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平成30年5月1日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2018年5月23日

ページID:105396

報告事項

  • 麻しん(はしか)について
  • 市長の海外出張について
  • 平成30年4月より拡充した耐震化支援制度について

会見動画

報告内容

◎麻しん(はしか)について

 それでは、5月1日(火曜日)の会見を始めたいと思います。

 おはようございます。

 まず、麻しん(はしか)について、お話をさせていただきます。

 名古屋市内でははしかの患者が発生しておりまして、今後、さらにふえることも予想されております。

 このような状況を受けまして、4月27日(金曜日)には名古屋市危機管理対策本部危機管理幹事会を開催し、全庁的に情報の共有をはかり、市全体で市民に注意喚起を行いました。

 発疹などの麻しんを疑う症状が現れた場合は、事前に医療機関に電話で連絡し、医療機関の指示に従い早急に受診してください。また、受診の際は、周囲に感染を拡げないよう公共交通機関の利用は控えていただくようお願いいたします。

 はしかに感染しないためには、決められた時期に2回の予防接種をすることが大切です。

 まず、1番目は1歳になったとき、そして2番目には小学校就学前の1年間、いわゆる「年長」さんの2回、麻しん・風しんワクチンの定期予防接種を実施してください。


◎市長の海外出張について

 それから次に、私の海外出張について、ご報告いたします。

 今、これ正直言ってあれですけど、パスポートがちょっと見つからんもんですから、今いろいろちゃんとした手続があるのかにゃあのかと。出てくるかもしれませんしね。というところでございますが、そういう異常な事態がなければ、まあ私が行けん場合でも副市長が出ていきますけど。前回ランス市の姉妹提携で向こうの市長さんがお見えになっておりますので、これはやっぱり私本人が行くというのが礼儀でございます。今、努力しておりますんで、ということはこちらから言っておきます。

 フランスのランス市におきまして、姉妹都市提携記念行事などに出席するため5月3日(木曜日)から5月10日(木曜日)までの8日間、ヨーロッパへ出張いたします。

 昨年10月に名古屋で姉妹都市提携調印式を行ったランス市では、姉妹都市提携記念セレモニー等に出席します。

 また、シャンパーニュ騎士団叙任式が開催されまして、騎士に任命いただける予定と聞いております。今後も、なごやめしとシャンパーニュの食文化の交流に努めてまいりたいと思います。

 さらに、名古屋大学との交流を進めているランス・シャンパーニュ・アルデンヌ大学の訪問など、一層の交流拡大をはかってまいります。

 次に、ドイツのフランクフルト市では、中部国際空港株式会社とともにルフトハンザドイツ航空本社を訪問し、路線拡充に向けたエアポートセールスを行ってまいります。

 また、ライプツィヒ市において、DHLエクスプレスを訪問しまして、欧州―名古屋間の国際物流網の拡充・強化に向けたエアポートセールスを行ってまいります。

 なお、私のパスポートがディスモーニングまで見つかっておりません。今日も引き続き探しますが、もしなかった場合につきましては、副市長の代理出席も含め検討してまいります。また、追って対応について発表させていただきます。そういうことでございます。それはもしそういう場合はアイムソーリーと言うしかないということでございます。


◎平成30年4月より拡充した耐震化支援制度について

 次に、平成30年4月より拡充した耐震化支援制度について、ご報告いたします。

 最近、国内で震度5クラスの地震が続いており、当地域としても発生が懸念されている南海トラフ巨大地震への備えが必要でございます。

 その備えとして、名古屋市では、市民の皆様がより一層耐震対策に取り組んでいただきやすくなるよう、木造住宅の耐震改修助成及び耐震シェルター等設置助成を、平成30年4月より、拡充いたしました。

 対象の木造住宅にお住いの市民の皆様には、大地震のときの被害を少しでも減らし、命を守っていただくために、これらの制度をぜひ活用して、耐震化に努めていただきたいと考えております。

