきしめん、570円は昔か。ちょっと値上げしました、便乗値上げしましたでいかんけど。あれは一番庶民的なやつですけど。高い、うみゃあもんもありますんで。ほれから、ういろうも一遍食ったってちょう、まあ。土産ばっかでなしにね。ということでございます。

 まちの様子を見ますと、人出は戻りつつありますが、以前のにぎわいには程遠く、商売をしておられる方にとって、まだまだ厳しい状況が続いております。というような、淡々と書いてあるような状況じゃにゃあんですけどね、ほんとに。これはほんとにえりゃあこってすわね、とにかく。金をつながないかんですよ、まず。

 感染症対策との両立が前提にはなりますが、今回の切替えを契機として、本格的に日常生活や経済活動を元に戻していかなければならないと思っております。商売をしておられる皆さんが元気を取り戻すことなくして名古屋の復活はありません。本市としても、感染症対策はもちろん、経済活動に対する支援も全力で応援していくと決意を新たにしておるところでございます。

 ぜひ、今回の切替えのタイミングを、元気な名古屋を取り戻す第一歩にできればと思っておりますので、マスコミの皆さんも、市民の皆さんが以前のように外出し、飲み食いや買い物を楽しむことができるような雰囲気づくりにご協力いただきますようお願いいたします。

 まあそれから、この間の会見でも言いましたけど、「ナゴヤ信長徳政プロジェクト」は、ほんとによう、マスコミは広げてってもらえんきゃあ。これ、ほんとに。まだ知らん人おるんですわ。あんまり言うと感じ悪いけど。宅建協会の人が知らんかったでね、ほんとに。ほれから、最近、この週末、2人3人会った方は知っておられた。借りた言う人いましたで、現にね。それ使っとるよという人がいましたけど。

 多分これは、昨日ちょっと国の関係の人と話したけど、こういうの自治体でやっとるのは、国のプロジェクトはありますけどね、4,000万。よう似とりますけど。それを使いやすく、さらに拡充したのがナゴヤの信長プロジェクトですけど。名古屋だけじゃないのいって言っとった人がいました。わかりませんけど、これ。ちょっと又聞きでございますけど。

 まあご承知のように、1万社、2,000億出とりましてですね。これ、ぱっとそう言いますけど、この名古屋の街に2,000億円のお金が、滞っとったやつが流れたということですよ、今の現状で。2,000円だにゃあでね。2,000円だったらわしも持っとりますけど、2,000億ですから。これなかなかですよ。

 だで、これ、もうぜひ広めてもらって、商売、悩んどらっせる皆さんも、とにかくお金がにゃあと続きませんので。ほんで、こういうふうだでまあやめてまおうかなと思っとる人もぎょうさんみえますわ。もうこれは商売大変だで、という人も。この4,000万、ぜひ使っていたでゃあて。まあ、5年間返さんでもええし、その後も返さんでもええですわ。と断言するといろいろ言われますけど。それは金融庁も柔軟にやると言ってますんで。これはですね、ええです。

 繰り返しますが、お金っちゅうのは、元本はそのまま、ちょこっとでも利息を生みそうなところに再投資するとこに意味があってですね。返すという、資本主義社会はそうじゃないんですよ。利息は一応返さないかんですよ、これは。だから利息も3年間返さんでもええですからね、これ。で、名古屋市と金融機関で折半して利子補給もしますしね。いうことでございますので。

 まあとにかく、まず使っていたでゃあて。ほいで、マスコミに、やっぱりちょっとやってもらわないかん。「皆さん、商売、こういうのがありますよ」言って。ほんで、窓口は各金融機関で、370カ所ぐらいじゃなかったかな、これ、たしか。378か。378金融機関でできますんで、近所のUFJも入ってますけど、○○信用金庫さんもみんなやってくれますんで。そこへ行って、「こういうふうでよう、信長がちょっとよう」言って、「何とかちょっと頼むで」といって言ってってもらやええですわ。ほとんど今んとこオッケーになっとります、これ。

 そういう状況でございますので、ぜひ、ひとつ商売を続けて、雇用を切らんように。パートのお母ちゃんを大事にしたってちょうと。ラーメン屋のおとっつぁんもよう、ラーメンつくるのやめてかんよというのがこの趣旨でございますので、よろしく。これマスコミの皆さんが伝えてもらわんと。区役所が今度、1,000枚ずつビラ持ってって、まあ配ったかね、あれ。持ってったかね。1,000枚ずつ。区役所が。各区役所ずつ、1,000枚ずつ、みんなばっと配りますわ。で、区長は昼飯食いに行くラーメン屋へ行って、これどうだいって言ってりゃあ言うんですわ、そりゃ。これはね。

