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令和2年2月17日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2020年3月26日

ページID:125711

報告事項

  • 令和元年 名古屋市内の犯罪及び交通事故情勢について
  • ミツコシマエヒロバスのオープンについて
  • 新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応について

会見動画

報告内容

◎「令和元年 名古屋市内の犯罪及び交通事故情勢」について

(市長)

 それでは2月17日ということで、会見を始めたいと思います。皆さん、こんにちは。
 本日は、まず、「令和元年 名古屋市内の犯罪及び交通事故情勢」について、ご報告いたします。
 刑法犯認知件数は2万221件と、前年に比べ約10%減少しました。これは、戦後最多だった平成15年の2割程度の数字となっています。また、9年連続で政令指定都市ワースト1であった住宅対象侵入盗についても、これを返上することができました。
 平成23年に自動車盗、部品ねらい、車上ねらい、ひったくり、住宅対象侵入盗の5つの罪種がワースト1位となり、その返上に取り組んでまいりましたが、これで全て返上することになったわけでございます。
 一方、交通事故情勢につきましては、交通事故死者数が55名から33名、人身事故件数が1万868件から9,525件、負傷者数が1万3,027名から1万1,301名と、それぞれ前年から大きく減少しております。
 第10次名古屋市交通安全計画で定めております年間の交通事故死者数35名未満を達成し、また、年間死傷者数1万5,000名未満を3年連続で達成することができました。
 令和となって最初の年の犯罪及び交通事故情勢は、それぞれ市が掲げた抑止目標を達成することができましたが、これは、名古屋市や警察の力だけでなく、地域の皆様の日々の活動のおかげということが言えると思います。
 今後も、一人でも被害に遭う方をなくしていくために、犯罪ゼロ、交通事故ゼロを目指し、市民の皆様が安心・安全に暮らしていけるように全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

◎「ミツコシマエ ヒロバスのオープン」について

(市長)
 次に「ミツコシマエ ヒロバスのオープン」についてでございます。
 「ミツコシマエ ヒロバス」は、栄地区の魅力向上の起爆剤となることを期待して、名古屋・栄のど真ん中にある、栄バスターミナル跡地を新たな広場として、おおむね3年間、暫定活用するものでございます。
 このたび、この広場が2月22日にオープンする運びとなりました。その日のオープニングイベントには、ゲストとしてアテネオリンピック金メダリストの野口みずきさん、SKE48の大場美奈さんなどが参加されまして、トークショーやSKE48ステージ、スポーツ体験コーナー、ちびっこランニング教室などの開催が予定されております。また、オープニングセレモニーには、私も参加を予定しております。
 今後も、中日新聞社を代表とする民間事業者のノウハウを生かし、さまざまなイベントが開催されることとなりますので、市民の皆様には、ぜひ来園をいただきたいと思います。
 その取り組みをきっかけにしまして、栄の町に新たな魅力を感じていただき、今後予定されている久屋大通南エリアの本格整備に向けた機運の醸成につながることを期待しております。ということで、ここで、職員のほうから説明をさせていただきます。
(当局)
 よろしくお願いします。こちらにパネルで写真を掲示しておりまして、こちら「ミツコシマエ ヒロバス」では、市長からご説明しました2月22日のオープニングイベントを皮切りに、3月末までをオープニング月間として位置づけまして、3月8日には名古屋ウィメンズマラソンのパブリックビューイング、3月12日には中日ドラゴンズの壮行会など、スポーツをテーマにしたイベントを実施していく予定でございます。
 名古屋・栄のど真ん中で、抜群のロケーションが楽しめる新たな公園の誕生でございます。皆さん、ぜひお越しください。
(市長)
 もうこう(パネルのように)なっとるんか。想像図かね。
(当局)
 もうできております。
(市長)
 できとるか。
(当局)
 はい。
(市長)
 写真撮っとるから。
(当局)
 はい。
(市長)
 便所はなくなったんじゃない、あるの。
(当局)
 別の位置にございます。
(市長)
 あっ、別の位置に。
(当局)
 はい。
(市長)
 動かしたんか。
(当局)
 新しくきれいにした状態でございます。
(市長)
 なるほど。ちいときれいな格好いいやつにしてちょうよ。はい、わかりました。
 何かご質問ありますか。いいかね。はい。どうも。
 ということで、私からは以上でございますということですけど、コロナウイルスが。