 また、地震など大きな災害が起こった際には、被災地に派遣し復興に当たった職員の経験は、必ず生かすことができる貴重な財産になると考えております。

 職員派遣については、これまで東日本大震災及び熊本地震の被災地への派遣を行ったところでございますが、いまだマンパワーが不足している状態であり、引き続き、派遣してまいります。

 本日、午後3時より、その派遣職員の激励会及び帰還式を、本庁舎5階の正庁にて行います。

 本日の式では、陸前高田市と熊本市に派遣した職員から、現地での活動内容や状況の報告も予定しておりますので、ぜひ取材していただきたいと思います。

 (当局)
 今年4月より一部拡充いたしました、耐震化支援制度の内容に関しまして、説明をさせていただきます。

 昭和56年5月以前の対象の木造住宅にお住いの市民の皆様に、耐震改修等をされる際支援している制度のうち、今回木造住宅の耐震改修助成につきまして、補助金の補助率を工事費の2分の1から5分の4に引き上げまして、補助金の限度額につきましては、90万円から100万円に引き上げましたところでございます。

 これにより、例えば、耐震改修工事が150万円でできる場合には、昨年度までは2分の1の補助で75万円。市民の方のご負担は75万円という形になっておりましたが、今年度からは同じ150万円の工事の場合は5分の4以内で100万円までは補助ができますので、市民の方の負担が50万円で負担がすむことになります。25万円が軽減できることになります。

 また、次に耐震シェルター、防災ベッド等の設置助成につきまして、対象の高齢者等の方のうち非課税世帯の方への補助金の補助率を設置費の2分の1から4分の3に引き上げまして、限度額につきましては30万円から45万円まで引き上げましたところでございます。

 このように、今年度から一部補助内容について拡充いたしましたので、この機会に対象の住宅にお住まいの市民の方におかれましては、ぜひこの制度を活用していただき、耐震化に努めていただきますようよろしくお願いいたします。


質疑応答

◎名古屋城天守閣入場禁止について

(記者)
 名古屋城の天守閣が5月7日から入城禁止になりますけども、市長の思いと、あと今後の振興策についていただきたいと思います。お願いします。

(市長)
 名古屋城天守の建物につきましては、まず、できたのが昭和34年ですから、昭和34年からずっと名古屋で私も何遍か伺ったことありまして、長い間御苦労さんでしたと。サンキューベリーマッチということが1つ。

 もう1個は、耐震強度がIs値0.14ということで、これは3年ぐらい前調べたところでは、5大都市のあらゆる公共建築物の中で、お城だけじゃないです、あらゆる公共建築物の中で圧倒的に耐震強度が低いと。震度6強の地震で倒壊する危険性が、「大変」という言葉はなかったかわかりませんけど、危険が、何かそういう形容詞があったと思いますけど、高いという建物でございますので。今でも、学者に言わせますと、バターンとは倒れんけども、やっぱり相当揺れると瓦なんかが落ちてくるということになりますので、あの辺近くは相当危険だということがありまして、入場禁止はせざるを得ないということになります。そういうことでございますので、これでずっと木造復元になってきますので、ぜひ皆さんにもお別れということになりますんで、ぜひおいでいただくとありがてゃあかなということでございます。

(記者)
 今後の振興策というのは何かありますか。

(市長)
 これは熱入れてやらないかんもんですから。1つは金シャチ横丁自体が振興策の1つですけど、金シャチ横丁自体もさらに盛り上げないかんと。若干狭かったもんで、スタートがですね、あれ。本当はこっちの東海農政局、水資源機構と両方ありまして、あれはもともと尾張名古屋の土地だったわけですから。まあたまたま国が今使っておられるようですけど、あそこをもっと広げて盛り上げるというのが1つ。

