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平成27年9月14日 市長定例記者会見

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このページを印刷する最終更新日:2015年10月1日

ページID:72820

報告事項

  • 名古屋・シドニーランニングフェスティバルの開催について
  • この道ひとすじ「尾張名古屋の職人展」の開催について

会見動画

報告内容

◎台風18号の影響による記録的豪雨について

(市長) はい。それでは、皆さん、こんにちは。9月14日(月曜日)の会見を始めたいと思います。

 

 報告に入ります前に、台風18号の影響による記録的な豪雨で、鬼怒川の堤防決壊など、東北・関東地方において甚大な被害が発生したことにつきまして、被害に遭われた皆さまに、心からのお見舞いを申し上げます。

 

 名古屋市としましては、茨城県に50万円の見舞金を贈呈することといたしました。見舞金の贈呈時期などにつきましては調整中のため、皆さまへは詳細が決まり次第、別途ご報告させていただきます。

 

 15年前、平成12年9月11日から12日にかけて発生しました集中豪雨、いわゆる東海豪雨や、昭和34年の伊勢湾台風により、水害の恐ろしさを経験しているこの地方としましても、今回の災害は、人ごとではないと感じております。安否不明の方々のご無事と、被災地の一刻も早い復旧・復興を願っております。

 

 ということで、私も、何べんも言っていますけれど、伊勢湾台風のとき、小学校5年でしたので、うちも当時、木造で、壁が全部抜けまして、半壊になりました。ということでして、本当にあのときは情報がなかって、テレビもなかったと思いますけれどね。

 

 いつも言っとることの他に、印象としましては、それから飯が食えんようになったで、確かトンボラーメンというラーメンだったと思いますけれど、あれから食った、インスタントといっても煮とったような気がしますが、あのトンボラーメンというのが、どえらいうまいラーメンだったなというふうに。長細いやつですけれどね。

 

 この間、あるところで言っとったら、「いや、河村さん、そのころ、やっぱりあったで」ということで、その記憶は正しいなという話がありまして。

 

 それと、やっぱり、次の日が真っ青なものすごい青空だったですけれど、名古屋だけじゃないですけれど、5000人を超える方が亡くなられまして、あんな、本当に大不幸があったということが、全然分からんかったですね。テレビも新聞もないし、全然分からん。それと、すごい青空なもんだで。

 

 そういうことですので、よっぽど注意しとっても不足はないというんですけれど、いっぺんこの鬼怒川なんかも、本当は、もうちょっとたつと資料が出てくると思いますけれど、やっぱり過去の災害の歴史だわね。何といっても。

 

 名古屋は今、相当、皆さんでいろんな古文書を読み解いたりなんかしておりますけれど、目の前にある小さい小川でも、過去、あふれたことがあらへんかとか、本当にパッと見るとちょこっとした裏山でも崩れてきたことがあらへんかとか。鬼怒川も、いっぺん過去の歴史をちょっと検証して。そのうちにそういうのが出てくると思いますけれど、名古屋の皆さんも。

 

 どういうふうで調べたらええか分からんけれど、市として相当きちっとやらせていただいておりますけれど、過去の災害の歴史が繰り返しますので。当たり前のことですけれど。ぜひ最大の注意を払っていただきたい。また、そのためにこちら側もやっとりますので、またいろんなこと、分かったことは、市民の皆さんにご報告をしたいと思っております。

◎名古屋・シドニーランニングフェスティバルの開催について

 それから、今日は初めに、名古屋・シドニーランニングフェスティバルの開催についてです。

 

 名古屋市とシドニー市は、今年、姉妹都市提携35周年を迎えます。9月20日(日曜日)に、シドニーでは、シドニーマラソンが開催されます。シドニーマラソンは、高橋尚子さんがマラソンで金メダルを取ったことで皆さんの記憶にも残っている2000年のシドニーオリンピックを記念し、2001年から始まった南半球最大規模のマラソン大会です。

 

 名古屋では、このシドニーマラソンと同じ日に、姉妹都市提携35周年を記念しまして、庄内緑地でマラソンイベントを開催いたします。10.5キロを走るクオーターマラソンには370名、1周2.3キロを6周するリレーマラソンには70チームの292名、全体で662名の申し込みをいただいております。

 

 開催に当たっては、名古屋ウエストライオンズクラブさんから多大な協賛をいただいております他、さまざまな企業のご協力をいただいておりまして、大変感謝をいたしております。

 

 また、姉妹友好都市をPRするブースや、シドニーのタロンガ動物園と姉妹動物園である東山動植物園のブースなども出展する予定です。

 

 このようなイベントを通じまして、市民の皆さんに姉妹都市シドニーを身近に感じていただけるよう努めてまいりたいと思っております。走る方も走らない方も、皆さんもぜひ気軽に遊びに来てちょうだいということでして、職員からもPRをさせていただきます。

 

(当局:この名古屋・シドニーランニングフェスティバルは、マラソンだけでなく、シドニーやオーストラリアにちなんだステージイベントやブースを用意しています。オーストラリア先住民の楽器のディジュリドゥの演奏や、オーストラリア人留学生、シドニーマラソン参加者のトークイベントなど、さまざまな催しを予定しています。

 

 ランナーでオーストラリアにちなんだ衣装で走った方には特典もあるなど、走る方も、走らない方も、オーストラリアに親しみを持ちながら楽しんでいただくイベントになっています。ぜひ9月20日、皆さん庄内緑地に遊びに来てください。以上です。)

 

 何だと言った。楽器は。楽器の名前は。

 

(当局:ディジュリドゥです。)

 

 何?