◎「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について

(市長)
 次に、「新型コロナウイルス感染症に関する現状及び本市の対応」について、ご報告いたします。
 初めに、市内における新型コロナウイルス感染症の状況です。
 2月14日金曜日に、市内の医療機関に入院中の市民の方1名について、市衛生研究所での検査の結果、新型コロナウイルス陽性であることが判明しました。その後、この患者の方を含め、昨日までの時点で2名の方の感染が判明しており、現在、名古屋市保健所において、感染者及び濃厚接触者の調査・健康観察を行っております。
 本市での患者の発生が確認された2月14日には、名古屋市危機管理対策本部を開催し、私から、全庁的に情報共有を図り、市民の皆さんに安心感を与えられるよう、各局が連携して対応するよう指示したところでございます。
 また、さらなる感染防止対策の強化として、現在、毎日午前9時から午後8時までの相談に対応しております帰国者・接触者相談センターについて、夜間の緊急の相談に対応するため、本日より、オンコールによる24時間体制といたします。オンコールとは何だと聞きましたら、電話をかけて、まず留守電に入れてってくれと言っていました。それに対して返事するということだね。
(当局)
 守衛さんが電話番号を聞き取って。
(市長)
 あ、守衛さんがね。
(当局)
 聞いて、折り返しお電話差し上げると。
(市長)
 守衛さんがおりますので、必ず。そこで電話(番号)をおっしゃっていただきますと、名古屋市の保健センターから、折り返し電話を必ずさせていただくということで、24時間体制になりますので、ぜひ利用してください。
 さらに、本日の15時30分から、午後3時半から、市内の関係医療機関にお集まりいただき、新型コロナウイルス感染症の発生状況を踏まえ、本市独自に適切な医療体制を構築するための連絡会議を開催し、市内の医療機関のご協力のもと、しっかりと連携しながら感染拡大の防止に努めてまいります。どういう病院に入院できるか、そういうことでございます。
 あわせて、市内でもマスクが手に入らないことに不安を感じている市民の皆さんがおられる中で、市が災害時用に備蓄するマスク26万枚について、まずは新型コロナウイルスへの対応をいただく医療機関にお配りした上で、高齢者の入所施設に配ることなどを検討しておりますということで、まだ配りかけておらんと。
(当局)
 医療機関は一部配りかけています。
(市長)
 医療機関は一部始まっているいうことのようですが。今、順次というか、なるべく早うお届けする。お届けするわけ、取りに来るのかね。
(当局)
 医療機関はお届けする方法を、今、とっているところです。
(市長)
 どこかのテレビでは、取りに来とったな。テレビで。千葉じゃなかったかな、どこか知らないけど。行き渡るように対策をしてちょう。
 このほかに、約10年前に購入しました業務用の古いマスクがありまして、一般的な使用推奨年数、きちんと何年ということは決まってはないんだろう。
(当局)
 4、5年。
(市長)
 4、5年というのは、だから、それはみんなが勝手に言っとるだけだわ、それは。
(当局)
 メーカーが。
(市長)
 メーカーが。メーカーが4、5年というふうに、勝手に言っとるいう言い方は悪いけど、言っとられるということです。
(使用推奨年数を)経過をしておりますが、緊急時ということで、マスクを拠出して市民の皆さんの安心に役立てたいと考えております。私は、早く配ってもらわないといかんと言っとるんだ、これは。どういうことかいうと、まず、もうゴムなんかが緩んどるじゃないかいうことだもんで。だで、そんなもん、早う見に行きゃあええがやいって、言っとるわけですわ。ランダムに、10サンプルでもとれば大体わかりますんでね、これ。緩んどるなら緩んどるで、そこんところはちょっと、きちんと正直なところを言ってですね、使える方はみんな使ってもらいたいということを早うやろみゃあと、こう言っとります。
 国が1憶枚作ると言っとりますんで。その前にでも、そのつなぎでも、持っとるものは全部市民の皆さんに使ってもらうほうが大事ですから。というふうに今、言っているところでございます。
 また、中小企業に対する支援について、本市では中小企業振興センター及び新事業支援センターにおきまして、市内中小企業の経営・法律・金融に関する相談窓口を設けております。今回の新型コロナウイルス感染症により、市内中小企業への影響が懸念されるため、経営相談窓口で関連する相談に無料で対応するので、ご活用ください。
 あわせて、新型コロナウイルス感染症によって影響を受ける中小企業の資金繰りを支援できるように、明日2月18日火曜日より、経営環境が悪化している中小企業向けの既存制度を拡充いたします。融資の既存制度を拡充いたします。
 市民の皆さんにおかれましても、引き続き、咳エチケットや手洗いの実施など、感染対策に努めていただきますようお願いいたします。
 ということで、何遍も言っておりますけど、ぜひ、保健センターに電話していただきまして、心配な方は検査を受けられるということでお願いをしていきたいと思います。
 私からは以上でございます。

質疑応答

◎新型コロナウイルス感染症にについて

(記者)
 オンコールによる24時間体制の話、もうちょっと、当局がいらっしゃっているので、詳しく聞きたいんですが。
(市長)
 じゃあ、ちょっと出てきてちょう。
 英語にすりゃあええというもんじゃない、オンコール。オウンゴールって聞いたことあるけど、オンコールって聞いたことない。何だ、それ。
(記者)
 これは、夜間は中(保健センター)が今までやっていたと思うんですけど、そこにかける話なんですか。
(当局A)