 具体的にいうと、隅櫓が3つありまして。東北隅櫓を除いては空襲で焼けておりませんので、あれは本物ですので、そこをやっぱり常時公開してと。ただ、耐震補強きちっとしてあるのは、西南隅櫓ですよ。この間やりましたけど。いうことでございますが、その辺のとこも兼ね合いながら、何かあそこで1つ楽しい行事でもできんかと。西北隅櫓に関しましては、清須櫓といいまして、例の織田信長さんが殺されてからの清須会議をやったところではないかという話がありましたけど、どうも違うんでないかという説も有力ですけど。そういう非常に歴史的な雰囲気のあるところでございますので、あそこを常時公開しながら盛り上げると。

 それから、内部についていろんなイベントやってくと。引き続き僕は芝居小屋をやっぱり早くつくってこうと。500席か600席ぐらいまでのやつを。ということを、広報芝居小屋ですけど、昨日あたりも行ってまいりまして、いろいろお話をしてきたところでございます。

 そんなこととか、まあ、本丸御殿がありますわね、やっぱり。本丸御殿がオープンしますので、あれもまっといろいろやってく中で、この秋から、今、襖絵が、模写でしたけど、模写は模写でせっかくつくったやつだで残りますけど。襖絵を、本物をですね、400年前の、いわゆる旧国宝の障壁画70枚、140面あるわけですけど、これを交代で。重要文化財の運用規定によりますと、2カ月ということだけど、1カ月以内にというのがありますけど、1カ月以内で2週間とか、その辺はこれから考えていかないかんけど。従前あったところにはめ込んで展示すると。鴨居と敷居ですか。ぜひやっぱり本物の魅力を皆さんにぜひ味わっていただこうと。金ぴかのものも1つはそれはそれですけど。

 それからもう1つ。今度は、まあ今できたかな、あれ。いわゆるデジタル模写というのがありまして、まだできとらんか、できたんじゃないか。これもなかなか非常に近代技術のものでございまして。だで、襖絵が3種類あるということですね。本物の400年前の旧国宝、それからもう1個は今やってる模写、もう1個デジタル技術による模写と。この3つありますんで、それぞれ味わっていただくこともできるかなというふうに思っております。

 そういうのは何やらかんやらで、ようけの人に来ていただけるように、たゆまなく努力するということになっていかないかんわね。と思っております。

(記者)
 今の名古屋城の入城禁止の話なんですけども、当初から調査ですとか工事ですとか、それを観光客に見てもらうような施設をというようなことは言ってましたけども、そこら辺ってなんか案とか固まってきました。

(市長)
 それは、実際に今の(天守閣が)取り壊しに入りますと、素屋根をかけまして、これは竹中工務店のプロポーザルの中に入っておりますけど、姫路城がやってきたようにつくってく過程を全部見えるように。それはそういうふうになります。これが大変結構人気があるんですよね。屋根裏はもう一生涯いうたら当たり前なんですけど、法隆寺が1300年建っておりますけど、あれは外観と内側のところが、内側も見えるとこは見えますけど、屋根裏は見えませんので。屋根裏が見えるのは、このつくってくときだけですんで。それは当然始まります。

(記者)
 あと、もう1個。金シャチ横丁を広げていきたいと話もありましたけど、そこら辺はどういう青写真になっていくか教えてもらっていいですか。

(市長)
 これも早くやらないかんがね、本当に。当初言いかけてから4年、5年ぐらいなると思いますけど。初めはあそこも全部で七、八千坪あったと思いますがね、あれ。今の東海農政局と水資源機構とこ。直接私頼みましたわ、電話をかけまして。行くも行ったんじゃないですかね。東海農政局のほうは適地があればいいですよと、場所を変わってくれということで。それから水資源のほうは鉄塔がありますんで、あれがちょっとなかなか若干難しいようですけど。ぜひしばらく前は徳川尾張藩の土地だったもんですから、ぜひ名古屋の人がやっぱり誇りを持てるようなものにするために、また世界中から皆さん来てもらえるために、変わってもらえんですかということに、なるべく早くやりたいと。金シャチ横丁も今10軒だったかな、12軒だったかな、今の現状ですと。もっとやっぱ広げないかんもんで、ようけのね。おかげ横丁ぐらいにはなるようにせないかんもんだで。なるべくはよ広げられるように努力しとる。芝居小屋もそうなったら当然入れると。昔流の、江戸時代に出てくるでしょ、ざあっと。椅子じゃなくて、相撲の枡席みたいなやつ。足のご不自由な方はちょっと後ろで見やすいようにつくらさせていただいてと。いっぱい飲みながらと、飯を食いながらおもしれえ芝居を見るという江戸時代、名古屋も徳川宗春さんのときにどえらい盛んだったんですから、芝居小屋っちゅうの。そういうのをつくっていきたいと思ってますけど。


