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平成29年4月24日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2017年5月9日

ページID:92901

報告事項

  • 市長選挙後最初の定例記者会見を始めるにあたっての思い
  • 名城公園(北園)営業施設のオープンについて
  • 浅田真央選手への表彰について

会見動画

報告内容

◎市長選挙後最初の定例記者会見を始めるにあたっての思い

(市長)
 それでは、4月24日(月曜日)ですが、会見を始めたいと思います。おはようございます。

 初めに、選挙後、初めてということでございますので、若干、思いを述べてちょうということでございますが。ほんとに共同記者会見でも言いましたように、私は選挙に2回落選しておりますので、当選してからはいっぺんも落ちとりませんけど、2回落選をしておりまして、商売もやっておりましたし、正直言いまして、これで落ちたときにはやっぱりこういう政治はもういいかと。日本の政治の中ではこれ、やっぱりぼんぼんといいますか、組織と言いますか、そういう経緯で、諦めるというか、そういうふうに思ったこともございましたけど、でもいろいろ続けてまいりまして、そのときの落ちたときの心理ってわかってるというか、体験してきましたので、これは当選させてもらうということは、どえらけにゃあありがたいことなんです、これはね。そういうことで、繰り返しですけど、応援していただいた皆さんには、ありがとうございますと。サンキュー・ベリーマッチ、アイ・ラブ・ユーというのを。ほんとにそういう気持ちになる。どえらい違いですからね、落ちたときと。

 それと、来年はまた、どこでどういう機会があるかわかりませんけど、具体的に僕が前に言っとったのは、まあ名古屋城の天守の木造化。ちょうど僕じゃにゃあ方の人が、ストップ木造化500億とウェブに、ポスターか、大きく書いてあるみたいなものですから、ストップ木造化の方だったものですから。こちら側がやるほうですので、一種の住民投票みたいなものだと。だで、非常にええことだで、その選択でどうぞ考えてくださいよと。木造化賛成する人は気に入らんかわからんけど、河村さんと。で、木造化せんでもいいと、コンクリートで修繕しやええがやと、共産党が申しておりましたけど、それがいい人はこちらのほうへと、いうふうに読み取れます。それからあと、減税もね、何でわしは減税が金持ち優遇になるのか、ようわかりませんけど、その意味が。金額は、日本の税は所得に税率をかけますので、定額とかそういうのじゃないですから、それと累進税率が認められとらんので、金額はようけ払っとった人のほうがようけ戻るということですけど、そういう人はもともとようけ払っとったということなので、そういうことで言っとりましたけど、それも選択しりゃすでええわなと。

 特に、このマニフェストにぎょうさんありますけど、やっぱりなんと言っても木造化ですね、名古屋城の。政治の制度というのはやっぱり何十年かたつと変わってきますので、何十年か経たんうちに変わってきますわね。だで、ものすごいパーマネントなものではないんですけど。名古屋のお城の文化というのは、やっぱり言っとりましたけど、100年でここを目指して、1000年名古屋で宝としてみんなで大事にするということですので、極めて大きい話ですね、これは。僕はとにかく名古屋の市民の皆さんの非常に深い名古屋市に対する郷土愛というのを感じましたね、これ。よう声をかけられまして、私自身もそうですけど、私もこれ400年住んどりますけど、残念ながらお城が燃えちゃってコンクリートでということで、非常に情けない思いをしとったわけです、正直言いまして。そこにほんとにこんな昭和の実測図がある、金城温古録がある、実は国宝の1号は名古屋城だったとかですね、こういう話というのは詳しく知ったのは、代議士になってからだから、金城温古録の中身なんかは、市長になってからです。こんな大事なものかと、世界の宝だがや言って思っておりましたので、皆さんの名古屋人の名古屋市を愛する郷土愛を大変深く感じたと。その辺は、マスコミの皆さんより市民のほうが進んどるんでにゃあかと深く思いましたね、これ。

 ということで、この選挙の結果は、ともかく800万名古屋市の税金を使うんだで、河村くんも。ちゃんとそれを名古屋城の木造化なら木造化一つに絞って言いますとね、ちゃんとやり抜けよという主権者たる名古屋市民の大変厳しい命令をいただいたというふうに認識しております。そんな認識です。なかなか肩に重たい荷物が、とはあんまり感じんようにしとりますけども、やっぱりこれは命令でしょう、市民の皆さんからの。そう思いますね。それが全体的な感想でございます。

 

◎名城公園(北園)営業施設のオープンについて

 今日は、「名城公園(北園)営業施設トナリノのオープニングセレモニー」についてご報告します。

 既にお知らせしておりますとおり、名城公園(北園)では、事業者の公募を平成27年度に行い、整備を進めておりました民設民営の営業施設「トナリノ」がこのたび完成し、4月27日(木曜日)にオープンする運びとなりました。

 営業施設内には、カフェやイタリアンレストランといった飲食店のほか、コンビニエンスストアが入ります。また、名城公園のランナーの方を初めとするスポーツ利用の方にも多く利用されているということで、シャワー室やロッカールームを備えたラン・サイクルステーションやスポーツ用品店もあります。