 今、お話がありましたように、中保健センターのほうにおかけいただくという形で対応をさせていただく予定でおります。
(市長)
 中保健センターでしかやっとらんということですね。
(当局A)
 はい。
(市長)
 オウンゴール。
(当局A)
 オンコール。
(市長)
 オンコール。オンコールと。夜の8時過ぎたら、市民の方は中保健センターに電話してちょうと。そうすると、守衛さんがござって、そこで、電話番号を聞き取るんで、ちょっと待っていただいて、折り返し、中保健センターから電話しますということだろう。
(当局A)
 そうですね。その時間までも、一応中保健センターで、今、受け付けをしておるところですけども、平日ですと、5時30分までは各区の保健センターです。5時30分を超えたところから8時までは中保健センターで職員が直接電話には出る形での相談を実施しております。さらに、8時を過ぎた場合については、オンコールでの体制で24時間ということで予定をしたものでございます。
(記者)
 折り返すのは、市の本庁の人がやるんですか。
(当局A)
 各保健センターの職員を今は想定しております。
(市長)
 何分ぐらい待っとるんだ、かかってくるのに。
(当局A)
 ケースケース。私も昔、携帯を持ったことありますけれども、ケース、ケースですけれども。お時間にもよりますけれども、さほどそんなにお待たせすることはないようには対応はできているものと。
(市長)
 まあ、5分か10分か、そのぐらいのうちには電話がかかってくるよと。
(当局A)
 そうですね。タイミングがよいときであれば、5分、10分の場合もあるかと思っています。
(記者)
 夜間は何人体制で待機するんですか、24時間ということは。
(当局A)
 具体的にちょっと申し上げますと、どこの区に居住している方かお聞きをいたしまして、そこの区の保健センターの職員のほうに案内する形で振り分けはしたいというふうに考えております。
(記者)
 じゃあ、各16区の保健センターの人がそれぞれ待機するということですか。
(当局A)
 携帯等を持ちながら、対応をするということですね。センターにずっと待機するということじゃなくて、携帯持ちながら対応するということです。
(市長)
 そういうことか。
(記者)
 従来からだと思うんですけど、夜間の時間になってから、中(保健センター)以外にかけた場合はどうなったんでしたっけ。
(当局A)
 従来は、中(保健センター)以外にかけた場合は、案内が流れまして、緊急の場合は中保健センターにお問い合わせくださいというふうになっておりました。
(記者)
 ああ、じゃあ、わかるようになっているということですか。
(当局A)
 はい。それは、同じ体制をとります。
(記者)
 はい。で、本日の夜からスタートするということですか。
(当局A)
 はい。本日の夜からです。
(記者)
 はい。わかりました。ありがとうございます。
(当局A)
 はい、ありがとうございます。
(記者)
 今の確認ですけど、土、日、祝、休日は、今の体制だと9時から20時って書いてありますよね。これの、朝8時までと20時以降についても、今おっしゃったような同じ対応をとるということですか。
(当局A)
 オンコール体制ということになります。
(市長)
 オンコールというと英語でどういう意味だ、ほんとに。
(当局A)
 すいません。英語は少し。
(市長)
 英語にすればいいものじゃないけどよ。これ、ほんとに。
(当局A)
 医療関係では、よく、こういうオンコールで対応という言葉を。
(市長)
 ああ、オンコールいうのか。折り返し電話するよというの。
(当局A)
 使っていますね。
(市長)
 オウンゴールと間違えやすいで、気つけてください。
(記者)
 これ基本的には、朝になってからかけ直すんじゃなくて。
(当局A)
 そうですね。いろんなご相談があるんですけど、緊急対応をするような事例を想定したものではあるんですが、はい。基本的には、ご本人のご意向をお聞きをして、折り返しお電話を差し上げる、そういう体制をとるということです。
(記者)
 速やかにということですね。
(当局A)
 そうですね。
(記者)
 この体制は名古屋市独自のものなんですか。それとも国や他都道府県と一緒ですか。
(当局A)
 国は9時までの相談体制でありますけども、オンコール体制はとってないかというふうに記憶をしております。県内の保健所においては、オンコール体制を夕方の5時以降だったと思いますけれども、とっているところが多いかというふうに思っております。
(記者)
 それは24時間体制ということですか。
(当局A)
 おそらく24時間体制でやっていらっしゃるんだと思いますけども。
(記者)
 もう既にやっているところがあるということですね。
(当局A)
 オンコールでは、その5時以降のところはやっているところはあるかというふうに思っております。
(記者)
 今回のコロナ(ウイルス感染症)を受けてということですか。
(当局A)
 そうですね。特に、私どもが金曜日、本部会議を開きまして公表した発生例以降ですね、相談件数が増えているということもあり、市長さんの今回、ご指示もありまして、こういう体制でということでやらせていただくものです。
(記者)
 細かいですが、相談件数なんですけど、一番最新のもので何件寄せられているか。
(当局A)
 昨日の相談件数が101件ございました。
(市長)
 それは全市ですか。
(当局A)
 はい、全市で、ですね。昨日、本庁のほうへ転送するような形で体制を組みましたですけども、101件という状況になります。
(記者)
 この騒動があってから、これまでの累計件数ってわかりますか。
(当局A)
 その前が99というふうに記憶しておりますので、おおよそ平均100件ぐらいずつの相談件数が続いていると思っております。
(記者)
 累計で。
(当局A)
 あっ、一番最初からですか。
(記者)
 ええ。
(当局A)
 一番最初の数が。1,615件ということですね。今朝9時までの時点で、累計で1,615件になります。
(記者)
 これはいつからでしょうか。
(当局A)
 ちょっと待ってくださいね。相談が始まった1月27日。申し訳ございません。
(市長)
 名鉄に乗っとったけど、どうだという人いるの。
(当局A)
 ご相談はあったと聞いております。
(市長)
 あるわけですか。なるほど。
(記者)
 これ、27日からというのは、何か理由があるんでしょうか。
(当局A)
 27日からですね、徐々に国内での感染のご相談が増えていることもあり、名古屋市としての相談体制を敷いたという、その日になります。はい。
(記者)
 今、市長からもちょっとありましたけど、14日、15日の事例を受けて、16日にあった101件の相談内容で主だったものというのは、名鉄の話とか、ほかにどんなものがありますかね。
(当局A)
 そうですね。今回、ハワイへの往復を飛行機を利用された方からのご相談であるだとか、あるいは、国内あるいは市内での感染、県内、市内での感染のですね、不安ということでのご相談であるとか、そういったものを含めたさまざまな相談があったとは思っております。
 (記者)
 名鉄に関するあれもあったとか、どんな。
(当局A)
 名鉄もですね、具体的に今回、帰りの車両等も先日お話をしました。それを受けた中でのご相談もあったというふうに。ということでございます。
 (記者)
 同じ車両に乗っていたんだとか。
(当局A)
 とかいう部分ですね。
(記者)
 それ、具体的に、その2号車、ミュースカイに、その当該車両に乗って、私、乗っていましたということを。
(当局A)
 もあったと聞いております。そういうお話もあったと聞いております。また、飛行機に関しましても、その帰国した日にハワイから帰国されたという中でのご相談も事実あります。
(記者)