 ほれから、今度、各同業組合へちょっとフォローしようと。宅建の皆さんの話でもわかったように、同業組合の皆さんにもずっと広げようということをやっとりますんで。何とか1兆円。名古屋でいかんかと。1兆円いうと、名古屋のGRPが13兆だ言われとりますんで、大体名古屋の全経済の1割と。これはすごいんですよ。1割大体資金を保ちますと、まあ一応経済、一応保持できると思いますよ、それで。いうことでございます。以上でございます。

質疑応答

海外からの帰国者に対する新型コロナウイルス感染症対応について

(記者)
 最初は幹事社から質問させていただきます。まず1点目、新型コロナウイルス関連ですけれども、先ほどの資料にちょっと出ていますが、空港検疫でPCR検査を受けて、その後自宅に戻られて陽性判定が出るケースが相次いでいます。これ、新しい感染源になる可能性もあるんですが、空港検疫なので国の話も当然絡んでくると思うんですけれども、名古屋市として国に対応を求めるお考え等はいかがでしょう。

(市長)
 それはやっぱりやらなかんと思いますよ。国に。現に、ここはたしか記事に出とるね、パキスタンの方だということで、出とりましたで、あの方は成田だったですわね。ほんで、陰性だったんだったかな。陰性だって、その場で検査したんかね、違うかね、あれ。

(当局)
 成田で。

(市長)
 成田でやったんだけど、陰性だって、その後発病したとなるわけですか。だでまあ、プリンセス何とか号のことを考えりゃあ、あれみんな留め置きでしたからね、全部。あそこに、陰性の方も。それを考えれば、相当やっぱり外国からみえる方は、ちょっとご苦労、不自由をおかけするけど、まあちょっとしょうがにゃあもんで、若干厳しくチェックさせてもらえんかねと、まあ僕思いますけどね。だで、そういうふうに要請するように当局からは、医監のほうか、どこかわかりませんけど、そう言ったってちょう、ちょっと。国へ。そう思います。要請させていただきます。

(記者)
 要請する。

(市長)
 はい、要請します。

(記者)
 具体的に、いつ頃要請するかは。

(市長)
 それはまだ。まあまあ、すぐ今から電話かけてもらってもええけど。まあちょっと、一両日中にと。

(当局)
 わかりました。

(市長)
 一両日中にということでございます。

特別定額給付金の支給状況について

(記者)
 続いてもう一点。コロナ関連、特別定額給付金についてですが、1週間前の会見でも、名古屋市の給付率が12日時点で2.5%に留まって、全国の平均三十何%に比べても遅れが目立つということでしたが、その後、給付率はどのように推移しているかを教えてください。

(市長)
 まあ、これはほんとに申し訳にゃあということですわ、ほんとに。パート行っとって、お母ちゃん、仕事やめさせられてまって、ほんとにね。パートの掛け持ちの人もみえますけど、そういう人からすると、家賃の問題もあるけど、家賃より飯食う金も大変だいう方もみえるわけですね。ほんだで一刻も早う届けてちょういうことで。

 わしも、さっき方の浅井医監の、その名古屋のコロナ対策は、若干でもね、褒めていただいてもええかと思いますけど、こちらのほうは、ほんとに申し訳にゃあと、お詫びせんならんです。かといって今は、何だったな、6月19日時点の給付率が4.7%。その後の状況について、7月1日までに給付率約20%を見込んでいるというこってございまして、他の都市どうなっとんだと。ほんなこと聞いたって訳わからへんやないか言ったら、他の都市も発表しとらんでわからんというふうに一応当局は言っとります、これは。

 だでわからんのか。ただ新聞によりますと、岐阜市なんかはね、ほっから兵庫県の加古川ですか。なんかは、やり方を工夫しまして、ものすごう早うやっとりまして。で、名古屋は人口が多いからいうのは言い訳になりませんから。公務員もその比率で同じだけおりますんで。なら、区なら区で割って、やってまえば、市と同じじゃないですか、そうなったら。いうことでしょう。だから、まあよう、申し訳にゃあよ。自分も、こりゃ。元々は手配りしろ言っとったんだ、これ。少なくとも大変なとこからね。生活保護の方とか、ひとり親家庭のとこだとか、住民税非課税家庭だとか、水道料金の滞ってみえる方とか、そういうとこわかりますから。名古屋は福祉のデータ持ってますんで、わかるんですよこれ、実は全部。で、給付しとるんです、現に。これ。