 魅力あふれる施設が完成した名城公園を、多くの方にご利用いただきたいと思います。

 オープン当日は、午前10時からオープンセレモニーを開催し、当施設の名誉館長・野口みずきさんにもご出席いただきます。一般の方の参加は自由、申し込み不要となっておりますので、皆さん、お誘いあわせの上、ぜひともお越しください。

(当局:今、市長からご説明いただきましたとおり、平成27年度に公募をしてまいりました民設民営の営業施設「トナリノ」という名称に決まりましたけれども、こちらが2017年4月27日(木曜日)にいよいよオープンする運びとなりました。

 施設の内容について、今、市長からご説明いただきましたので、私からは施設の景観について、主に少しだけ説明をさせていただきます。

 こちらは、公園の中から撮影させていただいた写真なんですけれども、ご覧のとおり非常に公園になじんだデザインとしていただいておりまして。1階部分は大きな広場となっておりまして、広場からこちらに設けられた大きい階段なんです。これを昇っていただきますと、南側にそびえる名古屋城の天守閣がこういった形で臨めるような開放的なテラスとなっております。)

(市長)
 せっかくこうなっとるんだでよ、焼ける前の写真使わないかんわな。合成ですと書いて。

(当局:現状の眺めでございますということで、こちらをさせていただいておりまして。大津通り側から見ていただくと、こういった形になるんですけれども、全体的にウッドデッキをベースとしていただいていますので、大変おしゃれな景観が目を引く形になっているかなと思います。さらにこちら、名城公園の出入り口です。こちらですとこのあたりになるんですけれども、こちらに名古屋城の石垣をモチーフにした銘板が設置されておりまして、この「トナリノ」施設全体が名城公園の新しいランドマークとして設置させていただいております。

 この「トナリノ」は、地下鉄名城線の名城公園駅、2番出口から徒歩約2分のところにございます。ぜひともたくさんの方にこの施設を通じて名城公園へお越しいただきたいなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 以上です。)

(市長)
 シャワー室はあるだろ。

(当局:シャワー室ございます。)

(市長)
 これはランニングした人は喜ぶわな。

(当局:喜んでいただけると思います。)

(市長)
 ただか、どういうふう。

(当局:1人1回500円という形になっておりますけれども、回数券を買っていただくと、さらにお安くご利用いただくことが可能です。)

(市長)
 安いか高いかわからんけど。風呂はないの。サウナ風呂はないか。

(当局:サウナはございません。シャワーだけで、汗を流していただいて。)

(市長)
 一杯飲むとこは。

(当局:イタリアンレストランがございますので、そちらでお飲みいただくことができます。)

(市長)
 ビールも出ると。

(当局:ビールもございます。)

(市長)
 焼酎も出ると。

(当局:焼酎は、常時メニューとしては取り扱っていないんですけれども、事前にご予約いただく際に、その旨をおっしゃっていただければ、提供することは可能ですというふうになっておりますので、ぜひとも事前に。)

(市長)
 ボトルキープじゃなしに、今日わしが行くけど、焼酎飲むで、焼酎を用意しといてくれというわけか。

(当局:さようでございます。)

(市長)
 なるほど。それはええことかもしれませんけど。それもひとつの考え方。

 なかなかランニングをするところで、ほんとにシャワーやなんかあって、さっぱりできるようなどえらい喜ばれるところがありますよと、これね。

(当局:そうですね。)

(市長)
 夜は何時までやっとるの。

(当局:夜は店舗ごとによって、営業時間は異なるんですけれども、シャワー室も遅くまで開いております。)

(市長)
  遅くということは。

(当局:夜の午後10時半(正しくは10時)まで。)

(市長)
 午後10時半(正しくは10時)までか。それじゃ、夜走るランナーも使えるわけだ。

(当局:はい。)

(市長)
 カプセルサウナはないか。

(当局:ございません。)

(市長)
 カプセルはない。

(当局:すみませんが。一応、ロッカーはございますので、荷物を預けていただいて、走っていただいてという形です。)

(市長)
 どうせ入るなら、風呂も置いてあったほうがおもしろかったのにな。まあ、ええけど。シャワーでもええですけどね。

 

◎浅田真央選手への表彰について

 それから、報告は以上でございますが、平成29年4月10日(月曜日)に引退を表明されました女子フィギュアスケートの浅田真央ちゃんに対する表彰について、お話をいたします。

 浅田真央選手は、と書いてありますが、浅田真央ちゃんは、フィギュアスケート界において、数々の輝かしい成績をおさめられまして、代名詞でありますトリプルアクセルにこだわり、さまざまな試練や困難にも立ち向かう姿は、市民に夢や活力を与えていただきました。

 また、演技だけではなく、真央スマイルと言われるぱっとその場が華やぐ明るい笑顔で、日本だけでなく、世界中の人々から愛され、明るい希望を与えていただきました。

 顔つきが観音様みたいな顔をしてございます。なかなかありがたい感じがしますよね、真央ちゃんは。

 それで、このたびの引退に際しましては、改めて浅田選手の功績をたたえるとともに、本市としての感謝を表したいと考えております。

 表彰の時期など具体的なことについては、決まりましたら後日お知らせいたします。

 ということで、以上でございます、私からは。

質疑応答

◎市長選の得票率と投票率について

(記者)
 市長選についてなんですけれど、昨日の記者会見の時点ではまだ、得票数が出てなかったんですが、今回、市長は得票率67.84%を獲得されました。この数字について、ご所見お願いします。