 それはあれですか。同じ車両に乗っていたとか、同じ日にハワイから帰ってきたとかっていう中で、相談というと、例えば、体調が悪いんですけどとか、もう少し言えばどういう。
(当局A)
 そういった部分のご相談もあるケースもあったかもしれませんですが、最終的には、101件の中で帰国者・接触者外来へご紹介差し上げたケースというのは5件という状況でした。
(記者)
 15日の99件のうちは何件でしたか。
(当局A)
 15日。ごめんなさい。ちょっと今、数字が、持ち合わせておりません。
(記者)
 わかりました。
(市長)
 5%ぐらいということか。実際に、それはいかんで、検体を採りに行ってと。
(当局A)
 まだ、すいません、検体採りに行ってというところかどうかはちょっと、定かではないところもありますけれども。
(記者)
 ハワイのところがちょっとよく聞き取れなかったんですけども、その便を一緒に利用していたのか、それとも、要するに帰ってきてからセントレア内で何か物を共有しただとか。
(当局A)
 前者のほうのご相談だったということですね。
(記者)
 一緒の便。
(当局A)
 ハワイから戻ってこられる航空機というのは、当然、限りがありますので、そういう中でのご心配だったと思います。
(記者)
 この間の会見では、その飛行機について、航空会社が直接搭乗した人に連絡をする体制が整っているという話ありましたけど、今回みたいに、相談のセンターに「私はどうですか」と聞かれた場合、この便のことですよって特定した便を伝えているのか、それとも、そのときの話のように、乗っていたならば航空会社から来ますよというお伝えの仕方をするのか、どういうふうにしているんですか。
(当局A)
 そうですね。ちょっとそこはなかなかデリケートな部分のお話があるかと思いますけれども、いずれにいたしましても先日ご説明したように、航空会社のほうからのご連絡が行くという、そういう体制を私どもとしては航空会社とお約束をしておりますので、そういう中で、該当の方にはご安心していただける体制をとりたいというふうに思っています。
(記者)
 それで、先ほど5件という数字出ましたけど、5件の濃厚接触者の方については、今、検体のその検査をしている途中ということでよろしいですか。
(当局A)
 必ずしも、そうした部分とはリンクをしない数字ということでご理解をいただければと思います。
(記者)
 じゃあ、今はそういった検査途中の方もみえるということですか。
(当局A)
 それは、要するに、今日現在も検査は実施をしているということです。
(記者)
 5件は、だから必ずしも濃厚接触者ではないという話ですか、今のは。
(当局A)
 そうですね。さまざまな事象がありますので、いずれにしましても、(帰国者・接触者外来に)紹介した件数が5件ということでご理解いただければと思います。
(市長)
 名鉄だと車両まで言って、何で飛行機が言えんわけ。
(当局A)
 名鉄に関しての部分は、座席に座っている方っていうのが、私どもや名鉄の会社さんでも特定はできないわけです、市長。
(市長)
 ほう。
(当局A)
 ええ。そういう方々に関しては、マスコミの皆様方のご協力をいただいて呼びかけをすると。
(当局A)
 一方で飛行機の場合は、乗っている方は特定ができ得る対象かと思っておりますので、そういう方々には、その個々の対応をすると。
(市長)
 航空会社から連絡してもらうと。
(当局A)
 はい。そういう部分での理屈。
(市長)
 なるほど。そういうことらしいです。
(記者)
 さっきの、今すぐじゃなくてもいいんですけれど、後でも結構なんで、もう少しその相談内容の中身ですとか、何か、を少し。
(当局A)
 どのようなものがあったかということですね。
(記者)
ああ、はいはい。ちょっと後で。
(当局A)
 はい、わかりました。ちょっと整理をさせていただければと思います。
(記者)
 あと、前回、ああいうふうな形で移動経路というのをある程度発表する対応をとられましたけれども、今後、前の2つのケースも含めて、何か新たに発表したりとか明らかにするようなご予定ってありますか。
(当局A)
 あの、土曜日の例として、県内の女性の方の感染の部分をお話をいたしました。その方の経路、移動経路というのをですね、昨日こう追うような形での対応をしておりまして、一定その個々の方にご案内ができる体制は、今、とれてきているかなというふうに思っておりますので、新たな状況がなければ、今のところ特に、先日みたいな名鉄のミュースカイさんのような事例の公表というのはないかなというふうに考えております。
(記者)
 今の話は、昨日の県の発表の人は、自らが相談センターに問い合わせて発覚したケースだと思うんですけど、そうじゃなくて、能動的に追える人については連絡をしているという話ですか。
(当局A)
 はい。そういう体制をとれるのが一番の部分はあるかなというふうに思っておりますので、極力、さまざまなところのご協力をいただきながら、私どもとしては精力的に努力を今、しているところでございます。
(記者)
 それは名古屋市が連絡をしているということなんですか、それとも県なんですか。
(当局A)
 ごめんなさい。今のご質問って昨日の。
(記者)
 というか、おっしゃった、その特定できるような人がいた場合には連絡するようにしているというのは。
(当局A)
 通常はですね、その相手方がお住まいの市町村を管轄する保健所が、その対応をするというふうに全国的に定められておりますので、市内在住の方であれば、名古屋市内の保健センターがしているわけです。
(記者)
 例えば、特定の場所というものが名古屋市にあったとしますけど、そこに、いたりするような人でも、住んでいるところが他自治体であったら他自治体がやるという。
(当局A)
 それは、ちょっとケース・バイ・ケースの場合はありますので、今おっしゃられた、例えばですけれども、特定の場所があり、その特定の場所のところで個別の方のご案内ができる、相手方がわかるような場合は、その対応も利用するといいますか、活用するというか、そういうのもあり得ると。さまざまなケースで、相手方に届くような対応をしていくということでご理解を。
(記者)
 言える範囲で結構なんですけど、そのハワイ帰りの女性に関係する行動経路の中で、例えば、こういうジャンルのものが特定できたので、連絡するようにしているみたいな、具体がどこまで言えるかだと思うんですけど、今言える範囲のものってあるんですか。
(当局A)
 そういうものでいくと、ごめんなさい。ハワイ帰りの女性の患者さんの部分に関しては、市民の皆さんがご心配にならないような対応を、現在尽くしているというのが、この場で言える内容かと思っております。
(記者)
 わかりました。
(記者)
 一応、もう(患者となった)ご夫婦については、行動経路は市としてはほぼ把握できたという状況なんでしょうか、今は。
(当局A)
 はい。聞き取りはしております。
(記者)
 奥さんからも継続的に聞けてはいるんですよね、入院中ですけども。
(当局A)
 はい。そういう状況です。
(記者)
 でまあ察するに、奥さんから聞けることがあって、こうこうこういう立ち寄り先があって、そこで特定できる人については連絡をしていると。
(当局A)
 はい。そういう体制を順次とりつつあるという。今現在も連絡が行っているかどうかというご質問であれば、まだとれていない方はいらっしゃるかもしれませんですけれども、そういう体制を順次とっているということでございます。
(記者)
 話変わるんですけど、3時からの会議って何を話すんですか、具体的に。
(当局A)
 3時半からですね。これはどうしましょう。言っていいですか。
(市長)
はいはい、どうぞ。
(当局B)
 今日3時半からの医療機関に対しての連絡会議ということで、冒頭だけ公開ということでご案内させていただきました。