◎市長の海外出張について

(記者)
 市長、海外出張については、パスポートが見つからないということですが、最後にパスポートを使って海外に出られたのはいつで、ふだんその後どこに保管をされてらっしゃるんですか。

(市長)
 去年の7月だったかな。トリノ、ランス、フランスから帰ってまいりましたけども、ヘルシンキからフィンエアで。

(当局)
 帰って来たのは7月22日だったと思います。

(市長)
 まあ、22日か、帰ってまいりまして。セントレアに午前中につきまして、午前10時か午前11時には自宅へ戻っておりますね。わし大体パスポートはジャケットの左側の内ポケットに、大体ちゃんとボタンをかけて、ずっと、外国におるときはそうやってやっておりまして。それがセントレアに着いたときに、パスポートそこでは出しとることは事実でしょう。家へ帰ってきて、夕方3時だったか4時だったかな。その日のうちに、清須市の市長選の応援に行っておりまして。そのときにジャケットをどうしとったか。7月ですから、暑いですから着とらんのではにゃあかと。家にそのまま置いて行ったんじゃにゃあかと思いますけど、僕は。そこからがちょっと。大体うちのかーちゃんにみんな任せておりまして。帰ってきますと、いつものパッケージの部分、それからあと服なんかもばばっと脱いで、うちのかみさん大体同じとこへずっと引き出しの中へ入れといたと。だけど、過去のやつは全部ありますけど、国会議員時代の失効したやつもようけありますけど、それも全部残っとるけど、今回のパスポートだけ見当たらんということで。一昨日ぐらいから探しておりますけど、今んとこ見つかっておりませんので、どうするかと。皆さんまたややこしいこと言うでうっとうしいで、私も外務省に公式な手続の中でですよ、これは私的な用事で行くんではないもんで、向こうも市長さんが来てもらってますので、私が行くのは一応市民の皆さんのためということですので、公式な手続の中でこういう場合早くパスポートを出す手続はあるのかと。ルールに則ってね。それも聞いておりますけど。探すのは引き続き探しておりますけど。そういう段階でございます。また、無理を言ったってことでややこしなるとかなわんもんで、公式な手続がなかったら、それはないということで結構ですよ、というふうに言ってあります。

(記者)
 見つからないと、ランス市はとりわけ去年10月に姉妹都市提携結んで、市長も思い入れの強い交流だと思いますけど。仮に行けないとなると、市長ご自身が行くことに意味があるという考えですか。

(市長)
 私はそんな大した人間ではございませんけど、直接電話ぐらいしますけど。申しわけない、アイムソーリーはフランス語でどういうか知りませんけど。そういうことでしょう。アイムテリブリーソーリーぐらい言います。

(記者)
 代理で行くのって誰ですか。

(市長)
 副市長ですね。(代理に)なった場合ですよ。しかし公式な手続があるかもしれませんでね、それはそれで。

(記者)
 これいつごろ結論出る話ですか。今日中に結論出るんですか。

(市長)
 出るでしょう、多分。探すのは引き続き出発前まで探しますけど。直前まで。代わりの人が行く直前まで。

最善の努力をさせていただくということです。

(記者)
 それは自宅でなくされたということは確実なんですか。

(市長)
 まあ、そうでしょうね。よう覚えとりませんけどね。朝あの車で(セントレアから)家行って、午前中ですからね。夕方ぐらいから清須の市長選ですので。今まで私何十回と外国行ってますけど、これ初めての事態で。大きい違いは大抵その日のうちはあんまり大体行事はないようなのが普通多いですけどね。僕の直感からすると、清須の市長選挙なんか行くとやっぱり落としたりしやすいもんで。だけど暑いもんでジャケット着てかなんだんじゃないかと思いますけど、僕。そうすると、うちに置いてあります。