(市長)
 得票率が上がったいうのは、どえらいうれしいことで、得票率は若干、候補者の数によって違うって、どういう人が出とるかということで、ちょっと違いますので、過去では共産党の関係の方が単独で出るときは高い得票率出とるときありますけど、今回みたいな状況の中では、なかなかの応援をいただいたかな、と思っておりますけど、票が増えたことも、きわめてありがたいですね、これ。前回が42万7,542票で、今これ45万4,837ということですから、3万票あまり。1割にはいきませんけど、増えたということは、自分自身としては、うれしいわね。まあ給料を減らした甲斐があったということで。わかっていただいておったかな、市民の皆さんはね。ありがたい思いですわ。

(記者)
 昨日の会見でも質問出たんですが、投票率のほうが下がっておりまして、それで昨日、市長のお考えも聞いたんですけど、昨日来、市長は一種の住民投票のようなものだと、今回の減税、それから木造化などについて。住民投票というにはちょっと、やっぱり過半数50%ぐらいの投票率は必要じゃないかと思うんですけれど、そういう観点からはいかがですか。この数字、投票率。

(市長)
 なんかあると、そういう難しいことばっかり言わっせるけど、まあ本当に昨日も言ったように、直接ちょこっと下がったのは、前は自民党と共産党の両公認候補が出てましたからね、これ。それだけ、しのぎを削ってやられて、自民党さんのほうもいろんなとこで、演説会やって、何百人てたくさん集められたということだったので、まあその影響が大きいと思いますけど。まあしかし、その天守閣木造というのは、これは文化の話ですよ、これ。もし本丸御殿でやっとったら、どういうことになったかと思いますけど、これ。こんなふうにはならんかったと思いますけど。それと、割とマスコミのこと言うとなんですけど、いろいろご批判がものすごいあって、「名古屋の郷土愛」なんていう記事は、ほとんど見たことにゃあんですけど、僕の中でです。まあやっぱりすばらしいんじゃないんですか。文化という話で、こうなるということは。思いますけどね。住民投票としては十分な数字だと思いますけど。じゃにゃあか。

 

◎市長任期中の衆議院選挙への対応について

(記者)
 それと、これも昨日質問が出た、改めてなんですが、昨日は、当確が出たばっかりということで水を差すなと言われたんですが、一夜たちまして、4年間の市長任期はまっとうされるということでよろしいでしょうか。市民から、ちゃんとやれっていう命令をいただいたと先ほどもおっしゃったんですが。

(市長)
 それはまあ、まっとうするつもりで頑張るということでしょ。

(記者)
 「つもり」は、外せないですか。

(市長)
 いや、そら人間、酒飲み過ぎて死ぬこともありますし、そりゃまあ、わからんですよね。そういう人間の運命は。だけどまあ、精一杯やるいうことに尽きるわけですよ、これ。

(記者)
 具体的にお尋ねしますと、衆議院議員の今の議員の任期が来年12月に切れまして、それまでに確実に衆院選があるわけですが、再来年のお正月も河村市長ということでよろしいでしょうか。

(市長)
 それは精一杯やらさせてもらうということでいいんじゃないんですか。それは。そう思いますよ。

 

◎東山動植物園への超目玉動植物の導入について

(記者)
  公約に、東山動植物園の超目玉動物導入ということをおっしゃっていたかと思います。既に、ラーテル、メキシコウサギなど、そこにしかないものがあるかと思うんですが、具体的にどんな動物を検討されていますか。

(市長)
 とりあえず、人任せじゃねえけども当局にはちゃんと考えてちょうって、前から言ってあります、これ。予算もちゃんとつけてやるでと。だで子どもさんだけでもにゃあけども、せっかくね、260万人かな、今、来てござるし。名古屋で熱田神宮ってでかいのありますけど、ほんとに親しまれとる施設だもんでね。だで、考えやあと、具体的にこれだと。

 まあ一応ちょっと役所答弁みたいなことで言うと、一応ゾウの群れ、群れにおるアジアゾウの繁殖というのか、飼育というのは一応東山の目玉にするのが、今までの流れだったみたいだね。本当は、マスコミはこれ書かんで不思議なんですけど、もう2頭、スリランカからゾウが来る予定だったけど、すかたんなっとるわけです。実は、これ。

 それをなかなかだと言ってましたけど、まあそれも1つだよね、1つだけど。何ぞにゃあかと、びっくりするようなのは。ちょっと早よ、考えやあと言っとるんです。これ、どうなってるの、おらんでいかんけど。

 動物園、動植物園とあれ、緑政土木局に言ってありますよ。市民の皆さんが喜んでわっというようなやつだったら、予算でちゃんと予算どりさせていただいてもいいし。

 展示方法もありますけどね。この間、誰か言うとったけど、アメリカで熊の、何ですか、檻、檻いう言い方はいかんか、熊のところで、人間がようテレビ出てくる、海の中にサメがぎょうさんおるところに、ちょっとした檻の中に入っていってやるやつありますよね。あれ、近所からサメが襲ってくるやつ。ああいうような格好で熊のとこで、そういうのが大人気だいうのもある。そういうやり方もあり得るけどね。熊が、足で蹴っ飛ばしたりするわけですよ、大抵。なかなかおもしろいですよ、これ。といういき方もあるけどね。