(記者)
 今、4.7%っていうと、依然として低い状況で、先ほど市長のお話で、人口が多いことは言い訳にならないという。

(市長)
 ほんなもん、ならすか、ほんなもの。

(記者)
 市長から見て、今、この数字がこのくらいに留まっている原因というのは、原因はどのように見ていますか。

(市長)
 まあ結局、人任せみたいなもんで。だで、分権型にせずに、大きいシステムに、どっかこれ1社か誰かに頼んだんだなかったきゃあ、これ。ほうだろう。やるとこを。1社に頼んどるんです。だから、これが例えば、16社に分けてやれたらね。それは早う行けたと思いますよ。普通の市と同じになるから。だから、そこら辺で、どう言ったらええんか。もたもたしとるいうのかね。いうことになったいうか、まあその、緊迫さの一番根本は、そのPublic servantの思想だわな、やっぱ。あんまり言うと公務員に嫌われるもんでよう、わしもよう。こういうこと言うと、ネットで反撃ばっか来るがね、公務員から。公務員いうのは所掌事務いって決まっとるもんで、決まった以外のことやらせるなと。ほうでしょう。

 まあ、感じ悪いけど、100万世帯あって、3万5,000人おるんですよ、名古屋市職員。割ると30件ですよ、一人頭。ほんで、福祉のデータなんか持ってますから、みんな。その先に届けなあかんとこは。で、そこへまず持ってこうと。そういう気持ちはにゃあな、これ。わしの指導力不足かわからんけど。だいぶ力んだんですよ、これ。だけどまあ、全然そうなりませんわ。ほんとに。

 で、それはやっぱり、仕組みが大きいとやっぱり、どうしてもスローになるんじゃないですか、そういう気持ちのところだとすると。小さいとこだったら、村だったら何で持っていけるかいったら、みんな知っとるもんだで。それぞれ。村役場が、「おばあちゃんどうだや」いって、「いつ行ったらええのや」と、こうなるわけでしょう。だで、名古屋だってできるんですよ、区役所なんかがやれば。やろうと思えば。

(記者)
 市長として、もっとその給付を急ぐ、作業を急ぐように指示はされたりして。

(市長)
 まあ、ずっと言っとったんだわ。大丈夫だでというか、何かそういうような話で。始まってまったでねえ。かといってほんなら、その大きい仕組みがものすごうきちっといっとるかいうと、昨日もわし、某所へ、ちょっと商売屋へ行きましたら、3人家族で30万、ネットでやったもんで、現金来たと。だけど、また封書で申し込んでくれいうのも来たけど、これどうしよう言って、申し込んでもええか言うもんで。「いかんで、それ二つ取っては」ということも現実にありましたよ、ほんとに。それは故意にやるいうわけじゃなくて、要するにネットで払った場合に、住民票の、住民基本台帳のとこで何かちゃんとマークして、もう終了というところがきちっと伝達されとらんわけだろう、多分。だにゃあの、そりゃ。

(当局)
 申請書自体はネットでやられても届く形になっていますけども、給付台帳上は、オンラインでやられた方は、もう給付済みという形で管理しています。

(市長)
 いや、そこへ手紙が来た。俺見せてもらったけど、ほんとに。

(当局)
 ですので、まあ、手紙自体は全て届くという形です。

(市長)
 うん。

(当局)
 申請書自体は、全ての世帯に届くという形です。

(市長)
 オンラインのとこもや。

(当局)
 オンラインの方も。

(市長)
 オンラインのとこも届くのかね。ほうすると二重申告とか出てくるぞ、そりゃあ。

(当局)
 二重がないように、きちんと支払い側のほうで管理をしております。

(市長)
 まあ、それもようわからんな。住民基本台帳っていう宝を持っとるんだ、日本は。アメリカはちょっと違うはずですよ、そういうのは。だで、それは住民基本台帳に基づいて、手作業でやったほうが早いんです、ちゃんと。人海戦術で。きちっと。この人は届いたかと。ほんで、もしいかな電話かけてもええし、区役所の職員が訪ねてきゃええがね、ほんなもの。ほうでしょう。そうなっとらんでいかんわな。まあ申し訳にゃあと。ほんとによう。そういう話ですわ。