(記者)
 探しているのは、奥様1人で探してるんですか。

(市長)
 私も記憶をたどってということでね。

(記者)
 市長ご自身も。

(市長)
 記憶をたどってということでやっておりますけど。

(記者)
 遺失届は出されたんですか。

(市長)
 遺失届は出してないと思いますがね。出しとらんです。

7月22日の何時だった。セントレア着。

(当局)
 午前中ですね。午前8時50分着。

(市長)
 午前8時50分か。1時間かかると午前10時過ぎぐらいには家へ帰ってっとると。ジャケット脱いでパッとどこかへかけといたと。そのときに出したかどうかの記憶がちょっとね、あれですね。


◎名古屋城天守閣整備事業について

(記者)
 名古屋城に戻るんですけど、前回の記者会見のときに、4月中に石垣部会を開いて詳細調査の現状変更の許可をとるという話があったと思うんですけど、4月中に部会がなかったという状況でよろしかったでしょうか。4月には開かなかったですよね。

(市長)
 はい。

(記者)
 その現状変更許可申請はいつごろされることになりますか。

(市長)
 速やかにということになるでしょう。

(記者)
 つまり、5月7日から入城禁止になるのは、調査をするための禁止なので…

(市長)
 それもあると言ってますね。

(記者)
 例えば、入城禁止を伸ばすこととかあり得ないんですか。

(市長)
 それはないですね。やっぱり。危ないでいかんですわ、本当に。何遍も言ってますけど。あれは、いわゆる建築の関係の法律と国家賠償法と両方からいって、これだけ危ないことがわかっとる建物をそのまま放置してくということで。特に外国人の皆さんに名古屋城天守閣来てくれいって、ああいうことを宣伝してやるということは大変やっぱりいかんということです。これは。

(記者)
 そうなると、説明としましては、去年の委員会では、確か私の取材では5月中に詳細調査を始められないと全体の工期に影響してくると聞いた記憶があるんですけど、その工期はどう思われますか。

(市長)
 工期はきちっとやっていけば間に合うと聞いてますがね、僕は。

(記者)
 5月中にでしたらできるんでしょうか。詳細調査というのは。

(市長)
 できるんでしょう。やりたければ。

(記者)
 文化庁の許可はいつになりますか。許可申請は。

(市長)
 許可申請はいつになるだろ。次のスケジュールどういうふうだった。

(当局)
 先ほどから話ありましたように、石垣部会を開いて文化庁申請という手続きですので、まず石垣部会をできるだけ早く開催できるように調整をしているところです。それは引き続き文化庁の申請、それから調査の開始というのを早急に進められるように今、調整しております。

(記者)
 4月中に開きたいと前回おっしゃってましたけど、まだできる見込みが立っていないということですか。

(当局)
 そうですね。今まだ日程を調整しておりますので。

(記者)
 そうなると、5月7日に入城禁止を発表して、そもそも詳細調査は最初の予定では去年の11月ごろからだったという記憶があるんですけど、半年以上おくれてるということでよろしいですか。

(当局)
 一度スケジュールの見直しをしておりまして、詳細調査自体は今年の1月から始まると。昨年の委員会でも日程示させていただきましたけれども、根石の調査自体は早ければ5月ということで予定させていただいておりましたので、若干5月7日から始められるというところではおくれが出ますけれども、半年おくれているという認識は今のところ私ども持っておりません。