 だからやっぱりまあ、何か一つほしいわね、本当に。東山にしかないものというのを。これが。みんなが本当に喜ぶ、世界の人が見に行こうかと思うような。

 ユキヒョウがおもしろいですが、あれありますからね。ユキヒョウ、モンゴルの。

 なんかどうしたらええか、こういうのはな。公募するいう手もあるわな、これ意外と。意外とね、これ。人気のあるやつ出て来るやろうから。今のとこ返事はだから、緑土なり動植物園から聞いとらんのです。これをやめて、これでいきましょうよ。今んとこにゃあけど。

 まあちょっとおもしれえのは言っとるけど、この間の鳥インフルエンザの中で、3匹の鳥ちゃんが鳥インフルエンザにかかって、死なずにすんだという奇跡の、神がかった鳥がおりますので、みんなで拝むと。これはすごいですよ。まず、天災、鳥インフルエンザのいわゆる感染の中で、感染しても残ったという、自然的なものから生き延びたということで、結構、殺処分しなかったという、すごい危機から人生大逆転鳥っていうんですかね。そういうのは神がかっとっておもしれえと思います。まだちょっと出せん言ってましたけど、早よ出してみんなで拝もみゃあて。不老長寿鳥というのはありますけど。

 すみません。なるべく早いとこちょっと言えるようにしたいんですけど。

 

◎名古屋城天守閣について

(記者)
 すみません。ずっと、こだわってらっしゃるお城の今後のスケジュールの件でございまして、寄附活動されるというのが、今日の朝刊で「100億円目指す」というようなお話があったんですが、今日、今朝もなんかいくつかおっしゃってましたけれど、改めてそこのお考えをお伺いできますか。

(市長)
 まああの、きちっと、それはまだ役所で決めたわけではありませんけど、質問がありましたんで、本丸御殿が50億ですから、まあ天守はやっぱり、その倍ぐらいあってもいいでしょうかというニュアンスで、「100億」と申し上げたということで、これから正式には決めますけど。ぜひお金自体は、こういう金余りの時代で貧富の差が激しいけど、今の名古屋の市債とか、今の日本の国債は、いわゆる借金ではありませんので、いわゆるですね。だから、起債でできますけども、反対に起債でやったほうがいいんですよ、実は。なぜかというと、役所は独占だから。民間でもやっぱり借金はやる、いわゆる借金する。民間の場合、銀行の利益に入りますから、借金ですけど、やっぱりそれは努力するわけですよ、経営者として。返さないかんから。その借金を返そうというオグリゲーションというか、義務っていうのは、それが経済を発展させるんですよ。頭下げたにゃあ人にも下げるんです。値段下げたら、ものも下げたりするということで、本当に起債というのは非常に実はいいんです。特にそれ役所だから、かえってそのほうがいいんです。

(記者)
 起債のことは非常によくわかってますので…

(市長)
 それでやれるんだけど、この間も100万円ご寄附されて、現金持って来られた人もいる。300万持ってきた人もありますからね。道中でも、名古屋城におったときに、早よ、やってくれいうて。外国人だったね、あれ、どこの人だったね。女の人で。5万円だとかたしか言っとったけど、寄附するかっていう声が本当にようけありますんで、皆さんそういう善意が集まると言うて、皆の手でつくっていくというお城だと、名古屋のお城だというふうにお気持ちがたくさんあるんで、ぜひちゃんと決めまして、広く呼びかけて。

(記者)
 朝方、そのおっしゃったのは、いくつかそういう民間の団体を、市がまとめるようなマネジメントみたいな仕組みをつくるみたいなことを、おっしゃってたんですけど、そういう考え方でいいんですか。

(市長)
 まあやっぱり自発的に各グループがいろいろやっていただくのがええんで、名古屋市としてはその、相談役という感じと、若干、説明しに来てくれ言うたときに、しに行ったりとかいうぐらいの活動にとどめてですね。やっぱり、この僕の気持ちはですよ、1個でなんか、バシッと行って、必ずその団体に入って寄附してもらうという、あまりそういう気持ちはないですね。

(記者)
 なるほど。

(市長)
 いろんな寄附してもらえる団体が、それぞれあってもいいじゃないかと。だけど、一応ちょっと補足しとかないかんし、こういうご時世ですから、万が一、変な詐欺的なことがあるといけませんので、そこら辺はきっちりやっぱり管理を、監視じゃないでね。一応のチェックはさしていただくようには、したいと思っていますけど。

(記者)
 なるほど、わかりました。

 最後にお伺いしたいんですけど、昨年の11月14日の市長会見では、寄附の件、熊本城の一口城主の件から、私が質問していたんですが、そのときにこの寄附に関してはどうだとお伺いしたときに、寄附とかそういうことはしなくてもできるんだというふうなことをおっしゃって、寄附の必要性を感じないというような趣旨のお話をされたと思うんですが、それはやはり、お考えがちょっと変わってきたということですか。それとも、ちょっと財政スキームとして、厳しいものがあるからこういうふうに、寄附も必要だというふうに考えが改まったということでよろしいですか。