 

(当局:ディジュリドゥ。)

 

 ディジュリドゥかね。

 

(当局:ディジュリドゥです。)

 

 ディジュリドゥということで。ありがとうございました。高橋尚子さんは、あれだったかな。シドニーマラソンだったんだな。えらいもんで。マラソンで金メダルを取るというのは、これはまたどえらいことですので。思い出しますわね。

◎この道ひとすじ「尾張名古屋の職人展」の開催について

次に、名古屋の優れた職人の技を紹介します、この道ひとすじ「尾張名古屋の職人展」の開催について、ご報告します。

 

 この行事は、今回で32回目の開催となりますが、昨年は14万人以上の方が来場されており、今年は9月25日(金曜日)から27日(日曜日)までの3日間、オアシス21「銀河の広場」およびNHK名古屋放送センタービル「プラザウェーブ21」で開催します。

 

 主催は、名古屋市、名古屋市技能職団体連合会、名古屋伝統産業協会から構成される「尾張名古屋の職人展」開催委員会です。

 

 今年も56の参加団体・個人による技能作品の展示や即売・製作実演が行われ、多くの職人技が一堂に会し、間近で見ていただける唯一の機会となっております。各ブースでは、提灯(ちょうちん)づくりやミニ畳づくり、革を用いたキーホルダーなどの製作の他、丸太切りやカンナ削り、豆腐づくりなど、普段なかなかできないような体験に挑戦していただけます。

 

 今年初参加となる名古屋伝統工芸「わざもん衆」は、有松絞り、名古屋黒紋付、名古屋扇子などの伝統産業に携わる若手中心のグループで、若い人にも手に取ってもらえるようなカラフルでポップなストールや、名古屋友禅と名古屋提灯のコラボによるフロアスタンドなど、新しい感覚の作品をこれまでに発表しておりますので、注目していただきたいと思います。

 

 今日はちょっと普通と違うけれどこれも有松絞りですが、この間、鳴海絞りの方が、「河村さん、有松絞りばっかりじゃないで、鳴海絞りも、有松・鳴海絞りというふうに言っといてちょうよ」ということがありましたので、そういうふうに書いたっていただくと、鳴海の人も喜ぶかなということです。

 

 これは、ちなみに、買ったやつですので。なかなか、気持ちええですね。さらさら、さらさらしとってね。ということです。

 

 ステージでは、26日(土曜日)午後3時から、ベストレザーニスト2015の山本耕史さんのトークショーが行われる他、津軽三味線の演奏や帽子ファッションショー、手打ちきしめんの実演などにより、一層会場を盛り上げます。大人の方は日本の伝統技術を懐かしく感じ、また、お子さまにとっては新しいものとして、楽しみながらものづくりに興味を持っていただけると思います。

 

 25日の開場式には私も出席します。ぜひご家族の皆さんでお越しいただき、素晴らしい職人技に触れ、名古屋の優れた伝統の技を、より身近に感じていただきたいと思います。

◎2018年世界女子ソフトボール選手権大会の誘致について

報告は以上ですが、本日発表させていただきました2018年世界女子ソフトボール選手権大会の誘致について、お話をさせていただきます。

 

 日本ソフトボール協会が、開催都市未定のまま立候補している2018年開催の世界女子ソフトボール選手権大会につきまして、愛知県ソフトボール協会からの要請を受けまして、名古屋・愛知開催に向けた誘致を行うことが決定しました。

 

 誘致が成功すれば、来年2016年には日本陸上競技選手権大会、再来年2017年には日本選手権水泳競技大会、さらにその次の2018年にはこの世界女子ソフトボール選手権大会と、名古屋において大規模大会が連続して行われるようになります。

 

 野球・ソフトボールは、2020年東京オリンピック追加種目の候補として挙がっておりまして、追加種目として決定された際には、地方開催分を名古屋に誘致したいと考えております。

 

 この世界女子ソフトボール選手権大会が、名古屋において開催されるということになれば、オリンピックの競技誘致に向けた大きな布石にもなると考えております。ぜひ誘致を成功させ、大会を盛り上げていきたいと考えております。

 