 帰国者・接触者外来につきまして、保健センターに相談があって、疑いの高い方、そういった方々が直接、一般の医院に行ってしまいますと、待合室等でほかの方に感染を広げてしまう可能性があるということで、一定の防護服とか、そういうのを準備された後、なおかつ時間とか場所とかを、ほかの患者さんときちんと分けられるというような専門的な治療が行える病院さん方に、少しお声かけをさせていただいて、今現在、帰国者・接触者外来、2カ所の病院があるということは先日、ご報告させていただいたんですけども、今後、患者さんが増えてくる可能性があると2つの医療機関だけでは足りないであろうということで、少し広めていきたいと。
 その際に、どういうことを我々がお願いするのかという、説明会に近い、協力依頼をする説明会というような形で行わさせていただくというものでございます。
 先ほど、前回の帰国者・接触者外来の国のほうの方針もあって、皆さん方殺到すると、そこで感染が広がってしまうので、非公表という形をさせていただいておりますので、冒頭だけ(公開)ということで、内容等については非公開とさせていただきますので、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
(記者)
 今日の時点で拡大箇所数は明らかにならないんですか。
(当局B)
 結局、手を挙げていただける病院が。今日説明を。
(記者)
 今日改めて説明をスタートするという話ですか。
(当局B)
 そうですね。
(記者)
 ああ。
(当局B)
 なので、それから各病院に今日出られた方が帰っていただいて、病院内で、「ああ、うちだったら対応可能だよ」とか、「ああ、うちは難しいよ」という話で返事を伺うという形になりますので、今日すぐにでは。
(記者)
 今日会議に来られる医療機関というのは、ある程度、そういうことは可能でありそうな、まあ、いわば候補みたいな。
(当局B)
 想定で。想定で。はい。
(記者)
 ところが来ていただいて、声かけして、持って帰って、やるやらないということをまた報告する。
(当局B)
 そうです、そうです。
(記者)
 そういうことですか。
(当局B)
 はい。
(記者)
 何機関来るかは言えるんですか。
(当局B)
 大丈夫です。21医療機関、来ていただく予定になっています。
(記者)
 そのうち何カ所かが協力してくれるかは、これから次第ということなんですね。
(当局B)
 そうですね。それが全部なのか一部なのか、ちょっと私どもにはわからないという状況です。
(記者)
 これは、市独自の対応ですか、それとも全国一律と捉える。
(当局B)
 いや、今回、新型コロナですけども、今回声かけさせていただいたのが、10年前に新型インフルエンザのときに、発熱外来とか実施をしていただいた協力医療機関から、そういう実績のある医療機関が名簿で残っておりますので、そういうところに声をかけさせていただいています。
 ということは、他府県とかでも新型インフルエンザ、全国に流行した際には発熱外来とか行っておりますので、他都市でも同じような形でやられるのではないかと、そのようには思っております。
(記者)
 やられるんじゃないかというか、推測ではなくて、国から(指示が)下りてきて、そういう対応をしているのか。
(当局B)
 ええ。国から、新型インフルエンザの医療機関を対象にというような形で来ておりますので。
(記者)
 国から来てるということ。
(当局B)
 国から県を通じてですね。
(記者)
 来てるということですか。
(当局B)
 はい。
(当局A)
 そういう意味じゃなくて、今回の(連絡会議の)開催をすることについて。
(当局B)
 あ、今回のやつは出てないです。それはもう名古屋市オリジナルの。
(記者)
 市独自なんですね。
(記者)
 今の話だと、国からの新型インフルエンザのときに実績のある機関を活用するようにというような指針みたいなのがあるけれど、
実際にこの形にするのは市独自だと。
(当局B)
 そうですね、はい。
(市長)
 そういうとこはちゃんと力んで(言って)ちょうよ。
(当局B)
 すいません。
(記者)
 これはこのタイミングで市が独自に踏み切ったのは、やっぱり、患者さんが出たから。
(当局B)
 予定を組んでたんですけども。
(記者)
 あっ、もともと。