 まあ、今度の10万円が今日から始まってますので。商売やっとる人に。これは、今ちょっと言っとるんだわ、どうやって持っていくか知らんけども。

 このデータはあれなあ。国民の皆さん、10万円の場合は、ほんとに福祉の給付の、さっき方言ったね、生活保護とか、ひとり親家庭だとか、ほれから、住民税非課税世帯だとか、ほれから、子ども手当を増額しとるとことか、そういうとこはわかっとるでね、これ、みんな。実は知っとるんだもん、市役所は。全部。日頃それは給付しとるから当然。それをなぜ使わないんだと。そんなの。手で持ってきゃええですよ。生活保護の方だったら、生活保護のお金が10万円増えたいうだけのことじゃないですか、言ってみれば。ひとり親だってそうですよ。

 とまあ力んどったってしようがないけどよう。まあ、虚しく響くわ。ほんとに。喜ばれるけどな。何遍も言ったんだわ。区長が届けに行ってみやぁ言って、喜ばれるに。ほうでしょう。

 今日そう言っとったら、現金なんか、そんな持っていけんとかいろいろ。そりゃ小切手でええわさ別に言って。申し訳ございませんと、市民の皆さんにはよう。ほんとに。

 だけどまあ、記述欄があるわな、ゆっくりでええという。あれはまあ、若干考えたかと。あれは名古屋だけでにゃあかね。どういうふうだね。

(当局)
 一応名古屋だけだと思われます。

(市長)
 名古屋だけだと思われるということですけど。わしんとこへ来ましたんで。急がんでもええっていう方は、そのチェックする欄があります。まあ是非、そこをチェックしていただいて。いうことでございまして。

(記者)
 はい、ありがとうございます。

(市長)
 わしは国境なき医師団に寄附させていただきます。と言っとったら、何か請求書が来とったもんで、何でわかったの言って。ということですけど。

(記者)
 給付金の関連で、給付金の詐欺の関係ですね。僕の妻が、北区の団地に住んでいるんですけど、近くのおじいちゃん、おばあちゃんがコンビニで書類のコピーとか、やり方がわからんというのがあって、それをうちの妻が助けたみたいなんですけど、給付の際のそういう書類、添付の書類で、やっぱりコピーとか必要なもんですから、そういうのを例えば、警察とどういうふうに連携して詐欺を防いでいるのかとかですね。ちょっと考えたら、詐欺、給付金詐欺も十分あり得るなと。

(市長)
 いや、それはありますよ、これは。

(記者)
 今後どのようにやっていくのかなと。

(市長)
 それはまだ警察とは連携しとらんと思いますけど。何か被害届か何か出たやつある、これ。

(当局)
 具体的にそういった被害があったかというところまでは。

(市長)
 それは注意せないかんわね。

(記者)
 私もちょっと書類開けてみて、結構面倒くさいなと思ったんですけど。

(市長)
 そりゃほうだわね。

(記者)
 そういう県警との連携というか。質問というか、やっていただけたらありがたいなというか。

(市長)
 はい。一遍じゃあ警察に話しまして、まあ特に老人会なんか。皆さんと。じゃあ、ちょっと注意喚起するいうのか、ええ。人に書かせて。自分の名前だけ書いて、口座は自分のでないとこ書いて。本人確認いったって、そんなもんわっかりゃせんですから、そんなもの。ほんで、そのまま盗られてまういうのは十分考えられるね。じゃあそれ、警察と相談して、また老人会にも特に、注意喚起したいと思います。

リニアの開業について

(記者)
  リニアの関係なんですけれども、静岡県知事とのやり取りの中で、もしかしたら27年、難しいかもというような情勢なんですけれども、それをどう見られているかということと、仮にもし延期とかになったら、その名駅前の開発だったりとか、いろいろ関連ビルも建つと思うんですが、そこへの影響は。

(市長)
  それはわしに、一応名古屋の市長をやらせてもらっとるいうことからすれば、とにかく早うつくらせてちょうと、リニアは。まあ、それ以上はちょっと。まあ、ほんだで頼むわと。川勝さん、と。こういうことですけど、しかし一方、私もそういう地域の事情は大事にするほうですから、よう話していたでゃあてと。いうことしか、まあ言いようがないわね、これ。名古屋からすりゃあ、早うつくってちょうと、ほんとに。ということですけど。それ以上、その水の事情は私も、地質学者じゃにゃあし。わからんで、よう話し合ってちょうと。