(市長)
 いや、全然違いますよ。財政は全然、問題ありませんから。

(記者)
 じゃあ、この11月14日の「必要ない」という考えを、改めたということですか。

(市長)
 これは、起債のことを相当言っとったんじゃないですか、そのタイミングっていうのは。

(記者)
 起債のことじゃないですよね。寄附の件でお伺いしたときに、名古屋は大きな莫大な貿易黒字を抱えているから、だからそういう寄附とか、そういうことをしなくてもできるんだと、必要ないというような方式でお話してたんですけども、それはお考えが変わられたということでいいですか。

(市長)
 これで、起債でやるゆうのは、僕の考え方からすると、大変ええことですから。僕は零細企業やってますと、税金とかね、税金はもともとありませんし、寄附とかいうのは、非常に危機感を弱らせるんです。だから、やっぱり常に、利息を払わなきゃ、それだけ儲けないかんという、そういうプレッシャーが発展させるんで、だからもともとあるんだけど。まあ、たまたまそれが、前から思っとって、寄附を僕はやめると言ったことはないですよ。今まで。いっぺんもないと思います。だけど、そういうやめるつもり、ようしないというつもりはにゃあけど、現実的にこうなってきたら、やっぱり本当に寄附する人はおいでになりますんでね、これ100万円、現金持ってくる人があったということになってきて、選挙中でもようけの人に声かけられて、あとになると、ちゃんときちっとやらないかんなということにはなったんで。

(記者)
 市民から、そういう寄附のお話だとかいっぱいあったから、寄附も受け入れていかないといけないなというふうに、お考えがなられたと。

(市長)
 いやいや、もともと寄附でもやろうと思っていましたけど、寄附を排除するとは言った記憶はにゃあ。それはいいことじゃないですか。だけど、いろいろあるんだ、とこすればいわゆる財界ね、財界の方が個人的に応援していただくのは、大変ありがたいけど、そういうものはそういうものでありがたいですよ。だけどやっぱり名古屋のお城は、天下普請で30万人来たと言われてますんで、つくるのにそれはね。起債の寄附じゃないけど。大工さんかなんかわかりませんけど、そういう精神で、平成の天下普請でいいじゃないんですか。名古屋城。これは、大工さんじゃない人たちが、やっぱり寄附でお願いするというのがいいですね。本当は起債を持ってもらうといいんだけど、それも若干できるんだけど、ほとんどが現実的に言うと、例えば何とか銀行とか、何とか証券とか、さっとやりますんでね、なかなか1人1人の方に行き渡らんわね、それが。本当は起債、債権者なってもらうと一番いいですよ。よくわかるから。ああ名古屋って利息もらえるんだこれ、言って、これ、何が借金なの言ってこれ、財産じゃないのってこれ、わかりますわね。

 それと、やっぱり起債って続きますからずっと、友達を誘ってこうとか、名古屋城はやっぱりみんなで、儲けるというのか、そういう活動を参加しようという気持ちになれるわね、債権者だと。だけど、それなかなか個人のとこ行くの、難しいんだよ。ばらばらに売ると、一部譲ることはできるんです。大きいやつをばらばらでいうと、その管理費いう別のもので、どえりゃあ大変になっちゃうと。だで一括引き受けで××銀行にばんってやって、うまいことになってね。ちょっと話が長くなりましたけど。

 

◎3期目の抱負について

(記者)
 改めてで恐縮ですけども、3期目の抱負といいますか、名古屋城を推進していくというお話。

(市長)
 1番あれは、世界4大都市や。ロンドン、ニューヨーク、パリ、ナゴヤ、これが一番凄い。

(記者)
 そのためには何を。

(市長)
 そのためには、そんなもんぱっとわかるけど、ロンドンはビッグ・ベンがあるでしょう。ニューヨークはエンパイア・ステート・ビルディングがあるでしょう。パリは凱旋門があります。じゃあ、名古屋は何かつくらないかんですよ。誰が言ってもランドマークですわね。ぱっとイメージがつながるもの。やっぱり名古屋のお城の天守の目標と、世界に1個、これが夢が実現されたら。夢物語だったもん、正直言って。僕らの小さいがきっちょのころからよう行きましたけど、親父やおふくろと。あれは木造なんて、まず図面があるって知らなかったですわ、小さいころから。それのがあると、世界4大都市のまずきっかけにはなる。まずきっかけですよ、それは。かけがえのないきっかけ。

 

◎市長選の得票数について

(記者)
 投票率が下がったところで、得票を増やされたというところで、さすが河村さんは違うと思ったんですけど、とはいえ、前回、前々回、66万票とられていて、今回45万に増えましたから、それでもその21万票、そこまでは戻していないという印象を受けますけど、45万というところは、どう評価したらいいですか。66万票と比較して。

(市長)
 66万のときはやっぱり、住民投票がありましたからね。だから議会に対するまだ、それは僕は相当、このままあると思いますよ、不満が、市民の中に。議会、議員というものに対する。だから、その部分がちょっと違いますわね、今度は。3分の2で決められちゃいましたから。給料上げるの。