(当局A)

 協力医療機関の先生方からのご提案もあり、今後の体制を早目に準備すべきであるんじゃないかというようなご意見をいただきまして、こうした体制を新型インフルエンザの部分をコロナにも流用というか、当てはめた中で独自に今日開催すると。一方で感染患者さんが県内で増えつつあるということも踏まえた中での動きというふうに考えております。
(市長)
 検査と入院というと、入院は、そうは21(医療機関)もないもんだで。
 (当局B)
 入院は、今、法律で2類の感染症ということで、指定病院ということで。
(市長)
 2カ所しかない。
(当局B)
 はい。市内2カ所ということになります。
(市長)
 ええ。なっとると。
(記者)
 オンコールの話も国からの指示は特にないんですよね。
(当局A)
 はい。これは市長さんから、こうした体制をしっかりととれというお話がございまして、今回オンコールで体制をとったところでございます。
(市長)
 そういうとこはちゃんと大きい声で言って。
(記者)
 市長は誰かから言われたんですか、それ。
(市長)
 いやいや、それは時間見て、8時に終わると書いたるでしょう。そんな、パートで夜遅くまで働いとる人、電話せれえへんがや言って。そんなもんいかんに決まっとるがやという話に。なら、まあ、24時間でやるかと、こういうふうになりました。
(記者)
 もう一つ。10年前に買ったマスクのくだり、もう一回説明してもらいたいんですけど、その10年前に買った古いマスクがどのくらいあって、それを市民に配るっていうことなんですか。
(市長)
 まあ、これはちょっと、じゃあ、(当局に)来てもらおうか。だいぶありますで。
(当局C)
 10年前、新型インフルエンザが流行したときということで、そのときに取得したものが今もとってあるということでございます。その後、業務継続計画というのができまして、窓口の業務を継続するためにということで、先ほど市長からお話のあった36万枚というのがございました。こちらのほうが、今回、報告したとおり出されるということでありまして、その総個数ぐらいは確保できるという見込みではございます。
(記者)
 その古い、古いマスク。
(当局C)
 はい。10年前です。
(記者)
 大体まあ36万枚ぐらい。
(当局C)
 それについて、はい、確保できそうだという感じで。
(記者)
 それを市民に配るんですか。
(当局C)
 今、市長からは、そのようなことを検討しろと言われてますので、もう一方で、業務継続計画を備蓄維持する必要もございますので、その必要数を整理して、ちょっとここを市長と整理させていただいているところです。
(記者)
 具体的な数はわからないんですか。
(当局C)
 ちょっと数がですね、どれだけ、使えるものというのか、そういうところもございますので、現時点ではちょっと。
(記者)
 もともとあった数は何枚なんですか。
(当局C)
 えっ。
(記者)
 もともとあった数は何枚なんですか。使えるものの数はいいとして。
(当局C)
 もともとあった数っていうのは。
(記者)
 つまり、ある分母から使える数を今、探していると思うんですけど、その分母の数。
(当局C)
 それはですね。ちょっとどれだけが、数が提供できるものかというのもございますので。
(記者)
 いえ。提供できる数じゃなくて、もともと10年前からある数を聞いているんです。
(当局C)
 10年前からはもう少しあったんですけれど、もう少しといいますか、36万ではとなくって。
(記者)
 ええ。だから、その数は特定できないんですか。
(当局C)
 ちょっとすいません、今ちょっと手元にないんですけれども。また整理していきたいと思いますけれども。
(記者)
 ちょっと今のお話の中にあったことだと思うんですけど、南京にマスク送って、それで残りの26万も送って。まあとにかく、なくなっているわけじゃないですか、その、備蓄用が。
(当局C)
 36万は、そうですね。もうこれでそうですね。
(記者)
 そうですよね。ってことは、今、それに充てるかもしれないというお話が今ありましたけど、その古いものを。それを充てないと、どうするんですか。今、備蓄がなくなっている、なくなるような。
(当局C)
 今、ですので、それで対応しようということでございます。
(記者)
 じゃあ、市民に向けてじゃないんじゃないですか。市民に配る可能性があることは聞いてないから。
(当局C)
 そうですね。それを、その一部を、市民にも提供できるように検討しろということですので。
(記者)
 えっ、一部。
(当局C)
 はい。
(記者)
 だから、優先的には、職員の方がその業務対応用に。
(当局C)
 (業務対応用)に、どうしても必要部数としては確保する必要がございますので。
(記者)
 それが優先になる。で、それプラス市民の方へも。
(当局C)
 可能な限りお出しするという。
(記者)
 出すということ。
(記者)
 今、使えるマスクは26万枚残っているわけですね。
(当局C)
 ああ、ございます。はい。
(記者)
 で、古いマスクは、それとは別に36万枚ぐらいあるということですか。
(当局C)
 うん、それ以上、ああ、そうですね。
(記者)
 それ以上ある。
(当局C)
 そのぐらいは確保できるということです。
(記者)
 一応、市の中、備蓄しているということですか。
(当局C)
 そうですね。
(記者)
 もしよかったら、分母の数、そんなに何か隠す意味がわからないんで、後で確認できたら広報課を通じてでもお願いできますか。
(当局C)
 はい。
(記者)
 そのうち、何枚かを今、探すという話だと思うんで。
(当局C)
 そうですね、はい、はい。
(記者)
 当局Aさんにちょっと伺いたいんですが、さっきの21医療機関のうち、前回のその新型インフルエンザのときに協力したのも21医療機関だったんですか。
(当局A)
 10年前の部分だとは思います。すぐ確認をさせていただきたいと思います。
(市長)
 いいですか。はい。
(記者)
 全然ちょっと話がずれてますけども、市長の声が若干こう、喉が何か、朝よりもおかしくなっている感じですけど、体調のほうは大丈夫ですか。
(市長)
 まあ、なかなか人生に疲れとりますんですね。ほんとに。別にいいですけど。
(記者)
 風邪ぎみとかじゃないんですか。
(市長)
 まあ、そうでもないんですけどね。夜までハイボール飲みますんで。
(記者)
 大丈夫ですか。
(市長)
 はい。
(記者)
 市が主催だったりとか、関わるイベントで、その開催の規模とか中止とか、そういうのを検討している、検討段階でもいいんですけれども、何かありますか。
(市長)
 それは今んところ、まだないんじゃないですかね。検討まではいっておりませんけど。
(記者)
 ヒロバスのそのイベントも結構大規模にされると思うんですけども、特に縮小の(予定は)。ヒロバスの週末のヒロバスのイベントの。
(市長)
 はいはい、今言っとったやつね。
(記者)
 何かいろいろな人が来て大規模にやられるようですけれども、特に変更はないですか。
(市長)