(記者)
  まちづくりのほうは27年に向けてやっている事業がいろいろあると思うんですけれども、それは変更なく。

(市長)
  うん、まあそれはやっていかないかんですわ、ええ。

(記者)
  今の関連で、同じ質問ですけど、影響出そうなものって何かあるんですかね。リニアがもし延期になった場合、影響が出そうなものって何かありますかね。

(市長)
  どうですかねえ、これは。全体に、しようがないないうか、重苦しいというか。いうことになりますわな、これ。

(記者)
 何か事業、こんな事業はどうなるとか。

(市長)
 まあ、事業は言って、それだけでは。リニアだけでのものちゅうのは、そうは。新幹線がありますでね、一応。新幹線が。ではにゃあけど。

(記者)
 例えば、柳橋の新駅とか、あの辺は。

(市長)
 なるほどねえ。あんたのほうがご心配いただいて。いやいや。リニアもでかいですけどね、あれはねえ。いやまあ、しかし、新駅もやっぱり、柳橋が世界のグルメ王国のまちづくりが成功せないかんで、やっぱり。それが前提で、新駅ということだもんだで。まあしかし、リニアがなくても流行らんことでもにゃあですよ。どえりゃあうみゃあもん、知多半島のうみゃあ魚介類をあそこで食えると。ねえ。ほれからおもしれえ音楽もあると。八代亜紀も歌いに来ると。そういうことをちゃんとやれば、ええと思いますわね。リニアは、早うできていただきたいけど、まあまあこちらはこちらで、おもしれえまちづくりは必死になってやってくいうことですよ、やっぱり。

県をまたぐ移動の自粛解除について

(記者)
 先ほどありましたけれども、県をまたぐ移動の自粛が解除されて、今週末、河村市長はどのようにお過ごしされていましたか。

(市長)
 今週末って昨日かね。

(記者)
 そうです。

(市長)
 昨日、一昨日は、うちの辺でごちょごちょしとったがね。いろいろ。

(記者)
 ごちゃごちゃ。

(市長)
 ごちゃごちゃ。お母ちゃんの顔を見ながら。

(記者)
 飲みに行かれたとか、そういったことは。

(市長)
 まあ、ちょこちょこはね。まあそりゃ、酒飲まなやっとれんですよ、そりゃ。ほんとに。そういう心の健康も重要だでね。コロナ対策にも、やっぱり。抵抗力いうのも、やっぱり人間には根本的にありますでね。

 まあしかし、コンビニで買うハイボールが多なったわね。確実に言えることは。ブラックニッカもありますけど。サントリーの、まあ濃いめと、あの白い普通のやつとありますけど。コンビニでダンボール箱なり買ってきて冷蔵庫入れといて、うちで事務所の中で飲む。みんなで。いろいろややこしいことも、政治ネタのことも考えないかんでしょう、今またこれ。ほんだもんで。

 ハイボールはようけ飲むでいかんな、しかし。血糖値にはええ言われとるけど。飲みやすいもんだで、ほんとに缶でも10缶は飲まんけど、6、7缶は飲むことあるでね。とろいこと言っとっていかんな、しかし。ほんとに。ハイボールはよう、ほんだけど居酒屋からすると、みんな氷ばっかじゃにゃあすか、あれ。よう儲かるんだにゃあかね、あれは。ビールは一杯、ちゃんと入っとるがね。焼酎でも。焼酎は氷の場合もあるけど。なあ。氷なしでくれ言ったら、氷なしでくれたとこもあります。変なこと言っとっていかんけど。

特別定額給付金について

(市長)
 岐阜は(特別定額給付金が)90%もう届いたらしいね。何かマスコミによると。90%。さっき方の10万円。だで、ちょっと今言っとったの。早う調べ、電話かけても、市長に電話かけてもええけど。どうやってやった言って。学ばないかんですわ。早うマイナンバーも、やめてまった方がよかったね。ほんとに。まあ、こんでわかったでしょう。くその蓋にもならんいうことが。マイナンバー、マイナンバーカードが。もうほんとにひでえもんですわ。誤解だでいかんわ。何かITというか、情報通信に強い人間ほどマイナンバーとか、昔の住基ネット、いくんだけど、逆ですから、これ。ねえ。Amazonでも、Googleでも、Appleでも、何にもいりゃせんがね、マイナンバーなんか、全然関係ないじゃないすか、全然。いう話なんだけどよう。いかんですね、これ。また、紐付けがどうのこうの言っとるしなあ。紐付け。何なんだねあれは言って。

このページの作成担当

市長室広報課報道係
電話番号: 052-972-3136
ファックス番号: 052-972-3355
電子メールアドレス: a3136@shicho.city.nagoya.lg.jp

ページの先頭へ