(記者)
 5月に始められるんでしょうか。今月中に始められるので間違いないんですか。

(当局)
 今ちょっと調整中で、なかなか今の時点で確たる日程は申し上げられないです。

(記者)
 部会を開けない理由はなぜですか。なぜ部会を開けないんでしょう。

(当局)
 1つは、私どもの部会を開くために、どこを根石の調査をするかというようなところを正確に定めまして、それを部会に諮るという手続きが必要かと思うんですけれども、ちょっと私どもの取りまとめの作業、測量現況調査、穴蔵の測量調査、現況調査を発掘調査に先立ってやっておるんですが、そちらの取りまとめのほうに若干手間取っておりまして、それが石垣部会の開催がおくれている主な理由かと思います。

(記者)
 部会の先生方の都合じゃなくて、名古屋市側が手間取っているということですね。

(当局)
 そうですね。今の時点で私どもの取りまとめに手間取っているということです。

(記者)
 あまり仮定の話を聞くのは心苦しいんですけど、そういう手間取ったりですとか、前回の天守台調査についても、書類も不備があってすぐに(文化庁の)許可が出なかったじゃないですか。で、5月にできると言われてもですね、どうかなと。信用できないなと思いますし、何なら天守閣の完成時期もおくれが出るんじゃないかと思うのが当然じゃないでしょうか。

(当局)
 今の時点では私どもはできるだけ早急に調査できるように調整しているところでございます。

(記者)
 エレベーターを設置するかどうかというのが5月中に市長が判断されるっていうふうに聞いてたんですが、それは5月中にということで変わらないですか。

(市長)
 はい、それはそういう予定で進んどりますけど。

(記者)
 5月のいつぐらいかという時期はもう少し細かく言えそうですか。

(市長)
 まあまあ、まあちょっと後にしていただきまして。いろいろ努力しておりますので。

 それから、石垣については何遍も言いますけど、ほとんど多くの皆さんが石垣の上に天守の荷重がかかってると誤解されておりますので、ちゃんと書いてくれないかんですよ。熊本でもそうです。何遍も言っておりますけど、名古屋城の石垣の中にはケーソンで、多分7,000トン以上あるんでないかという。瀬戸大橋の下にありますコンクリートの塊ですよ、ああいうのが入っておりまして。そこに全部荷重をかけとると。そこからとっとるということで、石垣の上には乗っているということも言えんのじゃないかと。荷重はかかっていないと。乗っているという表現が正しいかどうか知りませんけど、荷重はかかっておりませんので。それから熊本城においても、コンクリートパイル6本だったか8本だったか、コンクリートパイルが打ち込んでありまして、そこに熊本城大天守は全部荷重がかかっております。熊本城の天守の石垣は、内側はちょっと崩れておりますけど、外側は12センチだったかな、13センチだったかな、下がったということが事実でございますけど。違いますので。あそこも、そういう意味では近代工法を使って石垣の上に荷重はかけていないということですので、そこらへんちゃんと言っといてもらわんと、こないだもタクシー乗ったら運転手さんがそれ知らなんだと。そうかね言って。そう思っとった言って。普通からいや石垣の上に全部乗っとりゃ下からやっていかないかんわな全部言って。いや、それ違うんですよって。そら知らなんだと言っとられたタクシーの運転手さんがお見えになりました。


◎市長の海外出張について

(記者)
 パスポートはもし明日見つかったら、その場合はどうなんですか。今日中に判断されるってことでしたっけ。

(市長)
 明日見つかったらというのは、それはどうなるか知らんけど、行ける状況だったら行きますよ、やっぱり自分で。行ける状況なら。諸般の状況が。そのときの周りの状況によるんじゃないですか。

(記者)
 どっかの知事は秘書課に預けるとかっていう話もしたじゃないですか。今後の再発防止で。パスポート。そういうのはお考えは。

(市長)
 まあ、よう分らんですね、これね。それでもええですけどね。別に。そのほうが楽ですけど、こっちも。私用では全然行きませんので。それはそのほうが楽ですけどね。今まで何回か知りませんが何十回かは外国行ってますけど、こういうことは一遍もないもんだで。そりゃ大変申しわけないということですわね。


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