(記者)
 若干増えた部分というのは、そこの不満もあるということなんですか。

(市長)
 そりゃ、あります。私は肌で感じますから。やっぱりかわるな、あんなこといかんだろういうて。いうのはありますけど、住民投票の場合は、これからそれを変えるというステップのとこだったんでね。だから市民並み給与とか、800万にしようという人たちは、みんな投票所行かれたでな、これ。一旦、残念ながら減税日本も12人しかとれなんだもんだで、いろいろありまして、そこの部分があらわれとるんじゃないかな。

(記者)
 もう一度、その66万票をとられたときみたいな思いとかを盛り上げるために、どうしたらよかったんですか。

(市長)
 わざわざそのためということはないけど、やっぱり議会改革については、やっぱり本当は国政へ出ていくことになるんだろうけど、この間、富山でもあんだけのことがあって、元の木阿弥になるわけでしょう、これ結局。だもんで、まあこれからもどういうふうに取り組んでいくかちゅうの、具体的にね。そらいろいろありますよね、いきなり800万の条例出すのがええのか悪いのか知りませんけど、とかね。やっぱり…

 

◎議会改革について

(記者)
 無作為抽出の話、いつもされますけど、それは具体的にはどういうふうに動かすんですか。まもなく、金曜日からは3期目が始まりますから、もしやられるのであれば、早々にでも。前からするっておっしゃっているような気がしますけど。

(市長)
 前から言ってますけど、本当の筋からいうと、まず議会に今のままではいかんと思うけど、私もこんだけの一票を信任というか、市民から議会改革も言ってましたので、ちゃんとやってもらえんですかと、私は市民の気持ちとしても、今のままではええと、皆さん思っとると思わんよというの、まず言ってみるのは、まず議会に対しては自主的な、自律的な改革を求めるのが必要だと思うけどね、まず。問題はそのあとですわ。

(記者)
 だから、それはおっしゃられるように、例えば、それをいつまでに何か成果がなければこっちからもういっぺんやりますよということはあるんですか。

(市長)
 だからまず、あれでしょう。市民討論会をやらないかんでしょう、いくらなんでも。無作為抽出の人が、全部はなかなか難しいと思うけど、僕。ある程度、司会ができる人もおらんし。だで、そういう人たちで、市会議員さんの給与のあり方、それから定数となると、またむちゃくちゃになってきますけど、任期制とかいうことについていっぺん。それ、議会基本条例に書いてあるんじゃないですか、あれ。確か。前読みましたけど。自らの給与を決めるときは市民の皆さんの意見を聞いて決めるって書いてあったんじゃない、あれ。

(記者)
 それは書いてありまして、そこには例えば、議会報告会をやりたいと。そのあたりは予算化を求めているけど、答えはない、というようなことは彼らはいつも言っています。

(市長)
 議会報告会、つけてもいいけど、公平にやってもらわないかんですよ、しかし。本当にこれ。大変なことになるんですわ。衆議院に議会報告会はない。何でか言うたら、なんか公平にやって議事録読むことになっちゃったら、それはいかんもんだで。そりゃ僕はそうなら昔から良い言ってんですよ、本当に。それか議会やったらどういって、何も議場でやらんならんことねえから、これは。議会そのものを出張でね。ということはやりますよ。意地で止めとるんじゃにゃあけど、わし、あのときのビデオや、テープか聞きましたけど、あれはちょっと悪いけど、某政党の何か政経報告会みたいな状況になっとった。あれはいかんわ言うんだわ。そら共産党も含め、僕もそうですけど、議会の中で議会報告会、何が行われてるって、共産党の意見はどうだった、それから河村さんはこう言った、いうことはやっぱり公平な意味でやってくれないと、税でやるんだから。そういう意味ですよ。

(記者)
 それは担保されるのが難しいという見解ということですか。いずれにせよ、議会改革というところは、3期目も訴えていかれるということでいいんですか。

(市長)
 いいです、それはいいです。

 

◎名古屋城天守閣について

(記者)
 さっきのお城の話なんですけど、寄附金の話については、収支計画を変えるものではないということですね。要するに500億のスキームは起債、基本的には起債に乗じてという形ですけれど。これについて寄附金を、例えば100億であれば、500億のうちの100は寄附を充てる、残りの400を入場料収入で充てるというようなスキームもつくりかえるというようなお考えがあるんですか。

(市長)
 基本的には、変わりませんけどね。いっぺんで500億やるんじゃないですから、起債を起こすとき。何回かに分けてやりますので、本当にたくさん集まれば、それはそれで、あとで修正するのは、問題ないと思いますけどね。

(記者)
 ですが、5年くらいで完成する予定ですね。22年12月に完成する予定であれば、それは5年間かかるようになのか、さらにね、返済計画が50年、長期スパンですけど、その寄附って言うのは、本丸御殿の場合はある程度、150の寄附くらい集まらないと、その他の補助金等、入らないとそういうリスクがあるスキームでしたけど、そこまで厳しいものにするお考えはない。

(市長)
 それは、あまりないですね。ほかに運営費もかかりますしね。はじめの建てる500億だけじゃなくて、途中のいろいろ天守閣なら天守閣でもかかるんでしょう。運営費だとか。何十年…