 今のところないですけど。ちょっと準備しますか、ほんでもせっかくだで。検討の準備をしますか。検討の準備。
(記者)
 今日来る21の医療機関には、今、対応している2カ所というのは含まれているんですか。
(当局A)
 はい、含んでおります。
(記者)
 市長、この間、いろいろなイベントに出ていると思うんですけど、そのときマスクして行っているんですか。
(市長)
 いや、まあその辺、やっぱりちょっと感じ悪いでしょう。大体テレビ見とっても、市長や何かみんなマスクして出てこんでね。だでまあ、あんまりしませんけど。普通もせんでね、わし、大体。
(記者)
 いや、テレビ出ないところだと思うんですけど。つまり、この間のコスプレの何か、金城埠頭のやつとかも行かれましたよね。
(市長)
 はいはい。
(記者)
 ときの話です。
(市長)
 あそこもしとりません。
(記者)
 それは大丈夫なんですか。
(市長)
 大丈夫って言っていいか、あれだけど、感じ悪いがね、これねえ。
(記者)
 感じ悪いんですか、そういうの。
(市長)
 まあ、何となくて感じ悪いでしょう。
(記者)
 自分だけマスクしてっていうことですか。
(市長)
 やっぱり、ヒューマンな仕事ですんで。ようわかりませんけど。まあ、大丈夫だと思います。
(記者)
 ちょっとほんとに改めてなんですけど、2例目というか、お二人目、その奥さんに当たる人の感染も確認されたわけなんですけれど、市長としては、やっぱり今の状況をどう捉えているかというのと、市民へのメッセージじゃないですけど、呼びかけじゃないですけど、そういうのっていうのは、改めて皆さんにちょっと教えていただいていいですか。
(市長)
 まあとにかく、報道によると、水際で外国から食い止めるというのは、無理になったというか、その次元は超えたというふうに報道で言っておりますんで、あとは、早く検査して、それから、治療のほうを充実させるということになってますんで、何と言っても、まあ、自分でおかしいと思ったら、今も言いましたように、24時間対応してますんで。名古屋市の8時以降は中の保健センターですか、電話していただいて、自分でやっぱり検査してもらうと。それが一番早いです。病院の体制も今日やります。そういうことです。自分で悩んどらずに連絡してちょうと。24時間、夜中でもええですから。中保健センターへということですね。
(記者)
 市長、あと関連で、例えば中国の方とか、あるいは感染してそうな方に対する風評被害っていうのが各地で聞こえているんですが、市長としては、そういうものに対するお考えというのはいかがですか。
(市長)
 まあ、まあ気をつけていただくということであって、今言ったように、自分に感染しとるかどうかっていうことをちゃんとチェックしてもらうということでしょう。
(記者)
 つまりその、市として、差別を許さないとか、そういう話なんですけど。
(市長)
 そりゃ差別はいかんですよ、そんなの、ねえ。病気だから、みんな万人がかかりますんで、それはいかんですよ、それは。
(記者)
 国の方で、医療機関に受診をしたいという人が殺到すると、本当に必要な人が検査をできないというので今日中にも国の方で、どういう症状があらわれていたら受診すべきかという指針を、今日中につくりたいというふうに言っているんですけれども、そのことについて注文というか、意見とかってありますか。
(市長)
 まあ、そんなに国だとものすごく来るのかな。名古屋で数えてみましたら、大体、1日20人ぐらいは大体チェックできると。今の市の衛生研究所ですね。だで、それで今んところ、まあ別に、ものすごく来てあふれるというような認識はないわね、これ。
(当局D)
 はい。そうですね。
(市長)
 うん。まあ、国だからちょっとわかりませんけどね。ものすごい数が行っとるのかどうか。どうなんだね。国は、わからんでしょう。
(当局D)
 国のほうの数字はちょっとわかりません。
(市長)
 わからんですけど。
(当局D)
 はい。ですが、名古屋市は今のところ、あふれるようなことはないです。
(市長)
 ええ。名古屋市はきちっとできるもんで。だで、まあ、20人ほどらしいんだけど1日で。それはまだ十分その余力はありますんで。やれる状況です。
(記者)
 どれぐらいまで受診できるんですか。今、20人でパンクはしない状態っていうことなんですか。
(市長)
 まあ、そういうことですよ。
(記者)
 どれくらいまでが。
(市長)
 どれぐらいまでいって、まあ20人。40検体。
(当局D)
 はい。そのくらいを今、想定をして、今日また医療機関の先生方とも相談しています。
(市長)
 喉の奥からこういうふうに、Q-tipというやつだね。アメリカで、英語で言うと。それで採るんだけど、それはね、医者でないとできんらしいんだね、これ。今聞いたんだけど。それ、看護師さんはいかんか言ったら、それいかんらしいですよ。だで、その手間もあると。
(当局D)
 まあ、手間は、そうですね。採取においてもかなり。
(市長)
 その手間もあるということです。まあ今のところ大丈夫ですので、ぜひ中保健センターまで、24時間営業でやりますんで。非常にオープンですので、ぜひ電話してちょうだいと。
(記者)
 市長、すいません。アルコール消毒も結構有効だと言われているんですけど、市長、前、公共交通機関にも置くとかいう話もありましたけど、そういった置く場所とかっていうのは、今、増やしたりとかはされる気は。
(市長)
 それはまだそれ以降やっとらんけど、JRさんはやってくれとるんだろう。
(当局A)
 JRはやってないです。
(市長)
 JRさんは。
(当局A)
 はい。
(市長)
 地下鉄や何かはどうなっとる。市バスとか。市バス、ちょっとその辺は、たるいようですので。市バスでもやってもらわないといかんわな、ほんだで。どういうタイミングでやるかわかりませんけど。
(記者)
 一部学校とかにも置くっていう話もあったりするんですけど、アルコール消毒が手に入らないと。これもマスクと同じくらい、ちょっと不足しているみたいな話もあるんですけど、市として、どれくらい備蓄ってされているんですか。
(市長)
 それはどんなもんだい。アルコール消毒。在庫の具合は。
(当局A)
 数は今、すぐ手元にないんですが、アルコール消毒がなかなか手に入らないということで難しい場合は、手洗いですね、石鹸での手洗いを意識してやるという、こういうような手法もあるかというふうに思っておりますので、そのあたりも一緒に広報しながら進めていければというふうに思っています。
(市長)
 それはようわからんか。在庫そのものとかそういうやつ。
(当局A)
 そうですね。在庫は、すいません。健康福祉局、管理はしておりませんが、当然ながら、今、入手が難しいと。私たちも、薬局などに行っても入手ができない状況にあるのは認識をいたしております。
 ただ、医療機関等については、一定これは必要なものであり、持っていらっしゃるというので、まだ大丈夫かなというふうに思っています。
(市長)
 マスクとどっちが効くかな、アルコール消毒と。どっちという問題ではないのか。
(当局A)
 はい。
(市長)
 ええですか。はい。ということでございますが。はい。