 私からは以上です。

質疑応答

◎台風18号の影響による記録的豪雨について

 (記者)
 先ほど冒頭で、50万円の見舞金を台風18号の被害に遭われた方にというお話があったのですが、今のところ、被災地からの復旧の応援というのは、名古屋市への要請等というのは、どういう状況になっていますでしょうか。

(市長)
 今のところは、被災地からの要請はございませんので、こちらは、できることは何でもやろうという気持ちでおりますけれど、東京までみたいですね。最近、ちょっと知らんで分からんけれどね。

(当局:関東まで。)

(市長)
 関東までですね。関東までですので。向こうのご都合もありますので、勝手に行くのもちょっといけませんので、要請があり次第、これは努力したいと思っております。

(記者)
 今の東日本豪雨に関して、現状、例えば市長のところに、現地でこういうところでいろいろ問題が起きているとか、こういう何か対応が必要だったとか、反省点とか課題のようなものが出ていて、それが市長の方に何か情報が入っているとか、プラス、名古屋市として今後、今、東海豪雨の後、しっかり対応されていると思うのですが、これをきっかけにまた何かやらなければいけないだとか、やっていこうかなとお考えの点があれば、ちょっと教えていただきたいと思います。

(市長)
 今のところは、僕のところには。ちょっと当局は知りませんけれど、僕のところには、格別の情報は入っておりませんけれど、先ほど言いましたように、日光鬼怒川が洪水で堤防が切れるというのは、ちょっと、なかなか予想がつかんかった話です。

 が、それは、名古屋に住んどる人間にとってということなのであって、やっぱり、先ほど言ったように、その地域の災害の歴史というやつを、本当にしっかり検証しないといかんと。たぶん、たぶんですよ。何百年か、1000年前か分かりませんけれど、たぶんあったんでないかなと。私は直感的にですね。大体繰り返しますもんで、そう思いますね。

 だで、日本中で。名古屋は今、古文書を読んだりということを徹底的にやっておりますけれど、先ほど言ったとおりですけれど、そういう過去の、自分の住んどるところ自体がどういう災害があったかというのを、ちゃんと知ること、また行政がその情報を提供するというのは、どえらけない重要なことだと思いますね。

(記者)
 名古屋市内の治水関連施設の点検等の予定というのは、今後、ございますでしょうか。

(市長)
 治水関連施設。

(記者)
 ポンプ場だとか。

(市長)
 普段にやっておりますけれど、予定というか、普段の定期のやつはやっておりますわね。当然のことながら。その他の新しいものについても、本当はやらないといかんですけれど、ようありましたのが、こればかり言っとってはいかんけれど、地下鉄の中に水が。ふたでこうやって止めとるんですけれど、そこから水が漏れたことがありましたわね。

 で、あのときに、わしも民主党、国会Gメンのリーダーをやっておりましたので、ちゃんとそのときの現場の点検表を見せてくれと言ったんですわ。そうしたら、判が同じ方向にダーッと押してある。「これはお前さん、そんなもん、後でバーッと押したに決まっとるがや」といって。一個一個どうやってやっとったか、いっぺん見てりゃあということで、あれは、結局そういうことだったということですので。

 あれから、言ったけれど、やっとるかの。ほんだで、実は、災害のバックアップみたいなものについては、全部いっぺん点検しろと。はんこが同じように押していないかと。サッと。ということを言ったんですけれど、やっていますかね。ちょうどええ質問ですけれど。

 あれは地下鉄だったけれど、地下鉄に限らず、要するに福島のあれもそうですわ。原発も。そういうようなことで、特にバックアップするものについては、よっぽど気を付けんと、手抜かりがあるわけですわ。やっとるきゃあ、これ。

(当局:基本的に、災害が起きれば、当然そういった点検というのは各課でやっているはずですので、やっていると思います。今回の特に豪雨について言えば、まだこれから評価の方をすると思いますので、そういったことで新たな視点が見つかれば、そういったところも含めてやっていくことになるのかなとは思いますが、現時点では、まだ今は応急対策時期ですので、そういったところにはまだ至っていないというふうに思っております。当然、過去の災害の部分については、いろいろ関係機関でやっていると思います。)

(市長)
 やっておりますけれど、今言ったやつを、ちょっといっぺん、それじゃあ、わしも。2年か、3年前になりますよ。地下鉄の、水が入ったやつ。そのときに、バックアップについては、全部そのはんこが、ちゃんと一個一個見て、現場の人間がちゃんとチェックしたのか。同じ方向にズラッとはんこが押してあるのか。ちゃんと見てちょうよ。もう1回。

 全部、指示して、やってくれと言ったけれどね。地下鉄ばかりじゃなしに。あのときに。どうなっているんだ。

(当局:一度確認をしてみます。)

(市長)
 うん。確認してちょうよ。ということですので、まあ、なかなかね。本当に災害というのは、こういうふうで起こるんですわね。

(記者)
 よろしいでしょうか。では、市長定例会見は、これで終了とさせていただきます。

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