(記者)
 寄附金を集めるときに、ある程度縛りをつけないと、なかなか集まらないようにその有志、有志というか自主的に持って来られる方は別ですけれど、ある程度そのくくりをするというかね、本丸御殿のときもかなり、市の方が必死に集めて回った。そのときは当時市長が財界にもされてますけど、そういう部分で、ある程度50なら50って目標を定めて、そのスキームを決めたことで集まったという分もあると思いますけど、今回はあくまで、プラスアルファというところにとどまるんですね。

(市長)
 プラスアルファになるか、寄附金が集まれば、それは別に趣旨は同じですから、500億の起債がいっぺんにするわけじゃないから、少なくなっても、全体の趣旨から問題ないし、だけど天守閣、まあどうやって書くかですけど、天守の木造復元並びにその、その、なんですか。まあ何かわかりませんけど。それにまつわる費用というんですかね。いうくらいところで、集めるということになるんじゃないかな、これからですけども。これから決めますけど。せっかくお気持ちがあるのに、断ってはいかんでしょう、やっぱり。

(記者)
 それは担当局もね、その代表する基金のようなものをつくりたいと言ってます。

(市長)
 言ってるでしょう。

(記者)
 それ、それをつくれば受け入れっていうのはしやすくなると思いますけど。

(市長)
 はいはいはい。

 

◎敬老パスについて

(記者)
 敬老パスなんですけども、私鉄への利用拡大というのは、4年前の選挙でもおっしゃっていて、今回もおっしゃっていましたけど、4年前に言っていて、今回もおっしゃってるということは、あまり進んでいるように見えませんけど、今度始まる3期目にその敬老パスの私鉄への拡大というのは、どんなスケジュールなんですか。例えば、本年度内にこんなことを始めるとか、そういうようなところの具体的なスケジュール感とか含めてお考えはあるんですか。ずっと言いっぱなしに聞こえるんですが。

(市長)
 そうなってはいかんでね、1番最初の北区の、上飯田線、一番目の前にあるやつは。あれらも含めて、ちょっと話をまとめるようにしますわ。スケジュール感、言いっぱなしじゃいかんで。僕はタクシーを強調しとるんだわ。うん、タクシー。

(記者)
 昨日、ちょうど帰りに名タクさん拾ってね、乗ったんですけど、敬老パスの話が出まして。ちょっと懸念してたのは、ただで乗れると思われてるのを、ドライバーの人は。マナカにチャージして、そこから1割引きになることを、あまり理解されてなくて、もし乗られて、ただになるんじゃないのって言われたら困るんだよねって言ってました。

(市長)
 そら困る、確かに。

(記者)
 そのあたりは、周知されて。

(市長)
 敬老パスでタクシーただで乗れたら、そら極楽どりみたいだな。

(記者)
 1割引きですから、そこは、誤解を招くんじゃないのかなという心配をされている方がいました。

(市長)
 わしも名タクに乗ってどうでゃあって聞いたら、問題はその人、ドライバーはチャージの金額が足らんかった場合どうするか、ちょっとまだよくわからんのだわということを言っとった。乗ったら3,000円で、残額1,000円しかなかったら、どうするか。そういうお話です。ぜひ宣伝したったちょうでゃあよ。せっかく、名タクさんがやったげたことだもんで。やっぱりようけ乗ってもらわないかんわなは言っていましたわ、そりゃ。1割減るで、わしらが持つんだわ言っとったわ。

(記者)
 それは、企業努力。

(市長)
 ようけ乗ってもらわんと、いうのは皆さんの力次第じゃないんですか。

 日本中でこれはないんじゃないの。福祉の方はあるけど、こういう敬老パスでタクシーっていうね、1割引き。初めてじゃないかと思われますわね。

 ちなみに私が、選挙中にやってくれいうて言ったわけじゃないからね。そういうことをわざわざいうと、わざとらしいいうかわからんけど。タクシーで1割引きをやってちょういうのはだいぶ前から、もう何年か前から頼んどりましたけど、たまたま選挙中になって、びっくりしましたけど、それは。選挙中にやってくれ言うたことはいっぺんもないですから。

 

◎中小企業支援について

(記者)
 名古屋市内の中小企業の経営者の方からですね、地域に合った、地域ごとにもうちょっと細分化して、中小企業支援政策をやってほしいという声が上がっておるんですけども、その点について市長、どうお考えでしょうか。

(市長)
 それは、地域ごとに細分化したということはどういうこと。中川区なら中川区なりの…。

(記者)
 製造業の多い地域とかございますよね。中村区は中村区で…。

(市長)
 金属加工が多いとか。

(記者)
 はい。今の市の中小企業政策だと、市全体一緒くたにやってしまうもんですから、どうも中小企業さんのニーズとマッチできない支援政策はちょっとあるものですので、その辺を何か…。

(市長)
 それは確か、中小企業家同友会でも言っとったような気がするな。

(記者)
 同友会でも、それ問題になりましたけども。

(市長)
 そうでしょう。

(記者)
 同友会以外の方もそういう声が上がっていますので、改めてこれから、中小企業支援政策、どういう風なお考えで。

(市長)
 グッドアイデアじゃないですか、それ。

(記者)
 確かにそうなんですけど。

(市長)
 ほんだで、ちょっといっぺん、相談してみますけど。また縦割りの話が出てくるんでしょう。区役所が出てきて。ほんで市民経済局だわね。たしかに出とったわ、これ。それをじゃあ、早速検討させていただきます。