◎スタートアップ・エコシステム拠点都市の公募について

(記者)
 ちょっと別件なんですけど、いいですか。今日、スタートアップ・エコシステム拠点都市の公募が今日までだったんですよね。内閣府が主催している。

(市長)
 ああ、スタートアップ。
(記者)
 それが今日までで、名古屋市は午前中に応募はしたっていうことなんですけれど、何かこう中小企業を、市長、これまで、中小企業を支援したいというふうに言ってきましたけど、何か思いといいますか、あれば伺いたいと思ったんですけど。
(市長)
 いや、まあとにかく、新しい企業が生まれてもらういうのはどえらい重要なことですから、この経済の中で企業が生まれるというのは。それが、雇用を生んで、そこで給料をもうからんけど払って、で、その働いている方が消費するということで国というのは成り立っとるんですからね、これ。全力掲げて応援したいということで、名古屋はもう既に、3カ所だったかな。3カ所じゃないかな。なかなか評判ええんですよ。あそこの西区の昔の那古野小学校かな、あそこもええし、それから、昨日もやっとった、何だったな。
(当局)
 イノベーターズガレージ。
(市長)
 何とかガレージ。
(記者)
 ああ。
(市長)
 英語にすればいいものじゃありませんけど、何とかガレージ。もう一個あるな。
(当局)
 あと県さんのほうでつくられています。
(市長)
 うん、まあ、県のほうでやられている。
(当局)
 そっちでつくられているので3つです。
(市長)
でまあ、名古屋の場合は、その法律的にどういう限度があるか知らんけど、やっぱりお得意さんの紹介ぐらいはやりゃあと言っとるんですわ。まあ、一応開発したとしてもですね、どういうところが買ってくれるだろうかというのを、やっぱり、小さいところだと信用力にどうしてもねえ、ないもんで、で、門前払いされるわけですわ。だけど、この名古屋市の1つのチームの中で、こういう開発したやつですということで、最終的に、当然ですけど、そこと取り引き成立するかどうかは、それは、自由意思でですね、経済原則でやってもらわないかんけど、紹介するまでのサービスぐらいはやろうということで、今、それは指示させてもらっているところです。
(記者)
 ただ、名古屋市はこれまでベンチャー不毛の都市と言われていて、ほかの自治体と比較しても、施策としてはスタートアップに力を入れてきたという感じでもない中で、選定としてはかなり厳しい状況なんですけれど、それについては。
(市長)
 ベンチャー不毛の都市って言われとるんかね。
(記者)
 はい。
(市長)
 それはいかんなあ、これ。尾張藩は昔から儒教だもんでこれ、親に従えということだで、こういう挑戦者を受け入れない雰囲気があるといかんですね。それでか。その、今の紹介も始めようと言っても、なかなか言とるだけで始まらんのですよ。喜んでいましたよ、東京で私、あるところへ行ったとこで、名古屋へ今度進出してくる方ですけど、「お得意さん紹介しましょうか」いって言ったら、「ものすごいうれしいよ」言って、それは。それちょっと熱入れますわ、じゃあ。大時事通信のアドバイスですので。大日本帝国通信。
(記者)
 ありがとうございます。
(市長)
 これは大事なことですよ。自分で考えたってね、お客さんが買ってくれなければ、どうにもならんわけですよ。役人は何にもせんだって税金もらえるから当たり前なんだけど。民間は大変ですよ。頭下げて、飲みたくない酒も飲んでやらなかんがね。で、そのサービスしましょういうことになっとる。これはもう一回、心入れ直して、きちっと指示します。

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