(記者)
 今後、検討しますと。

(市長)
 ええ、まあ検討して。官僚答弁じゃなくて。わしは商売をする人を応援するのは、わしはこれ、レーゾンデートルですんで、本当に検討させていただきます。

(記者)
 市民経済局の、組織の改革とかもいろいろ含めて、いろんな。

(市長)
 そこを中小企業家同友会には話すようになっとるんだけど。まあできた言っとったわ、一応、市民経済局と。ほんだけど、担当者が2、3年で替わってってまうもんで、なんとかならなんですか言ってましたね、本当に。

(記者)
 それも問題ですけど、その辺をどういう…。

(市長)
 いや、それは問題ですよ、これは。で、一応官僚答弁でいくと、ちゃんと引き継ぎますわって言うんですけど、そういうもんじゃにゃあね、やっぱり。やっぱり割り勘でにゃあといかんで一杯飲んで、仲良しになるというのは大きいですけど。それが替わっていった場合、引き継いどりゃええっていうものじゃにゃあもんで、それを、そうだな、この間のいった議論のところをフォローせないかんな。それも入ってましたよね。入ってました。でもまあちゃんとやりますわ。

(記者)
 これから、どういうふうにしていくかというお考えを。

(市長)
 はいはい、ええ。

(記者)
 ありがとうございます。

(市長)
 企業を倒産させんように努力するいうのは、実はものすごくいいんですよ、経済的な意味は。これは。しっかりやります。はい。ちょっと、覚えといてちょうよ。市長室も。

 

◎3期目の目標について

(記者)
 3期目の目標、目指すことについて、もう一度お聞きしたいと思います。名古屋城の話はよくわかりましたんで、名古屋城以外で話して、3期目こういったことを…。

(市長)
 まああまり、ものすごい多いしゃべとってもいかんで、まあ、やっぱりそりゃあ産業の力を、今でもまあ日本一だと思います。世界一に近いと思いますよ、この地域は。絶対落とさない。そういう面では、やっぱり国際競争力のある国際展示場をつくるというということが、非常に重要です、実は。それがまあ稼ぐ力になって、福祉を充実させると。それが一つあります。

 名古屋城の文化はまあ別として、やっぱり子どものあれですね、悲鳴に応えていくと。それは、いわゆるいじめだけじゃなくて、成績がちょっとあんまりよくなくてと、それから発達障害がちょっとあってということで、本人の悩みと、まあおっかさんがみんな、これで悩んじゃうわけですよ。

 今だと、まだ相談に2カ月とかあるんですよ、これ。だからここのところをもっと、個別対応で、もっと早く個別対応できるには、どうしたらええかということが、これ私はまあ。ほんとはちょっと予算つけるつもりだったんだけど、ちょっと調整がとれずと、これ。このままペンディングになりましたけど。

 もうとりあえず、今日も指示したところですわ。そういう個別対応、相談相手に、おっかさんのね、悩んどるおっかさんの相談相手になってくれるマンパワーが要るわけよ。ウーマンパワーが。それをどこにもとめるかっていうのが、ものすごい重要です。これは。

 いろいろ考えておりました。あんまり言うとまた、あれだもんだで。

 

◎レゴランドの集客について

(記者)
 レゴランドが4月1日に開業しましたけども、市長、ちょっと一部ではあんまり、思った以上にお客さんが入ってないとの情報も入ってるんですけど、市長はどのようにお考えですか。

(市長)
 わしはまあ零細企業やってきましたんで、こういうことについては、実はどえらいデリケートで、いろんなところで情報も収集しておりまして、ちゃんと採算ラインに乗る、乗らせないかんと。同じ、企業努力ですけどね。しかし、名古屋市であんな巨大な駐車場つくったり、それからペデストリアンデッキ、だで200億使っとるんですよ。レゴで300億、合わせて500億、名古屋城と同じなんですよ、あれ。だで今、さまざまな指示をして、分析をしとるとこです。調査をしがてら。

(記者)
 ご心配ですか。

(市長)
 心配してる。応援するとこは応援していきたいと思っておりますし、ほんで市役所の職員に言っとるのは、それは自助努力ではあるけど、しかし担当が2年、3年経ったら、わしら、おらんなってまうというふうな精神ではいかんぞよ言って。

(記者)
 支援策も今、検討なさっていらっしゃる。

(市長)
 まあまあ、そういうことですね。まあだけど、具体的には、まだ踏みこんどらんけど、まずどういう状況なのかということで、とりあえず今のところは、連休の人の出を見させてほしいというのは、言ってますわね。そりゃそうだろうなと。であと、ようネットに出とることやら、わしもスマホで、それぐりゃあのグーグルぐらいは見れますんで、見ますと。それはね。商売というのは恐ろしいですからね。ほんとに商売は恐ろしいですよ。いかんようになるといっぺんにペケになります。ええときはぐわあなりますけど。既にいろんな指示をしまして、動いとりますけど、選挙中だったけど。はい。

 

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